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アパレル業界における履歴書作成のポイントとは?採用担当者に見せる人生年表、胸を張って自分をアピールしよう!

履歴書は自分という人間をPRする書類!

職務経験について詳しく作成する職務経歴書とは違い、履歴書は応募者のひととなりをまとめた書類です。
応募者の基本的情報を知るためのものではありますが職務経歴書と同様に採用の合否を判断する重要な書類です。

職務経歴書はPCでの作成も可能でしたが履歴書は手書きのものを提出しなければなりません。
記入は丁寧な字を心掛け、誤字脱字に注意しましょう。

正式書類もきちんと書けない大人と判断されてしまうとそれだけで不採用に終わってしまうこともあります。

学歴は入学・卒業年月を確認!

新卒採用の時とは違い、転職の際に提出する履歴書では学歴は高校卒業から大学・短大・専門学校まで書けば十分です。
間違いやすい入学・卒業の年月は履歴書を作成する前にあらかじめ調べておきましょう。

記入した内容に間違いがあれば当然印象が悪くなってしまうので十分に注意が必要です。
複数社に応募する際は手帳やノートにテンプレートの一つとしてメモしておくと複数枚履歴書を作成する時に便利です。

語学力やシステム開発など専門性を求められる職種に応募する以外、アパレル企業では学歴についてさほど優劣はないと考えてよいでしょう。
自信を持って学歴を記入してく下さい。

業界や職種によっては学歴が採用に大きく関係してくることもありますが、特にアパレル業界では重要視されないことが多いです。

なぜかというとお客様と直に接する店舗(現場)で勤務する販売員に必要とされるスキルは学校で教えてもらうことはあっても実際店舗に立たないと身につかない部分が多いからです。

何よりも実力主義な面が強いので学歴は関係ないと言えますよ。

逆を言えば一般企業に好まれる大学卒よりもサービス業関連の専門学校を卒業していれば有利カモしれないね。

職歴欄では職務経歴書と同じくらい職務経験をアピールしよう!

職務経歴書と内容が同じになってしまうのでは・・と心配になりますが、転職者数が増加の一途をたどる昨今にあっては人事の採用担当者は多忙を極めています。
職務経歴書に目を通すことにじっくり時間を割いてもらえなかった時のことを考えて履歴書では簡潔に要点を絞って記入しましょう。
企業名、業種、従業員数を記入した上で自身の配属先・職種・職務内容を端的に記入します。
役職に就いていたならそちらも記入しましょう。
携わったプロジェクトなどの詳細は伝えることが出来ませんが、前職(現職)でどのような仕事に就いていたか想像出来るような内容であれば採用した際にどのポジションで活躍してもらうか採用担当者も考えやすいでしょう。

アパレル企業の選考に有利な資格とは?

履歴書には保有免許や資格について記入する欄がありますが、専門職に応募するのでなければアパレル企業への転職時に取得しておかなければ不利になる免許や資格はありません。

ですが有利になる資格はいくつか挙げることが出来ます。

お客様を接客する販売員であればサービス接遇検定がオススメです。
国家資格ではありませんが取得していることで接遇スキルを持っていることがアピール出来ます。

店長や複数の店舗を担当するマネージャー職なら販売士やカラーコーディネーターの資格を取得していると店舗運営に直接活かせる能力があるとアピール出来るでしょう。

取得を目指して勉強中の資格についても「現在勉強中」と記入が出来るので、勉強中の資格があれば記入しておきましょう。
ただし、応募職務に関連しない免許・資格については記入を避けた方がよいでしょう。

アパレル企業に応募する際に気を付けたい志望動機!

何故数あるアパレル企業から当社を選んだのか、採用担当者が最も知りたいところです。

アパレル企業に応募する際、思い付きがちな志望動機として「応募先企業のブランドのファンである」があります。
実際の志望動機はそうであっても採用に関わってくる履歴書には書かない方がよいでしょう。

その企業の事業内容・職種内容を理解した上で応募しているかが重要なので、自社ブランドのファンであることは応募先企業にとってはありがたいことかもしれませんが社員として採用するかどうかは別の話です。

アパレル業界だけではなく、企業というものには事業を展開することにより社会に貢献するという役割があります。
応募先企業がファッションを世に提供することによって、どのような世界を目指しているのか企業理念・方針・信念を理解しておきましょう。

共感出来るポイントを絞り、その上で自分は何がしたいのか、何が出来、どう企業を成長させることが出来るのかを記入しましょう。

希望欄には希望勤務地を書こう!

勤務地が複数ある場合は勤務希望地を記入しておきましょう。
そうすることで店舗や各部署で必要な人材について把握している採用担当者が応募者を採用した場合にどのように配置するか考えやすくなります。

アパレル企業の販売員として応募する場合、出来るだけ複数の店舗で勤務可能であれば選考に有利です。
例えば東京23区内の店舗なら勤務可能、という具合です。

アパレル業界に限らず小売業界では人手不足が深刻化している現状もあり、勤務地に関して柔軟に対応出来る人材は有利と言えるでしょう。
転居を伴うこともあるので無理をするのはオススメしませんが、どうしても内定が欲しい!という場合は特に人手不足なポジションについて転職サイトに明記されていることがあるのでそちらを参考に希望勤務地を記入するとよいでしょう。

アパレル企業の履歴書記入ポイントまとめ

好きなものに関わる職を志す時、どうしてもその気持ちをアピールしたいところではありますが好きだけでは仕事は出来ません。
嫌になればすぐに辞めてしまうのかとも思われかねません。

アパレル業界は異業界からの転職で採用される方が多い業界です。
即戦力を求める転職で採用されたのに全くの素人社会人では困りますが、特に販売員はOJTから学ぶことが多くあり、店舗に立つという点では新卒でも転職組でもスタートは一緒です。

その中で前職(現職)の経験を活かして企業に貢献する、という意思を採用担当者にアピールしましょう。

自身の向上心次第でいかようにも成長・昇格出来るアパレル業界はやりがいのある業種です。
晴れて転職が叶ったなら今よりも向上心溢れる職場で働けること間違いないでしょう。