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実はよくわかっていない人が多い!?退職理由と転職理由の違いを徹底解説

退職理由と転職理由、比べてみるとよくわかるそれぞれの違いとは

退職理由や転職理由は、面接で必ず聞かれると思っておいた方がいい質問で、どちらか片方を聞かれる場合もあれば、両方聞かれることもあるでしょう。

転職活動をしている当事者にしてみると、本質的には退職理由も転職理由も同じと思えるかもしれませんが、一度両方を切り離して考えてみると、それぞれに大きな違いがあることに気がつくでしょう。

本音をそのままストレートに言ってしまえば、何かネガティブな理由があるから退職をするのであって、そのままで満足なら転職しようなどとは思いません。

そして、そのことは面接官もよくわかっています。それでもなお理由を本人の口から直接聞こうとするのは、その回答に注目すべき判断材料があるからなのです。

面接官によっては、あまり細かく考えずに退職理由と転職理由のどちらかを聞いてくる場合もありますが、準備にあたっては厳密に分けて考えておいた方が安全です。

そこで、退職理由と転職理由の違いや、ネガティブな理由をポジティブな内容に変換する方法などについてご紹介していきます。

退職理由と転職理由の違いとは

「退職理由」と「転職理由」という言葉を並べるとあまり違いを感じにくいかもしれませんが、「退職する」と「転職する」に言葉を分けてみる少し印象が変わります。では、それぞれの言葉の意味をさらに細かく分解してみることにしましょう。

退職するということとは

「退職する」ということとは会社を辞めることで、過去に起きたこと、もしくはこれから過ぎてゆくことです。退職を決意する経緯は人それぞれですが、本人や家族の病気やその他やむを得ない事情などがない限り、その理由にはネガティブな要素が含まれていることが多いものです。

もう辞めたいと思うような決め手になる何かがあったり、時間をかけて不満を積み上げてきた理由があったり、本音を言い出せばきりがないほどの不満を抱えていることも少なくないでしょう。

面接官も企業の社員だから、いろんな理由で退職する人をたくさん見てきているカモ

転職するということとは

「転職する」ということとは新たな会社に入ることで、これから先も続く未来が関係していることです。転職で環境が変われば前職の頃に感じていた不満は解消され、やりがいのある仕事ができるだろうという期待を抱きます。

そのため、やりたいことや将来のキャリアプランについての自分の考えをしっかりと持っているならば、転職後のことは自然とポジティブに考えることができるものです。

前職でいろんな問題点があったからこそ、「次はこうしたい」「こうありたい」という仕事に対する具体的な希望を持つことができるのカモ

ネガティブな退職理由を前向きに変換する方法

「仕事がつまらない」「残業が多くて辛い」「上司と合わない」「給料が安い」「休みが少ない」など、スラスラと出てくる退職理由の本音は、面接でそのまま話せないものばかりかもしれません。では、それらの理由を前向きなものに変えるために、ひとつの理由からさらに展開させて考えてみましょう。

「仕事がつまらない」なら

「仕事がつまらない」が理由なら、次はなぜ仕事がつまらないのかを考えます。「自分がやりたかった仕事とは違う業務ばかりで、仕事に対するモチベーションが保てなかった」が答えであれば、「では、本当にやりたかった仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのか」を考えます。

そして、「もし前職でやりたい仕事を任せてもらうことができていたら、自分の得意なことや持っているスキルを仕事にどのように生かし、何を目標としただろうか」と仮定してみましょう。

最後の仮定のところまできた頃には、退職理由の根底にある仕事に対する前向きな希望が見えてきます。それを面接で説明できるようシンプルにまとめればいいのです。

ここで注意したいのが、前の会社に対する不満を感じさせるニュアンスを含めないようにすることです。「前職での経験と身につけたスキルに自分の得意分野を加え、それらを生かせる仕事をしたいと考えるようになりました」とすると、全体的に前向きな印象に変わります。

最初の退職理由の次に「なぜそう思うのか」「ではどうしたいのか」「もしそれができれば自分はどうだったか」などのように、できるだけ具体的な答えを求めて自問自答していくといいカモ。

客観的な意見を聞いて最終調整をするとなお安心

退職理由や転職理由をどう伝えるかは、結果に直結する大事なポイントなので、前向きに変換した理由を聞いて面接官がどう感じるかを確かめておきたいところです。

そんな時は、数々の転職をサポートしているエージェントに相談してみると、リアリティーのある感想を聞くことができるでしょう。そのようにして面接前の準備を入念に行っておくことが、転職を成功させるための大切なポイントです。