1. ホーム
  2. 薬剤師転職の基礎知識
  3. ≫薬剤師スカウトのメリット・デメリット、信頼度について…

薬剤師スカウトのメリット・デメリット、信頼度について…

薬剤師スカウトのデメリットや信用度は?どう判断したらいいか…!?

薬剤師の転職支援サイトの中には、求人側(薬局や企業、病院)から魅力的な薬剤師へオファーを送ることができるスカウトサービスが行われている事があります。

せっかく転職支援サイトを活用した職探しを検討しているのであれば、ぜひ好条件なオファーを受けてみたいものですね。

ところが、とうぜん登録している薬剤師の中でも「オファーがたくさん来る人」と「来ない人」とが存在しているとのこと。

もちろん本人のキャリアや資格、スキルなども、スカウトの数や質に関係している要素として挙げられますが、オファーを多くもらえる薬剤師の特徴の中には、ほんの少しの工夫で改善できるポイントもあるのです。

今回は、転職支援サイトで「オファーがたくさん来る人」と「来ない人」に見られる特徴と、より多くのスカウトを募るための改善ポイントを紹介します。魅力的な転職先に出会うためのヒントとしてご一読ください。

オファーがたくさん来る人・来ない人の違い

以下では、転職支援サイトで「オファーがたくさん来る人」と「来ない人」に見られる、それぞれの特徴を紹介します。

オファーが来る人の特徴

  • プロフィール作成がしっかりできている
  • 希望条件も明確に入力できている

プロフィール作成がしっかりできている薬剤師の元には、求人者からのスカウトだけでなく、転職コンサルタントからの求人案内も豊富に届く傾向がある様です。

キャリアや資格、スキル、ノウハウがしっかりとアピールできているため、より魅力的な薬剤師であることを伝えられる可能性はグンと高まります。

オファーが来ない人の特徴

  • プロフィールに未記入欄がある
  • 最低限の情報しか提示していない

逆に、プロフィールに未入力が目立つ薬剤師にはオファーがなかなか届きません。もちろんコンサルタントも、あなたの情報が少ない場合はマッチした求人をピックアップすることが難しくなるでしょう。

そうなると、あなたは膨大な求人情報の中から自力で条件にマッチした案件を探し出さなくてはいけなくなります。

プロフィール作成を疎かにすることは、忙しい薬剤師にとってデメリットばかりが目立つカモ。

何も分からないプロフィールでは、魅力をアピールできない

薬剤師の転職シーンでは売り手市場が続いています。そのため、

「薬局は人材不足なんだから、薬剤師の資格を持っているだけでも引く手数多なんじゃないの!?」
「どこの薬局に転職しても基本的な業務に大きな違いはないのだから、アピールなんて無駄なんじゃない!?」

と、これまで自己PRやアピールに重要性を感じられなかった方も多いのではないでしょうか。ところが薬剤師の転職支援サイトを活用した職探しでは、この認識が大きな落とし穴になるカモしれません。

オファーを送る薬局や企業、病院の採用担当者は、転職支援サイトに登録した薬剤師の匿名プロフィールを閲覧し、その中から興味深い人材にスカウトを行う仕組みになっています。

また好条件を掲げる求人者であれば、その条件に見合った魅力的な薬剤師を探していることが予測されますね。

したがって登録している薬剤師がオファーを受けるためには、自分が他の薬剤師よりも魅力的だと相手に伝わらなければいけません。

あなたのことが何も分からないプロフィールを公開したところで、その内容に魅力を感じてくれる求人者がどれほど存在しているでしょうか?

