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看護師専門の転職サポートサービスを利用した転職活動の流れ

ハローワークと一般の転職サイトと看護師の転職エージェントではなのが違う?転職エージェントの利用の流れから、看護師が転職を成功させるために必要な知識までご紹介します。
ハローワークと比較
看護師の転職活動をサポートしてくれる、看護師のための転職サイトやエージェントがあります。このような転職サポートサービスを利用する場合は、どのような流れになるのでしょうか?まとめてみました。

看護師の業界に強い転職サポートを利用したい!でもどれを選べばいい?


転職をサポートしてくれるサービスは、主に以下3つがあげられます。

  • ハローワーク
  • 転職サイト
  • 転職エージェント

皆さんご存知のとおり、「ハローワーク」は国が行っている転職支援。それに対し「転職サイト」と「転職エージェント」は一般企業による転職支援となります。

では、この3つの機関による転職サポートにはどういった違いがあるのでしょうか?見ていきましょう!

転職サポートと一言でいってもさまざまカモ。まずはそれぞれの転職サポートの特徴や違いを知りましょう。メリットデメリットを把握した上で、ご自身がどのサービスを利用するか考えるといいカモ。



ハローワークと転職サポートサービスの違い


転職・再就職といえば、ハローワーク(公共職業安定所)のことが頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか?

転職や再就職のサポートサービスには、ハローワークの他にも、転職サイトやエージェントといったサービスがあります。では、これらの違いはどこにあるのでしょうか?

まずハローワークは公的機関で、転職サポートサービスは個人企業によって運営されているところが違います。公的機関ですから、ハローワークは完全に無料で利用できます。

転職サポートサービスも基本は無料で利用できるところが多いようですが、一部が有料だったり、仲介料などが発生するところもあります。

カモ無料の転職サポートサイトを見る

ハローワークを利用するメリットは…?

公開されている一般の求人情報誌や求人サイトなどには載っていない仕事があることです。特に官公庁(市役所や保健所・保健センターなど)の求人は、ハローワークによく出る傾向があります。

また、ハローワークは全国どこにでもあり、インターネット経由での求人活動も可能で、誰でもどこでも活用できるところが良いです。一方、転職サポートサービスは全ての地域がカバーされているわけではありません。自分の居住地域や働きたい場所によっては、効果的に利用できない可能性があります。

ハローワークでは、就職相談をすることもできますし、転職志望先との面接調整も代行してもらえます。しかし、看護師以外にも全ての業種を取り扱っているため、看護師の転職に特化しているわけではありませんし、転職サポートサービスほどは手厚いサポートはされません。
ハローワークにも転職サポートサービスにも、それぞれメリットとデメリットがあるので、自分に合っているものを上手く活用でしましょう。

通常の転職サイトと看護師専用の転職エージェントの違いとは?


「転職サイト」は、求人情報が紹介されたサイトです。自分に合った転職先を自分自身で見つけ出す必要があります。

一方、「転職エージェント」は、専属のアドバイザーが、あなたに合った仕事を無料で探してくれるサービスです。面接や履歴書対策の相談、転職先との条件交渉、施設見学のセッティングなども行ってくれます。

下記では、それぞれのメリットとデメリットを紹介しましょう。

「転職サイト」のメリット・デメリット


転職サイトは、ある程度自由がきき、個人のスケジュールに合わせて動くことが可能です。ただその反面、情報収集から企業へのコンタクトまで、全て自分でやらなければないというところが大変なところ。

そのため、メリットとデメリットを簡単にまとめると、以下のようになります。

3つのメリット

  • 自分のペースで転職活動ができる
  • 選択肢が幅広い
  • 気軽に利用できる

3つのデメリット

  • 「計画性」「行動力」「判断力」が必要
  • 待遇の交渉がしにくい
  • 情報収集がしにくい

以上が、転職サイトのメリットとデメリットです。メリットでは「選択肢の幅が広がる」を入れました。これは、個人の能力を気にせず、多くの求人から選べるからです。ただ、その分転職後の自分の立ち位置を確保するのが難しくなるケースも…。

