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【夢の国でおなじみ】オリエンタルランドの年収や職場の評判・口コミ、転職する方法を解説

オリエンタルランドの年収解説

ディズニーランド・シーといった東京ディズニーリゾート関連事業の開発・運営を手掛けるオリエンタルランド。

「中途でオリエンタルランドに転職したい」と考えている方も数多くいることでしょう。

そこで今回はオリエンタルランドの企業分析や年収推移、採用条件や口コミ、転職する方法について詳しく紹介します。

この記事を読むことで、オリエンタルランドの平均年収がどのくらいで、どんな人材が求められているのかがわかるようになるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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オリエンタルランドとは

日本最大級のテーマパークである東京ディズニーランド、ディズニーシーを主とするディズニーリゾートを展開するオリエンタルランドは、米国のウォルト・ディズニー・カンパニーとのライセンス契約も結び、関係企業を統括する持株会社です。

1960年に設立し、ディズニーランドの誘致交渉を行い、1983年にディズニーランドをオープンしてからは、主に施設の運営、管理を行ってきました。

当時より京成電鉄と三井不動産が大株主であり、多くの役員がこの2社より出向してきました。

そんな大手であるオリエンタルランドの企業の基本情報について深堀りしていきたいとお見ます。

オリエンタルランドの企業情報

株式会社オリエンタルランドの企業情報を下の表にまとめました。

社名 株式会社オリエンタルランド
設立 1960年(昭和35年)7月11日
資本金 632億112万7千円
代表者 代表取締役社長(兼)COO 吉田 謙次
事業内容 テーマパークの経営・運営および、不動産賃貸等
事業所 本社/千葉県浦安市舞浜1番地1
OLC新浦安ビル/千葉県浦安市美浜一丁目8番1号
従業員数 社員 5,375名
準社員 15,773名(2021年3月31日現在)
業務提携先 ディズニー・エンタプライゼズ・インク
上場証券取引所 東京証券取引所 市場第一部

オリエンタルランドの事業内容

オリエンタルランドが手掛ける事業は3つに分類できます。

1. テーマパーク事業

オリエンタルランドの主力事業であり、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの2つのテーマパークの運営及び経営管理を行っています。

テーマパーク事業は、オリエンタルランドの連結売上高中のおよそ80%の規模を占めます。

2. ホテル事業

株式会社ミリアルリゾートホテルズが運営する次のホテル事業を展開しています。

  • ディズニーアンバサダーホテル
  • 東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ
  • 東京ディズニーランドホテル

また、子会社の株式会社ブライトンコーポレーションが経営するホテルを加えた全体では計7ホテル施設の事業運営を行なっています。

3. その他の事業

2000年7月に舞浜駅前に誕生した商業施設「イクスピアリ」と、東京ディズニーリゾート施設内を運行するモノレール「ディズニーリゾートライン」を運営する事業セグメントです。

イクスピアリは言わば“東京ディズニーリゾートの玄関”とも言える場所に位置し、約140店舗のショップやレストラン、映画館まで様々な体験ができる商業施設となっています。

【順調】オリエンタルランドの業績推移

オリエンタルランドは2011年3月期と比べると、2014年以降は経常利益が2倍以上とかなり順調に推移しています。

オリエンタルランドの売上・経常利益の推移

ディズニーランドの人気はまだまだ衰えませんね。

入場料の値上げなどで、客足は遠のくかと思いきや、2017年には過去最高益を更新するなど、まだまだ盛り上がりをみせています。

レジャー業界自体が、2011年から2013年にかけて上昇を続けており、横這いが続いたものの、外国人観光客の増加などの影響もあり、業界としてはまだまだ高水準です。

大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンも業績は順調に伸ばしてきていますが、それでもオリエンタルランドの3分の1ほどの売上にとどまっています。

