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介護福祉士の試験に関するお話と、今後介護福祉士が持つ意義

介護職に関わる唯一の国家資格「介護福祉士」についてと、試験取得までの過程を、詳しく解説します。

介護福祉士合格への道

介護福祉士とは、3福祉士の1つで介護職に関わる唯一の国家資格です。介護職員初任者研修や実務者研修、介護支援専門員などは国家資格ではありません。ちなみに3福祉士の残りの2つは精神保健福祉士と社会福祉士です。

国は、初任者研修や実務者研修などを廃止し、将来的には介護福祉士1本に資格を統合したいと考えています。認定介護福祉士など、仮の名称で話を進められている段階ですが、まだまだ先の話と思われるカモ。

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国家資格「介護福祉士」取得。個人と所属事務所、それぞれのメリットは?

メリット

メリットがあると資格取得のモチベーションも保ちやすいカモ。資格は事業所のものではなく、取得者本人のものなので、まず本人のメリットからお知らせします。

介護福祉士に登録してある事で、知識と技能の保持を客観的に証明する事が出来ます。これによって転職する際に有意になる、又は条件を満たせるという事になります。そして、同じ位大きなメリットとして、資格手当の支給によって少し生活がマシになるという事にも繋がります。

その他には、サービス提供責任者になれたり、福祉用具専門相談員の資格を介護福祉士で兼ねている等、特定の役職に就ける、又は転職の際に新たに講習を受ける必要が無いなどのメリットがあります。

では、事業所のメリットは何かと言うと従業員の内介護福祉士の割合が一定以上の場合、加算があるという事が先ず1つ挙げられます。また、介護福祉士の割合が高いという事はそれだけ、質の高い介護を提供する土台はあるという事でもあります。

何故質の高い介護を提供している、と表記せずに土台はあるという含みのある表記をしたのかというと、これは別物であるからです。なくてはならない視点を座学上理解している証明であるので、土台はあるという事です。

それでは、話しが少し逸れましたがここからは、まず介護福祉士の試験概要についてお話します。

介護福祉士の試験概要

試験概要

日程は?(申込から合否発表まで)

介護福祉士の筆記試験日は、毎年1月末頃(曜日指定なので毎年若干の変動あり)ですが、申し込みは毎年8月~9月前半にかけてです。つまり、試験日から半年近くも前になります。申し込みをしようと思ったけれども、気付いた時には既に申し込み期間が終了していた…という事にならない様に気をつけましょう。

私の同僚でそんな前と思ってなかったと言い、気が付いた時には既に申し込みが締め切られていた人が実際に居るので重ね重ねになりますが、締め切りには十分注意してくださいね。常に検索しておいてヒットしたら願書を取り寄せ何よりも先に済ませてしまう位の気持ちでいた方が安全カモ。

第30回「介護福祉士」試験日程

申込期限 平成29年8月9日~9月8日
筆記試験 平成30年1月28日
実技試験 平成30年3月4日
合否発表 平成30年3月28日に郵便で発送
(午後1時からWEB上で確認も可)

 
※インターネットの方は、合格者の受験番号が羅列されているので、自分の番号があるか確認する形です。

基本的に大きな日程に変更はなく、毎年こんな感じのスケジュールカモ。ただ、細かな日付は毎年変動するので、都度確認する必要があります。ちなみに試験日程に関する事は毎年、厚生労働省から7月上旬頃に発表されてるカモ。

受験手数料

介護福祉士の試験を受験するのに必要な費用に関する事ですが、介護福祉士の受験手数料は、15,300円です。受験手数料は年によっては変わる事もあるので、一応調べましたらこの金額が出てきました。

正直、えっ!?ってなりました。カモの記憶違いでなければですが、カモが受験した時より50%位高くなっている印象です。確か10800円位だったと思うので。

試験会場(筆記試験、実技試験)

日本地図当日の試験会場ですが筆記試験は全国で34か所、つまり34都道府県があります。

北海道・青森・岩手・宮城・秋田・福島・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・岐阜・石川・静岡・愛知・大阪・京都・兵庫・和歌山・鳥取・岡山・島根・広島・香川・愛媛・高知・福岡・長崎・熊本・大分・鹿児島・宮崎・沖縄です。

これが実技試験となると4か所に激減します。この4か所は、北海道・東京都・大阪府・福岡県です。

また、試験会場の詳細については、受験票に記載されています。事前案内は行われておりませんので、受験票が手元に届き次第、確認しましょう。

筆記試験は、カモが受験した時よりも増えていますね。カモは他都道府県に受験に行きましたが、今見ると住所地の名前があるので。受験日は他都道府県に行く場合、朝が早くて大変なので羨ましいカモ。

