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外資系企業の転職は転職エージェントを賢く利用!未経験でも転職可能?

外資系企業の特徴を押さえて、転職活動に活そう!

外資系企業というと「バリバリ仕事ができる人が多いイメージ」がありますよね。またワークライフバランスもよく、高収入な一方で、業績が悪いとすぐクビにされてしまう…という印象を持つ人も多いのではないでしょうか。

こうした実力勝負の外資系で転職を考えている人に、転職エージェントを上手く活用して転職を成功させる方法を紹介していきましょう。

転職エージェントを利用して外資系企業の転職を成功させよう!

外資系の転職では個人で探すよりも、転職エージェントを活用すると効率的です。どうして転職エージェントの利用がおすすめなのか、簡単に説明していきましょう。

  • 英文レジュメの添削や面接のサポートの徹底
  • 職場の雰囲気や外資系企業について知らない情報を把握できる
  • 非公開求人(市場に出ていない求人)を紹介してもらえる

 
上記のように、転職エージェントを利用することで、自分一人では不安な部分のサポートを徹底してもらえます。また個人の調査だけでは得ることのできない情報を知ることも大きなメリットと言えるでしょう。

また外資系に強いエージェントを探すときは、最低でも上記3つの点をサポートしてくれるかどうかを確認してみましょう。

外資系企業に強いおすすめ転職エージェント5選!

相当数ある転職エージェントの中で、外資系企業に強いおすすめの転職エージェントを5社ご紹介します。

それぞれ外資系に強いのは大前提ですが、各エージェントにより特徴は異なります。まずは複数登録して、利用しながら自分に合った場所を活用してください。

JAC Recruitment

JAC Recruitment

総合評価 4.2
求人件数・質 4.5
提案力 4.1
サポート体制 4.3
利用者満足度 4.4
年代 20~40代
対応エリア 全国
公式サイト http://www.jac-recruitment.jp/

1975年に英国で日系人材紹介会社として始まり、現在も世界10か国にネットワークを持つ老舗の転職エージェントです。歴史があるだけあってその信頼性は高く、転職エージェントとしては国内トップクラスに位置します。

ハイクラス向けの質の高い案件が整っているのが特徴です。外国で誕生した経緯から、外資系に強いということが説明しなくても伝わりますよね。

一点気を付けたいのは、トップクラスのエージェントだからこそ求められる素質も高いものです。いい紹介を受けるために、少なくともTOEICは700点以上、できたら800点は取得しておきたいところです。

↓JAC Recruitmentに興味のある方はこちら↓

 

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

総合評価 4.2
求人件数・質 4.8
提案力 4.2
サポート体制 4.1
利用者満足度 4.3
年代 20~50代
対応エリア 全国
公式サイト https://directscout.recruit.co.jp/

リクルートダイレクトスカウトは、転職支援企業の中でトップクラスのリクルートキャリアが運営。ハイクラス専門のヘッドハンティング会社です。

そのサービスの最大の特徴は、文字通り「ヘッドハンティング」という点です。この「ヘッドハンティング」という転職方法は、海外ではよくあるものです。

そのため多くの外資系企業は、この方法を取り入れ、いい人材を探しているのです。こうした理由から、リクルートダイレクトスカウトには外資系求人を多く取り扱っています。

ヘッドハンターから連絡がきて、しっかりとキャリアの相談を重ねたうえで、求人紹介へと進むことが多いです。したがって急ぎで転職したい人より、時間をかけてじっくりとキャリアを考えたい人向けといえます。

↓ヘッドハンターにおまかせのリクルートダイレクトスカウト↓

 

DODA

DODA(デューダ)

総合評価 4.4
求人件数・質 4.7
提案力 4.3
サポート体制 4.1
利用者満足度 4.3
年代 20~40代
対応エリア 全国
公式サイト https://doda.jp/

業界最大級の求人数を誇るDODA。イメージとしては、国内向けの求人が多いでしょう。しかし外資系求人も多く取り扱う「DODAグローバル」というサービスも提供しています。

業界老舗のノウハウを活かし、外資系に強いバイリンガル専門のコンサルタントからサポートを受けられるので、外資系初心者にも安心のサービス。また求人数を多く取り揃えているのも、強みの一つです。

DODAはハイクラスだけを扱っているわけではないので、経歴に自信がなくても語学が得意という人は登録してみる価値はあります。

↓DODAに興味のある方はこちら↓

 