こうした、メリットの裏にデメリットが潜んでいることも、把握しておくことが大切カモ



「転職サイト」はこんな人におすすめ!
  • 身近に頼りになるアドバイザーが居る
  • 自分のペースで仕事を探したい

「転職エージェント」のメリット・デメリット


転職エージェントは、転職サイトと違って、自分の希望や能力に合わせて、転職先を選んでもらうことができます。

また、その業界に特化したアドバイザーからサポートしてもらえるので、個人では知り得ない情報を入手することも可能になります。

それでは、転職エージェントについても、メリットとデメリットをおさらいしましょう!

メリット

  • 面接や履歴書対策もしてもらえる
  • 業界に特化した情報を知ることができる
  • 転職希望先の雰囲気を知ることができる
  • 条件にあう案件を紹介してもらえるため、採用率があがる
  • 待遇面などの交渉をしてもらえる

デメリット

  • 常の転職サイトよりも選択肢は狭まる
  • 異業種への転職は勧めてもらえない

転職エージェントのデメリットは2つとも選択範囲を狭める内容ということがわかりますね。これは、転職後のリスクも考慮し、個人と企業のマッチングを行うから。

異業種への転職は方向性が大きく変わから、転職後にとても苦労することに…。でも中途採用ではある程度即戦力になる人が好まれます。こういった部分で、紹介してもらいにくいのカモ。


転職エージェントはこんな人におすすめ!
  • よりいい条件で転職したい人
  • 転職活動に不慣れな人
  • 面接や自己PRが苦手だと感じる人
  • 業界内の転職を望む人
  • 業界に特化した情報を得たい人
  • スキルアップを目指す人
  • 効率的に転職活動を進めたい人

現在、看護師専門の転職サービスのほとんどが「転職エージェント」です。ネット上で「転職サイト」と書かれていても、実際登録してみたら「転職エージェント」の可能性も高いのも、この業界の特徴!

これは看護師の専門性の高さや働く環境など、業界特有の理由によるものカモ。



看護師が転職エージェントを利用する場合の流れ


大まかな流れは以下の通りです。
  1. 転職サポートサービスに登録する
  2. 相談員から直接連絡を受け、今後の予定を調整する
  3. 相談員との面談(転職先に希望する条件や、自分の経歴・能力などを伝える)
  4. 適合している求人の紹介がされ、志望する転職先の決定を行う
  5. 必要時、転職先の見学をさせてもらう
  6. 履歴書・職務経歴書の作成や、面接に関するアドバイスを受ける
  7. 相談員による面接日程の調整
  8. 転職志望先と面接
  9. 採用または不採用の通知 ※不採用の場合は3に戻る
  10. 現在の勤務先の直属の上司(看護師長など)へ退職の意思を伝える
  11. 退職届の提出、退職に関する手続き(事務関係・ユニフォームの返却手続きなど)を進める(※同時進行で新しい職場での手続きを進める)
  12. 退職
  13. 入職
※退職日までに少しずつ有給休暇を消化しておく(退職寸前に一気に使いきろうとすると、ブーイングを浴びますので計画的に)

退職して落ち着いてから転職先を決める場合は、10番の退職の意思を伝えるところからスタートし、11~13番の後に1~9番へと進みます。

転職で、面接や履歴書対策はどうしたらいい?


転職活動において「面接」と「履歴書」対策は欠かせません。転職理由や志望動機の伝え方には、どのようなポイントがあるのでしょうか。特に押さえておきたいポイント3つについてお伝えします。

転職先の情報収集をしっかり行おう


まずは、あたり前の事ですが、転職希望先のことを知ることはとても大切です。また、以下のような内容を転職理由や志望動機に上手く取り入れるころで「どこでもいいわけではない」という熱意まで伝えるポイントとなります。
  • 特に力を入れている分野
  • 世間の評価が高い点
  • 特徴や理念、誇りや自信を持っている点
  • 目標としていること
  • 院長の基本方針

