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センコーグループの年収や評判、求められる人物像をチェック【関西大手の物流企業へ転職するコツ】

センコーの年収

創業から100年以上もの歴史を刻んできた関西の大手物流企業「センコーグループホールディングス」ですが、中には中途で転職したいという方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、センコーグループにおける

  • 企業の基本情報や事業の現状
  • 平均年収とその推移
  • 入社に際して求められる人物像
  • 社員の口コミ・評判
  • 上手く転職する方法

について紹介していきます。

この記事を読むことで、あなたがセンコーグループで働くのに最適な人物なのかどうかがわかるようになるので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。

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センコーとは

1916年、海運業から始まり、100年以上の歴史を歩んできたセンコー株式会社。(以下センコー)

今や国内外500か所に物流拠点を展開しています。その倉庫面積は、国内第2位を誇るといわれており、今後もさらに拡大予定です。

輸送手段も、トラック、船、鉄道と、様々取り扱っています。

センコーは、2017年4月に、センコーグループホールディングス株式会社に体制を移行したばかりです。

センコーは、センコーグループホールディングスの中の、一事業会社として今後その機能を果たしていきます。

ホールディングス化することで、ガバナンス体制が強化されたり、各事業会社の責任や権限がはっきりし、役割が明確化されたり、意思決定が迅速化されたりといったメリットがもたらされます。

このような体制再編からも、センコーがさらに総合的な視点でサービスを提供できるよう拡大していこうという姿勢が伺えます。

センコーの企業情報

下の表はセンコーグループホールディングスの会社概要になります。

商号 センコーグループホールディングス株式会社(SENKO Group Holdings Co.,Ltd. )
創業 1916(大正5)年9月
設立 1946(昭和21)年7月
本社所在地 東京都江東区潮見2-8-10 潮見SIFビル
代表者 代表取締役社長 福田 泰久
資本金 265億64百万円
上場取引所 東京証券取引所市場第1部
グループ会社数 142社(子会社128社、関連会社14社)

センコーの従業員数

センコーグループの連結会社の事業セグメントごとの従業員数を表にまとめました(2021年3月31日現在)。

事業セグメント 従業員数
物流事業 13,725人 [10,803人]
商事・貿易事業 1,018人 [303人]
その他事業 1,834人 [3,189人]
全社(共通) 2,617人 [119人]
合計 19,194人 [14,414人]

※[ ]内は臨時従業員の年間平均人員

センコーの事業内容

センコーグループの核として位置付けられるのが「物流事業」です。

スーパーマーケットやドラッグストアなどの流通業界をはじめ、住宅建材業界やケミカル業界など、多方面の業界の物流に携わっており、その運送手段においても貨物自動車運送のほか、鉄道利用運送や海上運送など、幅広い物流サービスを展開しています。

また、海外にも事業拠点を設け、国内外をつなぐ物流も手掛けています。

次に「商業事業」として石油や包装資材、食品・酒類、生活日用品等の販売を手掛けています。

根本となる物流事業にとどまらず、そのノウハウを活かして展開しているのが上記のような各事業であり、物流が7割弱、商事事業等が3割強という売上高構成になっています。

これらの事業の他にも、物流コンサルティングを手掛けるビジネスサポート事業や、介護や家事代行サービスを手掛けるライフサポート事業など、各事業会社が様々な分野で事業を展開しています。

センコーの業績・将来性

下のグラフと表はセンコーグループホールディングスの業績推移です。

センコーグループホールディングスの業績推移

決算期 売上 営業利益
2012年3月期 2,703億6,100万円 82億7,400万円
2013年3月期 2,935億3,400万円 99億0,800万円
2014年3月期 3,338億8,300万円 121億2,200万円
2015年3月期 3,984億4,700万円 136億4,900万円
2016年3月期 4,340億0,000万円 174億9,700万円
2017年3月期 4,554億3,500万円 170億8,100万円
2018年3月期 4,921億2,700万円 170億8,700万円
2019年3月期 5,296億0,900万円 196億3,100万円
2020年3月期 5,700億3,000万円 206億5,600万円
2021年3月期 5,724億0,500万円 215億2,000万円

