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クラウドワークスの年収や口コミ・評判、将来性や求められる人材を徹底調査【採用条件や転職する方法まとめ】

クラウドワークスの年収解説

「クラウドワークスに中途で転職したら年収はいくらくらいなの?」
「公式サイトには載っていないような濃い情報を知りたい」

というようにクラウドワークスへの転職を決意するために色んな情報を整理したい方もいるはずです。

そこで今回は、

  • クラウドワークスの企業情報や業績・将来性
  • クラウドワークスの平均年収とその推移
  • 採用時に求められる人物像
  • 転職成功率を上げるコツ

などを紹介していきます。

この記事を読むことで、あなたがクラウドワークスで働くのに相応しいのかどうかがわかるようになるので、ぜひ最後まで読み進めてください。

クラウドワークスとは

事業者とフリーランスをマッチングさせるクラウドソーシングサイト『クラウドワークス』を運用している株式会社クラウドワークス。

クラウドソーシングは、フリーランスと企業の契約から仕事の納品まで、すべてWebで完結できる新しい形態の働き方です。

フリーランスの本業として利用する人や副業や兼業の一環として、スキマ時間を有効活用したい方々に利用されています。

ここでは、そんな株式会社クラウドワークスの企業情報や事業内容、業績・将来性について深掘りしていこうと思います。

クラウドワークスの企業情報

下の表はクラウドワークスの会社概要です。

商号 株式会社クラウドワークス
所在地 本社
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー6階

不動前営業所
東京都品川区西五反田3-11-6 サンウエスト山手ビル8階

大阪営業所
大阪府大阪市中央区南船場4-2-11 JPR心斎橋ビル5階

福岡営業所
福岡県福岡市中央区白金1-21-16 Goodoffice薬院

代表者 代表取締役社長 CEO 吉田浩一郎
設立 2011年11月11日
資本金 26億9,126万円 ※2021年9月末現在
事業内容 クラウドソーシング「クラウドワークス」を中心としたインターネットサービスの運営
グループ企業 コデアル株式会社

クラウドワークスの従業員数

クラウドワークスにおける事業セグメントごとの従業員数は下表のとおりになります。

事業セグメント 従業員数
マッチング事業 149名(27名)
ビジネス向けSaaS事業 5名(3名)
その他 2名(-)
全社(共通) 33名(3名)
合計 189名(33名)

※( )内の従業員数は臨時従業員数(パートタイマー・アルバイト)の年間平均人員です。

全体の8割近くの人的リソースをマッチング事業に注力しているのが見て取れますね。

クラウドワークスの事業内容

クラウドワークスではマッチング事業とビジネス向けSaaS事業を展開しています。

その2つの事業について詳しく見ていきましょう。

マッチング事業

クラウドワークスの主軸事業はマッチング事業で、以下のようなサービスを提供しています。

サービス名 特徴
クラウドワークス 企業と個人がwebで仕事を受発注できるマッチングサービス
クラウドテック エンジニア・デザイナー版マッチングサービス
ビズアシスト 事務領域の業務に特化したマッチングサービス
クラウドリンクス ハイクラス人材特化型のマッチングサービス
クラウドカレッジ 個人のオンライン学習とプロのコーチングをマッチングする学びの場
コデアル 週3稼働のリモートワーク前提で、ハイスキルなIT人材のマッチングサービス

ビジネス向けSaaS事業

ビジネス向けSaaS事業のサービスは「クラウドログ」のみで、ローンチされたばかりのサービスです。

サービス名 特徴
CrowdLog クラウドログはプロジェクトの工数管理や損益を可視化できる工数管理サービスです

まだまだ規模は小さいですが、テレワークによる管理業務の複雑化に対応するため、一元的に業務の見える化を目的とした労働環境構築を目指して、将来的なサービスの成長を狙っています。

事業の現状・将来性

しかし、そうは言っても楽観はできないのがクラウドソーシング事業の現状です。

クラウドソーシングサイトは、駆け出しフリーランスにとって良い営業の場となります。

気軽に参加でき、気軽に提案ができるため、案件を得るためのハードルが低いです。

ただし案件の質の高さは保証されていません。

案件を出す企業から考えても「ユーザーの質」が保証されていないので、お互い様なんでしょう。

この点が何よりも重大な問題となります。

クラウドソーシングが原因でフリーランスの単価低下に繋がっている側面も…

気軽に参加できるからこそ、「仕事」ではなく「小遣い稼ぎ」程度に考えているユーザーが多く参加しています。

こうしたユーザーが目立つために、企業が単価の低い案件を出すようになるのです。

こうすることで、フリーランスの単価は徐々に低下しているのが現状と言えるでしょう。

「単価が低い原因はクラウドソーシングにある」と考える人も多く、フリーランスのクラウドソーシング離れを推奨する声が大きくなっているのが業界の現状です。

多くのフリーランスがクラウドソーシングサイトをメインではなく、時間潰しや収入の補助をする目的で利用しています。

これは「業界自体が既に衰退しつつある」と言えるのではないでしょうか。

決して安心はできません。

クラウドワークスの業績推移

クラウドワークスの9期分(2013年9月期から2021年9月期まで)の業績推移を以下の表にまとめました。

決算期 売上高 営業利益
2013年9月期 5,100万円 -1億5,300万円
2014年9月期 4億円 -600万円
2015年9月期 8億1,100万円 -6億4,200万円
2016年9月期 12億2,800万円 -5億9,300万円
2017年9月期 29億2,500万円 -3億3,500万円
2018年9月期 66億3,400万円 2,300万円
2019年9月期 87億4,900万円 4,800万円
2020年9月期 87億2,800万円 -2億9,800万円
2021年9月期 77億6,900万円 5億7,500万円

