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介護士が妊娠した時に直面する問題について

この記事の監修者 笑和(社会福祉士・介護福祉士)
笑和 福祉系大学院を修了。社会福祉士・介護福祉士。医療、介護、福祉、年金や健康保険などの社会保障全般を得意とするライター。 続きを読む
妊娠した時に産休は取れるのか、いつ報告しいつまで続けるのかお勧めするタイミングを解説

介護士の妊娠、仕事は続けられる?

介護士が妊娠した場合、いつ報告をするのがいいのかな?産休は取れるのかな?

大切なことですね…それに、産休を取れると仮定した場合は、いつまで続けるのかという問題があります。

妊娠した介護士が直面する最初の問題。実は、産休を取った場合と取らずに退職した場合では、色々な事が随分とかわってきます。

妊娠についていつ報告するか

おすすめする妊娠報告のタイミングは…

医師から妊娠している旨を告げられて、「妊娠しているかもしれない」という疑いが「妊娠した」という確定した日以降の出勤日です。
信頼できる上司に、あらかじめ「相談したいことがありますので、近々お時間下さい」と伝えておき、自身の妊娠について早めに知らせましょう。

なぜ早めの報告が大切なのか

介護職として勤務していて妊娠が分かったらできるだけ早く、職場の上司と同僚に報告するこいが一番です。 その理由は…

  • 妊娠初期の段階で無理する事で早産や流産の可能性がある為
  • 妊娠中の体調は個人差がある為
  • 急な体調不良などに対応する為

私の知人に「年齢的にも恥ずかしいから少しの間(2カ月くらい)言わなかった」という人もいますが、これはお勧めできません。

勧められないというよりも、妊娠の事実を隠すことに関して全力で止めたいくらいです。

その理由は介護職員の業務内容にあります。介護職員は移乗や入浴の介助など、身体的負荷の大きい仕事であるからです。

移乗の介助ですが、介護職員の職業病である腰痛の原因になっています。

腰痛になるということは、適切ではない体勢で無理な負荷が掛かっている証拠です。また、介助中に腰をひねったりして、腹部に圧力が掛かります。

身体のひねりを伴う介助をする場合には、特に注意が必要です

そして、入浴介助は移乗介助を頻繁に行ううえ、足場が滑りやすく転倒の恐れがあります。

ただでさえ足場が濡れて滑りやすいのに、移乗介助の際に相手を支える必要があり、バランスを崩しやすい状況にあります。転倒要介護者の場合は、立位であっても、後方に転倒する場合と前方に転倒する場合の、どちらの可能性も同じくらいあります。

誤って転倒し、利用者にケガさせること、妊婦している介護士が負傷することを考えると怖いです…

きちんと報告をすれば…

介護士のお仕事には、普段は何ら問題なくても、妊婦にはリスクの高い仕事内容が多くあります。

上司や同僚に妊娠している事実を知ってもらうことで、妊婦にはリスキーな介助をしなくて済むように配慮してもらえるようにしましょう。

産休:妊娠発覚後、産婦人科受診した後すぐに報告

最初に社長に報告しました。他のスタッフへ報告する時、当時は人員不足で業務多忙の上、重い症状の方もいらっしゃったので、少し抵抗もあり、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
しかし、社長から朝の朝礼時に皆へ発表していただき、つわりも重かったので報告して良かったなと思いました。その後は個々に自ら報告し、ご迷惑をおかけする事を伝えました。

報告後の職場の対応や悩んだことや良かったと感じたことを教えて下さい
報告後、やはりスタッフの態度が一番気がかりでした。当時の業務多忙の中、重い利用者さんを介助出来ない事への申し訳ない気持ちがずっとありました。
報告後でもまだ動ける段階の時、お腹に負担をかけないように介助に入っていましたが、先輩スタッフに見つかり叱られたこともあります。
また、独身の男性スタッフにもいつも気にかけていただき、報告後しばらくしてからは皆に有り難いなという気持ちでいっぱいになりました。
そして、お腹が目立つようになって利用者さんへも報告しました。皆とても喜んでくださり、私が出勤の日にはいつも気にかけていただきました。日に日に周りの皆が赤ちゃん誕生を楽しみにしてくださっていったので、とても嬉しい気持ちでした。
その反面、やはりじぶんにはスキルがあるのに介助に入れない不甲斐なさはずっとあり、産休育休が開け仕事復帰したら妊娠期間中に出来なかったことをたくさんやろうと思いました。

