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みんなの会社で行われるユニークな会議(ミーティング)を調査してみた!

実は会議って会社によって違う!自分の会社で行われる会議は、他社から見ればユニークな会議かも

近年では、さまざまな業界で効率化を目的とした、ユニークな会議(ミーティング)が話題となっています。

その中でも、日本の企業であるライブドアは、某バラエティ番組で行われる企画を会議で採用することも!またグリー株式会社では体育座りで会議を行うなど、それぞれ工夫をこらしているようです。

そこでみんなの会社で行われている少し変わった会議風景について、実際に調査してみました。さらに、なぜそういった形式での会議を行うことになったのか、その真相についても詳しく聞いてみました!

あなたの会社で行っているユニークな会議とは一体何?

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管理職:40歳/会議でアイディアが選ばれた人は3000円の重役弁当が食べれる

アイデア報酬
重役弁当

40歳/男性/管理職/550万円

ユニークな会議の内容を教えてください

私の務めている会社の会議を紹介します。うちの会社では月一回の新規事業案件の会議を行っています。これは所属部署は関係なく、全社員が対象となります。

役職も関係ありません。私も事業部長として統括している管理職ですが、他の社員と同様、毎月1つ新規事業の提案書を提出しなければなりません。

そして部内でアイデアを選別し、1つ選択し、全体会議に選ばれた提案者が出席します。なお、選ばれた人はプレゼンしますが、会議で3000円の重役弁当が食べられます。

行うようになったキッカケや、ユニークな会議の効果

そもそも、この新規事業会議が始まったきっかけですが、危機感からです。会社の業績が下降している中で、なんとか新たな事業、新たな仕事をはじめていかないと今後の会社の存続に関わるということからでした。これは現実的にかなり厳しい状況におかれていたからです。

つまり仕事は減っても社員はきりたくない、全員守りたいという社長の思いから始まりました。会議自体は非常にフランクに行われてます。むしろ、切迫した状態であるのは事実ではありますが、あまり緊迫して話し合ってもいいアイデアは出ないだろうということからフランクにできるだけリラックスに話しを進めようというコンセプトではじまりました。これを行うことにより社員全員が意思統一はできたと思われます。

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営業:35歳/美味しいものを持ち寄って会議

美味しいものを
持ち寄る

35歳/女性/営業/400万円

ユニークな会議の内容を教えてください

わが社の場合、海外にあるということもあって、おいしいものを持ち寄って会議(ポットラックミーティング)をしようということにしています。

正直、持って行くものを作るのはだるいのですが、色々な国籍がそろっている我が社だけに、こんなご飯も世界にはあるのかという勉強にもなるので、この会議は、お互いの距離を縮めるのにも効果的ですし、会議以外での効果(世界の味を知れる)もあり、そこでリラックスして会議を行うことができます。

行うようになったキッカケや、ユニークな会議の効果

昔からこの会社は、多国籍の人が働いている会社でした。そんな国の人たちが、1つの国で働くということから、ランチミーティング際には、それぞれご飯を持って行くということを始めましたが、もちろん、自国のごはんでなくても構わないです。

それでも、ほとんどの人が、毎回(会議も月に1回かそれ以下のペースです)、オリジナルの国の料理を持ってくるのが定番となっており、そこでは、会議の前に料理の作り方だったり、これをどんな時に食べるかなどを聞いて、軽い異文化コミュニケーションを図っては、お互いの文化を尊重し合い、そして、お互いのオリジナルの国に関して知ろうという感じで、この会議を仕事としても異文化コミュニケーションとしても楽しんでいます。

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営業:32歳/家庭のことやプライベートな話題も含めて、良かった出来事の報告をする

日頃の
良いことを発表

32歳/男性/営業/500万円

ユニークな会議の内容を教えてください

私の会社では、毎朝、昨日起こった良い出来事を従業員一人一人が交代ずつボールを持って話すというスタイルを取っています。

仕事でも、家庭でも何でも良いのでとにかく昨日起こった良かった出来事を、ボールを持った人が発表し、発表が終わったら全員で拍手をして、次の発表者にボールをパスして、次の人が良かったことの報告をしていくという流れで、最終的には社長がそれぞれの良かったことに対する感想を述べて全員の士気を高めるといった形です。

