ウェルネスの運営会社は、ウォンツと同じツルハグループドラッグ＆ファーマシー西日本です。ある程度はウォンツと同じ特徴を持っていると考えられるでしょう。
ただ、店舗の種類が違うと微妙な違いが出てくるものです。実際、ウォンツと合併してツルハの傘下に入ったのは2015年と比較的最近ですから。
それでは、ウェルネスはどのような特徴を持ったドラッグストアなのでしょうか。
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ドラッグストアウェルネスとは
ドラッグストアウェルネスの企業情報
ドラッグストアウェルネスの事業内容
ドラッグストアウェルネスでは主に「物販事業」と「介護事業」の2つを事業展開しています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 物販事業
保険調剤から一般医薬品のほかに健康食品や化粧品、洗剤などの日用品まで取り扱うことで、お客様が健康で豊かな暮らしづくりができるようお手伝いしています。
ドラッグストアウェルネス専用のポイントカードやアプリ以外に、楽天や花王などと提携することでよりお得に商品を購入できるよう取り組んでいます。
2. 介護事業
地域に貢献する取り組みとして、少子高齢化社会でも安心して豊かな生活が送れるように介護センターを松江と米子の2箇所に設けています。
介護センターでは福祉用具の販売やレンタル、介護しやすいよう住宅改修のサービスを行っています。
相談コーナーでは福祉用具の使用方法や介護食の相談を承っています。
ドラッグストアウェルネスの強み
ウェルネスは店舗数が比較的少ないですが、ウォンツの無い鳥取県に多数の店舗を持ち島根県にも店舗を展開しています。
それら二つの「人口の少ない県」に絞ってサービスを展開することによって、過疎化が進む地域の医療に大きく貢献しているのです。
特に「在宅医療」に力を入れていて、地元住民に愛されています。
ユーザー目線の利便性の高さが、ウェルネスの強みです。
ウェルネスの年収は高い？ 低い？
ウェルネス単体での平均年収は公式で公開されておらず、口コミサイトでも不明です。
口コミサイトではウォンツとウェルネスの運営会社である「ツルハグループドラッグ＆ファーマシー西日本」全体の年収を口コミ投稿によって、公開しています。
口コミサイトであるカイシャの評判によれば、平均年収は全体で421万円、販売促進で550万円、登録販売者は383万円、薬剤師は350万円だそうです。
ただ、薬剤師に関しては非正規雇用の人の投稿者が多い傾向があります。
正社員だともう少し年収は上がるでしょう。
登録販売者より年収が低いなんて、ドラッグストアではありえませんから。
いずれにしても特別年収が高いということはなさそうです。
ウェルネスの総合職と薬剤師の待遇の格差はどれくらいあるの？
ウェルネスで募集されているのは、総合職と薬剤師です。
薬剤師の中には「OTC薬剤師」と「調剤薬剤師」の二種類がありますが、調剤薬剤師の採用がメインとなっています。
総合職の募集は2017年10月現在皆無。
ウェルネスは、あまり積極的に中途採用を行っていないのかもしれません。
薬剤師の勤務条件を求人から抜粋すると、正社員の月給は29.5万円以上、パートの時給は2500円となっています。
正社員の場合ボーナスは年に2回あり、昇給は年に1回あるとのことです。
その他、正社員は社員旅行や通信教育制度、LTD制度など多数の福利厚生が受けられます。
パートの場合でも、有給休暇の取得や社員割引制度などの利用が可能です。
ウェルネスの採用活動と求人の傾向
特に変わった採用活動は行っておらず、ウェルネスは新卒採用をメインとして採用活動を行っています。
中途採用も薬剤師は数件ありますが、常時多数の求人があるとは言い難く地域によっては全く見つからないということもあるでしょう。
ツルハグループの中でも特に求人数が少ないです。
ウェルネスが人材募集に力を入れている地域と、地域密着サービスとは
鳥取県と島根県を中心としているので、当然その二つの県に強いです。
70店舗中30店舗は鳥取県に、40店舗は島根県にあります。
ウェルネスはこれらの地域に対し、ドラッグストアや調剤薬局を展開するだけでなく、宅配サービスなど在宅医療を提供し、更には介護事業も行っているのです。
島根県には「介護センター松江」があり、鳥取県には介護センター米子があります。
それぞれが行っているサービスは、福祉用具の貸し出しと販売・自宅の回収などです。
店舗の中で気軽に介護に関することを相談できるほか、車椅子や杖・シルバーカーなどを実際に見て選ぶことができます。
地域に貢献したい、地元が好きな方にオススメ
ドラッグストアウェルネスは、地域密着型のドラッグストア・調剤薬局です。
介護支援サービスや宅配事業など、地域住民に愛される取り組みを多数行っています。
「個人としての仕事を重視したい」という方や、「地域に貢献したい」という方にはオススメの企業と言えます。
ドラッグストアウェルネスの口コミ・評判
ドラッグストアウェルネスは、ツルハグループドラッグ＆ファーマシー西日本の経営するドラッグストアです。
店舗数はそう多くないですが、安定した人気を誇るドラッグストアの1つです。
ではこのウェルネスの給与や福利厚生はどんなものなのでしょうか。
