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これでもう悩まない!面接での転職理由の伝え方問題をスッキリ解決

面接では言いにくい転職理由の本音は、魅力的な志望動機の宝庫

転職理由の伝え方

面接で聞かれる転職理由の伝え方をどうしようと頭を抱えてしまうのはよくあることですね。なぜなら、転職理由にはネガティブなものが多いからです。

もちろん、転職する人の中にはポジティブな理由を持つ人もいますが、どちらにしても転職理由は面接で必ず聞かれることなので、よく準備しておく必要があります。

転職をしようと思うからには、ネガティブな要素を含めてそれなりの理由があることは、面接をする企業側もよくわかっています。そのため、面接で本音を話すこと自体は間違ったことではありませんが、伝え方には工夫が必要です。

転職理由は、その人がどのような人物なのかを見極めるための重要な手がかりになるので、企業側は強い関心を持って質問をします。そこで期待されている答えは、事実を伏せて作り変えた模範的な回答ではなく、ネガティブな理由も含んだ本音の部分です。では、面接での正しい転職理由の伝え方をどのように考えて組み立てていけばいいでしょうか。

まずは面接官の気持ちになって考えてみる

転職理由を上手に説明するためには、まず面接をする側の意図を考えてみるといいでしょう。面接官は、何を理由として転職を決断したかを聞くことで、その人の価値観を知ろうとしています。

転職すること自体は悪いことではありませんが、理由によっては本人に問題があると判断できる場合もあるので、不満などのネガティブな部分まで踏み込む質問を投げかけてくることもあるでしょう。

せっかく入社しても、他社を辞めたようにまた辞めてしまうようでは困るので、いくら優秀でも転職を繰り返してばかりいるような人材を採用するのは避けたいのが企業の本音です。

転職理由の中には、その人が長く働くことができる人物なのかどうかを知るカギも含まれているので、もし自分が面接官なら、これを聞いた時にどう感じるだろうかという観点で内容をよくチェックし、できれば第三者に聞いてもらって客観的な意見を聞いてみるのもいいかもしれません。

転職理由ランキングトップ5

転職理由の伝え方を考えている時に気になるのが、他の転職希望者の転職理由ではないでしょうか。そこで、転職サービスのDODAが発表した2016年上半期の転職理由ランキング1〜5位をご紹介します。

1位 ほかにやりたい仕事がある
2位 会社の将来性が不安
3位 給与に不満がある
4位 残業が多い/休日が少ない
5位 専門知識・技術力を習得したい

※参照みんなが退職を考えたきっかけは?転職理由ランキング

この調査によると、転職理由として最も多かったのが、「ほかにやりたい仕事がある」でした。この理由の背景で興味深いのが、具体的にやりたい仕事があるというわけではなく、「現状の不満を解消できるほかの仕事に就きたい」という希望が含まれているケースが多いことです。

つまり、このランキングの上位4位までの転職理由は、将来のことや労働条件などになんらかの不安や不満があったということになります。5位に関してはポジティブな要素に見えますが、前職のポジションが不満ということであればやはりネガティブな理由になります。では、そのようにネガティブな理由で転職した人達は、転職理由をどう伝えたのでしょうか。

正しい回答例を見れば転職理由の伝え方がイメージできる

面接で企業側が知りたいのは転職理由に関する本音ですが、転職理由をストレートに伝えるには忍びないのもまた本音カモしれません。

確かに、転職理由には、そのまま伝えてもいい本音と工夫した方がいい本音があります。では、面接で転職理由を聞かれた時の正しい回答法と例から工夫のコツを探ってみましょう。

「ほかにやりたい仕事がある」の回答法

前職とは違う職種へ転職しようとする場合、なぜ別の職種を選んだのかということと、これまでに培ってきたスキルや経験を新たな仕事にどう活かそうと考えているかを回答に含めましょう。転職理由が漠然としている場合でも、「別の仕事にチャレンジしたかったので転職を決めました」というシンプルな回答だけで終わらせない方がいいカモしれません。

回答例

「これまでの5年間、営業として多くのお客様の生の声を直接聞くことができました。そうする中で、もっとお客様のニーズに応えられるような商品を提供したいという思いを強く持つようになり、企画から携わることができる仕事をしたいと考えるようになりました。」

この回答からは、営業の仕事でお客様からの厳しい声を多く受けたことが想像されます。しかし、だからこそ企画の重要性への認識が強まったことが伝わるので、動機に説得力があります。

「専門知識/技術力を習得したい」の回答法

スキルアップしたいことが主な転職理由ならそのまま伝えることもできますが、なぜ前職のままではスキルアップできないと思うのかを問われるカモしれません。そのため、スキルアップしたいと思うようになった経緯も合わせて伝えるとよりスマートな回答になります。

回答例

「これまでエンジニアとして様々なプロジェクトに携わってきた経験から、プロジェクト管理を任されることも多くなりました。リーダーとしてチームをまとめる仕事はとてもやりがいのあるものでしたが、エンジニアとしてまだまだスキルアップしたい気持ちを今も強く持っております。御社では、高い技術力を要するプロジェクトに取り組まれているということを知り、ぜひお役に立ちたいと思って転職を決意いたしました。」

この回答からは、プロジェクト管理の仕事の荷を重く感じていたことが想像されますが、エンジニアとしての技術力に対するこだわりを感じるので、適所に配置すれば良い仕事をするという印象を与えることができます。

素直な気持ちで自分の心と向き合ってみるといいカモ

転職理由の伝え方は悩ましい問題ですが、あまり構え過ぎず素直な気持ちで自分の本心と向き合って考えた方がいいカモしれませんね。

面接でストレートに言うにはためらってしまうようなネガティブな本音も、見方を変えて少し内容を工夫することができれば、面接官の心をつかむ立派な志望動機に変換されるよ。

前職での失敗や苦労はとても嫌なものですが、それを単なる苦い思い出として終わらせてしまうより、人生の肥やしとなる貴重な経験として前向きにとらえた方が実際プラスになるので、それをうまく転職理由に絡めて上手に自分の魅力をアピールできるといいね。

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