行うようになったキッカケや、ユニークな会議の効果

以前は、どこの会社にでもあるような普通の会議で、数字の話がメインになっており、社長が一方的に話す感じで、会議というよりは説教というような状態でした。このままでは働く社員の気持ちが高まらないという事で、会議のスタイルを変更して、社員それぞれの、昨日起こった良い出来事の共有をするという形に変わりました。

最初は、みんなの前で発言をすることに抵抗がありましたが、良かった事の報告なので、それをみんなで共有する事で、ポジティブな気持ちになり、一つの会社のチームとしての連帯感も生まれ、以前より職場の雰囲気も良くなりました。社長に意見も言えなかったのが、今では社員一人一人が社長と深くコミュニケーションが取れるようになり、効果は良かったです。

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営業:27歳/ボールを投げてアイデア出し

ボールで
会話のパス

27歳/女性/営業/308万円

ユニークな会議の内容を教えてください

私たちの会社ではまず進行役が適当に誰かにボールをパスします。ボールを受け取った人が会議のお題にあったアイデアを制限時間以内に発言します。そして場があったまってきたらボールパスをなくして深い議論に入って行きます。

また意見が出にくくなったり、会議が行き詰まったらボールパスを始めます。ボールを受け取った人は発言後また適当に違う人にボールをパスしてその受け取った人が発言します。これを全員が行き渡るまでやります。

行うようになったキッカケや、ユニークな会議の効果

日本人らしいと言うのでしょうか、また若手の人はなかなか自分の意見を出さないと言うのを解消したくはじまりました。ボールはランダムで受け取るのと、制限時間が設けられてるので自分の意見が恥ずかしいとか考えてる暇はなく、頭に浮かぶアイディアや意見言わざる終えません。そのおかげ、本音が聞けたり斬新なアイディアが出てきて会議がおもしろくなりました。

また、一度思ってることを発言すると徐々に発言することが恥ずかしいとは思わなかったり、寧ろ自分の意見もっと伝えたいと思うようになりました。自分より若手のこ達も、積極的に発言するようになりました。また、ここで必要なルールがあり、否定は一切しないことです。沈黙会議は時間の無駄です。是非時間の有効活用のためにもおすすめの会議方法です。

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工事課:41歳/飲んで本音で話し合う居酒屋会議

居酒屋で
お酒を飲みながら

41歳/男性/工事課/500万円

ユニークな会議の内容を教えてください

私の会社での工事会議は月1で居酒屋で行います。お酒を飲む事で、普段言いにくい本音での話し合いを期待して始めた会議です。

また、社員同士にコミュニケーション造りの場にもなっております。始める前は、酔ってしまって会議にならないのでは、という意見も有りましたが、1回行なってみると工事課会議をしている意識が強い為か、悪酔いする者もいなく、意見がスムーズに出て普段は余り意見をしない者までもが、意見をしました。2回目、3回目と居酒屋会議を行い、会議の議事録が以前の倍になる程意見が出るようになりました。

行うようになったキッカケや、ユニークな会議の効果

居酒屋会議を行おうとしたキッカケは、工事課会議の内容が薄っぺらく意見を出す者が毎回決まっており、意見を出さない者への積極性を高めようとした事です。居酒屋会議を行なった効果の程は、居酒屋会議前の会議議事録より倍以上の意見や提案が出た事です。

お酒を飲む事で、普段言いにくい本音が出るようになりました。また、工事課内のコミュニケーション不足が解消され、以前より年配の方と若手との会話も増えています。また、幹事を順番でやらせる事で、仕事に責任感を持たない者も減っていきました。

しかしながら、居酒屋会議を行い始めて5回目位から、徐々に居酒屋会議が長くダラダラとし始めました。ですので、6回目以降は居酒屋会議は2時間以内と決めて行なっています。

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