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JR東日本の年収とその推移、採用されやすい人物像や口コミ・評判、上手く転職する方法を徹底解説

JR東日本の年収解説

通勤や通学でJR東日本の路線や駅を毎日利用する人もいるのではないでしょうか。

改札にいる駅員さん、ホームにいる駅員さん、運転手さん、駅のお店を創ったり運営する方など…JR東日本に関わっている社員さんの年収や待遇はどのようなものなのでしょうか。

また、JR東日本で働くにはどうすればいいのでしょうか。

今回は、JR東日本が手掛ける事業や転職を目指すにあたって知っておきたい年収や待遇、上手に転職する方法についてまとめました。

この記事を読むことで、あなたがJR東日本に転職するのに相応しいのかがわかるようになるので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

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東日本旅客鉄道(JR東日本)とはどんな会社?

JR東日本は、1987年に日本国有鉄道(いわゆる国鉄)から鉄道事業を引き継いだ鉄道会社のひとつです。

東北地方及び、関東地方全域をカバーし、新潟県のほとんど、山梨県、長野県の半分ほどに事業を展開する、JRグループの中でも最も規模の大きい企業です。

JR東日本は一日で約1659万人を目的地へ運んでいます。

また、一年間の売上は3兆円を超えるまでのぼり(2019年3月期)、そのほとんどを関東圏の通勤、通学の定期購入と新幹線の売上が占めています。

ただし、2020年初頭に起きた新型コロナウィルスの感染拡大で人の移動が制限されたことにより、電車や新幹線利用が激減した影響で2021年3月期の売上は1兆7,645億円にまで落ち込んでいます。

JR東日本の企業情報

JR東日本の会社概要は以下の表のとおりです。

社名 東日本旅客鉄道株式会社
East Japan Railway Company
所在地 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号
設立 1987年4月1日
資本金 2,000億円
上場証券取引所 東京証券取引所市場第一部
事業内容
  • 旅客鉄道事業
  • 貨物鉄道事業
  • 旅客自動車運送事業
  • 索道業
  • 旅行業
  • 倉庫業
  • 駐車場業
  • 広告業
  • 図書・雑誌の出版業
  • 金融業
  • 前払式支払手段の販売業及びゴルフクラブ会員権、テニスクラブ等のスポーツ施設利用権等の販売業
  • 電気通信事業
  • 情報処理及び情報提供サービス業
  • 損害保険代理業その他の保険媒介代理業
  • 自動車整備業及び石油、ガス等の燃料、自動車用品の販売業
  • 旅行用品、飲食料品、酒類、医薬品、化粧品、日用品雑貨等の小売業
  • 旅館業及び飲食店業
  • 一般土木・建築の設計、工事監理及び工事業
  • 設備工事業
  • 電気供給事業
  • 動産の賃貸業及びイベントに関するチケット販売、クリーニング、写真現像等の取次業
  • 不動産の売買、賃貸、仲介、鑑定及び管理業
  • 輸送用機械器具製造業
  • 精密機械器具及び一般産業用機械器具製造業
  • 看板・標識案内板等の製造・販売業
  • 遊園地、体育施設、文化施設、学習塾等の教育施設、映画館等の経営
  • 清涼飲料水、酒類の製造及び水産物の加工・販売業
  • 骨材・石工品及びコンクリート杭・ブロック等の製造・販売業

上記の事業に附帯または関連する一切の事業、その他上記の目的を達成するために必要な事業

JR東日本の従業員数

JR東日本の事業セグメントごとの従業員数を下の表にまとめたので、ご参照ください(2021年3月期の連結会社合計の従業員数データ)。

事業セグメント 従業員数
運輸事業 57,158人 [14,529人]
流通・サービス事業 5,774人 [9,296人]
不動産・ホテル事業 4,671人 [1,421人]
その他 4,370人 [939人]
合計 71,973人 [26,185人]

