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派遣社員でも貯金できる? 生活の見直しと目標とすべき収入

収入面で不安な派遣社員は貯金可能? 実現への家計収支を検証します。

収入面で不安な派遣社員は貯金可能? 実現への家計収支を検証します。

平成24年10月に労働者派遣法が改正され、派遣会社は派遣社員と原則31日以上の労働契約を結ぶことが義務化されました。いわゆる「日雇い雇用」を禁止したのです。

以前に比べ、派遣社員の労働環境は改善されつつあります。しかし、まだまだ正社員に比べ「不安定な期間を定めない雇用」であることには変わりはありません。

貯金をするためには、収入が支出より多く、その状態が継続的でなければならないのは言うまでもありません。

収入面では、時給が高く需要の多い仕事であれば継続しやすいでしょう。また、支出面では食費などの生活費だけでなく、保険や交通費なども重要な要素となります。

今回の記事では、どの程度の収入を安定継続させればよいか、また支出も見直す点があれば、どのように改善すればよいかについてご紹介します。

毎月、一定額以上の収入を安定継続させる方法とは?

私が派遣社員として働き始めた頃は、仕事は派遣会社からのメールで知ることがほとんどでした。現在でも、このメールシステムを導入している派遣会社は多いです。

しかし、派遣社員にとってスマホが生命線となった現在では、派遣会社独自の「ポータルサイト」から都合のよい職種を選ぶ方向にシフトされつつあります。

メールで送られてくる仕事と、スマホで閲覧できる仕事には特徴があります。メールで送られてくる仕事は長期案件もありますが、どちらかというと「単発仕事」が多いのが特徴です。

また、ピッキングや工場での単純作業などスキルを必要としないものばかりです。

また、メールで送られてくる「単発仕事」はいつも同じ就労場所であることが多いです。
「いつも」なので、一見安定してそうですが、逆に言うと「いつも人不足になる原因を抱える」現場であることが多いのが特徴です。

人間関係が悪かったり、長時間に大量の作業をこなさないといけないなど体力的・精神的にきつい現場をいくつも経験してきました。

また、これらの仕事の時給は各都道府県の最低賃金より若干多い程度です。

また、広い敷地を必要とする現場ばかりで交通の便が悪いか、都心から離れているため交通費の支給されないことが多い派遣社員にとっては魅力の少ないものと言えるでしょう。

一方、ポータルサイトでの仕事で検索できる仕事は、上記のような仕事に比べ、長期的な仕事内容のものが多いのが特徴です。時給も30%程度高く設定されているのが目立ちます。

パソコン関連や英語力を求められるもの、スーパーマーケットなどではフォークリフトの免許が求められます。

私の経験では、時給1,100円×8時間×25日=22万円、手取りで約18万円程度でした。

やはり、これぐらいはないと親と同居しているなどでなければ貯蓄にまわすのは困難でしょう。(勿論、地域差や家賃などにもよります)

貯金は、毎月の支出をどれだけ抑えるかが重要

まず、考えないといけないのが「交通費」でしょう。これは、派遣社員にとって切実な問題の1つです。

私の知り合いには、片道10km以上を自転車で通う者もいました。勿論、これは体力的にきついだけでなく、事故にも遭いやすいのでオススメできません。

派遣社員の仕事が、どの地域に集中しているかを調べ、移動がしやすく家賃の安い所へ引っ越ししました。出費を抑えられ体力的に楽なので、継続的に働けました。

国民年金・健康保険なども頭の痛い出費の1つになります

年金や健康保険の加入は、国民全員の義務です。しかし、毎月の負担が大きいので重要な要素の1つになります。

労働者派遣法が改正された後に、ある派遣会社で直接聞いたことをご紹介します。

雇用保険

派遣会社で、「働き始める時に加入していただきます」と説明を受けました。

雇用保険は「31日以上の雇用見込みのある労働契約、もしくは日~土を含む週で所定労働時間が20時間以上の勤務実績があれば加入しなければならない」

と私が登録している派遣会社のポータルサイトで明記されており、勤務開始前に「31日以上の雇用契約」を結ぶためすぐに加入できます。失業した時のセーフティーネットになります。

年金、健康保険

まとまった金額が必要なため、派遣社員でなくても大きな負担です。個人で加入すると全額負担ですが、派遣会社が折半してくれるとかなり負担が減ります。

この「折半」してもらえる仕事につけるかが大きなポイントとなります。

私が登録している派遣会社のポータルサイトでは、「ある月の1日から末日の間で17日以上かつ130時間以上の勤務を2ヵ月連続で達成すれば社会保険の加入対象者となり、3ヵ月連続でも達成なら強制加入となる」と明記されていました。

上記の例では、最初の3ヵ月は年金、健康保険は全額負担ですが、その間日替わりで単発の仕事でもいいので条件さえクリアすれば負担が減らせます。

また、派遣会社で直接聞いたところ、「レギュラーワーク」というのは派遣会社が雇用主であり、働き始める前から「2ヵ月以上の仕事」と分かっておれば「初日から社会保険に加入してもらいます」ということでした。

この「レギュラーワーク」はパソコンなどのスキルが必要なだけでなく、普段の勤務態度も問題ない人でないと難しいのが実情です。

最後に

一見、不安定と思われている派遣社員の仕事でも資格や働き方次第で「継続・安定収入」が得られるカモ。

派遣社員が継続的・安定的に収入を得るには、資格・スキル・勤務態度という後ろ盾が必要です。これは、出費の大きい社会保険を折半してもらえる道につながります。

「レギュラーワーク」の仕事は食堂や休憩室が完備されていることが多く、毎日の食費も節約できます。派遣先の社員も、ある程度の常識を兼ね備えている方が多いので人間関係が良好で、継続的に働きやすい雰囲気があります。

また、派遣社員の仕事内容は地域差があり、「どのような地域に、どのような仕事があるか」を調べ、それに合わせて生活の基盤をおくことも支出を減らす重要な要素になります。

今回の記事を参考にしていただき、未来へつながる派遣社員生活を過ごして下さい。