1. ホーム
  2. 美容業界
  3. ≫美容業界は離職率がめちゃくちゃ高い!?なぜみんな辞めちゃうの?

美容業界は離職率がめちゃくちゃ高い!?なぜみんな辞めちゃうの?


美容業界の離職の理由は給料?休み?仕事環境?

美容業界の離職率の高さ

美容師の免許を持っていても、働いていない人が多い?離職率が高いといわれる美容業界の中でも特に離職率が目立つのが美容師。「若くてオシャレな美容師さんが多く、華やかな職業」と客観的に思っている人も多いですよね。

厚生労働省のデータによると、美容師として資格を持っている人だけでも日本全国で1200万人程度いると言わています。この数字はかなり圧倒的。例えば、看護師さんは200万人程度と言われているので、いかに美容師を志して免許を取った人が多いかということがわかります。ただ、それ以上に驚くのが就業人数です。

美容師数
平成27年3月末現在の従業美容師数は、49万6,697人で前年より9,061人増加している。また、平成27年度中に新たに美容師免許を取得した者は19,005人であり、前年度より増加している。(衛生行政報告例より。免許登録者数は、(公財)理容師美容師試験研修センター調べ)
美容業概要 |厚生労働省

美容師として働いている人の従業員は49万人程度と言われていて、実際、免許持っていても働いてない人の方が圧倒的に多い。免許を取って全く美容師として働かなかったわけではなく、美容師として働いていたけど今は違う仕事をしているという人が多いということが離職率の高さにつながる大きな問題です。

美容師はなぜ辞めてしまう?

美容業界

美容師が離職する理由として、「業務に対して給料が安すぎる」という意見が一番多い。肉体的にも精神的にも疲弊するにも関わらず、給料が300万円台を推移するケースが多く、あまり割に合わないと思っている人が多いのが現状です。こういった影響もあり、「精神的に疲れて辞めてしまった人」や、「労働時間が長く、肉体的に辛くなった」という意見も目立つのが美容師の離職理由です。

業務の大変さに年収が比例して500万円、600万円を超えてくれば、もう少し離職率も低くなるかもしれませんがそこまでの収入を得られないのが美容師としての現実になってしまっています。また、長時間の立ち仕事ということで、「腰を痛めて辞めてしまう」という人が割と多いのも美容師ならではの離職理由といえそうです。

人気の業界だし、人の動きが活発なので転職先は見つかりやすいです。コンビニより理容所の数のほうが多いのは有名な話。
同じ業界で働き続けるならよりよい環境で働きたいですね。

離職率は高いけど、美容師の人気も同じく高い!

離職率が高と言われている美容業界ですが、それと同じくらい美容師を希望する新卒者は増えています。美容師になるための免許である「新規美容師免許」は、毎年約18,000人に交付されており、その数も年々増加しています。

年度 理容師 美容師
平成23年度 1,494 17,855 19,349
平成24年度 1,500 17,623 19,123
平成25年度 1,478 18,173 19,651
平成26年度 1,486 18,428 19,914
平成27年度 1,611 19,005 20,616

※参照公益財団法人理容師美容師試験研修センター | 免許 | 新規免許登録件数

しかも、美容室の数も毎年3,000件以上増えているので、厳しい環境ではあるかも知れないけど、技術さえあれば、いつでも働く事が出来る業界ともいえます。

美容室は数が多いのでSNSを利用して自分がカットしたヘアスタイルを公表したり、企業と提携したクーポンを発行して利用者を増やしたりと、集客活動も大変です。市場規模は約3兆円と言われており新規開業と廃業がともに多く激戦の業界です。

美容師は労働時間が長く、接客業でもあるのでストレスを感じることも強いですが、長い時間をかけてじっくりと取り組めば、市場規模が大きなため一生仕事に困らない職業とも言えるのではないでしょうか。

高齢化が進む日本では地域密着型の店舗も見直されつつあるんじゃないかな。カモは1つの美容室にずっと通う派だから近所の美容室がお気に入りカモ。

美容師になるにはどうすれば良いの?

美容師は離職率が高い、給料が安い、色々と言われていますが、人気の業界であることはかわりありません。毎年多くの人が資格を取っているとお話しましたが、どうすれば美容師になれるのかを簡単に解説していきたいと思います。

すでに美容師の資格を持っている人には普通のことなのですが、意外と知られていない事で美容師になるための免許は美容学校を卒業して、美容師国家試験に合格するしか方法ありません。合格率は60%程度ですが、美容師は知識以上に技術が必要な世界なので、合格したからと言って安心はできないところですね。

学校卒業後なので若い年齢でないと資格を取れないように感じますが、中学・高校のように必ず昼間通わなければならないと言うわけではなく、通信制や夜間のように時間帯に融通が利く場合が多いのも、美容学校の特徴です。

自分のセンスや技術に自信があれば、サラリーマンを辞めて、美容師として働いていくなんてことも不可能ではないカモ。ただ、資格をとるところから始まるのでかなり大変だけどね。

美容師からの異業種への転職は難しい?