※[ ]内は臨時従業員の年間平均人員

JR東日本の事業内容

JR東日本は、関東、甲信越から東北までの広い地域で多様な事業を展開する企業です。

根幹となる運輸業では、鉄道事業、モノレール事業や、バス事業、車両製造事業などを行っています。

鉄道事業のほかには、生活サービス事業として、駅構内の商業施設の営業や開発、不動産業を行っています。

駅スペース活用事業では、売店の「KIOSK」、コンビニエンスストアの「NewDays」を始め、エキナカ商業施設などを広く展開しています。

ショッピングセンターやオフィスビルを手掛ける不動産分野では、「ルミネ」や「アトレ」、首都圏に展開する複合型オフィスビル事業などを手掛けています。

その他にも、ホテル業やSuicaなどの電子マネーの開発、ビューカードなどのクレジットカードの発行、広告業など多岐に渡り事業を展開しています。

また、自社で発電システムを持っていることも同業者とは違う大きな特徴で、地震などで東京電力からの配電がストップしたとしても影響を受けることはほとんどありません。

また、コロナ禍によって鉄道輸送の重要が大幅に減少したことにより、事業の変革も求められてきています。

今後はコロナ後の社会に向けて、鉄道輸送だけでなくITや金融決済といった生活サービスを新たな成長エンジンとする新たな取り組みも発表しています。
JR東日本の新たな取り組み

参照:
JR東日本会社要覧2018-2019
JR東日本グループ経営ビジョン「変革2027」:JR東日本

JR東日本の年収はどのくらい?

2021年3月期の有価証券報告書調べでは、JR東日本の平均年収は673万5,577円です。
JR東日本の最新の平均年収データ

平均年齢は38.2歳、平均勤続年数は15.6年で従業員は4万4,137名(単独。連結では前述参照)もいます。

とても大きな企業であることがわかりますね。

鉄道業界の平均年収の順位を見るとJR東日本は14位になります。

順位 会社名 平均年収
1 相鉄HD 878万円
2 阪急阪神HD 864万円
3 西武HD 802万円
4 東急 762万円
5 関西高速鉄道 755万円
6 京阪HD 740万円
7 近鉄グループHD 721万円
8 小田急電鉄 720万円
9 東京メトロ 720万円
10 京成電鉄 714万円
11 JR東海 713万円
12 京王電鉄 680万円
13 京浜急行電鉄 679万円
14 JR東日本 673万円
15 東武鉄道 669万円
16 新京成電鉄 658万円
17 横浜高速鉄道 625万円
18 南海電気鉄道 611万円
19 JR西日本 611万円
20 首都圏新都市鉄道 589万円

ポジション別の平均年収は以下の通りです。

総合職 987.0万円
技術職 690.9万円
一般職 705.0万円
電車運転士 690.9万円

20代では400万円代だった年収も、30代で549万円、40代で789万円と年齢と共に徐々に上がる傾向にあります。

また、最も年収の上がる50代では、大卒で1056万円、短大卒で794万円、高卒675万円と差が出るものの、生涯年収は3億ほどですので、比較的高い水準であるといえます。

