トナミホールディングスの年収チェック!安心して働ける物流企業とは?
富山県礪波市にて1943年に創業されたトナミホールディングス株式会社は、2018年に創業75年を迎える老舗の物流企業です。現在は、富山県高岡市に本社を構えており、トナミ運輸株式会社を代表的に運送・物流企業を束ねるホールディングス企業になります。
お客様は一般の方ではなく、企業を中心としている総合物流企業です。また全国のネットワークを利用した商業貨物の小口混載輸送および貸切輸送、航空便やコンテナ便(鉄道、海上)と組み合わせた複合輸送サービスを行っています。
そのほかにも倉庫業や物流拠点運営などにも事業を拡大しています。海外にも拠点を持っており、トナミホールディングスの事業はこれからも拡大を続けていくことでしょう。
目次
トナミホールディングスの経営理念や年収はいくら?
「和」の経営理念を実践し、経営基本方針に基づいて
「企業の社会的責任(CSR)」を果たしていきたいと
考えております。トナミホールディングスグループは、『輸送を通じ社会に寄与し事業の発展をはかる』を経営基本方針とし、「事業活動のあらゆる局面において、コンプライアンスを徹底する」ことを行動原則とし、企業の社会的責任を果たしていきたいと考えております。
トナミホールディングスでは、経営理念の他にも行動規範を掲げています。それは社会貢献のために、社会的倫理に基づき良識をもって行動をすべき内容になっています。
物流企業というと、どこか雑でスピード重視というイメージがあるかもしれません。しかしトナミホールディングスは社会人として良識を持って行動することの大切さを唱えているのです。
行動規範は、9つの詳細の内容に分かれています。例えば「地球環境を守るために、物流サービスのあらゆる段階において環境負荷低減に努めます。」というものがあります。ポイントは物を運ぶ時だけでなく、物流のサービス全体での環境負荷低減に努めるようにしているところです。
トナミホールディングスのサービスは物流全体をカバーしているため、物を運ぶところだけに特化しているわけではないことをグループ全体に宣言しています。
その他で特徴的なのは、「コンピュータ・ネットワークの不正な利用、業務目的以外の使用をしません。」というものです。環境や安全を行動規範に挙げる企業は多いですが、コンピュータの利用について掲げているところはあまり聞きません。
細かいところまで良識を追求しているトナミホールディングスの特色が見て取れます。そんなトナミホールディングスの年収はどうなっているのでしょうか?
トナミホールディングスでの年収
トナミホールディングスが有価証券報告書で公表している平均年収は、500万円となっています。平均年齢が47.0歳、ホールディングス会社なので社員数は少なくなっています。上場企業の中では、水準が決して高いとは言えません。
物流企業は、価格競争が激しい業界ではありますが、トナミホールディングスでは「働き方改革」に真剣に取り組んでいるため、過度な勤務状況が続くようなことはありません。社会の信頼を得るためにも、働く従業員の満足度についてはしっかりと考えてくれる企業と言えます。
トナミホールディングスが、求めている人材
相手が何に困っているか、何を求めているか、
そして我々は何をすれば相手を高めることができるか。
相手の願い、要望、気持ちを考え、知ることから
和の精神の発揮が始まります。
荷主に対しては、これを物流を通じて実現し、
従業員には教育を通じて実現します。
これが和の経営理念です。
トナミ運輸でも共通のビジョンとなっているのが「和の経営」です。トナミホールディングスでは、配達を受け付けて相手に届けるだけの「作業」をする人材は求めていません。相手が何に困っていて何を求めているのかを追求できる人材を必要としているのです。
運輸ドライバーから倉庫内作業をする人材に至るまで、常にお客様の目線に立って物事を考え、社員同士が切磋琢磨して成長していくことを求めています。相手の気持ちにならなければ良いサービスはできません。人の気持ちがわかる人がトナミホールディングスで活躍ができる人材なのです。
トナミホールディングスでは、法人がお客様になります。そのため日常生活ではあまり携わることができない、「トン単位」の荷物を動かすことになります。日本の社会と経済を根元から支えることにやりがいを感られるは、入社後も活躍の幅を広げることができるでしょう。また個人としてもスキルアップが望めます。
トナミホールディングスで行っている採用活動
トナミホールディングスでは現在採用活動を行っていませんが、各グループ企業では積極的に採用活動を進めています。物流事業は、これからも拡大していくことが想像できるので、常に優秀な人材は求め続けているのです。
トナミホールディングスの待遇面
例えばトナミ運輸では、運転ドライバーを募集しています。ドライバーというと休みが少なく、厳しい仕事体系になっている先入観があります。トナミ運輸では、年間休日が112日とオフも充実しています。家族のためにサービスをしたいと考えている人にはぴったりの職種といえるでしょう。
また退職金もあります。定年後も活躍できるフィールドが用意されているので、長く経験を積むことができるようになっています。運転技術の講習会もありますので、ドライバーとしてのスキルがアップできるだけでなく、安全に働くことができる環境があります。
安定した物流企業に勤めたい人におすすめ
これまで休みが少なく、厳しい職場環境で働いていたトラックドライバーなどにトナミホールディングスはおすすめです。雇用の安心感を得るだけでなく、定年後も働ける環境は、ドライバーにとって充実した日々を送ることができるでしょう。