介護士さんの妊娠口コミはこちら

私が知る事業所では、妊婦さんは、離床・臥床介助は極力行わせないような配慮がされていました。また、入浴介助に至っては、産後の職場復帰をするまで行わなくていいとされていました。

勤務中での妊娠の報告の仕方と、その後の勤務について

報告については、勤務している施設によって違ってくるかもしれませんが、ちょっとした時にまずは上司に対して「お話した事がある」と伝えて、妊娠について話すことが良いでしょう。

それから、同僚については、上司から報告されるといった流れになります。 職場に早く伝えることで、妊娠の初期の安定期に入る前から、周りの職員に注意して気にしてもらうことができます。

特に初めての妊娠の時は母となる自分自身も不安ですので、周りの配慮があることは精神的にも肉体的に安定できるので、妊娠が進むことへの不安も、少しは改善されるかもしれません。

妊娠中で特に初期のお腹が目立たない時期に、早めに職場の人に知ってもらうことが、精神的にも肉体的にも無理せず、良い状態で働けることに繋がります。

妊娠したあと、介護士として仕事をする時の注意点とは?

上司や職場の同僚などに報告することで、自分以外の他の人からも「妊娠してる」と意識してもらえます。

その為、比較的妊娠の時期などに応じて仕事の内容などに配慮して勤務させてもらえることになると思います。

特に出産経験がある介護士がいる職場では、その対応もより一層、具体的で配慮がなされると思われます。

妊娠初期の安定期などについても、できる限り力仕事などは注意が必要です。

前章でもお話しましたが、利用者の方の移乗やベットの移乗、入浴の介助など、腹部に強く負担がかかる事については、周りの人も注意をし、しないようにとしてもらえることが多いでしょう。

もちろん人手不足でみんなに迷惑をかけてはいけないといった気持ちがあるかもしれません。

しかし、あくまで、妊娠した妊婦とそのお腹の中の子どもの安全が優先されます。 また、労働基準法にも、妊産婦の規定として下記のような内容があります。

労働基準法64条規定より

  1. 使用者は、妊娠中の女性及び産後1年を経過しない女性(以下「妊産婦」という。)を、重量物を取り扱う業務、有害ガスを発散する場所における業務その他妊産婦の妊娠、出産、哺育等に有害な業務に就かせてはならない。
  2. 前項の規定は、同項に規定する業務のうち女性の妊娠又は出産に係る機能に有害である業務につき、厚生労働省令で、妊産婦以外の女性に関して、準用することができる。
  3. 前2項に規定する業務の範囲及びこれらの規定によりこれらの業務に就かせてはならない者の範囲は、厚生労働省令で定める。

労働基準法64条規定

また、変形労働時勤務や夜間勤務や休日出勤などについての規制もあります。これについては、後述します。

妊娠初期の段階で無理をしてしまうと、早産や流産の危険性があります。職場環境によって対応が違ってくることもありますが、早い時期の安定期前、自身でもしっかりと注意が必要です。

また、個人差があるつわりですが、軽い人と重たい人では違いがあるので、酷い場合は事前に職場の人や上司に報告して相談することが大切です。

個人差がある為、軽い・重たいの度合いが伝わりにくいことがありますので、きちんと報告をし、決して無理はしないようにしましょう。

安定期に入ると、ある程度、体を動かす事ができます。

しかし、初期と同様にお腹に負担がかかる仕事や、激しく動く業務は避けるようにお願いしておきましょう。

お腹の張りがある場合も、無理はせず、職場の同僚や上司に報告をして少し休むことで、安全に働くことが大切です。

どうしても「同僚に悪い」「負担をかけている」といった気持ちもあるかもしれませんが、妊娠中と産後については、職場の同僚や上司の気持ちに甘えましょう。

職場復帰後、こういった仕事をしながら出産・子育てを続けていると、その後、自身の経験に基づいて後輩にアドバイスできる日が来ます。

自分の体とお腹の中の赤ちゃんを大切にしながら、元気な子どもを出産することが、職場の人たちへの恩返しだと思って、自分のできる範囲の仕事をすることが大切です。

職場の人の協力・配慮によって、妊娠中と妊娠後の復帰などの環境が違ってくると言えます。

いつまで続けるか

いつまで? つぎに、妊娠した場合、いつまで仕事を続けるかという問題があります。

ひとつの目安は、産前42日まで

妊娠している労働者は、休暇を請求する事で出産予定日の42日前から産前休暇を取る権利が法に定められています。つまり、正当に休暇を取る事が出来るのです。

労働基準法第65条より

  1. 使用者は、六週間(多胎妊娠の場合にあつては、十四週間)以内に出産する予定の女性が休業を請求した場合においては、その者を就業させてはならない。
  2. 使用者は、産後八週間を経過しない女性を就業させてはならない。ただし、産後六週間を経過した女性が請求した場合において、その者について医師が支障がないと認めた業務に就かせることは、差し支えない。
  3. 使用者は、妊娠中の女性が請求した場合においては、他の軽易な業務に転換させなければならない。