転職の難易度と併せて、口コミから判断していきましょう。
・給与に関しては特に高いという感じはないです。本当に平均額と言っていいでしょうね。
・薬剤師ですがパートで働いていました。時給も悪くないし有給休暇や社員割引の適用があったので、悪くない職場だったと思います。
・地域密着型なので、地域によって店舗数に差が大きくあります。島根県在住の人には転職しやすいドラッグです。
・福利厚生がしっかりしてます。通信教育なども受けさせてもらえますよ。
・採用は新卒メインという感じがします。中途採用の情報も公式サイトに載っていますが、新卒でないと門が狭い感じです。
勉強会などサポート制度がある
資格取得に対するサポート制度があり、研修が受けられます。
勉強会も開かれるんですが、ウェルネスとウォンツとでは多少の違いがあるようです。
私はウェルネスの勉強会に参加していますが、実りのある内容でとても助かりました。
資格取得後は、年に一度の研修が設けられているのですが、個人の休みを一日使って参加することになるのが少し気に入りませんでした。
地域密着なのでやりがいがある
地域密着の企業なので、地域に貢献しているのだと実感できる。
地元が好きで何か貢献したいという方にとって、とても良い企業だと思います。
給料も20代のうちは羽振りがいいので、特に不満はありません。
個としての働きが重要
基本は仕事がパターン化しているため、チームで行動するというよりもそれぞれが自分がやるべき仕事を理解した上で動くといった雰囲気。
ただ、その「個としての働き」が結果としてチーム行動のような連帯感を生んでいるように思います。
自分の思うまま動いて仕事がしたいという方には、良いのでは？
ドラッグストアのチェーン店としては、給与は平均値ですが、口コミをみてみると福利厚生に力を入れているのがわかりますね。
ただ店舗数が少ないというのが、転職のネックになりそうです。
ドラッグストアウェルネスへの転職難易度
公式サイトでも中途採用の情報を載せていますが、数字から見ても新卒の採用に軍配が上がっています。
普通に公式サイトや店舗での採用を目指すのは、いささか困難といえますね。
加えて地域密着型のドラッグストアなので、島根県以外の中途採用枠は狭いと言っていいでしょう。
地域によっては店舗が全くない場所もありますので、その点は注意が必要です。
転職難易度はどちらかというと狭い、と思われます。
ドラッグストアウェルネスへの転職成功確率をアップさせる唯一の方法
ウェルネスに転職を考えた場合、やはり転職エージェントの利用がおすすめになります。
実は公式サイトに載っている採用情報だけが、採用の全部というわけではないのです。
この非公開の求人情報も、転職エージェントならつかんでいるケースが多いです。
公に募集していないからと諦めずに、転職エージェントに依頼を出してみると、転職率がアップします。
また給与などの交渉も、エージェントに任せられますので、転職活動も安心して行えますよ。
ドラッグストアウェルネスへの転職に強い薬剤師転職サイトおすすめ3選
ドラッグストアウェルネスへの転職を考えている薬剤師の方におすすめの薬剤師転職サイトは以下3つです。
- 薬キャリエージェント（エムスリーキャリア）
- ファルマスタッフ
- マイナビ薬剤師
上記した薬剤師転職サイトのうち、1社ではなく複数者に登録して転職活動をすると転職成功率が上がります。
その理由や転職サイト各社の強みについて詳しく解説していくので、ぜひチェックしてみてください。
１．薬キャリエージェント（エムスリーキャリア）
薬剤師へ向けた転職支援サービスである『薬キャリエージェント』の運営はSONYグループのエムスリーキャリアが担っており、その点でも十分に信頼性が高いことが伺えます。
エムスリーキャリアには医療業界において20年近い実績があり、高い業界知名度から質の高い求人情報を有しており、調剤薬局から企業薬剤師、そして人気の高い病院薬剤師まで幅広い職種を取り揃えているのが特徴です。
特に病院とのつながりは強く、業界の事情に通じ、スピード感のあるサポートが魅力です。
薬キャリエージェント公式サイト：https://agent.m3career.com/
２．ファルマスタッフ
『ファルマスタッフ』は全国に調剤薬局チェーンを展開し、ジェネリック薬品の供給などでも知られる日本調剤グループの運営している薬剤師専門の転職支援サービスです。
業界に通じていることを活かした求人企業への面接同行サービスなど利用者への手厚いサポートでも評判で、近年では得意とする調剤薬局だけでなく、他にも薬剤師の関わるドラッグストアや病院など、幅広い求人を増やしており、質・量ともに業界でも高い評価を受けています。
ファルマスタッフ公式サイト：https://www.38-8931.com/
３．マイナビ薬剤師
『マイナビ薬剤師』は転職で起こりやすい「ミスマッチ」を防ぐため、また転職の経験が少なく不安という人に向けて面談に力を入れており、手厚いサポートが受けられると評判の転職支援サイトです。
転職業界においてリクルートグループと並び称されるその高い知名度と営業力により、全国の拠点からくまなく求人情報を収集しているので、特に地方での転職を考えている薬剤師にとって利用しやすいサービスだと言えるでしょう。
マイナビ薬剤師公式サイト：https://pharma.mynavi.jp/