JR東日本の平均年収推移

下のグラフはJR東日本の直近5年間の平均年収推移を表したものです。
JR東日本の平均年収の推移

概ね710万円~720万円の範囲で推移しています。

直近の2021年3月末の平均年収が減少しているのは、コロナ禍により人々の移動需要が激減し、

  • 鉄道や駅の利用者減
  • 商業施設やホテルの休業・利用者減
  • 海外からの入国制限によるインバウンド重要の減少

という原因によって売上が減少した影響が大きいです。

JR東日本ではどんな募集条件や求められる人物像

駅で働くことがメインとなってきますが、駅員さんだけではなく、電車のメンテを行う保守土木や各所の窓口での業務など多岐に分かれます。

テクニカルエンジニアとして働く

線路、鉄橋、トンネルのメンテや補給、補強を行います。

また、信号設備の管理、各ネットワークのメンテナンス、車両のメンテナンスなど、電車を安全に運行させるために必要な業務を行います。

券売機、自動改札機、空調設備、昇降機、ホームドアのメンテなども大切な仕事です。

駅で働く

ホーム上の安全確認、お客様への対応、乗り換え案内や切符の販売などを行い、お客様が安心して利用できるようサポートを行います。

国際的に働く

鉄道を海外へ展開させるための様々な活躍をします。

技術事務として働く

電車の運行に必要な土木関係、各種設備などを整えるための契約などを行います。

事業用地の管理をする

各自治体などとの連携を大切に、新たな事業展開のための用地の売却、管理、取得などを行います。

JR東日本の応募資格や年齢制限

学歴は高卒以上で、年齢は37歳までの人が応募できます。

年齢制限があるのは、技術の習得や能力を発揮してもらうための力を育成するまでの期間を考慮し、決められています。

職務経験は問いません。

上記以外に、JR東日本ではプロフェッショナル採用という枠があります。

大卒、博士了のみが応募することができ、コミュニケーションや社会的常識をみて採用されます。

プロフェッショナルとしての活躍を期待しての採用なので、一般採用よりも給料も高めに設定されています。

JR東日本はエリアの顔となるような街づくりをしたい人におすすめ

2017年は、JR東日本が発足してから30年という節目の年でした。

激しい激動の時代の中でも、大きく成長し続けてこれたのは、会社の経営の柱である、

「自主自立の経営」
「お客さま第一」
「地域密着」

を社員ひとりひとりが守ってきたからなのでしょう。

電車は、通勤通学はもちろんのこと、旅行や大切に人に会いに行くための「足」として、日々欠かせないものです。

そんな、電車の安全を守り、地域に密着し、エリアの顔となるようなまちづくりをしたい人に、おすすめの企業です。

JR東日本は入社後に安心して働くための福利厚生も充実している

社員と家族が豊かに暮らしていけるよう、JR東日本では様々な福利厚生を用意しています。

持株会・社員預金・財形貯蓄 等の財産形成はもちろんのこと、各家庭に合わせた育児、介護支援、安心した住居のための、マイホーム支援や賃貸住宅支援のほかに、社宅や寮も完備しています。

また、社員によるクラブ活動も盛んに行われています。

スキルアップをしたい人には、会社の指定するスクールを受講すれば、補助金が支給されます。

各資格、英会話、カルチャースクールなどから、自分の趣味や興味のあるものが自由に選べます。

健康診断やや人間ドックなども受診でき、社員と家族の健康を守ります。

豊富な社内研修で自分の力を存分に発揮できる環境

JR東日本では、スキルアップのための研修にも力を入れています。

社内研修

入社後に職場における立場や役割を理解するため、会社の方針などを学びます。

会社についての理解を深め、職場の活性化のための「人材開発研修」と、業務に必要な知識やスキルを学ぶ「知識、技術向上研修」があります。

社外研修

社内だけではなく、社外での研修を行います。

今後の事業展開に必要不可欠なノウハウを学ぶ研修や、異業種交流会などがあります。

技能教習所

鉄道の技術を社員たちに受け継いでいくための訓練施設があります。

実際に実物に触れながら、現場に近い環境で技術を学ぶことができます。

JR東日本の口コミ・評判

JR東日本の口コミや評判をネットで調査したところ、次のような意見がみられました。

  • 賞与が100万円以上がでるため、安定して貰えて嬉しいです。
  • 有給が絶対に取得できるのがメリットで、平日休みも多いため役所などにも行きやすいです。
  • 福利厚生が充実し東北なども格安で行け、新幹線なら半額で乗れます。またレジャー施設などの割引きもあり嬉しいです。
  • 残業は職場により異なるものの少なく、新しいことにチャレンジしようとする風土があるため採用種別問わず挑戦できます。
  • 鈍行の電車なら無料で乗れるのが利点です。また社員教育がとても良く、日々の仕事で自分がどんどん成長できます。
  • 職場環境が良好でパワハラなどはほとんど見られず、各種休暇制度が整っています。

JR東日本は、福利厚生が充実している企業だと感じます。

鈍行の電車なら無料で乗れ、新幹線なら半額で乗れるので、旅行が好きな人にはぴったりの企業だと考えられます。

JR東日本への転職難易度

JR東日本への転職の難易度は基本的には高く、それにはいくつか理由があります。

  1. JR東日本の中途採用は、年に1回しか行われないため採用確率は低い
  2. 応募資格や採用人数が、総合職とエリア職で異なるので難易度が高くなる
  3. 総合職は、業務に関連した十分な知識を持ち4年生の大学か大学院を修了し採用人数は20名程度と少ない
  4. エリア職に関しては職歴や年齢は不問なものの高校卒業以上で、採用人数については340人程度。採用倍率は100倍以上となってる
  5. 鉄道業界では、トップクラスの年収

このようにJR東日本では、中途採用が年に1回しか行われず採用人数も少ないです。

そのため採用のハードルは、高く設定されています。

首都圏など東日本エリアの鉄道インフラを担う一方で、駅ナカ店舗事業や「ルミネ」や「アトレ」といったショッピングセンター事業を行っています。

鉄道や駅の価値を最大化するために鉄道事業や不動産関連事業を展開しているのが特徴で、転職先としてかなり人気があります。

また、鉄道業界でも年収がトップクラスなので倍率が高くなっています。

JR東日本への転職成功確率をアップさせる唯一の方法

JR東日本への転職は難易度が高いですが、転職成功率をアップさせる唯一の方法があります。

それは転職エージェントを利用することです。

利用する際のポイントとして、

  1. JR東日本は規模の小さい転職エージェントとは取引していないので、大手の転職エージェントを利用する
  2. 公開求人はもちろんレアな非公開求人も扱っているのでおすすめ
  3. 転職のノウハウも知っているコンサルタントが在籍しており面接対策なども任せられる

