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進級式は園の個性がわかるイベント!スタイルがちがっても保育士の「ねらい」は共通している!

進級式は園によって方針がちがう!イベントを通して保育士が子どもたちに伝えたいこととは?

進級式とは「子どもがひとつ大きいクラスに進級したこと」を祝うイベントです。子どもは、クラスの友だちや年下の友だちと一緒にお互いの成長を喜び合い、新しい一年に期待感を高めます。

今回は「進級式」の詳しい内容をお伝えするとともに、イベントを通して保育士が子どもたちに伝えたいことをまとめてご紹介します。

進級式ってどんなイベント?保育園によって進級式はちがうのか?

進級式は「全ての保育園で行っているイベント」ではありません。似たような内容のものでも「進級式」とは呼ばない園も多く、進級式をどう扱うかは保育園の方針によります。

進級式にはどんなスタイルがあるか?

保育園の方針によってちがうのは「進級式のスタイル」です。

ほとんどの保育園は、下記のいずれかの考え方で進級式のやり方が決まっています。

進級式のスタイル「入園式と一緒に行う」

多くの保育園では、4月に進級式と入園式を同時に行います。先に新入園児を祝い、その後で進級した在園児を紹介します。保育士の出しものなど、その他のプログラムは入園式と共通しています。

進級式のスタイル「入園式とは別に単独で行う」

進級式だけ単独で行う園は、4月中に入園式とは日程や時間をずらして実施しています。「進級のお祝い」だけがメインになるので、在園児中心の内容で行われます。

進級式のスタイル「進級式は行わない」

進級式を行わない保育園もあります。イベントではなく日常の保育で「進級することの意味」に触れ、各クラスでお祝いをすることもあります。

進級式のスタイルによってプログラムに「ちがい」はあるのか?

どのように進級式を行うかは園によって大きくちがいますが、プログラムの内容では共通しているものが多く、進級式というイベントの「ねらい」も似ています。

進級式と入園式を一緒に行う場合の「プログラム」を例に挙げてみましょう。

多くの保育園で共通する「進級式」のプログラム内容
・園長挨拶
・新入園児紹介
・職員の紹介、担任の発表
・在園児紹介
・在園児の出しもの
・保育士の出しもの

入園式とは別に単独で進級式を行う場合は、「新入園児紹介」を抜いたプログラムになります。
園によっては、記念写真の撮影や保護者代表の挨拶などが加わります。

進級式に保護者は参加する?園によって方針はちがうのか?

保育園の考え方によって「保護者が進級式に参加するかどうか」はちがいます。多くの園では「希望者は自由に参加できる」という方針ですが、進級式当日に新クラスの懇談会を行う園もあり、自由参加というよりは「参加してほしい」といった意味合いがある進級式もあります。

進級式の「保護者参加」については、園と保護者の間でトラブルが発生することがあるカモ!次のコーナーでは、進級式に関してどんなトラブルが起きやすいのか詳しくお伝えしています。保育士は覚えておくと役に立つカモ!

進級式のトラブルとはどんなもの?保育士ができる対策はある?

進級式に関して「子どものトラブル」は少ないですが、保護者が園の対応について苦情を寄せるケースがあります。

進級式のトラブル「保護者の参加に関する苦情」とは?

進級式への保護者の参加について、多くの園では下記のいずれかの考えで実施しています。

園の方針1「保護者にはできるだけ参加してほしい
園の方針2「保護者は自由参加。欠席してもいい」
園の方針3「園児だけでお祝いするイベントなので保護者は参加できない」

保護者は園の考えについて反発したり、もっと早くイベントの詳細を周知してほしかったと腹を立てる人もいます。保護者からよく挙がる苦情は下記の通りです。

保護者の声1「必ず参加しなくてはいけないのか?」「休みがとれない」
保護者の声2「もしかして欠席者は少数?」「自由参加なのに多くの人が出席している」
保護者の声3「進級式ってどんな行事なのか見たかった」「我が子の様子を見たいのに」

実際に苦情をぶつける保護者は少数ですが、直接保育士に言わないまでも同じことを感じている人も多いので、保護者同士の会話では「進級式の不満」が挙がることもあります

なぜ「進級式」の苦情が寄せられるのか?

園だよりの内容だけでは進級式のことが分かりづらく、保護者は自己判断をしてしまいます。後で自分の判断が間違っていたと気づいた時、園に対して「もっと詳しく書いてくれればいいのに」「先生は何も教えてくれなかった」など、不愉快な気持ちになります。

トラブルの原因は「園の周知不足」と「保育士の対応」にあります。
苦情を寄せる保護者は、進級式とはどのようなイベントなのか、保護者はどうすればいいのかなど、園や保育士が詳しく教えてくれなかったことを不満に感じています。

進級式に関する「トラブル防止」のために保育士が心がけたいこと

保護者が進級式について「不満や疑問」を感じることのないよう、保育士は「保護者への周知の仕方」を見直し、「保護者個人への配慮」を徹底することが大切です。

トラブル対策「園だよりに不足している部分を保育士が補完する」
初めての保護者は、園だよりの行事予定を見て「これはどんな行事?」と疑問に思うことがあります。園の行事を経験したことのない保護者にとっては、全て詳しく知りたいと思うのは当然のことですね。

保育園の行事は「保護者がイメージしやすいもの」と「イメージすることが難しいもの」があります。進級式は保護者になじみがなくイメージしづらいイベントなので、初めての保護者には保育士が連絡帳などで詳しい内容を伝えることが必要です。

トラブル対策「保育士は保護者ひとりひとりに声をかける」
保育士が「園だよりを見て分からなかったことはありませんか」と一声かけるだけで、保護者も遠慮なく自分の疑問を話すことができます。保育士は「進級式についての疑問」をじっくりと聴き、ていねいに分かりやすく答えるように心がけましょう。

進級式というイベントの「ねらい」について!保育士は何を伝えればいいのか?

