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看護師って辞めにくい?!

辞めにくい理由とスムーズに辞めるコツ

「もう看護師を辞めたい…!」そうは思っても、簡単には辞められないですよね。踏ん張りながらお仕事を続けている方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな看護師を辞める方法について、考えていきたいと思います。

なぜ看護師は辞めにくい?

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人手不足

ご存知の通り、看護師は激務。加えて慢性的な看護師不足のため、ギリギリの人員配置で運営されている病院・施設が多いと思われます。その上女性が多い業種で、結婚・妊娠・出産を機に休職・離職するケースも少なくありません。
免許が必要な仕事ですから、誰かが抜けた後すぐに新しいスタッフが補充できるとは限りません。よって、一人辞めるとその穴埋めが大変になってしまいます。

辞めさせない風潮

なんと言うか…看護師の職場って昔ながらの体育会系じゃありませんか?
「みんな辞めたい時期を乗り越えて続けてきてるんだ!」「甘いことを言うんじゃない!」「チームワークを乱すな!」
口に出しても出さなくても、どこかこんな雰囲気がありますよね。
 
さらには看護師不足解消のため、長年看護業界では”辞めさせない努力”がなされています。これは新人看護師の離職率を下げる、スタッフ教育を改善するなど、仕事について相談できる場を設けるなど、労働環境を向上させるためには必要でポジティブな風潮です。

しかし、その分何度も引き留められ、簡単に辞められなくなる可能性も高くなるでしょう。本当に業務内容や職場環境が合わなくて、どうしようもなくて辞めたい人にとっては、厄介に働きかねない風潮です。

できるだけスムーズに、円満に辞める方法は?

円満退社

看護師を辞めるときは、同僚をはじめとして多くの人に影響を及ぼすことになります。
できるだけ引き留められず、迷惑もかけず、気持ちよく退職するにはどうしたらよいでしょうか?

退職理由をしっかりと固める

まずは、誰に聞かれても堂々と答えられるような、自分の退職理由を決めましょう。
退職理由があやふやだったり、「人間関係が嫌だ」「看護師に向いていない」といったネガティブな印象が強いものだと、引き留められる可能性が高まります。

嘘をつく必要はありません。物の言い方と態度が重要です。
例えば「看護師に向いてなくて…」とうつむきながら言うよりは、きっぱりと「別の業種に転職したい」と前向きに言ってしまった方が良いのではないでしょうか。

多くの人が納得せざるを得ないか、背中を押して応援してくれるような退職理由だと、より辞めやすくなります。
例えば、自分の病気、家族の介護、家族と共に遠方へ引っ越さなくてはいけないといった理由は引き留めようがありません。もしくは、看護師としてステップアップするために職場を変える(より専門性が高い病院・施設に行きたい、資格を取りたいなど)というのも良いですね。

退職までの段取りを確認する

退職を決めたら、職場の”就業規則”などで退職までの流れや必要な手続きなどを確認しましょう。すでに退職した人に(内々に)話を聞いておくのも良いですね。
また、確実な引継ぎができるよう、時間をかけて細かなところまで準備していきましょう。
 
一番の山場は、師長などの直属の上司に退職の意思を伝えるところだと思います。先ほどお話したように、退職理由をしっかり固めて挑みましょう。

告知のタイミングも重要です。「遅すぎる!」と怒られてしまうと円満退職からは遠のいてしまいますし、希望する時期に辞められないなんて事態も起こり得ます。
就業規則に記載されている期限(退職の○か月前など)は最低限守るものとして、職場のシフトが作成される時期や他の退職希望者の有無などを見計らって、少しでも職場へ迷惑がかからないタイミングで告げましょう。

また、部署長に告げる前に他のスタッフから退職の話がいってしまうと、こじれてしまう危険性があります。部署長に話をするまで、本当に信頼できる人以外には口外しない方が無難です。

どうしても辞めさせてくれない!そんなときの最終手段

相談

最終手段は地域の労働基準監督署に相談することです。

民法では期間の定めのない雇用契約については、解約の申し入れ後、2週間(ただし、月給制の場合は、当該賃金計算期間の前半に申し入れて下さい。)で終了することとなっており、会社の同意がなければ退職できないというものではありません。(民法第627条)

※参照「厚生労働省 大阪労働局」

契約内容にもよりますが、労働者にも退職する権利はあるのですね。ただしこれは本当に最後の手段です。事が大きくなると自分も苦労しますから、ここへ至る前になんとか職場内で解決できると良いですね。

看護師を辞めるには、強い意志が必要です。「少しだけでも、○月まででも続けられないか?」とお願いされ、ずるずると辞められなくなることもあります。
職場とはできるだけ円満な関係を保ちつつも、自分の意思は固く。これが看護師を辞める方法の中で、最も大切なことだと言えるでしょう。

[box_h]著者:看護師ユミ
看護師として数年勤務後、結婚を機に引退。転職経験も数回あります。現在は海外を拠点に生活しています。[/box_h]