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転職をしないリスクは転職するリスクよりも高くなってしまう?


転職しないで年齢を重ねるとハードルが高くなってしまう?

転職のリスク
転職をするリスクとしないリスク、どっちが大きいだろう?答えはなかなか出ないですよね。結論を言うと、う~ん…、やっぱり答えは「出ない」ということになるんだと思います。なぜなら転職が成功するかどうか、さらにそれがその人の人生の幸せに結びつくかどうかについて、条件は個人、個人で違っているし、とても複雑だからです。

しかし、そこで考えるのをやめずに、ここではもう少し、転職をするリスクとしないリスクについて掘り下げていきましょう。過去ではなく、現在と未来を見据えてこのことについて考えると、いくつかの結論が導き出せるはずです。

転職しないのは「したい!」と思った人にとってはリスク

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具体的な目標や確かな理由を持った人が、「転職したい」と、思った場合、転職はした方がいいよ。

そういう人の場合、転職しないでいることは、勇気をもって一歩を踏み出さなかったという後悔なるわけだからね。
具体的なイメージを持たずに「転職したいな」って思う人は、まだ転職の時じゃないいんじゃないかな。
そんな状態で転職活動してもなかなかうまくいかないと思うよ。

人生、後悔することこそがリスクだとすれば、チャレンジしなかったことでの後悔って、したことでの後悔よりもずっと重くのしかかってきます。しかもそれは、恐ろしいことに、年を取っていくごとに増していく傾向にあります。

「いまの環境では達成できない目標を見つけた。それに向かってスタートを切りたい。自分は歯を食いしばって絶対に頑張れる」と、思った人にとっては、実はスタートを切ることこそが、あとでの後悔というリスクを避ける手段そのものになるのではないでしょうか。

つまり、そういう人にとって転職は、無謀な賭けや冒険ということにはなりません。それどころか、大きな意味では、人生全体のリスクヘッジだといえるでしょう。

転職とリスクの3つの結論

転職とリスク

早速ですが1つ目の結論を出してみましょう。

「明確な目標や確かな理由があって転職をしたいと思った人が、転職をしない場合、しないこと自体が後悔という名のリスクになり得る」

と、いうことです。

ひとつの会社で勤め上げることのメリットって、実は減っている?

一方、転職せずひとつの会社に仕事人生の全てを捧げて勤め上げることのリスクやメリットって、どうなのでしょう?

これもなかなか答えが出せません。ひとつの会社と言っても、規模やかたちが全て違いますし、そこにはやっぱり、個々人それぞれの事情が複雑に絡んで来るでしょう。

「この会社で勤め上げてよかった」は、ほぼ結果論でしか成立させるこのできない認識になります。かつて同じ会社に勤めていて、「あのとき飛び出してよかった」って思っている人も、きっと他にいるわけですから。

ただ、昔は確かに新卒で就職したら、そのまま定年までひとつの会社に居続けることのメリットは、割合としては大きかったと思います。

なぜかというと、かつては会社の多くが、共同体的な側面を持っていたからです。擬似的な家族と言ってもいいでしょう。そこには「おたがいさま」の想い合いや許し合い、悪く言えば馴れ合いがあり、社員はひとつの文化をともに共有していました。

だからこそ、サービス残業なども当たり前(ちょっと言い過ぎ?)に存在していました。自分の生活と身分を守ってくれる共同体への奉仕ですから。

しかし今では、会社がこうした共同体である側面は少なくなってきています。必然として、そこに居続けることでの恩恵は、少なくなっていきます。

転職することが成功につながるかどうかは、運もあるし、確率としては昔も今も変わらないとしか言えませんが、ひとつの会社に居続けることでのメリットということでは、多くの会社で、昔よりもそれが低下していることは事実です。

2つ目の結論。

「ひとつの会社に居続けることでのメリットは、昔は多くの会社で大きかったけれど、いまはそうでもなくなりつつある」

あなたの会社はどうですか?

転職年齢35歳のハードルって、もう半分崩れている?

バブル経済が華やかだった頃には、「女性クリスマスケーキ説」なんて失礼な話がありました。25歳をクリスマスケーキが売れ残る瀬戸際の12月25日に例えて、25歳を過ぎても結婚していない女性を揶揄したことばです。今つかうと問題になりそうですし、忘れている人がほとんどの言葉です。

一方、「転職市場で通用するのは35歳までだ」というのもその頃からありましたが、こちらの方はまだ生き残っている感じもあります。なぜなのでしょう?