直近2カ年はコロナ禍による減収減益

2020年3月期と2021年3月期は新型コロナウィルスの感染拡大による「臨時休園」や「⼊園者数の制限」によって、苦戦を強いられ減収減益に陥っています。

とはいえディズニー人気が衰えているわけではないので、コロナ終息後の業績回復に期待がかかります。

オリエンタルランドの年収・給料

有価証券報告書で公開しているオリエンタルランドの平均収入は783万円です。

従業員の平均年齢は39.2歳、勤続年数は9.8年と比較的長く働いている人が多いようです。

年齢ごとにみてみますと、大卒で初任給は20万円ほど、30代で530万円、40代で710万円、50代で823万円と年齢に合わせて上昇傾向にあります。

また、配偶者出産休暇や生理休暇、子供の看護休暇など、家族にうれしい制度が充実しており、女性でも続けやすい環境といえるでしょう。

オリエンタルランドの平均年収推移

下のグラフはオリエンタルランドの2010年3月末から11年間の平均年収推移を表したものです。
オリエンタルランドの平均年収推移

年月 平均年収
2010年3月末 818万2,071円
2011年3月末 814万2,199円
2012年3月末 738万4,177円
2013年3月末 772万0,254円
2014年3月末 779万7,851円
2015年3月末 792万1,114円
2016年3月末 775万7,008円
2017年3月末 653万1,986円
2018年3月末 672万1,589円
2019年3月末 697万2,330円
2020年3月末 708万8,364円
2021年3月末 451万3,472円

2010年~2011年をピークに徐々に切り下がっているのが気になります。

また、2021年3月期の年収は以下の影響からか前期比で約250万円減の451万3,472円と激減しています。

  1. 2020年2月より東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの臨時雇用者をテーマパークオペレーション社員として正社員化したことによるもの
  2. 新型コロナウイルスの感染拡大による業績見通しの不透明化に起因するもの

上記の理由は、一過性の要因によるものと見ることもできます。

特にパートタイマー職員を正社員化する人事制度によって、一時的に全体の平均年収が下がったのならば、それほど気にすることもなく、長期的に見れば企業にとって良いことなのではないでしょうか。

【どんな人が向いているの?】オリエンタルランドに求められる人材

オリエンタルランドは、本社で働く内勤の他に、パーク内で活躍するキャストも募集しています。

パーク内のオペレーション業務はもちろん、各イベントの音楽を担当する音響スタッフやパークを盛り上げる鮮やかな照明を担う照明スタッフ、お客様においしい思い出を提供するシェフやパティシエなど募集されているポジションは多岐に渡ります。