出題基準

介護福祉士の試験の出題ですが、一応広範囲から出題されます。受験者が福祉に関する造詣をどれだけ保有しているのかを問うとこれ位の中身になるだろうという感じではあります。では、肝心の出題される内容ですね。

筆記試験について、出題範囲は大きく分けて、午前と午後の各2つずつの領域と、1つの総合問題を合わせて、計5つあります。4つの領域では、それぞれに細分化した内容が問われるのでどのようなものか列記しておきますね。

午前に出題される領域について

領域1
人間と社会(人間の尊厳と自立・人間関係とコミュニケーション・社会の理解)

領域2
介護(介護の基本・コミュニケーション技術・生活支援技術・介護過程)

以上が午前の試験内容です。この後、受験に際しての配慮がない受験者は1時間55分の休憩を挟んで、午後からの試験に移ります。

午後に出題される領域について

領域3
こころとからだのしくみ(発達と老化の理解・認知症の理解・障害の理解・こころとからだのしくみ)

領域4
医療的ケア

ちなみに受験に際して配慮がある受験者の場合、試験時間が長くなる分挟む休憩が少なくなります。ただ、最も短い点字受験者の場合でも1時間はあります。

以上、4領域に総合問題がついて筆記試験の出題基準です。

介護福祉士国家試験「出題基準・合格基準」の詳細はコチラ

合格基準(合格率)

では、これだけの範囲の知識をどの程度カバーしていれば良いのでしょうか?

筆記試験の合格基準

1問1点で全125問の内、6割「程度」を基準に、問題の難易度で「補正した」点数以上を得た者且つ、上記の各領域の後に記載してある各科目群及び総合問題全てにおいて得点があった者

この「程度」と「補正した」というのが足切りの基準が毎年違う事を示しており、受験者にとってはとても厄介カモ。

それから、全ての科目群で得点がなければならないので、例えば他の全てが満点でも認知症の理解の科目で得点が0だと不合格になるという事。中にはほんの数問しかない科目もあるので注意が必要カモ。

受験資格

さて、ここまで試験に関する事をお話してきましたが、試験概要が分かっても受験できなければ意味が無い話ですね。そこで、次は受験資格に関するお話です。介護福祉士の受験資格ですが、詳しくは受験資格の取得方法として後述するので、ここではサラッと触れるだけにしておきます。

現行制度では大きく分けて4つのルートがあります。養成施設ルート・実務経験ルート・福祉系高校ルート・経済連携ルートです。また、各ルートでも実技試験を受けるか否か等の細かなルートは異なります。

問い合わせ先

もう少し詳しく知りたいという方の為に問い合わせ先も紹介しておきますね。カモの言葉では分かりにくかったり、自分で確かめたいという方もいらっしゃると思うので。

介護福祉士の試験に関するお問い合わせは、公益財団法人社会福祉振興・試験センターというところにする事になります。これは、社会福祉士及び介護福祉士法という法律によって、指定試験機関並びに指定登録機関と定められ試験の実施と資格の登録を行っている法人であるからです。

社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験 概要」

受験の申し込み方法と必要な書類

受験の手引き

介護福祉士の受験をするには、「受験の手引き」が必要です。社会福祉振興・試験センターのホームページ、もしくは郵便はがきで請求すると、宅配便で「受験の手引き」が届きます。この手引きの中には、実務経験の証明や受験料の払い込み用紙、受験申込書などが入っています。

受験に必要な書類

必要な書類は、該当するルート毎で異なります。

共通して必要な書類

  • 受験申込書
  • 受験手数料振替払込受付証明書貼付用紙
  • 受験用写真等確認票
  • 写真

上記以外で各ルートで必要な書類

養成施設卒業ルート

  • 卒業(又は見込み)証明書
  • 委託訓練修了証明書
  • 介護雇用プログラム修了証明書

のいずれか1つ

実務経験ルート1(実務者研修修了)

  • 実務経験(又は見込み)証明書
  • 実務者研修修了(又は見込み)証明書

実務経験ルート2(介護職員基礎研修修了&喀痰吸引等研修修了)

  • 原本証明した介護職員基礎研修修了証明書
  • 喀痰吸引等研修修了(又は見込み)証明書

福祉系高校ルート1(新カリキュラム高校卒業)

