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薬剤師の雇用形態、それぞれの向き不向き

薬剤師のお仕事を「正社員」、「派遣」、「パート」の3つに分けて、それぞれの向き・不向きについてを徹底解説!

正社員、派遣、パートと、薬剤師の働き方にはいくつかの選択肢が存在します。雇用形態が変われば収入や条件にも違いがあり、また薬剤師一人一人で抱えている事情も異なってくるでしょう。

したがって「すべての人にとってベストな働き方」を紹介することはできません。

「なんとなく、正社員が一番いいんじゃないの?」
「派遣なら高収入になれると聞いたけど…」
「主婦なら、パートしか無理なんでしょ?」

というふうに、その働き方の一面だけを見てチョイスしてしまうことはあまりオススメできません。それぞれのメリットやデメリットを理解した上で、後悔のない選択に活かしてください。

ここでは、薬剤師のお仕事を「正社員」、「派遣」、「パート」の3つに分けて、それぞれの向き・不向きについてをわかりやすく説明します。より自分らしい働き方を見つけ出すヒントにお役立てください。

各雇用形態のメリット・デメリットのまとめ

「正社員か、派遣か、パートか…私には、どの雇用形態が向いているの?」とお悩みの皆様へ。まずは、各スタイルの比較をまとめた表で全体のメリット・デメリットを確かめてみてください。

   正社員 派遣 パート
安定感 × ×
収入面
福利厚生
自由度
転勤・異動 × ×
責任 ×
スキルアップ ×

収入や福利厚生などについては職場ごとに違いがあるので、一概にご紹介することは難しいのですが、それぞれのメリットやデメリットはおおよそ上表の様なイメージとなるでしょう。

以下では、「どんなタイプにどんな雇用形態が向いているのか」に焦点を当てながら、それぞれのメリットやデメリットを詳しく説明しています。納得できる転職を成功させる参考にご覧ください。

こんな人は「正社員」薬剤師向きカモ!

正社員薬剤師には、以下の様なタイプの方が向いています。

  • 手厚い福利厚生や、安定した雇用にこだわりたい
  • 残業や休日出勤、転居を伴う転勤・異動に対応することが可能
  • スキル・キャリアの向上や、やりがいを求めている
メリット
薬剤師が正社員として働くことで得られるメリットには、以下の様なものが挙げられます。

・キャリア・スキルの向上を目指せる
正社員には、パートや派遣の薬剤師が関わることのできない責任の伴う業務・ポジションに携わるシーンが多々あります。

レベルの高い業務に携わるということは薬剤師本人のスキル・キャリアアップにもつながるので、向上心の強い方ややりがいを求める方にはピッタリな働き方だと言えるでしょう。

・福利厚生が手厚い
福利厚生や賞与(ボーナス)、退職金などが手厚いという点は、正社員として働く大きなメリットの一つです。とくに女性薬剤師の場合、産休や育休にも関わる重要なポイントでもあるでしょう。

・雇用が安定している
薬剤師を雇用する企業や薬局にとって、パートや派遣は一時的な臨時の人材です。対して正社員の場合、なんらかの問題や原因がない限り解雇されることもないので、先の雇用がある程度安定しているでしょう。

長く同じ職場で働き続けたいとお考えであればオススメの選択肢です。

デメリット
一方、正社員として働く場合には以下のデメリットを理解しておく必要があるでしょう。

・残業や休日出勤を断ることが難しい
手厚い福利厚生や安定した雇用を受けられる替わりに、正社員は残業や休日出勤を断りづらいデメリットが存在しています。

これらによってプライベートな時間に業務が食い込んでくるケースも多く、スケジュール管理が難しいことがテーマとなるでしょう。とくに育児や家事に忙しいママ薬剤師となれば、大きなネックになりそうです。

・転勤を命じられるケースもある
全国チェーンの大手ドラッグストアーなどでは、転居を伴う転勤や異動を命じられる可能性も念頭に置いておくべきでしょう。

上記でも触れましたが、結婚や育児など家庭の事情から転居が不可能である場合は、転勤のない職場か正社員以外の雇用形態に的を絞った求人選びが重要です。

・給料がなかなか上がらないケースも多数
「薬剤師は高収入だ」と言われていますが、業務内容や負わされる責任に対して収入が見合っていないと不満を抱く方も珍しくはりません。

昇給が伸び悩むケースも多いので、薬剤師の場合は同じ場所で働き続けることが高収入につながるとは限らない様子。収入アップを目指すのであれば、転職でステップアップを目指す方が賢明かもしれません。

こんな人は「派遣」薬剤師向きカモ!

