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今、ますます保育士が求められている!世の中に必要とされる理由ってどんなこと?

保育士はどうして不足しているの?保育園をとりまく事情はどんどん変化している!

「子どもを預けたいのに入れる保育園がない」待機児童問題とは、単に「需要と供給のバランスが合わない」というだけのものではなく、保育園をとりまく「様々な状況の変化」が重なって起きている問題だと言えるでしょう。

保育士が何故必要とされているのか、それは待機児童問題の対策として「保育園が急激に増えている」という理由だけではありません。子ども、保護者、保育園、保育士に、個々の事情があって、それが保育士を求める社会を生み出しているのです。

今回は、考えられる事情にスポットをあてて、保育士が必要とされている理由を考えてみましょう。

どうして保育士が必要とされているのか?その理由をポイント4つに分けて考えてみました!

子ども

少子化と言われているにも関わらず、世の中には待機児童が増えている。それは「共働き両親の子ども」の割合がどんどん増えているということです。それは幼児を抱える保護者だけではなく、小学生がいる家庭でも同じこと。共働き家庭の子どもが学校から帰り、家にひとりでいるのは親にとって心配なことです。

そんな小学生の受け皿としてあるのが学童保育。学童保育の需要は年々高まるばかりで、民間の学童保育も増えてきています。現場では資格をもつスタッフが求められ、子どもに優しく接することのできる保育士は大活躍!学童保育で大いに必要とされているのです。

保育士が求められているのは、保育施設だけではなくなってきているカモ!子ども相手の対人職として、様々な方面に可能性が広がっているカモ♪

保護者

保護者の「預けなければならない事情」も多様化しているだけに、入園を希望する子どもが増えています。園児が増加すれば、それに伴い保育士の増員が必要になってきます。

下記のような事情は昔からあるものですが、時代の変化と共にますます増加傾向にあります。

(祖父母に頼れない)
祖父母に子どもを預けることができない理由は、核家族化だけが問題ではありません。たとえ同居であっても、子どもを預かれない家庭もあるのです。今、祖父母もまだ働いているという家庭が増加中!定年退職をした後も、再雇用などで働き続けるシニアが増えています。祖父母世代が現役なので、孫を預かって面倒を見るという余裕はありません。
(シングルマザーが増えている)
子どもの面倒をみてくれる家族がいなければ、保育園に預ける必要性が出てきます。離婚の増加と共に、ひとり親家庭は年々増えています。昨日まで専業主婦をしていた人が突然「働くことを余儀なくされる」ことも!そんなお母さんにとって保育園はとても頼れる存在です。シングルマザーが増えれば、保育士も更に必要とされるのです。
(働くお母さんが増えている)
男性をとりまく社会の状況も変化しており、父親の収入だけでは生活が厳しいという家庭も増加中!物価や税金は上がる一方で、子どもの教育にも莫大なお金がかかるので、子育てが一段落した主婦が働き出すというケースが増えています。一人目の子どもは幼稚園に入れたが、仕事を始めたので二人目は保育園に入れたというパターンもよくありますね。

「子どもを預かってもらえるなら働きたい」というお母さんは増えているカモ!結婚や出産で仕事を辞めた人も、一定期間を経て仕事に復帰することが当たり前になってきているのカモ!

保育園

これまでは、保育士の資格を活かせる職場と言えば「保育園」が中心でした。しかし今は、様々なスタイルの保育施設が増えており、保育士の就職先が「保育園」ばかりではなくなってきました。そのような保育業界の変化も、保育士が必要とされる大きな理由と言えるでしょう。

(企業内託児所・院内託児所)
子どもを預けられる「企業内託児所」「院内託児所」は、子育て中の社員にとってありがたい存在ですね。会社の近くに託児所があるので送り迎えも便利!24時間保育をしている託児所もあり、夜勤をする社員が安心して預けることができます。

託児所のスタッフとして採用されているのは、もちろん有資格者!保育園で現場経験のある保育士も多く、優秀な人材が求められています。公立や私立の保育園だけでなく、様々な託児所でも保育士の需要は高まっています。