ランスタッド

ランスタッド

総合評価 4.0
求人件数・質 4.4
提案力 3.9
サポート体制 4.0
利用者満足度 3.9
年代 20~40代
対応エリア 全国
公式サイト https://www.randstad.co.jp/

世界39の国と地域に4600もの拠点をもつと謳っているランスタッド。1960年のオランダでの創業から50年以上にわたりサービスを拡大させている老舗の総合人材サービス会社です。これだけの歴史とグローバルな拠点を持っているため、外資系転職に強いことで有名です。

その特徴は、30代から40代の経験豊富な人を対象とした求人に強いという点です。

エージェントでよくあるごり押しの求人提案や、毎月の電話攻撃といったことがなく、適度な距離感のサービスが受けられるため、自分のペースで転職活動したい人は利用してみるといいでしょう。

 

ビズリーチ

ビズリーチ

総合評価 4.4
求人件数・質 4.8
提案力 4.3
サポート体制 4.2
利用者満足度 4.3
年代 20~50代
対応エリア 全国
公式サイト https://www.bizreach.jp/

総額年収が750万を超えた人をターゲットとしているビズリーチ。「エグゼクティブに特化」しているというだけあり、求人案件はハイクラスばかりです。そのため国内のみならず、海外も視野に入れた多くのハイクラス求人がそろっています。

上記の理由から登録条件が厳しくなっていますが、その条件を満たしていれば、良質な求人を紹介してもらえます。

こうしたハイクラス転職への徹底したサービスを設けているので、高収入を目指す外資系転職者にはおすすめのエージェントと言えるでしょう。

 

外資系とは、どんな企業をさすの?

一口に外資系と言っても定義はありませんが、一般的に海外の投資家が日本企業の株式を所有しているかどうかと言えます。

さらに高い出資率を維持する海外の投資家や企業が、日本企業の経営に大きな影響をもたらしている場合、その企業は「外資系」と呼ばれます。

例えばソニーや三井不動産は、外国人出資比率が5割を超えている会社です(2016年9月30日データ)。しかし外国の投資家が経営に及ぼす影響は大きくないため、外資系と呼ぶにはグレーゾーンだと言えます。

一方で、これぞ外資系!という会社は、以下になります。

  • シャープ
  • ナイキジャパン
  • 日産自動車
  • スターバックスジャパン

 
外国の企業が日本の市場に進出するため、日本国内に子会社を作った場合は外資系に当てはまります。

このような会社を除いてみると、社内には外国人が大勢。また交わされる言葉も外国語のケースがあります。働き方やオフィスの景色も本国仕込みのオシャレな雰囲気といった企業も中にはあるようです。

さらに外資系と言えど、そのルーツとなる国はさまざまです。大まかに分けると、アメリカ系、ヨーロッパ系、アジア系になります。

このうち臨機応変な仕事の進め方や、短期的な成果重視、明確でドライな人材評価といった外資系特有の傾向が強い企業は、アメリカ系とアジア系だという人の意見も多いそうです。

外資系企業はワークライフバランスを徹底!

ワークライフバランスとは、仕事と生活のバランスを意味します。外資系企業は、このワークライフバランスを文化や制度として尊重されているのです。

多くの外資系企業では、「ワーク=仕事」と「ライフ=生活」を別個にするべきものと考えられています。基本的に従業員は、会社に関することでプライベートな時間を干渉されることがありません。

ちなみに外資系企業の中でも、ヨーロッパ系の会社はワークラライフバランスをより重視するところが多いと言われているんだよ。一応覚えておこう!

また副業についても、認めているところが多いのも特徴のひとつ。仕事で成果を出していれば、会社に対する背信的な行為やコンプライアンス上の問題がない限り、受け入れられるケースが多いようです。

この場合ワークライフバランスの中の「ライフ」の方に、副業も入るということでしょう。

外資系企業で働く時に考えられるメリット・デメリットとは?

外資系企業への転職には、さまざまなメリット・デメリットが考えられます。

メリット デメリット
高額年収が期待できる
実力を的確に評価してもらえる
利厚生の充実や働きやすい労働環境
仕事で成果を出せない人は淘汰さてれてしまう
日本からの撤退・人員削減のリスクがある

まずはメリットについて、その詳しい内容を確認していきましょう。

高額年収が期待できる!