  • 卒業証明書

福祉系高校ルート2(特例高校卒業後、9カ月以上の介護業務従事者)

  • 実務経験証明書
  • 卒業証明書

福祉系高校ルート3(旧カリキュラム高校卒業)

  • 卒業証明書
  • 教科目及び単位履修証明書

経済連携協定ルート(3年以上の介護従事者)

  • 実務経験(又は見込み)証明書

実技試験を免除申請する場合

  • 別途、条件を満たす当該証明書

かいご畑

受験資格取得方法

取得方法

ここまで、試験の概要を説明してきましたが、受験出来ないと意味が無い情報カモ。ここからは受験資格取得方法をお伝えします。

実務経験ルート

「実務経験ルート」での受験資格取得方法

現行の制度による「実務経験ルート」での受験の条件は、下記の通りです。

実務経験3年(1095日以上且つ従業日数が540日以上)+実務者研修(原則6ヶ月以上)を修了している、又は介護職員基礎研修(当該研修は平成24年度に廃止されています。念の為書いておきますが初任者研修とは別物です。)と喀痰吸引等研修の両方を修了している事

最近まで3年の実務経験だけで済んでいた実務経験ルートですが、今は実務経験だけでは受験資格の要件を満たさないようになっています。

因みに原則6カ月以上とされている実務者研修の研修期間ですが、介護職員初任者研修、又は訪問介護員養成研修を修了している場合は短縮される事があるので、無駄を省く為にもお問い合わせをされる事をお薦めするカモ。

実務経験で介護福祉士の試験を受ける場合ですが、受験回数に制限はありません。何回以内又は受験資格を得た後何年以内に合格しなければならないなどという事はありませんから心配は要りません。

ちなみにカモは実務経験ルートで受験した口です。当時は、実務者研修、又は介護職員基礎研修+喀痰吸引等研修といった履修要件が無かったので、3年の経験のみで受験しました。実技試験は正直なところ自信が無かったので介護技術講習会に55000円程払って参加する事で実技試験は免除にしました。

現行では、実務経験ルートだと実技試験はありませんので、心配は要らないカモ。

福祉系高校ルート

福祉系高校ルートとして指定された学校には、福祉系高校と特例高等学校という2つの区分があります。
これらは、カリキュラム・教員・施設、設備・実習施設などにおいて「介護福祉士養成課程の基準」を満たしており、文部科学大臣と厚生労働大臣によって指定された高等学校、または中等教育学校です。このルートで受験資格を得た場合も、実務経験ルート同様に回数、年数に制限はありません。

福祉系高校での受験資格取得方法と注意点

福祉系高校では、卒業と同時に、介護福祉士の受験資格を得ることができます。
また、平成21年度以降の入学者は新カリキュラムとなっており、受験においても、実技試験が免除されます。

※平成20年以前に入学した方の場合は、旧カリキュラムですので、実技試験は免除になりません。

特例高等学校での受験資格取得方法と注意点

特例高等学校の場合、必要な単位数を修めた上で卒業した後、9カ月以上の介護等の実務経験が必要です。この9カ月の実務経験は9カ月(273日)以上在職し、且つ従事した日数が135日以上必要です。有給や研修は含まれないので気をつけてください。

また、受験申込時に、下記いずれかについて選択しなくてはなりません。

  • 筆記試験の合格後に実技試験を受験するか
  • 筆記試験前に介護技術講習を受けて実技試験は免除にするのか

経済連携協定(EPA)ルート

この記事を読まれているのは大半が日本国籍の方ではないかと思いますが、経済連携協定(以下EPA)ルートもあるのでご紹介しておきます。このルートは色々制約とメリットがあるので検討が必要です。

まず、EPAというのは、2国間において締結する協定で、物だけでなく、投資やサービス・人の移動等をしやすくするメリットがあります。

そんな協定において、介護分野も交流を図ろうというものですが…すこしニーズや実態とは乖離しているのではないかとの印象も否めないカモ。

EPA介護福祉士候補者の受ける制約

  1. 国籍がフィリピン・ベトナム・インドネシアの3カ国いずれかである事
  2. 一定の日本語レベルの資格所有者、若しくは一定期間日本語教育を受けた者
  3. 日本に入国する前後で一定期間、日本語研修を受ける事

上記3つが、EPA介護福祉士候補者の条件です。

また、3つ目の日本語研修期間については、入国前は、3カ国とも6か月間です。入国後は、ベトナム国籍の方が2か月間、フィリピン国籍とインドネシア国籍の方が6か月間の研修となります。