このような3つ挙げられます。

大手の転職エージェントであれば、過去の面接で出題された筆記試験や、面接の回数、質問や面接の回数も熟知しているので直接応募するよりも有利に働きます。

また公開求人はもちろんのこと、非公開求人も扱っているのでメリットが多いです。

そして実績を伴った転職ノウハウが充実しているため、質の高いJR東日本への転職方法を知ることが可能になります。

さらに面接対策、条件交渉など幅広いサービスを受けられるので転職成功率も上げられます。

JR東日本へ転職したい人が必ず登録した方がいい転職エージェント4選

JR東日本へ転職したい人や現在転職を検討中の人には以下4つの転職エージェントをおすすめします。

  1. リクルートエージェント
  2. doda
  3. パソナキャリア
  4. JACリクルートメント

上記した転職エージェントをおすすめする理由や特徴について紹介していきますので、ぜひご自身に合いそうなところを探してみてください。

1.リクルートエージェント

リクルートエージェント
転職エージェントで登録必須と言えるのが 『リクルートエージェント』です。

リクルートエージェントを利用する最大のメリットは求人数と業界No.1の転職支援実績。

業界・職種共に求人数はトップクラスであり、他の転職エージェントよりも豊富な選択肢から企業にチャレンジできることになります。

デメリットとしては「アドバイザーの対応等やサービスの質に差がある」という口コミも見受けられるので、他の転職エージェントと併用しながらより選択肢を広げることをおすすめします。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

リクルートエージェントの口コミ・評判を見る

2.doda

DODA(デューダ)
「doda」はパーソナルキャリアが運営している国内大手の転職エージェントです。

約16万件と業界トップクラスの求人数を保有し、dodaでしか見ることができない非公開求人も多く取扱っています。

利用者からの評判も良く、職務経歴書・面接対策などといった実践的なサポートもきめ細やかに行なわれており、担当者の当たり外れがないエージェントであるという評価を受けています。

もし、他のエージェントを利用中で「担当者との相性が合わなくて転職活動が進めにくい…」という場合は、dodaにも登録してみるのをおすすめします。

doda公式サイト:http://doda.jp/

dodaの口コミ・評判を見る

3.パソナキャリア

パソナキャリア
長年人材ビジネスを手掛けてきたパソナグループの転職エージェント「パソナキャリア」。

求人数や実績が豊富で、専門的な職業の知識を持つコンサルタントが求人者をしっかりサポートしてくれます。

「レスポンスがスピーディーで働きながらでも転職活動しやすかった」
「転職は初めてだったけど細かいアドバイスを受けられた」

といった口コミ情報が多く、初めて転職をする方からの評価が高いです。

志望転職先の待遇・給料、職場環境を丁寧に教えてくれることも利点で、実際に勤めたときのミスマッチを防げます。

パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/

パソナキャリアの口コミ・評判を見る

4.JACリクルートメント

JACリクルートメント
JACリクルートメントの特徴はハイクラス転職求人が多いこと。

外資系企業や国内大手企業などのレベルの高い求人、グローバル求人に強みがあります。

それぞれの企業ごとに担当者が置かれています。

その為、企業文化や社風、企業ごとのキャリアプランなどにも詳しく、それらの情報も提供することができます。

案件の質が非常に高く、細かいフォローも含めてハイレベルの転職活動をサポートしてくれます。

特に管理職や専門職といった求人を求めている人に最適。

JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/

JACリクルートメントの口コミ・評判を見る

まとめ

以上、JR東日本の現状や年収推移、求められている人物像、上手く転職する方法について紹介しましたが、いかがでしたか?

もう一度、JR東日本について抑えるべきポイントをおさらいすると、

  1. コロナ禍による影響を一身に受け減収減益に陥った
  2. 鉄道輸送だけでなくIT・金融決済を成長事業と捉えている
  3. 直近の年収は落ち込んでいる(コロナの影響)
  4. 福利厚生や研修が充実している

といった点が挙げられます。

「JR東日本の事業に携わってエリアの発展や会社の成長に貢献したい」

と強い思いをお持ちの方は、この記事を参考にしてJR東日本への転職成功を目指して動き出してみてくださいね。