労働基準法 第65条規定

権利以外にも金銭的な側面もあります。

金銭的な側面とは、一定の条件を満たした場合に、支給される産前産後の給付は産前42日と産後56日間に対して健康保険から支払われます

会社独自の規定により、もっと前からの休暇を取る事ができ、金銭的な保証がある場合を除くと、家計のリスク軽減を図る為にもこの時期が適切です。

>協会健保の出産手当の条件等について

ちなみに、これも一定の条件を満たす必要がありますが、産後56日経過後は雇用保険からの給付があります。

育児休業給付金について

これらは被用者の場合です。退職した場合は給付を受けられない可能性がありますので、注意が必要です。

産休・育休の場合は、健康保険や年金保険の保険料負担はありませんが、退職するとご自身の負担となってしまうので、家計を圧迫します…

そもそも介護職は産休は取れるのか

産休 私は取れる事業所と取れない事業所の両方を知っています。

産休と育休の取得は、私たちに保障された権利なので、そもそも取れないということ自体がおかしいのですが…それに関しましては、一度置いておきます。

さて、産休の取れない・取りにくい事業所にお勤めの場合は、産休取得に向けた交渉の材料がありますので、お知らせします。

私はこの材料で交渉し、産休と育休をとれるようになった人を知っています。

では、交渉の材料についてお話します。

健康保険料や年金保険料は労使折半です。自分で払っている分と同じ金額を事業主が払っているという事です。

しかし、平成26年4月から「産前産後休業保険料免除制度」が設けられ、産休・育休中の社会保険料は、被保険者・事業主の分いずれも免除になりました。

要するに、従業員に産休・育休を取らせても事業主の金銭的デメリットは無く、むしろ「産休を取らせないということが労務管理上のリスク」であると伝えましょう。

日本年金機構「産前産後休業保険料免除制度」

金銭的な負担が無くなったことは、事務員や少なくとも事務の責任者であれば知っているはずです。ただ、事業主は知らずに、産休・育休の取得を認めていないケースもあり、この場合は直属の上司から話をしてもらうと良いです。

妊娠した介護士の悩みについては?

これまでは、妊娠した時の大切なことについてお話しました。 では、実際に妊娠した介護士の悩みにはどういったものがあるのでしょうか。

妊娠した介護士の悩み

  • 妊娠した為に仕事を制限される為にみんなに迷惑をかける
  • 自分の体調管理とお腹の中の子どものこと
  • どのくらいの仕事が出来るのか
  • いつの時期まで働くことができるか
  • 妊娠後、子どもを出産して復帰できるか
  • 退職後、小さい子どもがいて介護士の仕事が見つかるか

妊娠した為に仕事を制限される為にみんなに迷惑をかける…

妊娠を報告したあと、仕事内容などに配慮・考慮してもらって、人手が少ない中、同僚に対して申し訳ないといった気持ちがあるかもしれません。
職場の環境が良好な所で働いている場合など、特にそういった気持ちが強くなるのではないでしょうか。

自分の体調管理とお腹の中の子どもの事が心配…

職場環境が悪く、妊娠を報告しても快く受け止めてもらえない場合は、早めに自分の体や子どものことを考えて、退職を検討した方が良いと思われます。理由としては、無理して働くことで早産や流産をしてしまうリスクがあるからです。

どのくらいの仕事が出来る?

