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ゆとり世代だけが特別ではない!?世代によって仕事に対する考え方は大きく異なる!

それぞれの世代の特徴とともに転職活動への活用方法を紹介

学生時代は年齢の近い人たちがほとんどですが、職場の中には幅広い年齢の人がいますよね。年齢が違えば、考え方に違いが出ることもあります。年の離れた上司や先輩、あるいは部下や後輩との考え方が合わずに、悩まされた経験やぶつかった経験があるという人も多いのではないでしょうか。

そして、世代による違いでもっとも多く取り上げられるのがゆとり世代ではないでしょうか。「ゆとり世代の考え方が分からない」という話はよく聞きますよね。反対に、「何かミスがある度にやっぱりゆとり世代だねと言って批判されるのが嫌だ」というゆとり世代の悩みも多く聞きます。

しかし、本当にゆとり世代だけが特別変わっているのでしょうか。今回は、世代によって考え方に違いが出る理由、それぞれの世代の仕事に対する考え方などを紹介していきます。

自分がどの世代に当てはまるのか、実際当たっているのか確認しながら読んでみてね!年代のわけ方にはいろいろあるけど、一般的に言われているわけ方を参考にしてみたよ。ちなみにカモはもろに就職氷河期世代なんだよね。

世代によって考え方が異なる原因とは?

個人の考え方は、その人が生まれ持った部分もあるかもしれませんが、育ってきた環境による影響もあります。長男や長女と、末っ子では性格や考え方が違うでしょう。兄弟姉妹の多い場合と、一人っ子の場合でも同じように違いが出るはずです。それでは、世代によって違いが生じる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

教育

ゆとり世代と同じくらいゆとり教育という言葉も多く聞くのではないでしょうか。ゆとり教育は、

  • 授業時数の減少
  • 週休5日制

のようにこれまでの詰め込み型教育からの方向転換を目的としておこなわれました。

授業時数を減らして空いた時間で、趣味や特技など個性を伸ばすという目的もあったため、うまく活用出来ればスポーツや芸術などの分野で優れた才能を発揮することも考えられます。しかし、全ての人がそのように熱中出来るものがあるわけではなく、結果として学校で教わる内容が少なくなっただけとなることもあります。

また、仕事に就いてからも「興味を持ったことはとことん詳しくなるが、そうでないことは必要最低限のことしか覚えない」のように教育によって影響を受けることがあります。全てを満遍なく覚えることと比べてどちらがいいというわけではなく一長一短あると思いますが、一緒に仕事をしていると戸惑うこともあるでしょう。

同年代の人口

少子高齢化と言われるように、以前と比べると子供の数が減少傾向にあるのは誰もが知るところでしょうが、それ以前にも第1次ベビブームや第2次ベビーブームのように同年代の人口には増減があります。

同年代の人口が多ければ、1学年の人数や1クラスの人数も多くなりますよね。1クラスの人数が少なければ、「みんなが問題を解き終わるまで待ってから次に進む」ということも出来るかもしれませんが、人数が多いとそんなことは言っていられません。

授業のスピードに付いて行くために必死で勉強した経験がある人も少なくはないでしょう。その結果、競争意識が小さい頃から磨かれるのかもしれません。

景気

景気の良し悪しは、仕事に対する考え方に大きな影響を与えます。景気が良ければ、「黙っていても給与が上がる」とまでは言わなくても、真面目に働いていればそれなりに収入も増えたはずです。仕事に求めるものの中でも大きな意味を持つ””収入””が、しっかりと増えていくだけでも仕事に対して前向きに取り組めるという人も多いのではないでしょうか。

また、景気が良ければ仕事をおこなう中でも、今ほど「経費を抑える」ことを意識する必要がなく、新しい事業や試みへの投資がしやすかったはずです。なにか新しいことをやろうとする度に、経費やリスクを理由にダメとならずに、挑戦出来る環境はモチベーションを高めてくれる一因となるでしょう。