上記を満たした後、やっと病院や介護施設での3年間の実習が始まります。EPA介護福祉士の場合も、実技試験は免除ではないので、介護技術講習か実務者研修を修了して免除申請をしなければ、筆記試験合格後、実技試験を受ける事になります。

EPA介護福祉士候補者に対する筆記試験の特例

  • 試験時間が点字受験者と同じ、通常の1.5倍
  • 全ての漢字に振り仮名あり

試験時間が1.5倍になるのは、いくら習熟してあったとしても母国語でない以上ありがたいカモ。

EPA介護福祉士候補者が試験を受ける回数や年数に制限はありません。但し、不合格の場合は本国に帰国しなければならず、再度受験する場合は試験の為に再来日するという高いハードルがあります。

介護・医療分野で人材の需要がある国は何も日本だけではありません。もっと現実味のある受け入れ方をしている国が殆どカモ。

そんな中、日本語研修の期間など、高いハードルばかりを求めて、低いインセンティブしか提供できていないと言わざるを得ない日本を選ぶ必要性については、もう一度よくお考えになった方が良いカモ。

養成施設ルート

養成施設ルートに関しては、現在制度が移行中の為、少しややこしい話になるカモ。出来るだけ分かりやすくお話しますのでルートの1つとして検討してください。

高卒後、4パターンの養成施設ルート

養成施設ルートは、高校卒業後、大きく4つに分かれます。

養成施設ルート1

介護福祉士養成施設を2年以上掛けて修了する

養成施設ルート2

福祉系大学を卒業し、その後1年間の介護福祉士養成施設を卒業する

養成施設ルート3

社会福祉士養成施設などを卒業し、1年間の介護福祉士養成施設を卒業する

養成施設ルート4

保育士養成施設などを卒業し、1年間の介護福祉士養成施設を卒業する

養成施設ルートでは、平成28年度までに介護福祉士養成施設を卒業した場合、自動で介護福祉士として登録できました。つまり、国家試験が免除されていたという事です。しかし、制度移行に伴い、平成29年以降では、下記のように変更となります。

平成29年から33年度の卒業生

筆記試験を受験して合格した場合

介護福祉士として登録が可能

筆記試験を受験しない(または不合格だった)場合

卒業後5年間の期限付きで、介護福祉士として登録が出来ます。
また、この5年の間に、筆記試験に合格する、もしくは、継続勤務で実務経験を5年間積む事で、介護福祉士の資格を取得する事が出来ます。

養成施設ルートでは、合格しなくても5年間は介護福祉士でいられるんだね!期限付きとはいえ介護福祉士として登録しながら、介護福祉士を目指せるのはありがたいかも!


不合格だったとしても、介護福祉士になれる道が2つもあり、受験資格も最短2年で得られるのも大きなメリットカモ

平成34年度(2022年)以降に卒業生

筆記試験が義務付けられ合格しないと、介護福祉士として登録する事は出来ません。

養成施設ルートについては、制度移行中で少しややこしいですけど、途中経過がどれであれ、実技試験は免除となります。なので、集中して筆記試験に臨む事が出来るカモ。

実務経験が免除になる場合

実務試験免除

実技試験が免除となるルート

  • 養成施設ルート
  • 実務経験ルート
  • 福祉系高校の新カリキュラムのルート

実技試験の合格が必要となるルート

  • 福祉系高校の旧カリキュラムのルート
  • 特例高校等を卒業し9カ月の実務経験を積んだルート
  • EPAルートである場合

実技試験を免除にする方法

EPAルート

介護技術講習の修了、もしくは実務者研修の修了する事

福祉系高校の旧カリキュラムのルート

介護技術講習の修了する事

特例高校ルート

介護技術講習の修了する事

つまり、現行の制度ではいずれのルートも受験者の意思で実技試験を免除で介護福祉士を目指すルートが用意されているという事カモ。

カモが思う事

これはカモの1意見になりますが、実技試験を免除申請しない手はないのではないかと思います。

その理由は、2つあります。

  1. 実技試験の事を一切気にせずに、筆記試験だけに気を割く事が可能になる為
  2. 筆記試験合格しても実技試験が不合格だと、来年まで1年待たなければならず、再受験しても合格する保証が無いというリスクがなくなる為

ただ、介護技術講習の受講料は決して安くはありませんし(カモが受けたものは55000円程でした。講習を主催しているところによって値段は前後します)、日を空けて数日通わなければならないので、休みの調整等で周囲、特に上司の理解も不可欠カモ。