応募資格は、基本的に大学もしくは大学院を卒業した人や、各専門分野で資格を取得している人が条件になっています。

オリエンタルランドでは、企業使命として「夢・感動・喜び・やすらぎ」を提唱しています。

常にゲストや顧客のことを考え、感動や喜びを提供していくことに喜びを感じること。

また、今までの固定概念に捕らわれず「ゼロ」から物事を考え出すことのできる自由で柔軟な発想が求められます。

そのため、常にチェレンジ精神をもち、オリエンタルランドの成長を共に感じ、貢献できる人が向いています。

採用試験の内容

気になる採用試験の内容ですが、まず書類選考があります。

書類選考で選ばれると次はweb試験という筆記試験のようなものがあります。

試験の内容は応募したポジションによって違いがありますが、計算、国語力、漢字の読み書き、SPI、図形問題などクリエィティブな問題が多いようです。

面接は自己紹介に始まり、長所、短所アルバイトなどの体験談、また、会社についてどのくらい理解しているかなどが問われます。

個人面接についてはとにかく質問が多いのが特徴です。

入社後の自分なりのビジョンや、入社意欲、入社後何がしたいかなどをかなり細かく聞かれるようです。

ちなみに採用倍率は200倍とかなりの倍率ですが、離職率が5%と低く、入社さえできれば働きやすい環境なのではないでしょうか。

また、パーク内でバイトをしていたか否かというのは採用に全く影響がないそうです。

採用後の流れ

例えば、総合職で採用が決まった場合は、入社時は配属先は未定だそうです。

配属先などとの面談を密に行ったのち、本人の適性や希望を考慮して確定します。

また、社内ではジョブローテーションを積極的に行っています。

ジョブローテーションとは、一つの部署に縛られず、様々な部署に異動し、仕事を経験することによって個人のキャリアを成長させようという取り組みです。

いろいろな部署で働くことにより、新しい人間関係の構築や、仕事の幅が人がるなど、様々なメリットがあります。

正社員以外にもある!さまざまな活躍の仕方

オリエンタルランドでは、正社員だけでなく、パーク内でキャストと呼ばれるスタッフの募集を行っています。

年齢制限なし
キャストの応募には年齢制限はありません。

若い人でも気軽に、シニアで世代は豊富な人生経験から学んだ気配りを生かして働くことができます。

入社が決まったら丁寧なオリエンテーションがあります。

初めてでも迷いません。

また、配属先でも研修があるなど、キャストの育成にもかなり力を入れています。

グレードアップ制度
キャストの頑張りを評価するため、昇格制度があります。

ランクが上がるにつれて任さられることも増え、やりがいも感じるようになりますよ。

え!バイトから正社員になれる?!
職種によっては、準社員として実績を積めば、テーマパークオペレーション社員として正社員を目指すこともできます。

関連記事:
ディズニーが人手不足に陥っている背景と労働市場で起きていることディズニーランドのバイトがきつくて人手不足に陥っている!? 仕事内容やメリット・デメリットを解説

「人」を相手にし、喜ばせ、楽しませることが好きな人におすすめの企業

ディズニーリゾートの理念を社長はこのように語っています。

「アメリカのディズニーランドのすばらしい世界を日本の子どもたちにも見せたい」
参照:オリエンタルランド新卒採用

これは、初代社長の思いが形になり、実現したものです。

そんな夢の国で、さまざまま人と触れ合い、もてなし、自らも参加し、楽しむことができたなら、仕事は単なる仕事ではなくなるのではないでしょうか。

まさに、人との繋がりを大切にする人におすすめの企業といえるでしょう。

オリエンタルランドの口コミ・評判

当サイトに寄せられた内部情報やネットで調べた口コミや評判には次のようなものが見られました。

やりがい ・ロケーションで人間関係は変わるが、夢の世界での仕事は楽しくやりがいがある
・たくさんの部門があり、活躍できる機会がたくさんある
給料 収入面も給与面に関しても、良い意味で男女平等であり、女性に対して配慮がある。
福利厚生 社食が安くて美味しかった
福利厚生のようなイベントもあり、楽しく仕事をすることができる
働きやすさ 協力や共生を大事にする文化があり、厳しいノルマなどもない
・仲間が自然に増えていくので、仕事だけではなく生活が充実する
・トレーナーたちが仕事のやり方、進め方なども優しく教えてくれて働きやすい職場だった
・働いている人たちがみんな誇りを持っている、プロ意識が高くて真面目、先輩のフォローも早くて優しい
・職場の雰囲気が良くて働きやすい

たくさんの口コミからもわかるように、人間も含めて職場環境がとても良い職場であり、活躍できるチャンスも多くあります。

また楽しく働けるというのも、夢の世界での仕事ならでは、そして真面目でプロフェッショナルな人が多いという点も、納得のいくことです。

オリエンタルランドへの転職難易度

オリエンタルランドへの転職難易度は、比較的難しい傾向にあります。

その理由は、以下の通りです。

  • レジャー業界の中でも国内トップの有名企業、そのため競争率が非常に高い
  • 転職希望者が桁違いに多い
  • 本当に好きな人ではないと、夢の世界での仕事は難しい
  • ホスピタリティを常に持てる人を求めている

中途採用の募集はあるものの、一度は夢の世界で仕事をしてみたい、そんな転職希望者の数がとても多いため、この点が大きく転職の難易度を高くしています。

オリエンタルランドへの転職成功確率をアップさせる唯一の方法

オリエンタルランドへの転職を成功させるためには次の3つの方法があります。

  1. どのような人材をオリエンタルランドは求めているのか、理解する
  2. 面接時には何を質問されるかを把握する
  3. 効率よく転職を目指すなら転職エージェントをフル活用する