より多くの、かつ質の良いスカウトを受けたいのであれば、プロフィール作成を抜かりなく行うことが必須となるのです。

また「保育園に通う子どもがいること」「ご主人の扶養範囲で働きたいこと」など

一見働き口を狭めてしまう様に感じられる希望条件も明確に入力しておくべきです。

もちろん、条件が合わなければ「この薬剤師は採用できないな…」と受け取る求人者も存在するでしょうが、そのかわり届くオファーは、よりあなたの条件や資質にマッチしたものになるはずです。

リクナビ薬剤師は求人紹介が多く、多くの案件に触れることができます。

リクナビ薬剤師

圧倒的な知名度から安心感が大きく、実際に利用した転職者の満足度が高いのも好印象です。

またコンサルタントからのレスポンスが迅速で、よりスムーズな職探しを実現させたいという方におすすめ。

スカウトサービスのメリット・デメリット

薬剤師のスカウトサービスについて、そのメリットとデメリットを紹介します。

メリット

具体的に、スカウトにはどのような利点があるのでしょうか。

本腰を入れた転職活動でなくてもOk!「転職支援サイトへの登録=本気の転職活動のスタート」と捉える方は多いでしょう。

しかしスカウトサービスの場合、本腰を入れた転職活動である必要はありません。

「本腰を入れて転職活動をしているワケではないけれど、もしも良いお話があれば…」という感覚の、ゆるい職探しにもフィットする手軽な転職ツールなのです。

もちろん、本気での転職活動でも活躍してくれるはず。いずれにしても、転職活動への熱量を問わず幅広く使える選択肢だと言えるでしょう。

希望条件を持たした求人側からアプローチをかけてくれる

スカウトを行う求人者(採用担当者)は、あなたのデータを閲覧し理解した上でコンタクトを取ってくることになります。

したがって届くスカウトの数々は、あらかじめあなたが提示している希望条件をクリアしたものばかりに…。

膨大な求人情報の中からふるいにかける手間が省ける上に、効率よく自身にマッチした職場とめぐり合うことが可能です。

求人者(採用担当者)が閲覧できるデータでは、個人を特定することができない

「スカウトサービスを受けてみたいけれど、転職支援サイトの利用が現在の職場にバレるのは避けたい…」とお考えの方は多いでしょう。

しかし、安心してください。求人者が閲覧できる登録薬剤師のデータには、氏名や住所、電話番号、メールアドレスなど、個人を特定できるものは含まれていません。

こっそり転職を目指したい薬剤師でも、安心して活用することが可能です。

デメリット

スカウトを受けたからといって、採用が約束されているワケではないことは頭の中に入れておきましょう。

スカウトと聞けば、なんとなく「私に魅力を感じているということは、私が望めば即・採用なんじゃないの?」と感じてしまう方も少なくはないでしょう。ところが、これは大きな誤解です。

たとえスカウトを受けた企業だとしても、その後の面接や条件交渉によっては不採用になってしまうケースが十分に考えられます。「スカウトしてきたのになんで?」と横柄な態度でいると、痛手を食らうことになるカモ…!?

スカウトの数や質は、薬剤師本人の能力・経験や登録内容に左右される

引く手数多な傾向が続く薬剤師の転職シーンだからといって、「転職支援サイトに登録すれば、スカウトがバンバン届くはず!」と甘く見ることはオススメできません。

登録薬剤師のデータを閲覧する求人者(採用担当者)にとっては、あなたも数いる薬剤師の一人。登録内容になんらかの魅力を感じてもらわなければ、スカウトが届くことはありません。

そのためにはもちろん薬剤師としてのスキルやキャリアも重要です。またスカウトの少ない薬剤師には、共通して登録データが少なすぎるという特徴が見られるので、会員登録の際にはできるだけ詳しく自己アピールを書き込むことがスカウトの量や質を向上させるポイントとなるでしょう。

より魅力的なスカウトをたくさん受けるためには、登録する薬剤師本人の工夫や努力も必須。便利なサービスをかしこく活用するためにも、ぜひ登録内容にあなたの魅力を反映させてください。

最後には、自分の判断力が頼みの綱に…

誰だって、スカウトを受けると有頂天になります。とくに初めてのスカウトであれば、なおさら舞い上がって正常な判断ができないケースも珍しくはありません。

「経歴や能力を認めてくれる職場だ!」
「スカウトしてくるくらい、私を求めてくれているんだ!」

と、正常な判断ができなくなったまま応募やエントリーに進んでしまうと、就職後に思わぬミスマッチが発覚し後悔してしまうことも…。そんな事態を食い止めることができるのは、自分自身の判断力です。

いくら嬉しくても、一度客観的にスカウト内容を見つめ直す冷静さを見失わないようにしてください。

しかし、スカウトがきた企業などに応募することはいくらでも可能なので、いろんな企業をみるも良し、スカウトをスルーするも良し。自分の条件と合うスカウトメールが来た場合には積極的に行動しましょう。

スカウトの信用度は?どう判断したらいいの?