進級式は子どもにとって意義深いもの。保育士は表面的なお祝いの言葉だけではなく、進級式の「ねらい」をしっかり踏まえて、子どもたちに大切なことを伝えていきましょう。

進級式のねらい「ひとつ大きくなったことを自覚する」
保育士はまず「ひとつお兄さんお姉さんになったね!」と、進級したことを喜びます。
そして、子どもたちに下記のような言葉がけをして、自分の成長について考えるきっかけを作ります

保育士の言葉がけ「○○組の時より大きくなったね!」

保育士は、子どもたちそれぞれの体が大きくなっていることを話します。同じ年齢では大きい人も小さい人もいるけれど、「みんながちゃんと成長していること」をお互いに知ることが大切で、「他者を認める」ということにもつながります。

保育士の言葉がけ「できるようになったことがいっぱいあるね!」

保育士は「前はできなかったけど、今はできるようになったこと」について子どもたちに問いかけてみましょう。なかなか思いつかない子どもには、保育士から「○○ちゃんは△△ができるようになったと思うよ」と、きっかけを作ると本人も気づきやすくなりますね。

保育士の言葉がけ「誰かに大きくなったって言われたことはある?」

家族に「大きくなった」と言われた経験がある子どもに、「どんな時に言われたか」など保育士が質問をします。進級式を通して子どもたちは「自分の成長が家族にとって大きな喜びであること」を実感するでしょう。

進級式のねらい「年下の友だちを意識し思いやりをもつこと」
子どもは成長するにつれて、クラス以外の友だちにも意識が向いてきます。進級するということは「後輩」が増えるということ。進級式は、年下の子どもへの思いやりを育てる「きっかけ」にもなりますね。

保育士の言葉がけ「小さいクラスにはどんな子がいる?」

新入園児にはどんな子がいたか、去年赤ちゃんだった子は大きくなったかなど、保育士は「小さいクラスの子どもたち」について質問をしてみましょう。子どもは自分の成長を自覚することは難しくても、年下の友だちの変化には気づくことができるかもしれません。

保育士の言葉がけ「小さい子にどんなことをしてあげる?」

保育士は子どもたちに「年下の子に対して自分ができることは何か」考えてみることを促します。年下の友だちを心で思いやるだけではなく、具体的に行動することも大切であることを保育士は伝えていきます。

進級式の感動は保護者にも伝えたい

進級式の日、子どもから「成長を感じる発言」があったら、保育士はその日のうちに保護者に伝えましょう。進級式に参加していない保護者には、帰りに話したり、連絡帳などで伝えてもOK!

子どもの「進級」は、誰よりも保護者が一番うれしいもの。新しい一年も、保護者と共に「子どもの成長」を喜んでいきたいものですね。

保育士カモの転職ガイド「もしもこの時期(4月)に退職したら?」

保育士カモです♪転職したいと考えている保育士のみなさんと一緒に「退職時期」について考えてみたいと思っています。どうぞ宜しくカモ!

まずは年度始めの4月から!この時期に退職すると、どんなトラブルがあるでしょうか。なんだか困った問題がいろいろありそうカモ!

保育士が4月に退職する時に考えられるトラブルとは?

4月は年度始めです。入園式や進級式も終わり、いよいよ新しい一年が始まるという時期!保育士が4月に辞めることで、どんなトラブルが起こるのでしょうか。

4月退職のトラブル「一人担任の保育士は無責任だと責められる」

退職する保育士がひとりで担任している場合は、誰かが代わりとしてクラスに入らなければならないので、上司や同僚との「人間関係のトラブル」が多くなりそうです。周囲が退職理由に納得できない時は、「無責任」「中途半端」「身勝手」など厳しく批判されるかもしれません。

4月退職のトラブル「すぐに辞めさせてもらえない」

園は新体制でスタートしたばかり!上司にとって保育士の急な退職は「寝耳に水」です。後任者がすぐ見つからないこともあるので、スムーズに辞めることが困難になる可能性があります。

4月退職のトラブル「保護者から苦情が出る」

特に保育士が一人担任の場合は、保護者に与えるショックも大きいでしょう。いい加減な保育士だと腹を立てた保護者から苦情が出たり、上司の管理能力が問われるでしょう。保育士への苦情が多くなればなるほど、保育園の評判もだんだん悪くなってきます。

4月の退職は周囲からひんしゅくを買うことが多く、辞め方によっては人間性を問われることもあるので、メリットは少ないカモ!4月に辞めるより、むしろ年度末に退職を決めた方が円満に辞められるカモしれませんね!