今の仕事が自分には合わないから転職したいという人は珍しくない世の中です。人と深くかかわる仕事もあれば、技術一つで生きていける仕事もある、自分の性格あった仕事こそが天職なのです。美容師になることが夢だった人でも実際に働いてみて他の仕事もしてみたいと思ってもおかしくはありません。異業種への転職も選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

ただ、簡単に異業種への転職と言っても、今までの美容師の経験が生かせない業界や職種になると難易度は上がります。全く経験や技術がない仕事に付く場合は、慎重に転職活動をしないと、満足な結果が得られないでしょう。

美容師さんなら接客は慣れているので、販売や営業なんかの人と接する仕事なんか向いてるんじゃないかな?
ただカモの友人の元美容師さんは「なるべく人とかかわらない仕事がしたい!」って転職活動していたな。

美容師は特殊な職業ではありますが、転職チャンスが少ない職業ではありません。美容師から美容師への転職だけではなく、異業種への転職も決して難しくはありません。

転職を考えたらまず、美容師を続けるのか否かをはっきりとさせることが大切です。苦労して手に入れた国家資格ですがそれに縛られるあまり転職先を限定してしまうのはおすすめできません。もし、どうしても自分には合わないと思ったら、早いうちに転職(異業種も視野に)を考える事が重要になってくると思います。

美容業界も異業種もおまかせ

エステティシャンも高い離職率

エステティシャンの離職の高さ

そしてもう一つ、美容業界で高い離職率となっているのがエステティシャンの仕事です。確かにこの職業も20代を中心とした若いお女性が仕事をしている印象があります。実際に3年以内で辞めてしまう人も多く、店長への昇進が早いことでも知られる職種です。厚生労働省が行った就労の実態調査研究によると、店長へ昇格するまでの経験年数が4.6年と、他の職種に比べて圧倒的に早いようです。

3年も勤めればもう充分にベテランの域に入ってくるぐらいで、4年以上勤めている人が少ないので店長になりやすいのかもしれません。エステティシャンは休日が少なく大変と言われていますが、昇進が早く、役職手当もつきやすいので入社当時から比較して年収がアップしやすいというメリットもあります。ただそこまで到達する前に辞めてしまうという人が多いのはなぜなのでしょうか?

エステシャンの離職理由とは

エステティシャン

エステティシャンが仕事を辞めてしまう理由として、「給料が安すぎるから」、「精神的に疲れる仕事だから」、「休日が少なく自分の希望通りに休めない」、「職場環境になじめなかった」という意見が多くを占めています。エステティシャンの初任給は月収22万円から24万円といったところ。これだけを考えればそこまで安いというわけではないですが、土日祝日の休みがなく、月に8回程度しか休みがとれないということを考えればそれほど高い給料とは言えません。

仕事量と給料のギャップを感じている人が多いのがエステティシャンの特徴と言えます。また、「職場環境が悪い」というのはどの職種でも退職理由としてよくある意見ですが、エステティシャンの場合は特に同世代で同性とのやり取りが多くなるので、一度、いがみ合いが起こってしまうと居づらくなってしまう人が多いと聞きます。女性ばかりの職場も多く人間関係での問題で離職する人も多くいます。

美容業界はなぜ精神的・肉体的に疲弊してしまうのか?

美容師にしろ、エステティシャンにしろ「精神的にも肉体的にも辛い」という意見が目立ちます。なぜこんなにも他の職種に比べて目立つのか調査すると、一つのことが浮き彫りになってきました。それは仕事のオン・オフがしづらいということです。

単純に勤務時間だけ頑張れば良いというものではなく、技術的に劣っていれば勉強する時間が必要。先輩に注意されることも多くなってしまいますし、さらにお客さんからクレームが入ったりすると精神的にも辛いところです。勤務時間外の技術習得時間は給料に反映されないことが多く、1日の大半をそのような時間に使って、「精神的に休まらない」というのも離職率に大きく影響していると言えます。

美容業界離職理由

特に就業して最初の1、2年は経験を積むために色々と苦しい時期になります。ここを乗り越えられない人が多いということで美容業界の早期離職率の高さに影響しています。美容業界の離職率について解説してきましたが、精神的にも肉体的にも周りの人が思っている以上にタフな仕事です。

プラスに考えるとその時期を乗り越えれば一人前に成長して、その店舗の主要メンバーになリやすいですし、他の業種よりも早く店長に昇進することも期待できます。強い志を持った人には実力次第で年収や地位も確立できる仕事なのでやりがいは大きいでしょう。

お給料や自分の時間などを大切にしたいという人は他の業界への転職も考えてみてもいいと思うカモ。
好きや憧れを仕事にするのって大変なんだな。

他の業界の転職の相談もリクルートエージェントにおまかせ