景気によって影響を受けるのは、その時働いている世代だけではありません。親の働く姿を見ている子供世代にも影響を与えます。親が仕事で頑張っている話や楽しい話をすれば、子供も仕事に対して期待を抱くでしょう。もちろん、実際に働く年齢になったときには景気状況が変わっていて、聞いていた話とのギャップに失望することもあるかもしれませんが、親から伝え聞くことによる子供世代への影響というのも必ずあるはずです。

技術の進歩による仕事のやり方の変化

意外と大きな原因の1つが、技術の進歩によってこれまで無かった機器やインフラが仕事に利用されるようになることが挙げられます。一番身近なもので言えば、インターネットやスマートフォンでしょう。現在ではどちらも仕事で使っている人が多いですよね。

価値観の大きな違う例として、休む連絡をLINEでしてきたというのが、若い世代のおかしな点として取り上げられることがあります。LINEで連絡をすることが不適切だというのが、おかしいと思う理由なのでしょう。

LINEよりも割合が減ると思いますが、メールで休む連絡をいれることも不適切だと思う人もいるでしょう。「伝わったかどうかが分からないメールではなくて、電話で連絡するのが当たり前だ」と言われた経験がある人もいますよね。

たしかにLINEというと、まだまだ友人とのコミュニケーションツールと考える人が多いでしょう。

しかし、今の高校生や大学生からすると、学生時代から当たり前のようにスマートフォンを持っており、LINEなどのツールが存在しています。そして、学校の友人だけでなく、親や兄弟、バイト先の先輩後輩、さらにはネット上の知人に至るまで、連絡にはLINEを使うという人も少なくありません。

そのような環境で育てば、「休みの連絡はLINEでするのはおかしい」と言われてもピンと来るはずがありませんよね。このように技術の進歩などによって環境が変われば、常識というのも変化していくのではないでしょうか。

それに、メールと違って既読になったことも分かる上に、連絡したことがテキストとしてきちんと残るという一面もあるLINEは、電話より適切な手段として認識される日も来るかもしれません。

それぞれの世代における特徴とは?

年代のわけかたには色々あるけど、カモの意見としてはこんな感じかな

生まれた年 世代名
1950年~1964年 しらけ世代
1965年~1969年 バブル世代
1970年~1982年 就職氷河期世代
1982年~1987年 プレッシャー世代
1988年~2004年 ゆとり世代
1988年~ さとり世代

同年代の人口や景気のように、それぞれの世代の考え方に影響を与える要因を紹介しました。では、それぞれの世代はどのような特徴があるのかを見てみましょう。

しらけ世代

しらけ世代

画像は各年代とずれていてもイメージなんで気にしないでね

1950年から1964年に産まれた人を指してしらけ世代と呼びます。政治や社会を変えるための学生運動が盛んにおこなわれていた時代がありましたが、それが収束した後に成人を迎えたのがこの世代です。

そのため、何かに熱くなったり、真面目に頑張ったりすることに格好悪さを感じてしまい、どこか冷めているという印象を持たれてしまいます。

政治や社会への関心も薄れ、個人を重視した考え方を持つようになったのも特徴的です。真剣に何かをする、何かを言うことに対して、シラケるといった言葉が多用されるようになったことが、しらけ世代の名前の由来と言われています。

仕事の環境としては、すぐ上に団塊の世代がいるのが特徴的ではないでしょうか。団塊の世代の人口は多いため、少し上の世代の先輩が多い職場環境になるわけです。

新入社員の頃は分からないことが多いため、年が近く聞きやすい先輩が多いのはいいことかもしれません。しかし、年齢を重ねて昇進まで考えるようになってくると、「すぐ上が詰まっていて、なかなか昇進出来ない」といった不満もあるようです。

また、すぐ上の年代が多いことで、なかなか重要な仕事を任されないことが多いため、自分が主体となってどんどん進めるというよりは、裏方やサポート役としての働き方を得意とする傾向があるようです。

