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看護師を辞めるメリットとデメリット

看護師カモ

辞めてしまうのはもったいない?

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看護師は国家資格です。決められた学校で単位を修得し、実習もやり遂げ、国家試験に合格しないと手に入らない資格です。
それでも合わないものは合わないですよね。「辞めたい!」「でも、もったいない?」と悩みながらご覧になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は看護師を辞めるメリットやデメリットについて考えていきたいと思います。最後には看護師を辞めたことがある筆者からのアドバイスも記していますので、看護師免許を捨ててしまいたいと思っている方はぜひ一読ください。

看護師を辞めるメリットは?

辞めるメリット

  • 他人の命に関わるという重い責任や、激務によるストレスから心身ともに解放される。
  • 夜勤のような不規則な勤務形態がなくなり、規則正しい生活が送れるようになる。
  • 看護師の仕事以外にやりたいことができる(他の仕事をする、家族と過ごす時間を増やす、婚活、妊活など)。
  • 今までの人生を変え、新たな生き方ができる。

特に上2つ目は、看護師全員が持っていると言っても過言ではない悩みからの解放ですね。これは大きいです。
しかしながら、当然看護師を辞めることによるデメリットも存在します。

看護師を辞めるデメリット

辞めるデメリット

  • 看護師免許が無駄になる
    家族や友人などから「もったいない」と何度も言われます。かなり言われます(笑)特に看護師になるための学費や生活費を工面してくれた親に対しては、申し訳なく思ってしまいますよね。
  • 看護師としての経験がもったいない
    入職から今まで、たくさん良いことも辛いこともあったでしょう。高度な技術も学んできました。しかし看護師を辞めてしまうと、そんな経験もすべてリセットになってしまうかもしれません。
  • 先輩や同期に申し訳ないと思う
    ここまで看護師としての自分を育ててくれた、先輩方、特にプリセプターには申し訳ないと感じるでしょう。励まし合ってきた同期や学生時代の同級生の顔までも浮かんできます。
  • 収入が減る
    業務内容に見合うかは別として、看護師の収入は同世代と比べると良い方だといわれています。

看護師を辞めることによるリスク

辞めるリスク

最大のリスクは、金銭面ではないでしょうか。
例えば正社員で夜勤ありの看護師をしていたとしましょう。看護師を辞めて一般の事務職などに就いた場合、単純に夜勤手当がなくなります。職場にも寄りますが、新人扱いで初任給からのスタートになる可能性もあります。

さらに注意したいのは”税金”です。住民税などは前年の年収から算出されるのです。

つまり、現在は無職だったり年収がガクッと減っていたとしても、払わなくてはいけない税金はそれなりに高いのです。これで生活が苦しくなる危険性があります。

看護師そのものを辞めるのか、今の職場を辞めるのか

選択肢

ひとことに「看護師を辞める!」と言っても、もう看護師の仕事をしないのか、今の職場を辞めて違う職場で看護師を続けるのかでは全く変わってきます。
辞めたい気持ちになっているときは、看護師免許も何もかも捨ててリセットしたくなりがちなので(筆者は経験があります)、ここで一つ冷静になって考えてみましょう。

例えば、診療科や病院の規模を変えるだけでも大きく違ってきます。病院で働くのが嫌なら、他の職場はどうでしょうか?介護関係・検診センター・自治体・企業などでも看護師は活躍しています。職場を変えれば、労働時間やプライベートに使える時間なども変わってきます。

せっかく苦労して取った看護師免許ですから、軽々と捨ててしまうのはもったいないと思います。
筆者は一度捨てかけましたが、思いとどまって違う職場にパート看護師として就職しました。生活がガラリと変わり、収入は減ったものの(それでも一般的なパートよりも時給は良いのですよ)伸び伸びと暮らしています。本当に捨てなくて良かった…。看護師の資格があるからこそ、できる仕事だってあるんです。

自分の人生は自分のものですが、後悔のないようじっくり時間をかけて考えてから動き出してくださいね!

著者:看護師ユミ
看護師として数年勤務後、結婚を機に引退。転職経験も数回あります。現在は海外を拠点に生活しています。