私は折角筆記試験に合格したのに、実技試験が不合格で2年間介護福祉士になれなかった人を知っています。まあ、以前は実技試験の免除なんてありませんでしたから、こんな人も介護士であれば周りにざらに居るかもしれませんね。こんな勿体ない事にならない為に、保険として考えれば受講料も少しはマシに見えるかもしれません。

介護技術講習の修了による実技試験免除について、注意点

介護技術講習の修了には有効期限があります。

介護技術講習を修了する事によって、介護福祉士の技術試験が免除になるのは、直近の試験3回分までです。

例を挙げると…

記事を書いている2017年7月に介護技術講習を修了した人の場合、実技試験の免除期間は2018年1月の試験・2019年1月の試験・2020年1月の試験という事になります。「直近3回分」ですから2018年は受験し2019年は受験せずに、2020年は受験した場合でも恩恵を受けたのは2回ですが、2021年1月の試験は、介護技術講習を修了した後、4回目に当たりますから繰り越されず無効になるので、注意してください。

大事な事なのでもう1度記載します。
受験しようがしていまいが介護技術講習を修了した事で実技試験が免除になるのは直近3回分の試験のみです。修了後3年間を過ぎると無効になります。

3年以内に合格しなかった場合は、実技試験を合格するか、再度高額の受講料を払って介護技術講習を修了し実技試験の免除を受ける事になります。

ちなみに安い所は4万円程度で受講できるようですが、高い所では倍近い7万5千円程するようです。受講料以外に交通費なども掛かりますので、介護士の給料の多寡から考えても安いとは言えないカモ。

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受験資格がない方の近道

近道

色々なルートがあるけど、未経験の方が受験資格を得るのは、やっぱり大変?

未経験の方が受験資格を得る為オススメのルートや、各取得方法でのメリットやデメリットについてご紹介しましょう。あくまでカモの1意見であるという事も頭に入れて読んでくださいね。

介護福祉士に登録するまでにかかる期間のみの観点から見た場合

最も早く受験資格の要件を満たすのは養成施設ルートの2年です。他の実務経験・福祉系高校・EPAは、いずれのルートも最低3年掛かります。この為、時間だけで見るのであれば養成施設ルートが最も適しています。

では、他のルートだと取得に掛かる時間が最短3年であるのに対して2/3で済む養成施設ルート、デメリットはあるのかな?

養成施設ルートで受験資格を得る場合、修学が主になりますから金銭的デメリットが発生する事になります。ただ、一旦社会に出た後に再度通学するケースでない限り他の専門学校等に通うのと変わりありませんから、それほど大きなデメリットではないカモ。

より若い年齢で習得できる。高校生未満で介護福祉士を希望されている場合

介護福祉士の受験資格を満たす為の修学期間そのものが最も短いのは養成施設の2年ですが、年齢で見れば、修学は3年掛かるものの福祉系高校の新カリキュラムで受験資格を得るのが最も低年齢で、受験資格を得る事が可能です(留年した等の事情が無い場合)。

この場合のメリットは最も低い年齢で受験資格を得る事が出来るわけですが、それはデメリットにもなり得るカモ…

その通り。高校の福祉科(名称は多少異なる)を卒業する事になるので、高校入学の時点という早くから進路を決めなければならず、他の進路に進むといった潰しが利きづらくなるカモ。

働きながら介護福祉士を目指したい場合

続いて圧倒的大多数を占める実務経験ルートです。この場合は3年間待ち遠しい思いをしなければならないという事があります。また、実務者研修も修了しなければなりません。

メリットとしては、働きながら受験資格を得る事が出来るので、修学して要件を満たす場合に比べ金銭的な負担感が少ない事カモ。

ただ、修学と比べて金銭的な心配が解消される反面、一旦社会に出て他業界で働いた経験がある方の場合、再度修学に時間を要するというのは、非常に厳しい条件と感じる方も多いでしょう。

介護福祉士を目指すにあたって、受験資格を得ようとする時に立ちはだかる壁が比較的低い事も魅力なのかもしれません。

カモは無資格・未経験から介護業界に転職し、この実務経験ルートで介護福祉士になりました。当時、転職エージェントは使わなかったのですが、今思えば情報を知っていればもう少し違ったかもしれないと思うので、一応併記しておきます。知った上で使う使わないはご自身で判断されると良いと思うカモ。