売上は2012年度では2703億円だったのが、2021年度では5724億円と9年間で倍増しています。

順調に企業規模が拡大していることが伺えます。

ただし、営業利益率は3~4%程度とかなり低いです。

物流企業の利益率は全般的に5%前後と低いですが、10%近くのところもあるので、業界全般的に見ても低い水準だと思われます。

参照:業績推移全体図 -センコーグループホールディングス株式会社

気になる今後の展開としては、センコーグループホールディングスの中期経営計画で、大きく次の5つのことが言われています。

  1. 事業領域の拡大
  2. ブランド価値の向上
  3. 従業員満足度の向上
  4. 社会的責任の重視
  5. 資本市場の信頼獲得

例えば①についてですが、現在海外には43か所の事業拠点を持ち、今後も東アジア、東南アジア、中北米を重点として、サービスを強化していく計画があります。

さらに、新事業領域への進出として、ライフサポート、ビジネスサポート事業などが予定されています。

この計画からも読み取れるように、今後も事業を拡大させ、企業価値を高めていくという勢いを見せています。

合わせて、③~⑤のように、企業としての役割や責任を、関係するステークホルダーに誠実な姿勢で示していく、というスタンスも同様に読み取れます。

100周年を迎えた老舗企業として、さらなる飛躍の段階が来ているタイミングと読み取れます。

センコーの将来ビジョン

社長挨拶に、次のようなメッセージが語られていました。

これからは「物流」という領域を超え、流通全般に関わる情報をリアルタイムで収集・分析し、ITを駆使したシステムと融合することで、人々の暮らしと産業を支える最適な流通ソリューションを実現する企業へ進化し続けます。
参照:社長あいさつ |センコー株式会社

ものを運ぶだけではなく、さらに踏み込んだ戦略的視点から物流サービスを提供する。

そんな総合物流会社を目指し、今も邁進を続けています。

センコーの年収

センコーの2021年度の平均年収は、有価証券報告書によると692万2,387円でした。
センコーグループホールディングスの最新の平均年収データ

この数字は、物流業・運送業の企業のなかでは15位以内には入っており、業界平均の中では高いほうといえるでしょう。

そんなセンコーが、求める人物像について、次は見ていきましょう。

センコーの平均年収推移

下のグラフは直近10年間におけるセンコーグループホールディングスの平均年収推移を表したものです。
センコーグループホールディングスの平均年収推移

2012年度から2017年度は560万円前後で横ばい推移していましたが、2018年度からの直近4期の平均年収は690万円から730万円の水準に2割程度アップしているのがわかります。

業績が好調に推移していることから平均年収も伸びたことが考えられます。

参照:有価証券報告書・四半期報告書 -センコーグループホールディングス株式会社

センコーの求める人物像

センコーには、目指す方向と事業活動への取り組み姿勢として、次のようなコーポレート・スローガンを掲げています。

物流を超える…従来の物流企業の枠組みを超える「高品質」な商品・サービスを提供する
世界を動かす…「社会との共生」を大切にしながら、「グローバル」な企業活動を展開する
ビジネスを変える…従業員の成長志向を育み、お客様に新たな価値を提案する
参照:コーポレート・スローガン

このスローガンに、求める人物像のキーワードが隠れています。

新卒採用のページに、もう少し詳しくこの内容について書かれています。

「物流を超える」とは、モノの流れだけでなく、商流、さらには製造分野にまでも踏み込み、事業を拡大していくこと。

「世界を動かす」とは、事業活動を世界で展開し、世界のモノを動かす国際化を進めること。

「ビジネスを変える」とは“物流と販売をセットで行う”“自ら製造して運ぶ”といったように物流プラスアルファのビジネス展開のこと。

これだけでは全く説明不足でしょうが、そのあたりは追々解説していきます。

とりあえず私達センコーは、地球規模でビジネスを考えなければ生き残れない現代社会において、思い切った大きな一歩を、しかも色んな方向へ同時進行で、踏み出したところなのです。
参照:人事担当役員メッセージ

また、グループ全従業員が共有すべき価値観を

  1. 誠実
  2. 情熱
  3. 責任
  4. 敬意
  5. 多様性

と定め、上記した5つの単語の頭文字を取った略称の「IP CReD(アイピークレド)」を企業のバリューとしています。
センコーグループホールディングス全従業員のバリュー

