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介護施設で行うレクリエーションには沢山の種類があります

対象の人数・レベルを考慮し、どんなことなら楽しく出来るかを考えましょう

介護施設でのレクリエーション

介護施設での仕事内容は身体介護・生活介護が主ですが、もう一つ大切な仕事があります。利用者に対するレクリエーションです。介護施設で働いたことがある人なら一度は経験されていると思います。

施設によってレクリエーションの行い方は様々カモ。毎回同じレクリエーションを提供している所もあれば、独自のレクリエーションを提供している所もあるカモ。でも、経験が浅いとどんなレクリエーションをどんな利用者に行っていいかわからないカモ

職員が企画して行うので、バリエーションを知らなければ同じようなレクリエーションばかりになってしまいます。
ここではまだ経験の浅い人向けに、どんなレクリエーションがあるのかを紹介しましょう。

体を動かす、体操レクリエーション

高齢者は体力が落ち、運動量不足になったり活動量が減っていきます。動くのもおっくうという高齢者もとても多いので、レクリエーションの時間に体操を取り入れて体を動かす機会を提供する施設はとても多いです。
代表的な体操は、昔からあり高齢者もよく知っているラジオ体操です。こちらの体操は立っていても座っていても出来ますし、職員も絶対に知っているので取り入れやすいですね。
また、腕上げ、首回し、足上げ、体幹ひねりなど数を数えながら・歌を歌いながら行うことによって脳の刺激にもいいので、毎日歌を変えて行ったりマンネリ化は防げますね。

頭の運動をするレクリエーション

今は健康ブームなので、脳活という言葉もある程沢山の書籍が出ています。インターネットで「脳の運動」と探せばいくらでも出てきます。

・介護度が低い方、介護予防の方には新聞にのっているクロスワードパズルや間違い探しが人気です。文字が小さいので新聞を置いておくだけでは誰も行いませんが、拡大コピーすることではっきりと見えますし、間違い探しは数人で行っても楽しいようです。また、あまり難しくないものでしたら職員がオリジナルで作ることが出来ますね。

・勝ちじゃんけん、負けじゃんけんなど職員と行うじゃんけんに条件をつけることで考えることを自然に行えますし、勝ち負けをつけることで感情が自然に出てきます。

・最近は大人の塗り絵という本もあり、塗り絵が脳にいいことも証明されています。あまり細かいのは拡大コピーをしたりして、利用者の状態に合わせるといいでしょう。

・カモがよく行っていたのはクイズです。難しいものでなく、「パンはパンでも食べられないパンは?」など連想クイズです。意外と利用者は頭をひねらせて考え、答えがわかると「あ~なるほどね!」と納得しやすいのが連想クイズです。意外な答えが出てくることもあり、職員がびっくりさせられることもあります。

頭の運動を促すレクリエーションは、一歩間違えると子供の遊びの様になってしまいます。あくまで高齢者が相手という事を忘れないようにし、間違えがあった時も「私もよくそういう間違えしますよ」と自尊心を傷つけないようにフォローできるようにしておきましょう。

昔を思い出す、回想法を利用するレクリエーション

高齢者が昔を思い出すようなレクリエーションは、普段話すことが少ない利用者もやや饒舌になります。回想法という名前もある程、有名なレクリエーションです。

よく行うのは、利用者が若い頃に使っていた生活用品です。これはインターネットで調べると沢山写真が出てきます。この写真をみせると、「ああ、懐かしい」「これはこうやって使ってたのよ」「若い人はこの名前知らないでしょう?」と質問をしなくてもスラスラと言葉を発するようになります。

昔の音楽を流すのもとてもいい回想法です。軍歌などは利用者によっては戦争などの辛い思い出がある方もみえるので注意が必要ですが、歌謡曲などは流行った頃の思い出や、思わず口ずさむこともあり、「懐かしいわねぇ~」と笑顔になるきっかけにもなります。

大勢で少し大きいものを作る、協力レクリエーション

昔からレクリエーションで行われる貼り絵は、協力レクリエーションの代表です。色紙をちぎり、色を選び、下絵に合うサイズを探し、貼る行動を行います。手と頭を使えますし、周りの様子を見ながら行いますので利用者同士で自然にコミュニケーションも取るようになり、関係構築にも役立ちますね。大きいものを作れば出来た時の達成感も得られます。
この貼り絵のように大勢で行うものも施設のレクリエーションで行われます。

個性を大事にする、趣味を生かしたレクリエーション

手芸や工作、写生などの昔から行っていた趣味を生かしたレクリエーションもよく行われています。作品作りは地域のお祭りでの出し物にもなりますし、施設の玄関などに飾ったりし家族への活動状況報告にもなります。また、デイサービスなどで家族へのプレゼントとして持ち帰ったりもできます。
昔先生として教えていた高齢者も多く「若い人にお世話になっている自分」から、職員や他利用者へ教える「自分だけの役割」が出来ることで生き生きしてくる高齢者もいます。

囲碁や将棋などの娯楽の趣味も、自宅では相手がいなくて出来ない利用者が多いので、施設で相手がいることによって出来るレクリエーションとしても使われますね。
利用者が毎日楽しく続けていけるものを選びましょう
このように個人で行うものから少人数で行うもの、大勢で行うものと様々です。工夫をすれば個人で行うものも大勢で行えますし、職員の柔軟な考え方によりレクリエーションの幅はどんどん広がっていきます。

今は本だけじゃなくて、インターネットもあるからいろんな方法で調べられるカモ。利用者のADLレベルに合わせて、利用者が楽しんで継続できるものを選びたいカモね

あくまで強要せずに、利用者に合わせて行う事が大事ですね。出来ない事を無理に行えば次が楽しみという気持ちはなくなってしまいます。毎日行うことが大事なので、長く続けていけるものを探しましょう。