「いつの時期まで働く事ができるのか」といったことについては、妊娠して出産までの体調は日々変化しますし、個人差があります。

労働基準上産前6週間、産後8週間については休業義務がありますが、それまでは働くことが可能です。

※産前については請求することが必要です。産後6週間経過後は医師が支障ないといった業務については就くことができます。

また、多くの人が出産1月前位までは働きたいと思っていますが、体調や急変などで産休に入る時期が早くなる人も多くいるようです。決して無理せず、自分の体調に合わせて、適切な時期を見定めましょう。 

働ける時期については、まず予定を立てること。上司に報告することは大切だけど、ご自身の体調によって、予定が変わるでしょう。その都度職場の上司に報告して、最終的な産休時期を決定すると良いでしょう。

妊娠後、子どもを出産して復帰できるか

労働基準法には、産後の仕事の制限などを定めています。

出産前にあまり職場からの協力・配慮がなかった場合は、産後の配慮はあまり期待できません。その場合は、復帰そのものを検討をした方が良いかもしれません。

職場の環境が良く、協力的な職場であれば、産後の復帰の話についても、妊娠期間中に上司に相談しておくと良いでしょう。

産後の復帰の時期と仕事内容については、職場に十分に相談する必要があります。

小さい子どもを保育所に預けて仕事をするので、夜の勤務が難しくなります。早めに報告しておくことで、職場としても、対応策を考える時間を取ることができます。

勤務時間についても、日勤の9時位から17時位の時間帯にする必要性があり、急な子どもの体調の変化で早退することが多くあるので、そういったことについて理解のある職場が理想です。

子育てしながら仕事をしている人が多くいる場合は、そういった前例がたくさんあるので安心かもしれません。

長い期間で働いている慣れた職場で、産後も引き続き介護士として働くことができる環境であれば、自分自身にとってもそれが一番良いかもしれません。

退職後、小さい子がいても介護士の仕事が見つかる?

職場の環境が良くないなど、産前中の仕事に対しても不安がある場合は、退職を検討することも一つの方法でしょう。

産後で小さい子どもがいて、仕事を復帰させる為には子どもを預ける場所の確保が必要となる場合があります。。

認可保育所などについては、フルタイムの勤務が優先されるため、退職している場合、認可保育所に入れない可能性が高くなります。

ただし、小さい子どもがいても勤務可能な施設はたくさんあります。

とはいえ、保育所などの子どもの預ける機関の確保が大切なので、その点がクリアーになれば勤務は可能となるでしょう。

妊娠した介護士の多くは、妊娠中の仕事のことや、産後の仕事内容について悩みます。でも、あまり悩みすぎると良くないので、日々の健康管理と無理をしない事を最優先に考えるのが大切です。

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現場レポート

実際妊娠して働いている介護士の方について

実際に妊娠中も働いて勤務している人についてご紹介しましょう。

Aさんの場合

Aさんは妊娠中も介護職としてグループホームで働いていました。

妊娠中については、体に負担のかかる業務、移乗やベットなどで負担がかかるもの、入浴介護などは制限されていました。夜勤についても制限されていました。

出産の1カ月より少し前で産休に入り、無事に産後に職場復帰しました。1年後だったと思います(少しそれよりも早かったかもしれませんが)。

しかし、産後5か月で退職しました。同じ部署ではなかったので退職の理由はわかりません。

Bさんの場合

もう一人、妊娠中は介護職ではなく居宅のケアマネージャーでしたが、産前9カ月で産休には入り1年後に復帰したのでが、子どもが小さい時期ですのでケアマネージャーではなく介護職として復帰しました。

時間を9時から17時として日勤業務での復帰です。

理由としては1人で全ての仕事を抱え込むことがない介護職の方が、子育てする立場からだと負担が軽いとの理由です。

また、子どもさんが大きくなったら、ケアマネジャーとして勤務することができるから、今は介護職の方が向いているということでした。

Cさんの場合

一旦は別の仕事をしていたのですが、産後の職場復帰できなかったので、現在の介護職の仕事をしています。

幸運にも認可保育所に通っていたので、その中で就職活動を進めました。 当時子どもは3歳でした。

現在の勤務先はその事情を考慮して下さり、デイサービスでフルタイム勤務でも問題ありませんでした。

保育所に通所している時期は、急な熱などで呼び出しなどもありまたが、快く受け入れてもらえた同僚には今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

また小学生の始めの1年の時も同様でしたが、本当に嬉しい限りです。

子どもが小さい時は、自分の都合だけでは問題は解決しないことが多いので、職場の同僚の理解は大切です。

職場の同僚・上司との関係性は、大切なことが実感できると思います。

↓出産後、子育てと介護士の仕事の両立は?↓

介護士の介護と子育ての両立方法

実際に妊娠した介護士さんに当時の状況を聞いてみた「妊娠がわかった後どうなりましたか?」

退職:悩んで、ズルズルして結局辞めました

妊娠がわかって直ぐに仲の良い同僚に報告しました。妊娠した同僚に対して自分はあまり良いイメージがなかった為、その事を同僚に相談した後に、上司に同じ悩みを相談し、妊娠を報告を告しました。 シフトを作っていたのが施設長だったので施設長にも同様の報告し、シフトの変更と、今後どのように続けていくのか相談しました。