もちろん、この世代であっても出世している人は多くいるはずです。このような環境の中で出世していける人は、強い意志と突破力がある人だと言えるでしょう。

しらけ世代の人の年齢は52歳以上のため、これから転職を考えるという人は少ないかもしれません。ただし、それ以外の世代であっても、転職後の職場でしらけ世代とコミュニケーションを取ることは多々あるはずですので、参考にしてみてください。

しらけ世代の有名人たち

しらけ世代(1950年~1964年)
1950年 山本譲二
歌手
志村けん
お笑い
舘ひろし
俳優
1951年 岡本綾子
プロゴルファー
モト冬樹
お笑い
西川のりお
お笑い
1952年 中島みゆき
歌手
桃井かおり
女優
ケント・ギルバート
弁護士
1953年 甲斐よしひろ
歌手
真弓明信
プロ野球
関根勤
お笑い
1954年 松任谷由実
歌手
デューク更家
トレーナー
清水アキラ
お笑い
1955年 矢野顕子
歌手
上沼恵美子
お笑い
西城秀樹
歌手
1956年 ラズウェル細木
漫画家
蔵前仁一
旅行作家
桑田佳祐
歌手
1957年 柴門ふみ
漫画家
ラモス瑠偉
サッカー
桑野信義
タレント
1958年 Chage
歌手
石川さゆり
歌手
ASKA
歌手
1959年 山口百恵
歌手
京本政樹
俳優
渡辺謙
俳優
1960年 銀色夏生
詩人
コロッケ
タレント
庵野秀明
映画監督
1961年 上島竜兵
お笑い
田原俊彦
俳優
松本孝弘
ギタリスト
1962年 IKKO
タレント
布袋寅泰
ギタリスト
柳沢慎吾
俳優
1963年 重松清
小説家
今井美樹
歌手
宮根誠司
司会者
1964年 ジミー大西
お笑い
竹内力
俳優
南果歩
女優

バブル世代

バブル世代

50代の平均年収

661万円

  • 40代の平均年収…541万円

※参照:平均年収ランキング2017 DODA(デューダ)

1965年から1969年に産まれた人を指してバブル世代と呼びます。ゆとり世代と並んで大きく取り上げられることのあるバブル世代ですが、バブル景気に大学を卒業したのがこの世代です。

バブル世代の終わり頃に産まれた一部の人は除きますが、バブル世代を含むこれよりも上の世代が「社会人としてバブル景気を経験した世代」ということになります。

バブル世代が学生の頃は、高校や大学への受験戦争が激しくなってきたこともあり、社会に出る前から人と競うということを肌で感じていたとも言えます。

受験とは反対に就職活動をおこなうタイミングでは、バブル景気に入っていたこともあり、多くの企業が雇用を拡大したため、それほど厳しいものではなかったようです。

景気が良く、企業が雇用を拡大したタイミングのため、同期入社の人数が多いのが特徴的です。同期が多いということは、入社当初から競争があります。

そしてこの競争は40代を過ぎて幹部への昇進まで続くため、競争意識の高い人が多い一方で、競争レースに敗れて劣等感を抱いている人も多くなっています。

入社して数年後にはバブルの崩壊によって、雇用が急激に落ち込んだため、すぐ下の世代が少ないのも特徴として挙げられます。

先輩として指示を出す経験をしないまま、少しづつ立場も上がってしまうため、指示をして仕事を振ることなく自分で全てを片付けてしまったり、伝わりやすい指示を出せずに部下を困らせたりといった傾向があります。

バブル世代の有名人たち

バブル世代(1965年~1969年)
1965年 馳星周
小説家
中井美穂
タレント
吉田美和
歌手
1966年 森川ジョージ
漫画家
RIKACO
タレント
斉藤和義
歌手
1967年 ダンディ坂野
お笑い
三浦知良
サッカー
子安武人
声優
1968年 大沢たかお
俳優
杉本彩
タレント
武田久美子
タレント
1969年 吉田栄作
俳優
森高千里
歌手
槇原敬之
歌手

バブル世代というと「景気の良さに甘えて金使いが荒い」といった印象を持っている人も多いと思いますが、バブル景気をほとんど味わえていない層も含まれており、一口にバブル世代と括られことに抵抗がある人も多いのではないでしょうか。

40代薬剤師の転職、注意するべきことは?特に重要視されるのは即戦力として働ける実績!