外資系企業の大きなメリットは、高収入を得られること。その背景には、日本企業と異なる給与形態がいくつかあります。

  • 日本企業→基本給+諸手当+賞与
  • 外資系企業→ベース給与+インセンティブ

 
上記のようなシステムで給与体系が決められ、これらを12で割った額が月々支払われるのが一般的です。さらに成果を出すことで、インセンティブという形でも給与に反映されます。

以上を含め、外資系企業に高収入が多い理由は以下のようになるでしょう。

  • 成果主義である
  • 日本ほど退職金が多くない
  • スキルアップ目的のため在職期間が短く、集中して稼ぐことが目的

 
外資系企業の平均年収は、800万円程度。日本企業と比べると、高いと言えるでしょう。

実力を的確に評価してもらえる!

外資系企業は実力主義という言葉をよく耳にするでしょう。基本的に間違っていませんが、正しく言い換えると「実力主義より成果主義」といえるでしょう。実力が成果に結びつくことで、高い評価を得られるシステムになっています。

成果を上げれることで、わかりやすい評価を受けることができます。具体的に「昇給、昇進、昇格」です。そのため日本のような年功序列がなく、短期間でキャリアアップを目指すことができます。

この成果主義は、男性・女性関係なく成果をあげることで高く評価されるよ。男女平等は日本でも考慮されてるけど、実際は女性の管理職に対して、積極的な登用は少ないケースも目立つね。

そこで外資系企業なら性別関係なく、自分の実力を活かせるチャンスが多いカモ!

その一方で多くの外資系企業では、成果を上げられない人の評価はドライです。その点はしっかりと覚悟しておきましょう。
福利厚生の充実や、働きやすい自由な労働環境

外資系企業は福利厚生など、その待遇が日本企業が手厚く感じるという声もあります。

しかし見方を

外資系企業の福利厚生は充実しているという見方もあるカモ。例として、社員食堂を充実させている外資系企業も存在しているんだよ。またワークライフバランスを重視し、テレワークなどを導入している外資系企業も多いみたいだね!

そして外系毛企業では、比較的自由な労働環境が多いことも特徴です。中にはフレックス制を導入してる場所も多く、朝のラッシュを避けられるkとおや、小さい子供を抱える親世代も働きやすい傾向があります。

こうした自由な勤務形態により、ストレスの少ない働き方を望むこともできるでしょう。

外資系企業で考えられるデメリットも把握しておこう!

メリットの多い外資系企業ですが、もちろんデメリットも存在します。そのデメリットについて、下記で詳しく確認してきましょう!

仕事で成果を出せない人は淘汰さてれてしまう!

外資系企業は成果主義のため、淘汰されてしまう人は多いです。もちろん「いきなりクビ」ということにはなりません。

その多くでは、年次で契約更改制度が布かれています。日頃から「あまり頑張ってない人」は、そこで身の処し方を迫られるといったことが多いようです。

その際に、多額の手当てを用意することもあるようです。これは要するに、手切れ金ともいえるでしょう。

もし事実上のクビを宣告されても、外資系企業の経験が転職市場では有利な立場になります。

厳しい成果主義に揉まれ、仕事をこなしてきた実績が理由となっているでしょう。そのため大抵は、転職しやすいといえます。

日本からの撤退・人員削減のリスクがある!

これは「本社の方針で日本から撤退」というケースです。日本での業績が悪いため、日本法人ごと撤退してしまうことがあるのです。

国内会社であれば、「子会社を閉鎖しますがグループ内の他社が人員を吸収します」という場合もあります。その他にも本国での業績が落ち込んでいる理由から、大幅な人員削減が行われることもあるようです。

しかし日本で長く馴染みのある会社であれば、これらのリスクは低いでしょう。

また、そもそも日本企業も倒産や撤退のリスクはあるので、外資系企業に限った話ではないと言えますね。

外資系企業の転職事情を徹底調査!

外資系に転職を考えた際、下記のような疑問や不安をふまえて、その転職事情を把握していきましょう。

  • 外資系は未経験からの転職が難しいのか?
  • 年齢制限は問われないのか?
  • どんな人材が外資系に向いているのか?
  • 転職回数が多いと外資系への転職は難しいのか?
  • など

 
こうした問題点をクリアにしながら、外資系の転職について詳しくご紹介していきます。

未経験でも外資系企業に挑戦できるの?