(放課後等デイサービス)
障がいのある児童が通う「放課後等デイサービス」では、指導員または保育士の設置が決められています。施設の増加に比例して、多くの保育士が必要とされています。
(プリスクール、インターナショナルスクール)
英語のある環境で教育を受けさせたいという考え方が一般的になってきて、プリスクールやインターナショナルスクールに通う子どもも増えてきました。

ひとりひとりに目を配り、子どもの様子を細やかに把握できる保育士は、ネイティブの講師にとって頼れる存在です。保育士の専門性とスキルは、英語が中心の環境でも重用されています。

様々なスタイルの保育施設は仕事の内容も少しずつ違うから、保育士にとって新鮮な発見が多いカモ!保育園は自分に合わないと感じている人にとっては、保育施設との出会いは新しいチャンスになるカモしれませんね♪

保育士

時代の変化と共に保育士の意識も変わっています。結婚や出産を機に「保育士という職業そのもの」を辞めてしまう人は減ってきました。様々なスタイルの「働き方」を選べるようになり、子育てをしながら保育士を続ける人は増加中!「職場を選択する自由」ができた分だけ、保育園で働く保育士が少なくなっているのかもしれません。

保育士の意識の変化は、下記のような事情にも表れていますね。保育士がひとつの職場に安定しない状況を作り出す原因ともなっています。

(保育園じゃなくてもいい?)
先に述べたように「保育園以外の場所で資格を活かす」ということが、決して少数派ではなくなってきました。保育園という職場が向かないと感じた人は、違うスタイルの保育施設で自分に合った仕事をしています。

「保育士だから保育園に勤める」という考え方をする人が減ってきたので、保育園で働く保育士が不足しているという問題が起きています。

(派遣保育士という働き方)
保育士の転職サイトでは、「派遣」または「紹介予定派遣」という働き方を勧めているエージェントもあり、保育業界でも「派遣保育士」として働く人はどんどん増えています。

「派遣」は期間限定で働くこと、「紹介予定派遣」は、一定期間働いてから正職員になるかどうかを決めることができます。保育士が望まなければ長く勤めることはないので、保育園側も保育士の補充を常に求められます。

(若い保育士がどんどん辞めていく?)
初めて就職した保育園との相性が合わなかった場合、我慢して勤め続けるよりは退職することを選ぶ保育士が多くなっています。

求人情報はハローワークだけではなく、転職エージェントからも気軽に得られるため、自分に合った職場を探して転職する保育士も増えています。若い保育士の離職率が高い保育園では、常に保育士不足の状態で募集をしています。

職場や働き方を変えても、「保育士」という職業をずっと続けていけるのが今の時代カモ!様々な年代の保育士がいろんな現場で活躍しているのは、同じ保育士として嬉しいカモ!

保育士を必要とする現状は全国的なもの?地方の保育士はどうなっている?

待機児童問題に端を発した「保育士不足」の問題。それは必ずしも全ての都道府県で共通するものではありません。全国には「待機児童ゼロ」の県もあり、少子化の影響をもろに受けた「園児不足」に悩む保育園も多いのです。

待機児童問題が深刻な都市では保育施設がどんどん新設されていく一方、地方では経営難に苦しむ保育園があるというのが現状です。

地方在住の保育士が思いきって上京し、東京という場所にチャンスを見つけて転職をするというパターンも増加中!沢山の保育士を必要としている大都市に、地方の保育士が移ってきているのです。

「保育士不足」の問題は都道府県によって大きな違いがありますが、大都市の枠を越えて地方の保育士にも少なからず影響を及ぼしています。

まとめ

いかがでしたか。世の中に必要とされている保育士が、安定して長く働き続けるためには、労働条件をはじめ様々な問題が解決されることが課題です。

将来の心配なく活き活きと働くことができれば、「保育士になって良かった」と満足する人はもっと増えるのではないでしょうか。