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薬局薬転職にも適せ検査がある!適性検査対策はどうすべき?

適性検査で何を見られるのかを理解しておこう

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近年、新卒だけでなく、中途採用の薬剤師に対しても、適性検査を行う企業が増えているようです。薬剤師転職の中にも、書類選考と面接だけで採否を決めるところもありますが、人の命に関わる仕事であることから、学力試験と共に適性検査を課すことがあるのです。

特に、大手の調剤薬局やドラッグストアの場合は、選考試験に適性検査と筆記試験を設けていることが多いです。筆記試験は必要な内容を勉強しておけばよいですが、適性検査となると何を準備したらよいのか、迷う人もいそうです。

そこで今回は、なぜ薬剤師転職で適性検査を導入するところが多いのか、何か対策が必要なのかについて、お話しします。

薬剤師転職で適性検査を行う理由とは?

超高齢化が進むにつれて、日本の医療費負担は増加し続けています。今後、労働力人口が減少していく日本では、病院が病気を治療するだけでなく、市販の医薬品を使ったセルフメディケーションや、地域のかかりつけ医と薬局の連携による予防医療など、世の中の流れにフレキシブルに対応できる薬剤師が求められることが予想されます。

そして、薬学部6年制への移行や、ブランクのある薬剤師の仕事復帰などの要因が重なり、求人に対し、様々なキャリアやスキルの応募者が集まるようになりました。中途採用であれば、即戦力として活躍できることが優先と思われますし、それは嘘ではありません。

ですが、採用にも費用がかかることを思えば、社内の研修制度が充実している企業ほど、社風に合い、社内で良好な人間関係を築き、長く働いてくれる社員を採用したいと考えるものです。その指標になるのが、「適性検査」なのです。

というのも、適性検査を行う目的は、応募者の志向性を知り、自社にあった人材かどうかを見極めることです。つまり、数多くの応募者に適性検査を行うことで、応募者を数値化し、客観的に判断しやすくしているのです。適性検査は、面接よりずっと短時間に、効率よく応募者を見極める手法といえます。

薬剤師転職で用いられる適性検査の種類とは?適性試験対策は必要?

では、薬剤師転職で行われる適性検査では、何を見られているのでしょうか。それは、「能力測定」「性格測定」「興味・指向測定」です。

能力測定

能力測定では、知識や学力を測定します。

性格測定

性格測定では、応募者個人の行動特徴や指向性を評価し、職務や職場とマッチしているかを評価します。

興味・指向測定

興味・指向測定では、応募者個人の興味や指向、動機を測ります。

これら3つの結果に基づき、応募者の人物理解の資料とするのです。

薬剤師転職で行われる試験とは?

では、具体的に薬剤師転職で用いられる試験についても説明しましょう。薬剤師転職では、「SPI検査」「GAB」「DPI」などが用いられます。

SPI検査

SPI検査とは、株式会社リクルートマネジメントソリューションズが提供している、企業で最も用いられている適性検査です。言語能力と非言語能力、性格検査などに分かれています。

GBA

GBAは、日本SHLが提供している、新卒総合職の採用に特化した適性検査です。ですが、薬剤師の場合は第二新卒の応募も多いので、こちらを用いることもあります。知的能力とパーソナリティの2つで、判定をします。

DPI

そしてDPIは、株式会社ダイヤモンド社が提供している、職場での適応性をチェックするための適性検査です。基礎診断項目と個別診断項目の二つで、総合判定します。

適性検査だけで、不採用になることはない

適性検査は、薬剤師の中途採用に限らずに用いられていますが、その解答に正解や不正解はありません。適性検査でわかるのは、応募者の職場適性や業務適性、性格、ストレス耐性などです。

そして薬剤師転職の場合は、実務のスキルが重要ですので、職歴や取得したスキルなども、採否の判定材料になります。そのため、適性検査の結果だけで、不採用という判断になることはありません。

また、適性検査を受けて不採用になったとしても、その企業の社風や職場環境とマッチングしなかっただけで、その人間性が否定されるわけではないのです。

適性検査に関する書籍はたくさん出ていますが、人間性を見る適性検査は、直感的に回答しなければ意味がありません。学力試験が伴う場合のみ、その範囲を重点的に学習しておきましょう。