外資系に勤めている人のイメージとして、有名大学を出ている優秀な人…というイメージも強いでしょう。これまでも説明の通り、外資系の特徴は「実力・結果」が評価される世界です。

そのため学歴に自信がなくても、希望する企業が求める人材能力や経験が伴っていれば、十分チャンレンジできます。

また未経験からの挑戦による採用の判断は、外資系企業の中でも業界によって異なります。

  • 製薬会社のMR
  • 生命保険会社の営業
  • 法人営業の経験があれば金融系の営業
  • コンサルタント業界
  • など

 
「とにかく外資系で働いてみたい!」という未経験者には、上記のような外資系企業の業界で挑戦してにみるのがおすすめです。

外資系の未経験業界にチャレンジする2つのポイント!

そして未経験の業界にチャレンジする際には、ポイントとしては次の2つをおさえておきましょう。

  1. 未経験業界でも、企業側の求める人材であることを説明できる
  2. 英語力を強みとして証明する

まず企業が求人を出す際、求める人材像を提示しています。これはコミュニケーション力や交渉力、論理的思考力など、何を求めているで、それまでの経験を絡め説明できるように準備しておくことが重要です。

また業界で経験がない場合、外資系で通用するレベルの英語力はあることを説明してみましょう。企業側としてもポテンシャルがあると捉え、採用の可能性が高くなります。ハードルは高いですが、TOEIC900点以上はあると安心です。

英語ができなくても外資系にチャレンジできる?必要な英語力とは?

外資系企業は、英語が必要となる場面が増えていきます。そこで求められる英語力は、「使えるビジネス英語」です。実際どの程度の英語力が必要なのか、TOEICを目安に考えてみましょう。

  • 日本企業の転職で履歴書に書ける点数…600点以上
  • 外資系企業の転職で履歴書に書ける点数…800点以上

 
このように日本企業と外資系企業では、英語力に関する評価も異なります。

英語ができないという場合、TOEICの点数が提示されているのであれば、その点数がないと厳しいカモ…。でも、その他に専門性の高いスキルや経験を持っていれば、英語力は転職してからスキルアップとされるところもあるよ!すぐにあきらめず、チャレンジしてみよう!

外資系企業に転職する際、年齢制限は問われない?

よく日系企業の転職で「〇〇歳限界説」と、聞くことがあります。外資系企業の転職で年齢制限があるのか?気になるところでしょう。

結論から言うと日系企業よりも、外資系企業は年齢に対してシビアではありません。企業が求める能力を満たしていれば、年齢関係なく採用される確率は高いでしょう。

そこで年代別の転職事情について、簡単に見ていきましょう。

20代~30代 体力勝負のバリバリ働ける担当者向き
30代~40代以上 知識と経験がものをいうマネジメント職向き

このように世代で、求められるスキルや、向き不向きがあります。

さらに30代以上の場合、マネジメント経験が問われる機会が増えてきます。そのため「どんな能力が必要とされるか」をしっかり把握しておきましょう。

転職回数の多い・少ないは年齢によって評価が変わることも

外資系企業は「転職をしながらスキルアップする」という傾向が多いでしょう。しかしその回数が多すぎると、不利になるということもあり得ます。これらには、年齢が大幅に関係しているようです。

20代~30代前半 「計画性のない転職を繰り返す人」と捉えられる
30代~40代 キャリアに一貫性があれば、ステップアップと捉えられる

一般的に外資系企業の平均在職年数(米系)は、5年弱と言われてます。そう考えると、20代~30代前半であれば多くて3回です。そのため転職回数が多いと懸念材料になってしまうことも。

一方で、30代~40代のシニア世代の場合は、キャリアに一貫性があてば3回以上の転職でも問題ありません。

いずれにしても、これまでの転職が今後のキャリアを考えて行ったものである、と説明できることが重要だと言えます。

転職回数が多くても、高い実績や豊富なスキルがあれば、積極的に採用するのが外資系企業。

転職回数が不利に働く場合が多いけど、実際に受けてみないとわからない部分もあるね。まずは自分の実績やスキルを積極的にアピールしてみるのがいいカモしれないよ。

外資系企業に「向いている人・向いていない人」の特徴は?求める人材について!