就職氷河期世代

氷河期世代

40代の平均年収

541万円

  • 30代の平均年収…455万円

※参照:平均年収ランキング2017 DODA(デューダ)

1970年から1982年に産まれた人を指して就職氷河期世代と呼びます。バブルの崩壊後に大学を卒業したのがこの世代です。企業がこぞって雇用を拡大していたバブル世代に対して、バブル崩壊をきっかけに一気に雇用が冷え込んで、就職が困難となったことが就職氷河期世代の名前の由来となっています。

就職氷河期と呼ばれる世代の中でも最初の数年に産まれた人で、高校卒業で就職した人はバブル崩壊前に就職出来ています。

大学への進学率も高くなってきたころですが、このときばかりは大学へ行かずに就職を選んだほうが有利に働いたと言えるでしょう。就職のタイミングによってその後に大きく響いたのがこの数年です。

就職活動の厳しさだけでなく、なんとか入社した後も厳しい環境は続きます。高校や大学在学中はバブル景気の真っ只中にあり、先輩から聞く仕事の話は、明るくやる気を起こさせるものが多かったはずです。

しかし、実際に入社してみると180度違う現状に驚き失望した人も多いのではないでしょうか。

バブルが崩壊後に入社し、景気の良さを味わっていないため、仕事に対してどこか守りを意識する傾向があります。バブル景気のうちは、挑戦的な戦略を取ることも可能でしたが、崩壊してからはそうはいきません。

企業としてもリスクを出来る限り減らすことを考える方針のため、良く言えば慎重さを求められた世代、悪く言えば臆病な部分が少なからずあると言えるかもしれません。

この姿勢は私生活でも同様です。バブル景気のころは収入が増えていくことが明確にイメージ出来たため、自分への投資も含めて「稼いだ分は消費する」ことが多数派でした。

しかし、バブル崩壊後は収入が増えて行くかどうか分からないだけでなく、さらに悪化する不安を抱いている人も少なかったはずです。そのため、将来の不安に備えて貯蓄する割合が増えたのも仕方ありませんよね。

子供の頃は豊かで、1人立ちする頃にバブル崩壊という大きな壁が立ちはだかった世代の人達はなかなかユニークな特徴を持っているカモ。

就職氷河期世代の仕事観・転職観

就職氷河期世代の人達は向上心が強いので、プレッシャー世代やさとり世代よりもキャリアのことをより深く考えている人が多い傾向にあります。

キャリアアップ願望が高い

とにかく向上心が高いのでキャリアアップを第一に、より待遇が良く、給料がもらえる仕事、そして同時にやりがいも求める、仕事第一主義な転職観を持っている人が多い。

ただ一方で、ストレスに弱い人も少なくないので周囲からのプレッシャーが嫌だから独立してやりたいようにやろう!と考える人が一定以上いるのも就職氷河期世代の転職観の特徴です。

大手へのこだわり

子供の頃の教育方針が「大手企業で一生安泰」だった人が多かったので、大人になってからも同じように考える人が多い傾向にあります。

今はやむなく中小企業に働いているけれど、転職を繰り返してスキルやキャリアを上げていき、最終的には大手企業で頑張りたい!一旗上げたい!と考える人が多い傾向にあります。