ここから考えると、次のような能力が求められていることが読み取れます。

  1. 拡大していく事業の中で、総合的にビジネス全体を見る視野
  2. 世界に展開する事業活動についていける国際的なビジネス感覚
  3. 物流プラスアルファのビジネス展開の中で、相手のニーズをとらえ、自分たちで何が提供できるかを考える発想力
  4. 企業や社会への貢献意識

さらに新卒採用のページにある人事担当者のメッセージには、次のようなことが語られています。

「多様な価値観を受け入れ、政治体制や宗教、文化や習慣の異なる人たちとコミュニケーションを図り、一緒に仕事ができる能力が最も大切です。」
「互いの相違点を理解し、認め、そして同じ方向を向いて努力できる人材を私たちは求めています。」
参照:人事担当役員メッセージ

現在、多くの企業で言われている「ダイバーシティ」という考え方。

多様な価値観を持った人たちと協力していくということが、今多くの企業で課題となっています。

まさにセンコーもダイバーシティを重要なテーマとし、その視点で仕事ができる人材を求めていることが読み取れます。

異なる価値観を受け入れ、対応できる柔軟性、という能力が必要です。

以上からまとめると、

  • 総合的な観点で全体像をみる視野を持つ
  • 国際的なビジネス感覚で、異なる価値観を柔軟に取り入れらえれる
  • 相手のニーズに沿ったサービスを提供できる

といった人物像が見えてきます。

センコーに向いているのは総合的な視野で、国際的なビジネス感覚を活かしたい人

今後も事業領域を広げていく計画のセンコー。

ホールディングス化することにより、ますますグループの総合力を活かしていける環境が整ったといえます。

今後はさらに世界へと活躍の舞台を広げていく計画もあるので、国際的なビジネス感覚を持っている人には、その能力を十分に活かしていける企業だといえるでしょう。

センコーの具体的な採用情報

それでは具体的にどのような職種があるのか、簡単に職種内容について見ていきます。

倉庫運営

預かった商品の管理や、商品に合わせた車輛の手配を行う配車業務など。

営業

顧客のニーズヒアリングから、コスト削減、物流効率などの含んだ物流サービスのソリューションを提案。

海外への新規事業の際の倉庫管理や輸配送の選定、コストなどについても扱い、「物流コンサルティング」を提供する。

国際関係

海外との輸出入貨物輸送業務や通関の際に関わる書類の作成代行業務。

海運

国内の船舶手配など。

通運

列車に積載するコンテナの輸送枠の確保や、列車時間に合わせた配車業務。

コーポレートスタッフ

総務や経理、人事、生産管理などの管理業務。

一言で物流・運送業といっても、多岐に渡る業務内容があることがわかります。

それぞれがスペシャリストとして、その業務に取り組んでいます。

具体的に現在どのような採用情報があるのか、ホームページを見てみると、残念ながら現在はセンコーでの中途採用は行っていないようです。

ホームページで勤務地によって求人を検索できるので、興味がある方は採用情報が掲載されていないかをまめに確認してみましょう。

入社後の環境としては、計画的な教育と、優秀な人材については昇級基準未達であっても積極的に登用する、とされており、年齢に関わらず挑戦していける環境があります。

センコーの口コミ・評判

センコー株式会社をネットで調べたところ、次のような口コミや評判が見られました。

給料について
ベーズ賃金には差がありません。

しかし役職に就いた場合には大きく上がりますね。

職階で給与が上がるので役職につくのが必須になります。

職場によって雰囲気が違うみたい
職場によって雰囲気が大きく違うみたいです。

自分の職場はフレンドリーな空気なので働きやすいです。

出世は上司次第って感じがある
上司に気に入られれば昇給も早いけど、そうでないと苦しい。

上司次第って感じなのがちょっと嫌ですね。

家族手当が助かる
給料はともかく、家族手当が結構大きいです。かなり助かってます。
有休は取りやすい
以前は有給が取りづらくて困ったものだが、近頃取りやすくなった。