売上高は一貫して増収傾向なのが素晴らしいですね。

営業利益を見ると、初期の方は先行投資がかさんだのか、赤字を計上している期もありますね。

ただ、直近の決算期である2021年9月期の業績は売上高、営業利益ともに過去最高の数値を記録しています。

クラウドワークスの年収はどれくらいなの?

有価証券報告書を見ると、平均年齢32.5歳で平均年収は544万6,000円となっています(2021年9月30日時点)。
クラウドワークスの平均年収

20代後半から30代前半にかけて、平均年収は350~380万円前後と言われています。

それに比べると、とても高い数値です。

クラウドソーシング事業を展開している会社の平均年収は定かではありませんが、クラウドワークスはその中でも特に人気が高く、定着度も高いためトップクラスではないかという予想ができます。

クラウドワークスの年収推移

下の図はクラウドワークスにおける直近8期分の平均年収推移を表したグラフになります。
クラウドワークスの平均年収推移

大体510万円~560万円の範囲で横ばい推移しています。

平均年収が伸びていないのは、先述したとおり業績的に売上高は増収傾向でしたが、利益が出ていない状況が続いていたことも関係していそうです。

もし、フリーランスの単価が低くなっていけば、クラウドワークスの成長を阻むリスク要因になり、それが平均年収を押し下げる要因になるかもしれません。

今後、毎期あたりの利益が安定的に伸びていけば、平均年収も伸びていくでしょう。

クラウドワークスはどんな人材を必要としているの?

「世界に新しい働き方を提供し、人々に笑顔をもたらす」ことを社是としているクラウドワークス。

その功績はフリーランスと企業との壁を取り払い、案件や人材を確保しやすくしたことです。

衰退傾向にあると述べましたが、こうした功績があることは誰にも否定できるものではありません。

「採用に壁はもう不要となった」とクラウドワークスは語り、学歴などではなく人々の本質だけを見て採用を行なうとしています。

そのため求められる人物像は職種によって異なりますが、共通しているのが「高い熱意がある人」です。

「働くことは生きることだけれど、生きることが働くこととは限らない」とクラウドワークスは採用ページで何度も述べていますが、だからこそ仕事に対して熱意を持つことが大事ということなのでしょう。

総合すれば、「仕事を楽しめる人材」が求められていると言えます。

クワウドワークスが行っているユニークな人事制度

採用活動自体は新卒採用と中途採用など、一般的なものばかりです。

しかしクラウドワークスは、人事制度に特徴があります。

多様な働き方を研究し実践するための「ハタカク!」という人事制度を、導入しているのです。

それはどのような人事制度なのかを、簡単に紹介しましょう。

多様な働き方を推奨する「ハタカク!」とは

まずハタカクでは、以下の3つが掲げられていいます。

  1. 副業の自由化
  2. リモートワークの推奨
  3. フレックスタイムの導入

それぞれ具体的に見ていきましょう。

1. 副業の自由化

副業の自由化は様々な仕事に携わってもらうことによってスキル向上をし、クラウドワークスの業務に役立てることを目的としています。

2. リモートワークの推奨

リモートワークの推奨は「働く環境」を個々人が最適化し、効率よく仕事ができることを目的としているのでしょう。

3. フレックスタイムの導入

フレックスタイムも、また然りで、従業員のライフイベントやライフスタイルに応じて柔軟な勤務時間を選べる制度になっています。

以上の点を踏まえた上で、クラウドワークスでは政府の働き方改革を独自の解釈をもって進めています。

自由に働いて、仕事の生産性や自身の幸福度を向上させたい人におすすめ

クラウドワークスが提案する「自由な働き方」は、仕事の生産性を向上させる目的があります。

ただ、それだけではありません。

「働くことは生きることだが、生きることが働くこととは限らない」という言葉に象徴されるように、自由な働き方は仕事の生産性だけでなく自身の人生の幸福度をも向上させることができます。

仕事をすることで自身を消耗するのでなく、仕事をしながら人生も面白く幸せにしたいという人には良い会社となるのではないでしょうか。

クラウドワークスの口コミ・評判

今やクラウドソーシング業界ではトップ企業と言われるクラウドワークスです。

そのクラウドワークスへで働く社員の口コミから、どんな会社なのか知っておきましょう。

勢いのある会社
仕事のやりがいがすごくあります。勢いのある職場です。
人間関係が良い
社員同士の仲がいいのが特徴です。気分よく仕事ができます。
有休は取りやすい
有給もきっちり取れますよ。ただ事前にきちんと連絡しておく必要はあります。
休暇制度が整ってきた
ここ数年で、育休とか産休の休暇制度が整ってきました。男性でも育休取っている人も出てきましたね。
若手でも実践を積める
若手でも仕事をイチから任せてもらえるので、仕事で自分を成長させたい人にはおすすめの会社です。