就職氷河期世代の有名人たち

就職氷河期世代(1970年~1982年)
1970年 ウド鈴木
お笑い
阿部サダヲ
俳優
博多華丸
お笑い
1971年 有田哲平
お笑い
博多大吉
お笑い
羽鳥慎一
アナウンサー
1972年 新庄剛志
プロ野球
YUKI
歌手
常盤貴子
女優
1973年 片山晋呉
プロゴルファー
川越達也
料理人
梨花
タレント
1974年 森且行
オートレース
有吉弘行
お笑い
うすた京介
漫画家
1975年 尾田栄一郎
漫画家
黒田博樹
プロ野球
谷亮子
柔道
1976年 ムロツヨシ
俳優
オダギリジョー
俳優
伊勢谷友介
俳優
1977年 松岡昌宏
タレント
柳沢敦
サッカー
松たか子
女優
1978年 押尾学
俳優
麻生久美子
女優
小泉孝太郎
俳優
1979年 堂本光一
タレント
堂本剛
タレント
三宅健
タレント
1980年 玉木宏
俳優
水樹奈々
声優
遠藤保仁
サッカー
1981年 乙葉
タレント
田中マルクス闘莉王
サッカー
柴咲コウ
女優
1982年 櫻井翔
タレント
狩野英孝
お笑い
冨永愛
モデル

30代の薬剤師でも満足できる転職を実現するためにはどうしたらいいのか?

プレッシャー世代

プレッシャー世代

30代の平均年収

455万円

  • 20代の平均年収…346万円

※参照:平均年収ランキング2017 DODA(デューダ)

プレッシャー世代は1982年~1987年に生まれた人たちが当てはまります。耳にしたことがない、という人たちもいるまもしれませんが、ネットを中心にこの言葉が広まりつつあります。短いけどなかなか特徴的な世代です。

プレッシャー世代、と聞くと「プレッシャーに弱い世代」と思うかもしれませんが、実際は「プレッシャーまみれで育った世代」というのが正解です。つまり、周りの人たちはもちろん、時代的にもプレッシャーだらけだったときに成長した人達になります。

プレッシャー世代は「人生重圧だらけ」が当たり前の感覚になっている傾向にあります。だからよっぽどのプレッシャーがない限り「人生こんなもんでしょう」と我慢できます。

一見するとさとり世代とよく似ていますが、ポジティブな「悟り・諦め」があるのが特徴です。基本的に明るい世代です。

プレッシャー世代の人達はバブルを子供の頃にしか経験していない世代です。なので「昔の日本は良かったな」ということは殆どありません。景気が良くないときの生活水準が当たり前だで、極端に言うと今が貧乏でもそこまで不満を感じにくい感覚を持っています。

上記した生活水準に不満を持ちづらいというのと共通していますが、特に不満がない=必要以上に贅沢しようと思わない、という人が多い。

つまり現状維持で満足してしまうため向上心が少ないと見られがちです。ただ一方で、持ち味の忍耐力を使って大成功する人が多いのもプレッシャー世代の特徴になります。

プレッシャー世代の仕事観・転職観

全体的に優秀な人が多いと他の世代からも高く評価されやすいプレッシャー世代。その転職観はどうなっているのか見て行きましょう!

マネジメント職が得意

プレッシャー世代は忍耐力が高い人が多いので、マネジメント職が好きだったり、あるいは得意な人が多い傾向にあります。

人と人との板挟みというのは想像以上にプレッシャーが強いです。そこで頑張れる世代だからこそニーズも多くなりますし、高く評価されやすいです。

キャリアよりも安定志向が強い

ゆとり世代、さとり世代とも共通していますが、バリバリキャリアアップしてどんどんお金を稼ぎたい!というタイプの人はあまりいない世代です。

どちらかというと今の生活を保ちたい、今よりももう少し良い生活がしたい、人間らしい生活で慎ましく生活したい、と考える人が多くなっています。

プレッシャー世代の有名人たち

プレッシャー世代(1982年~1987年)
1983年 宇多田ヒカル
歌手
矢口真里
タレント
もう中学生
お笑い
1984年 香里奈
女優
ベッキー
タレント
土屋アンナ
モデル
1985年 松山ケンイチ
俳優
綾瀬はるか
女優
山下智久
タレント
1986年 村田諒太
プロボクシング
五郎丸歩
ラグビー
沢尻エリカ
女優
1987年 井上真央
女優
香椎由宇
女優
長澤まさみ
女優