転職理由をプラスイメージに変える


転職理由は、以前の職場の非難や愚痴にならないようにしましょう。万が一、問題の多い職場であったとしても、マイナスな退職理由を以下のように語って、プラスイメージに変える努力が必要です。

  • 自分が行った努力
  • 反省点と新しく学んだこと
  • 転職先で、これまでの経験をどのように活かせるか

担当者の不安を「大丈夫」に変えよう


以下のような条件に当てはまる場合、転職先の担当者が不安を抱くこともあるでしょう。
  • 年齢が高い
  • 経験がない
  • 転職回数が多い

ただ、不安に感じていたことが「大丈夫」に変われば、一気に採用に近づきます。

まずは、自分自身を客観的に見つめなおしましょう。その上で、担当者の不安を取り除き、納得させられる転職理由や志望動機を準備しておくことが大切です。

転職理由や志望動機も含め、面接や履歴書の対策は、転職エージェントでもサポートしています。

  • 具体的な情報収集をしてもらえる
  • 客観的なアドバイスをしてもらえる
  • 転職理由を見直し、短所を長所に持っていく方法を伝授してもらえる

などのメリットがありますので、一人で考えるのは不安だという方は、一度相談してみてもいいかもしれませんね。

面接や履歴書の対策は転職エージェントでも行っているカモ。一人で対策を講じるのが不安なら、一度相談してみてもいいカモ。



時期も重要!転職で大切なのは対策だけじゃない。看護師が転職しやすい時期っていつ?


転職しやすい時期とは「求人数が多い時期」です。ボーナスの支給直後は、退職する看護師が多く、求人が増える傾向があります。

一般的なボーナス支給月である6月と12月の直後、7月と1月がねらい目でしょう。また、年度のはじまりである4月、変わり目となる9月も求人が多くなる時期です。この時期に焦点を合わせるのは賢いやり方ですね。

ただし、これはあくまでも一般論です。あなたが働きたい病院が、これ以外の時期に求人を出す可能性はゼロではありません。求人を見逃して、チャンスを失う事態は避けたいですよね。

しかし、膨大な量の求人を毎日チェックするのは大変です。運よく見つけても、転職の準備ができていなかったり、対応が迅速でなかったりすれば、ライバルに先を越されてしまう可能性があります。

対策として、二つの方法をお勧めします。一つ目の対策は、早めに準備をしておくこと。「明日、面接に来て欲しい」と言われても応じられるくらい、万全の準備をしておけば、いざという時、あわてなくて済みます。具体的には…
  • 履歴書を記載する
  • 面接用のスーツや靴を準備する
  • 転職先の情報収集をする
  • 面接での受け答えをシミュレーションする

二つ目は「転職エージェント」に無料登録しておくこと。転職したい病院の条件や名前を伝えておけば、求人が出た場合、すぐに連絡してくれます。

履歴書を提出しておけば、病院側に直接、あなたの情報を提供し、すぐに面接の約束を取り付けてくれます。素早い対応で、ライバルに差をつけることができますよね。

また「転職エージェント」は、業界の最新情報に精通しており、これまでの経験から得た、他では得られない情報を取得しています。それらを活かして、転職のノウハウを教えてくれたり、悩み相談に応じてくれたりする場合もあるでしょう。

転職するのにベストな時期も、一般論ではなく、あなた自身の条件に応じたアドバイスをしてくれます。上手く利用すれば、あなたの転職を確実に成功に導いてくれそうですね。

転職を決意したら、早めに準備をしておくことが大事カモ。転職エージェントを上手く利用することで、効率的に転職が行えるカモ。



要注意!退職の意思を伝えるタイミングはいつ?