クラウドワークスへの転職難易度

クラウドワークスへの転職難易度は、中クラスというところです。

企業側は、即戦力となれる高いスキルの持ち主を求めています。

スキルを持っていることは、転職への条件の1つとなります。

ただ中途採用自体は結構多く、決して転職のチャンスを掴むことは難しいわけではありません。

クラウドワークス側の求めるスキルの持ち主であれば、中途採用の情報を公式サイトから見つけることで、転職しやすい企業であるといえます。

クラウドワークスへの転職成功確率をアップさせる唯一の方法

クラウドワークスは中途採用の枠もあるので、それを利用しての転職も可能です。

しかしここはやはり、転職エージェントの力を借りるのが、転職成功への近道です。

というのも、クラウドワークスの中途採用は、表に見えているものだけではありません。

いわゆる非公開求人というものもあるのです。

そうした情報を、転職エージェントはいくつもつかんでいます。

エージェントを利用することで、クラウドワークスへの転職の道が広くなるのです。

クラウドワークスへ転職したい人が必ず登録した方がいい転職エージェント4選

クラウドワークスへの転職を前向きに検討中の方におすすめの転職エージェントは以下4つになります。

  1. リクルートエージェント
  2. doda
  3. パソナキャリア
  4. JACリクルートメント

上記した転職エージェントのうち、1社だけに登録するのではなく、複数社へ登録しておいた方が転職成功確率がアップします。

その理由やエージェント各社の強みについて紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

1.リクルートエージェント

リクルートエージェント
『リクルートエージェント』は転職エージェントの中でもトップクラスの求人数があることで有名です。

さらに転職実績もNo.1という強みもあります。

求人数はただ数が多いだけではなく、幅広い職種が用意されています。

なので他の転職エージェントでは見つけることができなかった職種も、リクルートエージェントでは見つけられる可能性もあるということです。

アドバイザーのサポートについてはいまいちという口コミも見受けられるため、他の転職エージェントも併用すると良いかもしれません。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

リクルートエージェントの口コミ・評判を見る

2.doda

DODA(デューダ)
dodaを利用する最大のメリットを一言で表すと、業界の中でも大手と呼ばれる転職エージェントであるといことでしょう。

なぜなら、そのブランドに引かれて求人が集まるため利用者に提案される求人は、質の面においても自然と高くなるからです。

さらに、この好循環は利用者数の増加へも繋がり、従業員のモチベーションや経験へと変わっていきます。

その証拠にdodaの担当スタッフのレベルが他のエージェントに比べ平均的に高いという評判も聞かれます。

エージェントによって業界に得意不得意があるため他を利用することは構いませんが、そこがハズレだった時のためにもdodaの登録は欠かせません。

doda公式サイト:http://doda.jp/

dodaの口コミ・評判を見る

3.パソナキャリア

パソナキャリア
初めての転職に不安がある方におすすめしたい転職エージェントは「パソナキャリア」です。

なぜなら、実際の利用者から「親身にサポートしてくれる体制がすごい」と手厚いサポート・フォローに定評があるからです。

求人数は業界トップクラスに劣るものの、手厚いサポートに高い評価を受けているので、求人数の多い「リクルートエージェント」や「doda」などを利用しながら、「パソナキャリア」も併用して転職活動をすることをおすすめします。

パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/

パソナキャリアの口コミ・評判を見る

4.JACリクルートメント

JACリクルートメント
ハイクラス転職をお考えの方にお勧めなのが「JACリクルートメント」です。

「JACリクルートメント」は他の転職エージェントに比べて大手企業のハイクラス求人や、グローバル求人を多く有しています。

さらにこちらのエージェントでは企業ごとに担当者が決まっており、担当者は企業について企業文化や事業戦略までも把握しています。

ハイクラス転職を目指す求職者にとってはとても心強い味方です。

求職情報によっては高待遇なものもあるので登録をお勧めします。

JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/

JACリクルートメントの口コミ・評判を見る

まとめ

以上、クラウドワークスの企業情報や業績推移、年収情報、求められる人物像、転職する方法について解説しました。

転職先にクラウドワークスを選ぶべき理由をおさらいすると、

  1. 業績は増収傾向で直近の決算では利益も大きく出てきている
  2. 最近の平均年収は500万円台半ばで推移している
  3. 副業の自由化やリモートワーク、フレックスタイムを導入し、柔軟な働き方を追求している

の3つが挙げられます。

「クラウドワークスで新しいことにどんどん挑戦したい」
「クラウドワークスの未来を担える人材になりたい」

そんな方は、クラウドワークスへの転職に定評のあるエージェントへ2、3社登録し、転職成功率の上がる方法をトライしてみてくださいね。

参照:
企業情報 | 株式会社クラウドワークス
決算情報 | IR(投資家情報) | 株式会社クラウドワークス
採用情報 | 株式会社クラウドワークス