「スカウトって、なんだか胡散臭くない?本当に信頼できるの?」とお考えの皆様へ!たしかに、スカウトで採用を勝ち取ったからといって、必ずしも転職を成功させられるとは限りません。

中には、スカウトでの転職に後悔を抱えた薬剤師も存在していることでしょう。

しかし、結果を先に申し上げれば、「信頼して大丈夫?」と疑える薬剤師であれば失敗のリスクも低くなるはず。以下に、その理由を説明します。

転職コンサルタントの中には、薬剤師を駒としか考えていないタイプが存在しています!

乱暴な言い方をすれば、転職支援を行うエージェントにとって、薬剤師は求人企業に紹介するための商材です。

そのためコンサルタントの中には、薬剤師を都合のいい求人者の元へはめ込む駒としか考えていないタイプが存在しています。そんなコンサルタントから、「こんなスカウトが届いています」と案内を受けたとしたら…。信頼できませんよね。

じつは、転職支援サイトの活用が吉と出るか凶と出るかは、コンサルタントとの相性にかかっていると言っても過言ではありません。

いくら薬剤師本人が必死でも、コンサルタントが真面目に向き合ってくれないために後悔の残る転職になってしまうケースはたくさんあるのです。

もしも
「なんだか、コンサルタントとの相性が悪いみたい…」
「私のことを真面目に考えてくれているとは、思えないカモ…」

と感じるのであれば、担当のコンサルタントを変えてもらうことも可能です。また言い出しにくい場合は、思い切って別の転職支援サイトに登録しなおすこともオススメ。

転職支援サイトやスカウトサービスに胡散臭さを感じているほど疑り深い薬剤師であれば、相性の悪さにも敏感に反応できるはずです。

「スカウトが来た!」と舞い上がってしまう事の危うさ

上記(スカウトサービスのデメリット)でも触れた通り、スカウトを受ける事によって薬剤師本人が冷静さを失ってしまう事も問題でしょう。

人は嬉しい事に舞い上がると、どうしてもスカウト内容の中から自分に都合のいい部分しかピックアップできなくなってしまいます。

冷静に見直す事ができれば欠点やデメリットを汲み取れる内容でも、受け取る本人のテンション次第では“信頼できない情報”になってしまうリスクがあるでしょう。

転職サイトやスカウト自体の信頼性とは若干ニュアンスが異なりますが、薬剤師に伝わる情報が都合のいいものに捻じ曲げられてしまう可能性は無視するべきではありません。

「私を必要としているのだから、このくらいの悪条件は飲み込んでいいカモ!」
「薬剤師としての価値を評価してくれているんだから、低収入でも頑張れるカモ!」

…、果たして、本当にそうでしょうか?スカウトを受けた際には、自分自身が冷静なのかも考慮しておきたいところです。

むしろ、あらかじめ「スカウトなんて疑わしい!」と感じている薬剤師である方が、そんなデメリットをうまく食い止めることができるのカモしれません。

たしかに、スカウトサービスの活用にはデメリットが存在し、そのうえケースによっては信頼できない情報に当たってしまう可能性もあります。

しかし、うまく活用できれば、あちら側から希望の条件に合った求人が自動で送るという非常に便利なツールです。

同じ程度のスキルやキャリアを携えた薬剤師であっても、登録したデータの濃さが変われば届くスカウトの数や質も左右されます。

スカウトサービスを、あなたをアピールするツールとして役立ててみてはいかがでしょうか。