また、オリエンタルランドでは以下の3つを求める人材の要件としてあげています。

「一丸となって」
「より良く」
「やり切る」

またどうしてオリエンタルランドで働きたいのかは、面接ではよく聞かれる質問です。

魅力に感じた部分を、具体的に自分の言葉で説明するようにします。

難易度が高いからこそ活用すべきなのが転職エージェントです。

非公開求人を提供してくれたり、企業に特化した面接や職務履歴書などの対策ができるのが利点ですよ。

オリエンタルランドへ転職したい人が必ず登録した方がいい転職エージェント4選

オリエンタルランドへ転職を希望している人におすすめできる4つの転職エージェントは下記の通りです。

  1. リクルートエージェント
  2. doda
  3. パソナキャリア
  4. JACリクルートメント

これらの転職エージェントの特徴やおすすめする理由について詳しく紹介していきます。

1.リクルートエージェント

リクルートエージェント
転職支援実績No.1と言えば、誰もが知っている人材業界のグローバル企業「リクルートエージェント」です。

業界最多を誇る求人数は、業界や職種を限定する事なく潤沢に用意されているため登録は必至。

実際の利用者からはリクルートエージェントだけで出会える求人がある事や、選択肢が広がり、挑戦できる企業が増える事などが支持されています。

合理的な印象があるアドバイザーのサポートは、受け手によっては向き不向きがあるので、温かみのあるサポートを希望する場合にはdodaやパソナキャリアと併用し、希望のサポートを受ける方法もおすすめです。

リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/

リクルートエージェントの口コミ・評判を見る

2.doda

DODA(デューダ)
パーソルキャリア運営の国内大手の転職エージェントの『doda』です。

実際に利用した利用者からの評価も高く、特に提案力・求人数ともに業界トップクラスという声が多いです。

担当者の当たり外れも少ないエージェントだという意見が多いです。

サポート体制も素晴らしく、実践的な職務経歴書の書き方や面接対策などは特に評判です。

他のエージェントの担当者に満足できなかった場合に備えて必ず登録しておきましょう。

doda公式サイト:http://doda.jp/

dodaの口コミ・評判を見る

3.パソナキャリア

パソナキャリア

転職エージェントで今熱いのが、パソナキャリアです。

実は求人数ではdodaやリクルートには及ばないのですが、何と言ってもその大きな特徴は手厚いサポート体制にあるのです。

口コミにも、

「手厚いサポートのお陰で転職がスムーズに行えた。」
「担当者さんにすごく親身に対応してもらえた。」

などの声が多く見受けられます。

メインでここだけ、というのは求人数において少し不安を感じる人は、他の大手エージェントの「リクルートエージェント」や「doda」と並行利用をおすすめします。

パソナキャリア公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/

パソナキャリアの口コミ・評判を見る

4.JACリクルートメント

JACリクルートメント
専門的な知識を求められる人材とか管理職系といったハイクラスな転職を目指すのであればJACリクルートメント。

外資系企業から国内の企業でも業界トップクラスの大手企業の求人がたくさんあります。

一つ一つの企業に対して非常に深い知識と情報を持っているので様々なアドバイスやフォローが期待できます。

高待遇な案件の案内もありますし、その質は同業他社の追随を許さないと評判になっています。

高い水準の人材を求めている企業が多く利用していて、そのマッチングには定評があるのがJACリクルートメントです。

JACリクルートメント公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/

JACリクルートメントの口コミ・評判を見る

まとめ

以上オリエンタルランドの年収や採用条件、口コミ・評判、転職する方法について紹介してきました。

最後にオリエンタルランドに関するポイントをおさらいすると、

  1. 平均年収は減少傾向
  2. 臨時雇用者の正社員化を推し進めている
  3. 感動を提供することに喜びを感じる人が求められている

の3点が挙げられます。

「ディズニーランドやシーで働いてみたい」
「オリエンタルランドの関連事業にも興味がある」

という方は、この記事を参考に転職に向けて準備を始めてみてくださいね。