その大きな鍵は、転職に絡んではつきものの言葉、「キャリア」と「スキル」かもしれません。キャリアやスキルが未熟でも、まだ若いからという理由だけで、転職市場での価値を保てる限界が35歳。そんな認識がビジネス社会には昔からありましたし、それは今でも言えることなのではないでしょうか。

ちなみに、その主な理由は「人材を育てるため」です。若いうちから長く自分の会社の仕事を経験させて、ベテランや幹部を育てたいという採用側の意向です。

ただし、今は時代がちょっと進んで、かつての35歳のハードルが、40歳くらいに下がっている雰囲気も感じられるよね。

今の転職市場では、育てるための若い人材が昔から変わらず求められている一方で、キャリアを積んだ即戦力へのニーズも大いに高まってきています。転職市場で求められる人材の範囲が、管理職や経営幹部にまでどんどん広がってきています。

それは一体なぜなのでしょうか?背景についての説明はここでは省きますが、要は人を管理する能力や管理した経験のある人、管理の仕組み自体を作る能力や作った経験のある人を多くの企業が求めるようになってきているということです。

当たり前ですが、そういったニーズは若い人でなく、40代や50代、場合によってはもっと上の年代にも向けられることになります。

3つ目の結論。

「転職市場35歳限界説(あるいは40歳限界説)は、市場のおそらく半分ではもう過去の話になっている」

ところで、こうしたキャリアを重ねた人材への求人については、いわゆる求人広告を見ているだけだと、あまりその存在には気づきません。そういった求人は、非公開求人として転職エージェントに任せられている場合が多いです。

以上、3つの結論が出たね。これらを踏まえて、転職のリスクとメリットについてまとめてみましょう。

転職をしないこと自体が後悔という名のリスクになり得る
「あの時転職していれば」の後悔は、「あの時転職したばっかりに」よりも大きくなると思います。転職したいと考えながら働くより、自分の意志で動いて見つけた新しい職場での仕事は、高いモチベーションを持って行えるのではないでしょうか。
年功序列・終身雇用制度の崩壊。10年後をイメージする
年功序列・終身雇用制度が崩れてきている今、仕事や会社に関する価値観をしっかり持ちましょう。ひとつの会社で勤め上げることが悪いことではありませんが、勤め上げる価値がある会社かどうかの判断はあなた次第です。
年齢を言い訳に動かないなんてもったいない
自分の能力や経験を活かせていますか?それに見合った待遇で仕事できていますか?若い人だけではなく、ベテランにもマーケットは広がってきています。逆に言うと、一生転職で悩めるくらいの人材になれということかもしれません。

総論としましては、「転職のススメ」という感じになりました。しかし繰り返しますが、転職には結果として成功も失敗もあります。
しっかり自己分析し転職するかどうかの判断をするようにしましょう。

初めての転職ですと自己判断はなかなか難しいので、転職エージェントのサポートを利用してみることをおすすめします。

→転職エージェントを探す

転職先をゴールと思ってはいけません!

転職怖い

転職したいけれど失敗が怖いと言って、悶々と時間を過ごしている人もいますが、そういう人は、もしかして転職先を「ゴール」だと思っているのではないでしょうか。あるいは、「なんとか最終のゴールにしたい」とも。

その考えですとたしかに転職は怖いかもしれません。選択を間違えたらもう二度と取り返しがつかないってことになるわけですから。

そうではなく、転職先は「ステップ」だと考えるのもいいと思います。最終ゴールじゃない。次もある、と思ってもましょう。そうすれば、怖さだって無くなる…とまでは言わないですが、かなり軽減できると思います。

次がダメならその次のステップだ。逆にそこの環境が良ければたくさん勉強させてもらって、より高い次のステップへ踏み出す糧にしよう。

あるいは巡り合わせによっては、そこが最終ゴールになったってもちろんいいしね。

よく転職の回数が多いほど評価が下がると気に病む人がいますが、それはだんだんと下に下がっていく転職のこと。

そうではなく、斜め上を向いた折れ線グラフで転職を考えてみたらどうでしょう。下がったり上がったりしながら、トータルでは右肩上がりに上がっていくかたちです。悠長?いやいや、それが可能なくらい、これからの日本の仕事人生は長いです。

ステップアップ

転職をしたい。するぞと決めたら、これからステップダウンしていく恐怖に怯えながらの第一歩ではなく、気持ちを鼓舞し、ステップアップのための第一歩を踏み出すというのはどうですか。

転職のリスクは、避けることも大事だけれど、正面から踏み越えることこそがもっと大事ですね。