外資系企業と日本企業は、その考え方が大きく異なるため、人によって「向いている・向いていない」があるでしょう。

  1. 自主的に仕事を進めたい・実力勝負したい
  2. 年齢関係なく、役割で相手を見ることができる人
  3. 自分の考えを主張できる人
  4. 自分自身をしっかりマネジメントできる人

 
大まかに、上記のような特徴がある人は、外資系企業が向いているといえるでしょう。詳しくは下記で見ていきましょう。

自主的に仕事を進めたい・実力勝負したい

これまで説明てきたように、外資系企業は成果主義が特徴です。そのため自主性に富んだ人や、実力勝負でスキルアップしたい人にはおすすめだと言えるでしょう。

年齢関係なく、役割で相手を見ることができる人

外資系企業は年功序列制度でないので、上司が自分より若いケースも多々あります。その際、年齢で相手を判断せず、上司という立場で相手とコミュニケーションがとれるということが求められます。

自分の考えを主張できる人

自主的に動くことが推奨される一方で、自分から主張しないと認めてもらえな環境でもあります。そこで感情的に訴えるのではなく、論理的に主張する能力が求められるでしょう。

自分自身をしっかりマネジメントできる人

日系企業は「教育体系が整っている・先輩が面倒を見てくれる」など、徒弟制度の文化が残っている場合も多いでしょう。しかし外資系のは自主性が重んじられます。

もちろん、わからないことは聞けば教えてもらえるでしょう。しかし基本的には自分で考え、動くことが求められます。

 
以上で紹介した「向いている人の特徴」は、企業側の求める人材像でもあります。この他にも外資系では論理的な思考やタフさ、トラブルに対応できる柔軟性といったことが求める人材像とされます。

外資系企業に向いていない人の特徴

外資系企業に向いていない人の特徴にはおおよそ次のような特徴が見受けられます。

  1. 誰かの指示に沿って働きたい人
  2. 安定していたい人
  3. 努力の過程を認めてほしい人
  4. 残業することが美徳と思っている人

向いていない人の特徴についても、下記で詳しく見ていきましょう。

誰かの指示に沿って働きたい人

上司の指示通りやっていたいという人や、リスクは負いたくないから言われたことしかしないという人は外資系企業では不要と捉えられます。

安定していたい人

業績に応じて給与が変わる、会社の方針が突然変更される、など変化が激しいのも外資系企業の特徴の一つです。そのため安定してずっと同じような仕事をした人には向いていません。

努力の過程を認めてほしい人

外資系は結果重視の傾向にあるので、どんなに努力をしても成果を出せなければ報われません。そのため努力の過程を認めてほしいと思う人には向いていないでしょう。

残業することが美徳と思っている人

未だに日本企業では、長時間残って労働することで仕事への誠意を見せる風潮です。しかし外資系企業は、「残業=能力がない」と考えられます。

決められた時間内にやるべきことを済ませる能力が求められ、残業すれば仕事をしている!といった考えを持った人は向いていないでしょう。

 
上記のように、外資系企業特有の特徴から「向いている人・向いていない人」の傾向を把握することができます。まずは自分の性格と照らし合わせて、向き不向きを検討してみてください。

外資系企業の中途採用はリファレンスチェックがある!

リファレンスチェックとは、「身辺調査」をさしています。基本的に、応募者がこれまで勤務していた会社に「どういった人柄であったのか、その仕事ぶりについて」などを書面で提出してもらうものです。

このリファレンスチェックには、二通りの場合があります。

  • 応募者がリファレンス先を提出する場合
  • 応募企業がリファレンス先を探して、調査する場合

 
その目的は応募者の提出した内容に虚偽がないか、面接だけではわからない人物像などを詳しく確認し、ミスマッチのリスクを下げるために行われます。

リファレンスチェックをした結果、あまりにひどい経歴詐称(非正規雇用の身で正社員と偽る、卒業していない学校名の記載、転職回数を偽り)は、内定が取り消しになる可能性があるカモ…。

会社に内緒でリファレンスを自主提出する場合

会社に転職を隠しているので、リファレンスを依頼しづらい状況もあるでしょう。その場合は役員や部長クラスである、親しい取引先の人、仕入先人など、仕事上で密接にやり取りした外部にお願いする方法もあります。

そうした相手もいないときは転職エージェントなどに相談をしてみるのも一つの方法です。

外資系に転職する際は、リファレンスチェックがある可能性が高いので、依頼できる相手がいないかを常に考えておきましょう。

いざ転職活動!外資系企業の面接対策やポイントを確認しよう!

