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薬剤師の転職時期はいつがおすすめ?再スタートを切るためのポイントとは…

「退職の意思を伝える方法」、「退職理由の考え方」、「引き継ぎ」、「引き止めへの対処法」といったポイントに焦点を絞って、円満な職場の辞め方や注意点についてをお話しします。

結婚や出産、転職などなど…薬剤師が退職する事情は様々ですが、「わだかまりを残さず退職したい!」という思いはすべての方の総意カモ。

これまでお世話になった職場ですので、できるだけ周囲に負担をかけず、かつ心晴れやかに再スタートを切れるような円満退職を目指したいものですね。

ここでは、スムーズな退職に欠かすことのできない「退職の意思を伝える方法」や「退職理由の考え方」、「引き継ぎ」、「引き止めへの対処法」といったポイントに焦点を絞って、円満な職場の辞め方や注意点についてをわかりやすく紹介します。

まずは、退職時期をしっかりと伝えることが大切カモ!

「よし、退職しよう!」と決意した後まず最初に行うべきステップは、直属の上司に退職の意思を伝えること。以下のポイントを押さえて、これまでお世話になってきた職場へ失礼のない円満な退職を目指しましょう。

  • 退職する旨は、直属の上司へ口頭で伝えること!
  • ポジティブな退職理由と、揺るぎない辞意を固めておくこと!
  • 退職する時期も明確に伝えるべし!

以下では、それぞれについてを分かりやすく説明します。

退職する旨は、直属の上司へ口頭で伝えること!

退職の意思を伝えるべき相手は、あなたの「直属」となる上司です。

例えば社長や部長クラスの上司に直接相談してしまった場合には、直属の上司の管理能力が問われてしまうリスクが考えられます。かといって同僚や先輩に話し、その内容がウワサで上司の耳に触れてしまうことがあれば、あなたへの印象は悪くなってしまうでしょう。

直属の上司とは、平たく言えば「あなたが働く職場の中で一番エラい人」のこと。薬局であれば管理薬剤師の方、ドラッグストアーであれば店長などにあたります。

ポジティブで説得力のある退職理由と、揺るぎない辞意を固めておくこと!

退職理由に会社への不満などネガティブな内容をあげないことも、円満退職を成功させるための重要なポイントです。

ネガティブな理由はあなたの印象を落としてしまうだけでなく、「改善させるから続けることはできないか?」といった引き止めに繋がるリスクも考えられます。

くわえて、退職理由には誰が聞いても「その理由は、辞めざるおえないカモ」と思わせるような説得力が必要でしょう。そのためには、自分自身が揺るぎない辞意を固めておくことも重要です。

以上を踏まえて、スムーズな退職を叶える代表的な退職理由には以下のようなパターンが挙げられます。

  • 結婚、妊娠、出産、子育てなどのライフイベントに関わる退職
  • 次の職場で挑戦してみたい事があり、それは現在の職場では難しい…など、前向きな目標
  • などなど…

イレギュラーな例では、上記以外にも「身内の介護」や、「家業を引き継ぐ」、「本人の持病により継続できない…」という理由も存在します。これらの理由は説得力も強く、引き止めや退職日までの険悪ムードを招くリスクも最小限に抑えることができるでしょう。

逆に退職理由としてふさわしくない例では、

  • 職場や仕事内容に関する不満
  • 給与、条件などに関する不満
  • 対人トラブルに関わる退職理由
  • 仕事が面白く感じられない、自分に合った業務内容ではない…などの後ろ向きな理由

などが挙げられます。

これまでお世話になってきた会社や上司、同僚が納得できるような、ポジティブで説得力のある退職理由を考えておきましょう。

退職する時期も明確に伝えるべし!

退職する時期を明確に伝えておくことも重要カモ。

民法上では退職の2週間前までで問題はありませんが、会社が定める就業規則によって退職の意思表示を行うべきタイミングが決められているケースも珍しくはありません。

お勤めの会社の規則を十分にチェックした上で「退職する日より1ヶ月から3ヶ月ほど前」までに伝えるのが妥当でしょう。

退職日決めも案外大事!

繁忙期の真っ盛りに退職することは、職場へ多大な迷惑をかけてしまうリスクが考えれます。退職日を選ぶとすれば、やはり閑散期にあたるシーズンが狙い目だといえるでしょう。

また「ボーナスを受け取ってからやめたいカモ!」、「有給休暇を消化したいカモ!」、などの希望がある場合は、なおさら退職日を慎重に選ぶべきカモしれません。

たとえばボーナスの直後に退職してしまうと、明らかにボーナスを狙った計画的な退職であることが見え透いてしまい、イメージを悪くさせるデメリットもあり得ます。

よりスムーズな円満退職を目指すのであれば、ボーナスを受け取ってから1ヶ月ほど開けた時期を退職日にしておく方が賢明なのではないでしょうか。

このように、円満でトラブルのない退職を叶えるためには、退職する時期についても十分に考慮しておくことが必須となります。ご自身の都合や職場の雰囲気などを照らし合わせながら、ベストなタイミングを探ってみましょう。

仕事の「引き継ぎ」は、計画的に…!

立つ鳥跡を濁さず。これまでお世話になってきた職場へ負担を掛けないためにも、退職が決まった後の引き継ぎも丁寧に進めていくべきでしょう。

引き継ぎの成功を左右させるポイントは、ズバリ「きちんと計画すること」です!無計画に進めた引き継ぎでは、後任者の方も安心して業務に挑むことができないカモ。退職日から逆算して、余裕のある日程表を作っておくと安心です。

引き継ぎ完了までの日程表は、こう作る!

