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気になる!転職候補先の教育・研修について調べてみよう

転職候補先についての調査方法、注意したいポイントをご紹介します
転職候補先の教育
「職場を変えたい」「ブランクがあるけど復帰したい」と思って新しい職場を探すとき、”新規採用者への教育・研修”についてチェックされる方は少なくないと思います。新天地での不安を軽くするためにも、教育制度や研修は大切ですよね。

今回は転職や再就職時に気になる、教育制度や研修の有無を調べる方法や、注意したいポイントについてまとめていきたいと思います。

病院タイプ別・教育や研修の傾向


若手看護師さんでも、どんなにベテラン看護師さんでも、新しい職場で仕事をすることに対して全く不安がないという方は滅多にいないと思います。同じ看護師として働くにしても、「看護理念からケアの方法まで前職と違う!」なんてことはよくありますよね。そんなときにありがたいのが、職場の教育制度や研修です。

教育や研修については職場によって差が大きいですが、多数のスタッフを抱える大きな病院ほどしっかりしている傾向があります。

特に大学病院は”医療従事者の教育の場”としての機能もあるので、まず教育関係のシステムは確立されていて、集団研修の機会も多く設けられていると思います。研修が多くて安心だと思う方もいれば、多すぎて窮屈だと感じる方もいるようです。

逆にスタッフが少ない小規模の診療所やクリニックなどは、教育システムというほどのものはなく、先輩が後輩に直接指導しているところが少なくありません。小規模の職場では、その方が効率が良いとも言えます。

ただし、さらに何か学びたい、技術を磨きたいと思ったら、自主的に公開研修に参加する必要があるでしょう。

転職候補先の教育・研修について調べたい!


一番手軽に出来ることは、転職候補先のウェブサイトを見てみることです。看護部のページに、看護理念・教育プログラム・先輩の声などが掲載されていることがあります。すべての病院・施設のウェブサイトが充実しているわけではないですし、ウェブサイト自体がないところもありますが、一度検索してみる価値はあると思います。

手軽さはウェブサイトに劣りますが、最も確実な調査方法は転職候補先に直接聞いてみることです。問い合わせてみても大丈夫ですし、施設見学の機会に質問してみるのも良いでしょう。もし、その職場で実際に働いている知人がいたら最高です。

他には、転職サイトや転職エージェントを利用するという手があります。公開されていない裏情報が手に入るかもしれません。

さらには院内研修だけでなく、キャリアアップのための研修、医師や薬剤師など他の医療従事者からの説明会、看護事例研究発表会を開催したり、院外研修(看護協会や医療機器メーカー主催など)への参加を勧める職場もあります。

転職者・再就職者への支援もチェックしたい!


教育や研修には、全看護師が対象になるもの、新規採用者用、管理者用など、さまざまなレベルのものがあり、転職やブランクありの看護師(潜在看護師)用の教育や研修を設けているところもあります。加えて、転職者にプリセプターをつける、初めはチェックリストで細かく手技を確認するところなどもあります。

ベテラン看護師さんであっても新しい職場に入ってしばらくは、「これで良いのか誰かに聞きたい」と思うことは多いでしょう。一方で「初歩的なことがわからないけど、恥ずかしくて堂々とは聞けない」ということもあるでしょう。上記のような支援システムがあると安心できますね。

注意したい!新規採用者”という単語


病院・施設によっては、”新規採用者”と”新卒者”を混同しているところがあります。”新規採用者=全く実務経験がない新卒者”というところも、”新規採用者=新卒者+転職者”のところもあるのです。言葉は似ていますが別物です。

「新規採用者への教育が充実していると思って転職先を選んだのに、それは新卒者だけの話で転職者は放置状態…」なんてことになっては悲しいです。就職前にしっかり確認し、はっきりさせておきましょう。

研修はサービス残業?


新しい職場で働くようになると、初めはたくさん研修を受けなくてはいけないかもしれません。職場が参加を求める研修やカンファレンスなどは、本来は勤務時間内で行われるか、出張か残業扱いで賃金が支給されるべきものです。

しかし残念ながら、勤務時間外の研修時間=サービス出勤・サービス残業としている職場も少なくありません。

転職や再就職を考えている方の中には、前職の給料や休暇日数に不満があった方、家庭と仕事を両立しなくてはいけない方も多いはずです。転職してしまってから「思っていたことと違った~!」とならないよう、十分注意してくださいね。

転職や再就職は、ある意味”情報戦”です。使える情報網は全て使って、満足のいく転職をなさってください!

著者:看護師ユミ
看護師として数年勤務後、結婚を機に引退。転職経験も数回あります。現在は海外を拠点に生活しています。