いざ転職活動をする際に、外資系企業と日本企業では違うのか気になるところでしょう。ここでは外資系企業の企業選びから実際の面接対策まで、そのポイントを見ていきましょう。

外資系企業の選び方も抑えておこう!

はじめに外資系企業の選び方について、紹介していきます。一口に外資系と言っても、国籍や設立のスタイルなど様々。そこで転職を考えたときに、次のようなポイントを確認しておきましょう。

希望する外資系企業の国籍を確認する

外資系企業の転職では、事前にその国籍に関する特徴を把握することが大切です。そこで外資系企業として、代表的な2つの地域を例として特徴を確認していきましょう。

米国の企業 ドライで成果主義
欧州系の企業 成果主義に厳しくない、ワークライフバランスを重視

このほかにも外資系企業には、韓国や中国といったアジア圏の企業や、オーストラリアといったオセアニア系の企業もあります。これらの地域も含めて確認しておくことが大切です。国籍によって企業の特徴が変わることを知っておくこと、自分に合った働き方のできる場所を選択することができます。

企業設立のパターンをチェック

前述では「海外の投資家が日本企業の株式を所有しているかどうか」を説明しました。ここでは外資系企業の設立パターンについて、さらに細かく見ていきます。

海外企業が日本国内で設立 出資は全て海外企業となります。最も海外企業の特徴が出やすい設立方法。
海外と日本の共同設立 日本企業の特徴を持ちつつ、外資系色が強い企業。
日本企業を外資系が買収 日本企業の文化が強く残っている。

このように設立パターンからも、その企業のざっくりといした特徴を把握することもできます。そのため事前に確認しておくことがいいでしょう。

外資系企業の転職時期は、春か秋の採用を目指すのがおすすめ

外資系企業に転職する場合、秋の採用か春の採用を目指すのが狙い目になります。具体的な月で言うと、春(4月頃)か秋(9月頃)になるでしょう。

そこで実際に秋の採用を目指すには6月頃から情報収集を開始し、7月頃から面接を受け、8月頃の内定を目指すイメージで転職活動を行うのがおすすめです。また現職の退社手続きなどのタイミングも視野に入れてスケジュール計画を立てましょう。

もし4月の入社を目指す際は、1月頃から転職活動をはじめるといいでしょう。

まずは面接当日までの流れと事前準備を確認!

外資系企業の面接を受ける際、必要な準備について、確認してきましょう。

まずは面接の時間や場所、アクセス方法や交通機関の時間を前もって調べておきます。そして面接を受ける企業の基本情報については、以下の点をしっかり抑えてください。

  • サービス内容
  • 社歴
  • 基本理念
  • 売上
  • 資本
  • 社長名
  • 競合他社 など

 
ホームページに書かれていることはしっかりと調べて理解しておきましょう。そして面接では、ホームページを見たらわかるような質問はしないように注意が必要です。

面接官の名前をわかる範囲で把握しておくと、面接の際に好印象カモ

面接当日の服装

外資系企業の面接で適切な服装は、TPOを重視することです。

服装に関して男女共通しているのは、清潔感のあるスーツで行くこと。スーツやシャツにしわがあったり、髪の毛に寝ぐせが付いたりしていると、だらしない印象を持たれます。また気が付かない部分ですが、靴はきれいに磨いておきましょう。

女性の場合は、基本的なことですがストッキングの伝線には気を付けましょう。また長い髪の毛はまとめる、派手なマニキュアはやめておく、ピンヒールのような靴は履かないといったことに気を付けてください。

英語はどの程度習得しておく?英語面接の事前準備もチェック!

外資系企業では、英語面接を行うということがあり得ます。日本の面接と同様、英語面接についても準備をしておくと安心です。

英語面接は、当然ながら英語力を測られます。日常会話は出来ても、ビジネスではふさわしくない表現もあるため、どのような英語を使うか事前にフレーズを練習しておきます。

また英語のレジュメを用意しておくことも必要です。英語のレジュメとは、志望動機やそれまでの職歴を英語で記載した職務履歴書です。それまでの職歴を英語でまとめておくと、英語での不明な表現を確認することができます。

面接時の志望動機はどうする?