退職を迎える日までに済ませておくべき業務は、引き継ぎだけではありませんね。

まずは現在抱えている業務がいつ頃完了するのかの目処を立てておきましょう。また、備品や資料の整理にどの程度の期間が必要なのかも明確にしておくべきカモ。

上記のポイントを考慮しながら、

  • 引き継ぎ資料の作成にかかる期間
  • 後任者へ引き継ぎを行える期間
  • 上司への報告や、お世話になった方々へのご挨拶のタイミング

などの具体的なスケジュールを決めていきましょう。

日程表を決める際は、できるだけ余裕を持っておくと安心です。急なトラブルや予定変更にも対応できる柔軟性を持って、焦らない引き継ぎ業務の成功を目指しましょう。

引き継ぎ資料作成のススメ

一度口頭で説明したことを全て覚えることは難しいでしょうし、ウッカリ後任者へ伝え忘れてしまう可能性も考えられます。後任者へ直接で行う引き継ぎも大切ですが、できればそこに内容を捕捉できる引き継ぎ資料があると尚わかりやすいカモ。

ぜひ、後任者が後々一人で見たときでもわかりやすい資料作りを心がけてみてください。以下では、引き継ぎで作成しておくべき3つのオススメ資料を紹介します。

業務全体を把握できる総体的な説明資料

とつぜん細かい作業内容の説明から始まる資料では、後任者には「この業務はなんのために行うのか」「どんな意味があるのか」などが見えてこないでしょう。まずは、あなたが行ってきた業務全体を把握できる総体的な説明資料を作っておくことをオススメします。

フローチャート

いつ、どんなタイミングで、どのような業務を行うべきか…などなど、業務や作業内容を時系列に記したフローチャートは、後任者にとって業務に慣れるまでの頼もしい資料となるはずです。

チェックシート

フローチャートだけでなく、やるべき作業や業務をまとめたチェックシートを作成しておくと良いでしょう。定期的にチェックしておくべき事柄をリスト形式でまとめたり、次の作業に入るまでに済ませておくべき業務を記したり…。

また作成した資料は、一度自分でも使ってみることをオススメします。分かりにくいポイントや、問題点を見つけるヒントになるカモしれません。

強引に引き止められる場合の対処方法とは

従業員の退職では、後任者の求人・採用・教育や、スケジュールの再調整などなど…、上司や周囲に様々な負担がかかるカモ。そのため辞意を伝えるシーンで、強引な引き止めに合ってしまう薬剤師も少なくはありません。

引き止めを予防するためには

  • 上記(『ポジティブで説得力のある退職理由と、揺るぎない辞意を固めておくこと!』)でも紹介した通り、説得力があり納得せざるを得ない退職理由を用意しておくこと
  • 「退職するべきか」という相談から入らないこと。(「退職するべきではない」と引き止められるから)
  • 退職時期に閑散期を選ぶなど、会社への負担を最小限に抑える配慮をすること

などの方法がありますが、もしも引き止められてしまった場合は、どのような対処法があるのでしょうか?

条件を優遇する…と打診してくる場合

会社への不満を退職理由に挙げた場合、条件を優遇することで引き止めを打診されるケースがあります。この打診へのベストな返答には、個人差が大きく現れるでしょう。

「どんな条件であっても、ぜったい退職したいカモ!」という方もいれば
「不満な点が改善されるのであれば、やっぱり残りたいカモ…」とお考えであるケースも…。

前者であれば断るだけでOKなのですが、もしも後者である場合、この時の返事を間違わないためにも、前もって自分が何を望んでいるのかを明確にしておく必要がありそうですね。

また引き止めの際に提示された条件が単なる口約束で、いつまでたっても実行されない…というケースも珍しくはないので、「そもそも本当に条件が改善されるのか?」というポイントも含めて慎重に選びたいところです。

後任者が決定するまでは残って欲しい…と言われる場合

退職自体は納得してもらえたものの、「後任者が決定するまでの間は会社に残って欲しい…」と言われる場合も考えられます。このケースでは、自身の事情を考慮しつつ可能な限り応じることがベター。

とはいえ、無理をする必要はありません。転職先の入社日との兼ね合いなどで難しい場合は、その旨を正直に伝えておきましょう。

まとめとして…

ここでお話しした内容をまとめると、以下のポイントが重要です。

  • 退職する旨は、直属の上司へ口頭で伝えること!
  • ポジティブな退職理由と、揺るぎない辞意を固めておくこと!
  • 退職する時期も明確に伝えるべし!
  • 仕事の「引き継ぎ」は計画的に、解りやすい引き継ぎ資料の作成で、後任者の負担を軽減させよう!
  • 引き止めの予防策は、1:説得力のある退職理由、2:「退職すべきか」の相談はしない、3:会社への負担を最小編に抑える配慮!
  • 引き止めにあったときのために、確固たる辞意を固めておくことや、自分が何を望んでいるのかを明確にしておくことが重要!

また、転職エージェントを利用している場合で「自力で円満退職を目指すのは不安カモ…」とお悩みであれば、専任のコンサルタントへ相談してみる方法もあります。

転職エージェントでは、薬剤師の転職を成功へと導く多様なサポートが行われていて、その一環として「前職の退職サポート」を行っているケースも少なくはありません。こういったサービスを賢く利用して、わだかまりのないスムーズな円満退職を目指してみてはいかがでしょうか。