報告後の職場の対応や悩んだことや良かったと感じたことを教えて下さい
職場の対応としては、リーダーに入らず、フリーのシフトに変えてもらえました。 自身がまだ妊娠とは無関係な時期に、妊娠している同僚に対しては軽作業しか頼めず、自分に負担がかかるし、気をつかうので正直中途半端に続けないで休むか辞めてもらいたいと思ってました。 妊娠している同僚に感じた事を、今の私の同僚も感じているのではないかと思い、仕事を続けても良いのか悩みました。 その事を主任に相談すると、「色々事情はあるし、働きたいなら続けたら良いよ」と言って頂き、続ける事にしました。 報告後のシフトに入る前に悪阻の時期に入ってしまい、悪阻が重かった為しばらく仕事を休む事のなりました。結局そのまま悪阻が軽くなる事がなく、施設長から電話があり、相談した結果仕事を辞める事になりました。
産休:周りが予想以上に協力的で助かりました

まず初めに妊娠したことは分かったらすぐに上司に伝えました。向こうも心構えが出来ていないといけないです。その後産休を経験したことがあるスタッフの方に相談しました。 そこで産休にするか退職するかを考えました。産休の方がメリットの方が気が付き夫と相談し産休することの了承を得たので後日上司に産休を利用することを伝えました。

報告後の職場の対応や悩んだことや良かったと感じたことを教えて下さい
最近は働き方改革などで産休に対していいイメージや利用することを促す企業が増えているので報告も思ったより気楽でしたし、報告した後上司が「おめでとう」と言ってくれました。 人が足りない分はどうするのかなどと嫌味を言われたりするのではないかと少しは心配していました。 なので最初は退職することも考えたのですが、雇っている側もせっかく育てたスタッフに辞められると私に使った教育コスト等が無駄になるので退職ではなく産休を取るように勧めてきました。 なので産休を取るかで悩んでいる場合私は産休をお勧めします。
産休:産休が取れる環境はありがたいけど今後の悩みも

妊娠発覚後すぐにつわりがあったため、上司にはすぐに報告しました。 入籍をまだしていなかったので、入籍したタイミングで、先輩や同僚に報告しました。安定期に入ってから報告したかったのですが、体を酷使する仕事なので安定期に入る前(3ヶ月目)くらいには皆さんに報告しました。 早めに報告したことで皆さんに気遣って頂きながら仕事ができました。

報告後の職場の対応や悩んだことや良かったと感じたことを教えて下さい
早く報告したことで沢山気を遣ってもらえましたが、職員が不足していたこともあり、なかなか休むことはできませんでした。妊娠中大きなトラブルはなかったものの辛いつわり中も1日も休むことはできませんでした。 また、移乗介助はもちろん入浴介助や重いものを運ぶことも多々ありました。他の職員の皆さんはとても優しい声をかけてくれますが、やらざるを得ない状況が続き、正直辛かったです。産休にもなかなか入れず、ギリギリまで働いていました。 そんな中でも先輩方が出産を自分のことの様に楽しみにしてくれていたり、いろんな事を教えてくださりとても励みになりました。 無事に出産を終え、育休を頂いていますが、正直復職を悩んでいます。もちろん復職するつもりではいましたが、子どもの顔をみて考えると今でも悩んでいます。
産休:理解のある仲間でよかった

私はつわりがひどかったので、妊娠が発覚してすぐに休みがちになりました。 ある日休む旨の連絡をするために職場に電話したとき、上司の女性が「もしかして?」と私が報告するより先に聞いてきました。 なのでスムーズに報告することができました。私は職場環境が気に入っていたので、産休をとって仕事を続けたいとはっきり伝えると、快諾していただきました。

報告後の職場の対応や悩んだことや良かったと感じたことを教えて下さい
私の場合は、出産経験がある、理解のある女性の上司だったので、恵まれていると思いました。 報告後、つわりが落ち着いて出勤すると、メインでやっていた介助業務を外してくださり、事務仕事やかんたんな雑務の仕事に回してくださりました。お陰で身体は出産まで問題なく健康体で赤ちゃんを生むことができました。 上司だけでなく、男性の同僚も、結婚して子どもがいる人が多いので、協力してくれることが多くて助かりました。周りに迷惑をかけるので、一瞬退職も頭をよぎりましたが、はっきりと続けたいことを報告時に意思表明してよかったと思っています。 今後、職場の仲間が妊娠したら私が上司にしていただいたことを同僚にしてあげて、職場に貢献と恩返しをしていきたいと思っています。
退職:悩みましたが子供のことを考えると良かったです