かいご畑

転職エージェントと一言で言っても数多くのエージェントがあり、各エージェントにはそれぞれ特徴があります。

都市部に強い・特定の都市に強い・正職員に強い・正職員以外に強い・面接にエージェントが同行し、給与や勤務条件などの交渉を代行してくれる・介護施設ではなく医療施設の介護職の求人に強い・紹介制度があり、キャッシュバックしてくれる・一定の条件を満たす事で、資格取得に掛かる費用が無料で取得できる・などです。

つまり、正職員で探している人に合っているエージェントがあれば、非正規である代わりに夜勤をしたくない等のライフバランスを通しやすいエージェントもあり、転職エージェントによって強みは全く異なります。

無資格・未経験で介護職に転職し介護福祉士を目指す場合には色々と不安があるばかりか、業界のサービス区分毎にある特徴にも不案内であると思います。転職エージェントでは上の様なメリットを得られるだけでなく、2次的なメリットとしてサービス区分毎にある特徴の違いから発生する、こんなはずじゃなかった、というズレを未然に防ぐ事も出来ます。

ご自身に合った転職エージェントを選別する必要はありますが、合うエージェントを上手く使えば、大きなメリットを得られるカモ。当ホームページでもいくつかの転職エージェントを紹介していますので、宜しければ参考になさって下さい。

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EPA介護福祉士候補者でない、海外国籍の方は介護福祉士の受験資格を得られるのか

海外国籍
EPA介護福祉士候補者になり得る国籍の人は上述の通り、ベトナム・インドネシア・フィリピン国籍の方ですが、この3カ国の国籍の方でも上述の条件を満たして入国していなければ、EPA介護福祉士候補者になる事は出来ません。ですので、他のルートを経るか一旦帰国して条件を満たした上で再入国する必要があります。

EPA介護福祉士候補者でない他の海外国籍の方も同様に他のルートを経る必要があります。EPA介護福祉士候補者でない海外国籍の方が受験資格を得るのに最も合理的且つ早いルートは、養成施設に留学ビザで通うルートです。

この方法の場合、介護福祉士になった後5年間に一度更新する必要があるものの、介護で就労ビザを取得できます。ちなみにEPAは3年更新です。

日本人と結婚し、配偶者ビザを持っている場合は、実務経験を積んで実務経験ルートで得る方法もあります。また、留学生や家族滞在のビザで来日している場合ですと、特定資格外活動の許可を得て、週28時間以内に限り介護の事業所で働き、実務経験を積む方法もあります。

ただし、日本の介護福祉士の受験資格の実務経験3年(従業期間1095日以上、従業日数540日以上)には、海外で従事した期間及び日数を含む事は出来ませんので、注意が必要カモ。

介護福祉士と介護支援専門員(ケアマネ)の関係の大きな変化

ケアマネへの影響
実は、この介護業界での制度の移行に関しては、介護福祉士の資格試験の要件が厳しくなったというだけではなく、介護支援専門員(ケアマネ)の資格受験にも大きく影響しています。

ケアマネ受験資格の要件変更

介護福祉士の受験資格が実務経験だけではダメで、実務者研修の修了・又は介護職員基礎研修を修了しており、且つ喀痰吸引等研修も修了している事という様に要件が厳しくなったのと同様に、介護支援専門員の受験資格も要件が厳しくなりました。

今までは…

5年(従業期間1825日、従業日数900日)の実務経験と、その間にヘルパー2級や介護福祉士等の特定の資格を取得している事、又は無資格の方の場合は10年の実務経験が必要でした。

新しい変更内容

介護福祉士の取得「後」5年の実務経験がある事

上記の取得「後」というのが厄介カモ。今までは途中で取得していれば、取得前の期間も実務経験として算定できたのに対して、この要件が適用された後は、受験資格を満たす実務経験の算定には、介護福祉士の資格取得前の期間が算定出来なくなるという事カモ。

ちなみに、この要件が適用されるのは2018年度の介護支援専門員の受講試験からです。

介護職としてステップアップする為には介護福祉士も介護支援専門員も必要です。カモはケアプランを作成できない以上、出来ない事があるという意味で介護職としてはまだB品だと思っております。誤解が無いように申し添えますが、出来れば良いという訳でも無く、素質はまた別の問題ですので悪しからず。

介護支援専門員になる為にも、介護福祉士が必要なわけですから、ご自身のステップアップの為にも介護福祉士の取得の有無は大きな意味合いを持つものとなるカモ。自信や誇り、介護に関する物の見方等も変わりますので、是非介護福祉士の取得に向けて頑張って下さい。