賃金に関しては肯定的で、しかも家族手当等に好意的な書き込みが多いですね。

しかし職場によって、上司との関係が昇給につながってくいるという意見もあります。

特に中途採用の場合、それが大きなポイントになりそうです。

センコーへの転職難易度

中途採用については、公式サイトにも中途採用の一覧が載っているほどに、意欲的な会社です。

そうした面では、職種を選ばない場合、転職は問題なく出来るでしょう。

難易度も低くなります。

しかし中途採用一覧を見てみると、現場職がほとんどです。

専門職への中途採用は、あまり載っていません。

専門職での転職を考えた場合、難易度は上昇すると見ていいでしょう。

センコーへの転職成功確率をアップさせる唯一の方法

専門職での転職を考えた場合、転職エージェントに依頼することをおすすめしたいです。

転職エージェントの場合、非公開の求人についての情報も多く抱えています。

特に専門職の場合には、非公開求人が多いのです。

また給与に関しても、中途採用の場合できるだけ入社前に交渉をしておきたいですね。

そんな時にも、転職エージェントなら、待遇についての後押しもしてくれますよ。

センコーへ転職したい人が必ず登録した方がいい転職エージェント4選

センコーへの転職を志望している人におすすめなのが以下4つの転職エージェントです。

  1. リクルートエージェント
  2. doda
  3. パソナキャリア
  4. JACリクルートメント

これら転職エージェントをおすすめする理由や特徴について紹介します。

1.リクルートエージェント

リクルートエージェント
転職をする際に、まずは必ず「リクルートエージェント」に登録するのがおすすめです。

なぜなら、業界トップの求人数があり、転職実績No.1だからです。

業界・職種を問わず広く求人が豊富なので、どんな人にも役立つ「必ず登録した方がいいい転職エージェント」と言えます。

他の転職エージェントにはない求人が掲載されていたり、様々な職種で多くの求人が掲載されているため、選択肢が広がり転職に挑戦しやすいという声も多いです。

ただし、アドバイザーのサービスの質には差があるとの口コミもあるので、安定して転職を進めるために「doda」や「パソナキャリア」とも併用して活用するのがおすすめです。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

リクルートエージェントの口コミ・評判を見る

2.doda

DODA(デューダ)
dodaは、国内大手の転職エージェントであり、経験者採用に強みを持っています。

求人数やその質、提案力などにも定評があります。

転職サイトと転職エージェント両方のサービスを期待できるのが魅力的です。

国内最大級の求人数とそのノウハウがあり、積極的に紹介をしてくれる転職エージェントとして期待できます。

転職サポートツールも充実しており、それらを無料で使えるのもdodaの特徴であり、魅力です。

doda公式サイト:http://doda.jp/

dodaの口コミ・評判を見る

3.パソナキャリア

パソナキャリア
パソナキャリアでは今までに50万人近くの転職活動を支援してきた実績があるのが特徴です。

そして、利用者の7割近くは転職した後の年収アップに成功しているのです。

ハイクラス転職も可能ですが、それだけではないのも魅力的な要素です。

転職エージェントというと高いレベルの人材のみのイメージがありますが、パソナキャリアではある意味で極端に高いレベルの求人しかないというわけではないのも有難い点となるでしょう。

すべての人が超一流の求人先を見つけて欲しいと思っているわけではないわけであって、そうした人にこそ、『パソナキャリア』はお勧めです。

パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/

パソナキャリアの口コミ・評判を見る

4.JACリクルートメント

JACリクルートメント
転職を検討中の方の中で、大手企業のハイクラスや外資系企業のグローバル求人を探している方におすすめなのがJACリクルートメントです。

このエージェントをおすすめする一番の理由は提供される求人の質の高さです。

他社ではほぼ出会うことが不可能な好条件の案件にも出会うことができます。

JACリクルートメントがこの求人の質の高さを維持できているのは、他社ではあまり行われていない企業ごとの担当者を置いて対象企業との強い信頼関係を築いているからでしょう。

そして、そのメリットは、求人の質以外にも企業独特の風土といった細かいながらも大切な情報となって利用者に還元されています。

JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/

JACリクルートメントの口コミ・評判を見る

まとめ

今回はセンコーグループホールディングスの企業情報や年収推移、求められている人物像や評判などを解説しました。

転職するコツについても紹介しましたがいかがだったでしょうか

最後にもう一度、センコーについて抑えるべきポイントをまとめると、

  1. 業績好調で将来性も有望
  2. ここ数年で平均年収が20%程度も上昇した
  3. 企業ビジョンや価値観が全グループで共有されている

の3点が挙げられます。

「私の実績が活かせそうだからセンコーグループで働きたい」

と考えている方は、この記事を参考にして転職活動を始めてみてくださいね。