妊娠が発覚した後仲の良い人事の知り合いの所へ行きました。いきなり上司や同僚に相談するよりも産休の制度に関して詳しい人事に相談したかったからです。 自分の職場は小さく結構古い体質なのであまり産休に関しては積極的でないという話を聞きました。それよりも退職して育児に専念して子供が大きくなったらどこか新しいところで働いたほうがいいとアドバイスをいただいたので数日後上司に退職届を出しました。

報告後の職場の対応や悩んだことや良かったと感じたことを教えて下さい
自分の職場は産休が形だけあるようなところでした。確かに取るなとは言いませんがあんまり良い印象がありません。一応形式上そういった制度を設けておかないと社会的責任などの項目にひかかり運営に支障が出るので去年制度を設けた程度でした。 退職したことで育児に専念でき子供の習い事やクラブ活動をサポート出来たりと将来のことを考えると良い結果になったと思います。夫も収入は平均に比べると高いほうなのでそこまで生活に負担が掛かりませんでした。
退職:退職を選んだけれどこれだけ協力的なら産休でもよかったかも…

立て続けに何人か辞めていた直後でとっても言いづらかったけど「このたび妊娠してることがわかりました。 まだ初期なのでつわりはありませんが急なお休みいただいて迷惑かけたり、現場で必要な移乗等できなくなると思うので、できるだけ早めに辞めさせてください」と伝えた。産休という形はとれないかと聞かれたけど子どもが小さいうちに夜勤をしいられた同僚もいたので断った。

報告後の職場の対応や悩んだことや良かったと感じたことを教えて下さい
女性(主婦層)が圧倒的に多い職場で人手が不足してることもあって「なぜ辞めるの」という声も直接聞いたわけではないけどあった。 幸いつわりもほぼなかったので妊娠後期の退職まで休むことはなかった。 初期は移乗等できないので思うように仕事が進まなかったり、後期まで日勤が続いたので身体が重くてレクに参加するのが精一杯でほんとうに申し訳なかった。 よかったことは、早めに報告したので職場も急ピッチで求人を出し新しく人が入ってきてしっかり教えることができたので少しは役に立てたこと。 看護師が常中していて、医療以外の仕事は全て介護士を呼んでいたけどちょっとしたことなら看護師がしてくれるようになったので、負担が少し減ったこと。 体調もよく同僚もすごく気遣ってくれたので、早めに報告してギリギリまで仕事を続けれてよかった。

介護職の妊娠とその仕事についてのまとめ

介護職で妊娠して、仕事を続ける上での注意点

  • 妊娠報告を早くして、みんなに妊娠中である事を意識してもらう
  • 妊娠初期でも油断せず(逆に気をつけて)仕事を無理しない。できれば制限してもらう
  • 妊娠中は体調変化しやすので、ちょっとおかしいとおもったら無理しない
  • 周りに迷惑かけているといった気持ちは大切ですが、甘える部分は甘えて
  • 妊娠中の体調管理は肉体的なもの以外の精神的な事もあるので悩み過ぎない
  • 妊娠中についてはまずは自分とお腹の中の赤ちゃんの事を大切に

介護職で妊娠中の仕事については、報告後、お腹に負担がかかる業務や危険がある業務については配慮する職場がほとんどと思われます。人手がいないといってもそういった最低限の配慮はあるでしょう。

こういった配慮がなく、妊娠前と同様な仕事について強要するような所であれば問題がありますし、自分の為にも子どもの為にも退職を考える必要性があるかもしれません。

そういったことがない、配慮があり、慣れている職場であれば、妊娠中は体調の変化もある為、お腹の張りがある時は素直に報告して体調に合わせて勤務するのが良いと思われます。

産前の8~9カ月まで健康でなにもなければ働いて、妊娠中に産後の復帰についても話すくとより安心して産休中の子育ても集中できるでしょう。

特に初めての妊娠の場合は不安があるので早めに報告して、妊娠中の体の変化や心の変化についても気を付ける事が大切です。職場の環境が良く復帰できるのであれば、出産後報告すると喜ばれます。