今までの職場で働きながら転職活動をし、ブランクを空けずに転職したい場合、これは特にシビアな問題ですね。ひとまず、各職場の”就業規則”を確認しましょう。

就業規則には退職を申し出る期限や退職までの流れ、退職金についてなど、大切なことが記されています。退職を申し出るタイミングは、一般的には退職希望日の1~2か月前が良いと言われています。就業規則でもそのように設定してあるかもしれません。

しかし、複雑なシフトが組まれている交替制の職場、産休・育休(予定も含む)で欠員がある場合、もともと人数不足のところでは、1~2か月前の報告では遅すぎるかもしれません。

「急に退職したい言われても困る!」と言われてしまわないよう、また職場に引き留められないよう、人事異動会議や次年度の新規採用者面接などの前には、直属の上司に退職の意思を伝えておけると安心ではないでしょうか?転職活動との兼ね合いが難しいところですが、予期せぬ病欠者が出たり、産休希望者が現れると、自分の退職が後回しになっていく危険もあります。

転職が決まったのに、退職できないでは困りますよね。

退職の意思を伝える=退職日の決定ではありませんから多少の調整はできますし、転職先が決まらず退職日になってしまったとしても、看護師の場合は経歴にブランクが空いてしまっても、再就職には差し支えありません。予定通りに退職できず困ってしまうよりは、早めに動いておくと良いのではないかと思います。

転職サポートサイトで紹介される求人情報はどんなのがある?


さまざまな求人情報が掲載されています。仕事内容と求められる人材を説明しましょう。

病院


  • 病院の規模
  • 選択する科
  • 担当部署(「外来」「病棟」「手術室」など)

などにより仕事内容に差があります。一般的な特徴を挙げてみましょう。仕事内容は次のようになります。

  • 患者さんの看護や介護、説明や指導を行う
  • 医師の介助を行う
  • 必要な環境を整える

仕事がハードで、高いレベルを求められる傾向があります。専門知識や高度な看護技術を取得する必要があり、スキルアップを目指すには、最適な職場です。心身ともにタフで、向上心のある人に向いているでしょう。

クリニック


仕事内容は、病院と大差ありません。しかし、クリニック特有の傾向も…
  • 求められるレベルが病院ほど高くない
  • 夜勤や病棟勤務、残業がない施設が多い
  • 病院より楽である

小規模でアットホームな施設が多く、人間関係が密であるという一面もあります。そのような関係をストレスだと感じる人には、不向きかもしれません。

訪問看護


利用者の自宅を訪問し、看護や介護、診察の介助などを行います。一人で行動し判断することも多い仕事ですので、多方面の知識や判断力が要求されます。コミュニケーション能力や親しみやすい雰囲気も必要でしょう。

介護施設


基本的な仕事は病院と同じですが、医療処置がほとんど無く、介護が主な仕事です。看護師としてスキルアップを目指すことは難しいでしょう。

一方で、看護師が少人数という施設も多く、急変時には、どう対応すべきか判断を求められます。知識や経験が必要ですが、隣接する病院に医師が常在しているなら、指示を仰ぐことが可能です。自分の能力に応じた施設を選択する必要があります。

保育園

  • けがや緊急時の判断、初期対応
  • 園児の健康管理
  • 保護者への指導、相談

などが主な仕事です。

残業や夜勤がない点はメリットですが、保育士の役割も要求されるため、体力的にきついという声も聞かれます。子供好きであることや、保育士の補助的立場であることを受け入れる柔軟さも求められるでしょう。

イベントナース、ツアーナース


イベントナースは、イベント会場で、けが人や急病人の対応をする仕事です。ツアーナースは、旅行に同行して、同様の仕事を行います。何事もなく無事に任務を終えるケースが多いですが、まれに緊急事態が発生する場合もあります。その際、適切な対応ができないと責任を問われる可能性があります。看護師として、ある程度の経験を積んだ人が望ましいでしょう。

企業で働く看護師


「産業看護師」は、一般企業で従業員の健康管理やメンタルケア、応急処置などを行います。「治験コーディネーター」は、企業の職員として、治験業務の調整、データ管理などを行う仕事です。どちらも、コミュニケーション能力やビジネスマナー、パソコンスキルなどが求められます。

転職サポートサービスを利用すれば選択肢が広がるカモ。自分の実力や将来のビジョンを考えて選択するべきカモ。



著者:看護師ユミ
看護師として数年勤務後、結婚を機に引退。転職経験も数回あります。現在は海外を拠点に生活しています。