20代の薬剤師におすすめな転職サイト!転職を成功するために必要なこと

ゆとり世代・さとり世代

ゆとり世代・さとり世代

20代の平均年収

346万円

※参照:平均年収ランキング2017 DODA(デューダ)

1988年から2003年に産まれた人を指してゆとり世代と呼びます。ここ数年の間に続々と社会人となっている世代ですが、冒頭で書いたように風当たりの強さを感じる面も多い世代でしょう。

ゆとり世代とさとり世代はほぼ同じ、というよりは同じものだと言われているよ。では何が違うのかというと「ゆとり世代」と言われるのが嫌だから自分たちで「さとり世代」という言葉を選んだ、と言われているよ。(カモの個人的な意見です。)

詰め込み型を辞めて、興味のあることを伸ばす教育をおこなったため、勉強だけでなく仕事においても興味を持ったことには驚くべき集中力を発揮します。

また、感性においてもこれまでと違ったものを持っているため、新しい発想によって大いに活躍することも考えられます。

しかし、入社直後の業務で重要な案件を任せられたり、自由に仕事をさせてもらえることは少なく、雑用や基本的な仕事になることがほとんどですよね。

当然ながら興味のあることでは無いわけです。これまでであれば、「新人のうちは退屈な仕事もある」ことは当たり前だと認識されていましたが、ゆとり世代ではそう思えないわけです。

興味の無いことを自分から進んでおこなうという経験をしていないため、仕事に対してどうしても受動的になってしまうという特徴もあります。

自分から仕事を取りに行くというのではなく、指示待ちとなってしまうため、仕事に対して消極的だと取られてしまうわけです。

ゆとり世代・さとり世代の仕事観・転職観

物欲が乏しいのと共通している部分があるかもしれませんが、さとり世代の人達は昇進、昇格といったことに無頓着な人が多い傾向にあります。

特に高い目標を掲げるわけでもなく、与えられた仕事を淡々とこなすのがゆとり世代・さとり世代の特徴、やる気がないように見えたり覇気がないように映る傾向が強いです。

責任を負いたくない

ゆとり世代・さとり世代は自主的に行動するのが苦手な人が多く、与えられた仕事をこなすのは得意。

そのため、自分から率先して仕事をしたり、人の仕事をカバーしたり、というのは不得意な傾向が強いようです。責任を負いたくない、ほどほどの立場で仕事をしたい、という人が多くなっています。

仕事とプライベートは別

ゆとり世代・さとり世代の転職したい理由のひとつに「仕事とプライベートの両立が難しいから」というものが上位に来ています。

これはこの世代だけに限った話ではないかもしれませんが、特に仕事とプライベートを別で考えたい傾向が顕著です。

収入よりも安定重視

せかせかと忙しく働き、たくさんお金を稼ぐ!というのが性に合わない人が多く、それよりも人間らしい生活をしながら安定した稼ぎがあれば十分、という仕事観・転職観が他の世代よりも強いです!

ゆとり世代・さとり世代の有名人たち

ゆとり世代・さとり世代(1988年~)
1988年 東出昌大
俳優
榮倉奈々
女優
新垣結衣
女優
1989年 多部未華子
女優
西野カナ
歌手
中田翔
プロ野球
1990年 柳楽優弥
俳優
大迫勇也
サッカー
水原希子
モデル
1991年 大政絢
女優
北乃きい
女優
真野恵里菜
女優
1992年 トリンドル玲奈
モデル
松山英樹
プロゴルファー
本田翼
女優
1993年 きゃりーぱみゅぱみゅ
歌手
有村架純
女優
神木隆之介
俳優
1994年 渡辺麻友
アイドル
高木美帆
スピードスケート
羽生結弦
フィギュアスケート
1995年 川口春奈
女優
川栄李奈
女優
松岡茉優
女優
1996年 井手口陽介
プロサッカー
橋本愛
女優
高梨沙羅
スキージャンプ
1997年 中条あやみ
モデル
杉咲花
女優
松井珠理奈
アイドル
1998年 広瀬すず
女優
平祐奈
タレント
藤田ニコル
モデル
1999年 橋本環奈
女優
永野芽郁
女優
大橋のぞみ
女優
2000年 濱田龍臣
俳優
岡田結実
タレント
伊藤美誠
卓球