自主性が重んじられる外資系企業では、志望動機はとても重要です。具体的に突っ込んで聞かれる可能性があり、次のような内容についてはしっかり答えられるように準備をしておきましょう。

  • 「なぜうちの会社なのか」
  • 「将来のキャリアビジョンは」
  • 「この製品を扱いたいと思った理由は」

 
自己PRを交えてうまく伝えるコツとしては、「~こう思ったから」というだけでなく、「~こう思い、今までの自分の具体的なこういった経験を御社で活かしていけると思ったから」と伝えます。

外資系はとにかく自分からアピールをしていくことが重要なので、その企業に入りたいと思った動機と、具体的な経験や知識がどう活かせるかをうまく絡めて伝えることがポイントです。

例文(外資系コンサル会社の例)

「貴社の人事コンサルサービスが、プロジェクトが終わったらそれで終わりというだけではなく、サービスを導入したのちも顧客に寄り添ってサービスを続けられるシステムが整っていることに共感しました。私は今まで人事職としてメーカーに勤務しておりましたが、ものを扱うメーカーにいると、導入したら終わりではなく、その機器のメンテナンスから置き換えまで、同じように顧客に寄り添い、関係を続けていくスタイルという世界にいたため、同じような環境で新たに今までの人事の知識を活かしていけるのではと思い、応募させていただきました。」

 
レジュメで志望動機を書くときも、基本的には同じ考えです。その企業でいいと思った点、共感した点や、扱いたいと思ったサービスなどを自分の具体的な経験を通して伝えます。

外資系企業の面接対策!

いよいよ面接となった時、外資系企業の場合どういった面接対策をしていたらいいのか、ここで確認しておきましょう。

質問には結論から答え、ロジック重視

日本語のは言語の問題もありますが、説明→結論になりがちです。一方、英語の場合は結論→説明という流れで話すのが一般的です。

そこで質問には「〇〇です。なぜなら~」という形式で答えるようにしましょう。あわせて外資系では論理的であるかどうかも大変重要視されるため、その回答が論理的かどうか意識してください。

主張はしても、相手にとってメリットがあるかを考えて主張する

外資系は自己アピールが重要です。しかし自分勝手なアピールでは当然ながら受け入れられません。

  • 「こんなことがしたい」
  • 「この製品を扱いたい」
  • 「こんなビジョンがある」など

 
上記の旨を伝えることは大事なことですが、その内容が相手企業にとってメリットになるかどうかと点を意識することが重要です。

回答はポジティブに

外資系企業では、謙遜や遠慮など不要です。

またスキルについてたずねられた場合、自分には劣っている部分があった場合も「それは出来ません」と答える言い切るのではなく「その経験はないですが、代わりにこのスキルがあるので、そちらを活かしながらそのスキルも身に付けていきます」というように足りない部分に変わる強みを述べましょう。

「今自分にできることは何か」を伝えることがポイントです。

外資系企業の面接で、やってはいけないことについてもお伝えしておきます。次のような例に当てはまらないか、気を付けてくださいね。

例①良かれと思ってその企業のファンであることをアピールする
もちろん扱う製品が好きであるということは大事です。しかしファンであるということは、企業にとっては必要のないことだと覚えておいてください。

例②外資系企業に知り合いがいることをアピールする
ビジネスの世界は広いようで狭いため、知っている人同士の話で盛り上がる…ということもあるかもしれません。しかし面接はあくまで候補者のアピールをする場です。

「こんなに知り合いがいる」ということを伝えたところで「で、あなたは何ができるの」という結論になります。知り合いの話に時間を割くのであれば、貴方のいいところをアピールするほうに時間を使う方が大切です。

転職エージェントをうまく利用して、外資系企業の転職を成功させよう!

以上、転職エージェントを活用して外資系への転職を成功させるポイントと具体的な転職活動の対策についてしました。日系企業と違う点が多くある外資系企業。

今回の記事を簡単にまとめると外資系への転職を考えた際には、以下の行動がへの転職の成功に近づく方法の一つと言えます。

  • 外資系に強いエージェントを利用する
  • 外資系の特徴を理解する
  • (特徴を理解したうえで)外資系の転職活動について対策を立てる

 
特に外資系の経験がない人、業界の経験がない中で外資系の転職を考えている人は、転職のプロである転職エージェントを活用すると、不安を軽減してくれるかもしれません。転職エージェントとうまく付き合いながら、理想の外資系転職を成功させましょう。