派遣薬剤師には、以下の様なタイプの方が向いています。

  • 正社員ほど忙しい業務には抵抗がある
  • でも、パートよりも高収入を目指したいと考えている
  • プライベートを守りながら薬剤師として働き続けたい
メリット
薬剤師が派遣として働くことで得られるメリットには、以下の様なものが挙げられます。

・パートよりも時給が高額であるケースが多い
時給で働くスタイルには、派遣以外にパートという選択肢も存在していますね。しかし具体的な時給を見比べてみると、パートよりも派遣薬剤師の方が高額な時給で募集されているケースが目立ちます。

場合によっては、正社員よりも高収入になることも…。

・期間限定で働くから、職場のトラブルに悩まされるリスクも低い
派遣は定められた契約期間限定で働くスタイルです。そのため、職場で発生する対人トラブルによるストレスに関しても、期間限定のものとなるでしょう。

職場が合わないと感じた際には、正社員よりも抵抗なく職場をチェンジできるメリットもあります。

・プライベートを守りながら働くことができる
派遣先企業(職場)は派遣薬剤師に対して勝手にサービス残業を命じることができないと法律で定められているので、就業時間以降のプライベートな時間を守りながら働くことも可能です。

デメリット
一方、派遣として働く場合には以下のデメリットを理解しておく必要があるでしょう。

・ずっと働き続けたい職場と出会っても、契約が切れてしまうことがある
相性のいい職場と出会えたとしても、契約が満了すれば働き続けることはできません。もちろん契約が更新される可能性もありますが、それも保証されているものではないのです。

派遣として働くのなら、いつかは契約が切れてしまうリスクを覚えておきましょう。

・正社員ほど責任のある業務やポジションに携わることができない

これはパートにも同じことが言えますが、派遣薬剤師は正社員のような責任のある業務や、重大なポジションに携わることができません。

責任を負わなくても良いというメリットにもつながるポイントですが、仕事にやりがいを求めるタイプであれば、あまりオススメできる選択肢とは言えないでしょう。

・即戦力になる薬剤師として、ある程度のスキルが問われる

責任を負わされることはありませんが、同時に調剤業務やコミュニケーションスキルなど、即戦力として活躍できるスキルが求められる働き方でもあります。

自信がもてない場合は、未経験者を歓迎している職場から無理なく派遣薬剤師としての第一歩をスタートさせてください。

こんな人は「パート」薬剤師向きカモ!

パート薬剤師には、以下の様なタイプの方が向いています。

  • 家事・育児や、資格取得のための勉強などの事情により、フルタイムで働くことが難しい
  • 生活スタイルに合わせて働きながら、かしこく収入を得たい
  • ブランク期間があり、無理なく少しづつ復帰を目指したい
メリット
薬剤師がパートとして働くことで得られるメリットには、以下の様なものが挙げられます。

・スケジュール管理がしやすい
時間給で働くパートというスタイルは、残業もなく、生活スタイルに合わせて様々な働き方をチョイスできる選択肢です。

とくに小さなお子様を育児中である場合や、資格取得のための時間を確保したいタイプの方にはピッタリな雇用形態なのではないでしょうか。

・転勤や異動の心配がない
「パート薬剤師を転勤させてはいけない」という決まりがあるわけではありませんが、パートを転勤させるよりも現地で新規採用した方が低コストに抑えられる点や

転居に応じることのできるパートが少ないなどの理由から、わざわざパートに転勤を命じるケースはありません。転勤や異動の心配をせず働き続けることができるでしょう。

・大きな責任を背負うストレスがない
仕事にやりがいを求める方にとってはデメリットになりうるポイントですが、パート薬剤師は責任のある業務を任されるリスクがありません。

したがって精神的な負担も少なく、より気軽に働くことが可能です。

デメリット
一方、パートとして働く場合には以下のデメリットを理解しておく必要があるでしょう。

・キャリア・スキルアップは望めない
接客や調剤などの業務では、基本的に正社員もパートも似た様な仕事を行うことになりますが、たとえば在庫管理や新人薬剤師の教育などの様な責任の伴う仕事に関しては、正社員に任されることがほとんどでしょう。

したがってパート薬剤師が業務を通して技術・経験値を向上させることは難しいカモ。

・福利厚生が薄い
パート薬剤師にも福利厚生が存在するケースもありますが、それでも正社員ほど手厚い内容とはならないでしょう。単純に毎月のお給料を稼ぎ出す時点ではデメリットに感じにくい問題ですが、女性薬剤師の場合は産休や育休の取得にも関わる重要なポイントです。

・「薬剤師のお仕事」以外の雑務に追われることも
ケースによっては、接客やレジ打ち、商品の補充、電話対応やFAX送信に至るまで、「これって薬剤師の仕事じゃないんじゃない!?」と感じさせられる雑務に追われてしまうケースも珍しくはありません。

もちろん薬剤師である以上は一般のパートよりも高時給なのですが、薬剤師としての仕事以外の雑務に携わることに不満を感じるタイプには向いていない選択肢でしょう。

デメリットも、見方や立場によってはメリットになるカモ!?

それぞれの雇用形態には、メリットだけでなくデメリットも存在しています。しかしそのデメリットも、タイプによっては利点だと感じられるケースがあるでしょう。

自分が「仕事」に求めているものと照らし合わせて、その雇用形態のメリットとデメリットを把握しておくことが大切です。

もしも独断での判断に自信が持てない場合は、薬剤師の転職事情に詳しい転職エージェントのコンサルタントに相談する方法も検討してみてください。

転職エージェントでは職探しにまつわる無料カウンセリングが行われており、そこで事情を相談すれば、転職の専門家の目線からあなたにピッタリな雇用形態をアドバイスしてくれるはず。

このようなサービスをかしこく活用し、実りのある転職活動に活かしましょう。