1. ホーム
  2. 基礎知識
  3. ≫派遣の求人が多くなる時期は?就業先の都合で異なる募集枠について

派遣の求人が多くなる時期は?就業先の都合で異なる募集枠について

就業先の業績や社員の欠員により派遣社員のチャンスが広がる

派遣社員の中には派遣会社に登録しても、なかなか仕事を紹介してもらえない経験をした方もいるでしょう。また求人はあっても希望する職種がなく、やむを得ず別の仕事をする方もいます。こうした求人募集数が時期によって増加する原因は、「企業の都合」が大きく影響します。

その原因を探ると、欠員補充と業績好調に伴う増員に大別されているのです。また欠員が出やすい時期は毎年のように繰り返される傾向にあるようです。

派遣社員の方が希望する就業先を探すには、常に派遣会社のポータルサイトなどをチェックすると社会全体の求人募集の流れが見えてきます。そこで今回は派遣社員の方が仕事を見つけやすい時期と、求人が減る原因についてご紹介します。

就業先の社員の都合で派遣社員の就業のチャンスが広がる場合

就業先の社員の方が退職する理由には様々なものがあります。しかし退職理由はある程度パターン化されており、時期も同じような時期に集中する傾向があります。また企業規模が大きくなればなるほど、退職する社員の人数も増え、その分派遣社員の就業のチャンスが広がります。

そこで派遣社員の方は、退職する正社員が増えると思われる時期を見計らって、頻繁に求人募集をチェックするのが賢明です。

「5月病」で退職する社員が増加する直後が狙い目となる

5月病という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。新入社員の方が希望を抱いて4月に入社したものの、1ヶ月程度で理想と現実の違いを感じ退職していく現象です。っ子の事態は就業先にとって「急な欠員」であり、研修にかける時間や労力を費やす余裕がないことも少なくありません。そのため既に社会人としての経験や資格を有する派遣社員の力を求める求人募集が5~6月頃に多くなります。

夏冬のボーナスが支給される直後に求人募集が増加する

夏のボーナスは7月~8月支給、冬は12月支給というのが一般的です。車や家電製品などのローンをボーナス払いにしている方も多く、ボーナスの受け取りを待って退職する就業先の社員も多いです。そのため例年では、1月や9月に派遣社員の求人募集が増加します。また就業先もすぐに人材を確保する必要があり、派遣社員が応募した後時期を待たずに就業できる可能性が高まります。

自己都合で退職する就業先の社員が増加する1,5,9月頃に派遣社員の求人が増えるカモ。

就業先の業績次第で派遣社員の就業のチャンスが広がる場合

企業の業績はよほど追随を許さない競争力がない限り、常に不安定です。業績が好調な企業だけでなく、業績が良くなくても人員を削減するに至る企業が派遣社員の活躍に期待します。企業側の必要な時期に必要な人員を確保したいというニーズと、派遣社員の存在がピッタリ合うためです。

年度末の決算で好調な企業は、経営規模拡大のため求人数を増やす

 
通常企業の年度末は3月です。製造業や外食産業を始めとするサービス業などは、経営規模を拡大するため、支店数や店舗数の拡大を図ります。したがって多くの人員を必要としますが、正社員ばかりを採用すると人件費が高騰する恐れがあります。

しかし経営規模を拡大するには、タイミングとスピードが重要です。そのため即戦力となる派遣社員に期待する就業先は多いでしょう。

業績悪化で新入社員の代わりに派遣社員を採用する企業もある

 
業績の悪化した企業は、様々な「経費削減策」を打ち出します。その最たる例が「人件費削減」です。中高年の早期退職を推進する企業もありますが、中には新入社員の採用を止める企業もあります。新入社員の採用中止を決定する3~4月にかけて求人が多くなります。

しかし工場などで作業する企業では、新しい機械を導入する体力がないだけでなく、正社員を多く抱える余裕さえない所さえあります。その結果「人海戦術」で乗り切らざるを得なくなります。

就業先の企業は派遣社員の社会保険料を折半する必要がないので、人件費を圧縮できます。また派遣社員にとっても大量かつ継続的に募集があるため、比較的安定した収入を得ることができます。

派遣社員にとって、企業の業績好調かどうかに関わらず就業のチャンスがあっていいカモ。

企業の求人数が増える時期を予測し就職活動をする

派遣社員に限らず、多くの方が少しでも良い条件で働きたいと願っています。しかし派遣社員の方が良い条件で働けるかは、企業側の都合に左右されます。そのため派遣社員自身が努力しても報われないこともあるでしょう。

また求人数が少なくなると、ハードルは高くなります。そのため高いスキルを持っている、もしくは給与などの条件を落として探した方でないと仕事を探すのは困難になります。

一方求人数が多くなる頃は「売り手市場」になります。そのため企業が派遣社員に働きながらスキルを身につける余裕を持たせてくれるなど、条件が良くなる傾向があります。就業のチャンスをつかみたい派遣社員の方は、正社員の退職が多くなる時期や企業の業績に常に目を光らせるようにしてください。

派遣社員が就業のチャンスをつかむには、企業の動向を予測するといいカモ。