まとめ:世代の特徴を知って転職活動を少しでも有利に進めよう

各世代の特徴や仕事観について紹介しました。ゆとり世代以外にも、世代によってそれぞれ特徴があることが分かったのではないでしょうか。

世代の優劣があるわけではない

ゆとり世代に特徴があることは事実ですが、それが特別というわけではありません。新しいスタイル、新しい考え方が入って来れば、受け入れるのに時間がかかるものです。

これは、ゆとり世代に限ったことではなく、以前もこれまでと考え方が大きく変わった世代のことを”新人類”と呼んだ時代もありました。

現在、企業の中には今回紹介したいくつかの世代が同時に存在しているわけですが、いずれかの世代だけで仕事が成り立つわけではありません。

それぞれの世代には優れている点と、助けを必要とする点があるだけで、世代に優劣があるわけではないのです。それぞれの世代の特徴に合わせて、適材適所の配置をおこなうことで、企業の運営がおこなえるのです。

自分の世代の特徴を知っていることは転職にも有利

さて、自分がどの世代に属しているのか、そしてどのような特徴があるのかを知ったとしても、転職活動に有利に働かないと意味がありませんよね。どのように考えれば、転職活動に活かせるでしょうか。

世代によって考え方に特徴があることは、少し調べれば分かることですから、企業の採用担当者であれば当然認識しているはずです。つまり、ある範囲の年齢で募集をかける場合、どのような考え方の人が多く集まるかを想定出来るということです。

就職氷河期世代

  1. 1971年~1982年に生まれた人たち
  2. 幼少期を豊かに育ち、青年期が厳しい世代
  3. 習い事など厳しい教育を受けた人が多い
  4. 自分に厳しく他人にも厳しい
  5. 仕事への意欲が非常に高い
  6. 向上心のかたまり
  7. 一方でストレスに弱かったりする

プレッシャー世代

  1. 1982年~1987年に生まれた人たち
  2. 非常に我慢強い
  3. 辛いのが当たり前だと感じる
  4. 明るい人が多い
  5. 仕事ができるが向上心は低め
  6. 安定志向を求める傾向が強いがマネジメントなど責任のある仕事もできる

さとり世代、ゆとり世代

  1. 1988年以降に生まれた人たち
  2. ゆとり教育を受けた
  3. 物欲が乏しく向上心が低い
  4. できれば責任のない仕事が良い
  5. 情報収集やITリテラシーに関する能力が高い人が多い
  6. 仕事とプライベートは完全に別にしたい
  7. 転職は安定志向

その世代の持ち味となる特徴への期待はもちろんですが、不利に働く特徴への不安もあります。もしも、世代の特徴と自分自身の特徴が一致しているのであれば、面接官の期待していることを存分にアピールすればいいでしょう。

反対に、世代の特徴と異なるのであれば、面接官の抱える不安が自分には当てはまらないことをアピールすることが出来ます。面接官の求めていることが分かれば、面接が有利なことは言うまでもありませんよね。

もちろん、世代ごとに自分に当てはまるとは限らないので話半分くらいで読むのが一番いいカモしれないね。けれど、少なくとも他の世代の人たちは自分たちの世代のことをこういう風に見ているんだ、というのを知っておくのと知らないのとでは対応が違ってくるよね。

例えばさとり世代、ゆとり世代の人たちが「どんどん仕事がしたい!」と言っていれば他の世代の人たちからすると「ゆとり世代なのに凄いなぁ!」となるカモしれないよね。