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介助員の仕事はどんなもの?気になる給料や必要な資格、介護士との違いお伝えします!

介助員の仕事

障がい者や高齢者のお手伝い・補佐をするイメージのある介助員。応募があまり多くないこともあって、気になるけれどどんな仕事なのか気になる方もいらっしゃるでしょう。

「介助員ってどんな仕事なの?」
「どこで活躍できるお仕事なの?」

といった声を耳にする機会も多いです。

そこで今回は、介助員の仕事や働く場所、気になる給料などを紹介していきます。

介助員のお仕事が気になる方や、転職を考えている方は参考にしてください。

様々な施設で働くサポート役!介助員とはどんな人のこと?

介助員は介護福祉士のように法律で規定されているものではありません。

市町村の条例などで規定された者で、義務教育課程である特別支援学校や小中学校にて、障がい児童や生徒に介助員をつけることで、就学を促進し、教育の機会を図ることを目的とされます。

学校などの職員として働く場合、“臨時職員”という扱いになることがあります。

介護老人施設の求人も多くありますが、主に障がい者・障がい児などへの介助サポートとしての役割が中心となるお仕事です。

介助員の働く場所と仕事内容

前述でも少し触れましたが、介助員は様々な施設でのお仕事があり、働く場所によって仕事内容や条件が変わってきます。

ではどのような場所や施設のお仕事があるのでしょうか?

介助員は主に、

  • 老人福祉施設
  • 老人福祉センター
  • 入所施設や就労訓練事業所

などの障がい者施設、小学校の特別支援学級、病院などの幅広い分野でお仕事をしています。

※参照: 障害福祉サービスの内容 |厚生労働省

介助員は、基本的には特別な資格が必要ありません。

介助員の仕事はあくまで障がいや身体の不自由な方への力添え、サポートをすることが役割の一つと位置付けられます。

では実際の介助員とはどういった仕事をするのでしょうか?次の項目で具体的に説明したいと思います。

介助員の仕事内容とは?具体的にどんなことをしているの?

介助員は具体的にどのような活動をしているのでしょうか?

介助員の役割は、その施設や施設の利用者の状態によって仕事内容に変化があります。

障がい者施設の場合、知的、身体、精神に障がいがある利用者がその施設内で一人では出来ない事に対する介添え、見守りやサポートを行います。

障がい者施設の

  • 入所型の施設
  • 昼だけのデイケア施設
  • 職業支援施設
などの施設ごとに、介助員として配置され働くことが多いです。

病院などの医療施設の介助員(療養介助員)については、その病院によって待遇などが違ってきます。

仕事の内容は基本的な身体介護になります。

病院では主に看護師の指示の下で、看護師助手として働くことが多いです。

介護施設で介助員を募集している場合、病院などの医療施設と同じように、実際に食事・排泄・入浴・移動などの身体介護を求めていることが多いです。

介護職員初任者研修や介護福祉士のような介護をする上での資格が必要な場合があるため、前もって仕事内容や条件など確認しておくことが必要です。

介助員はケースバイケースで仕事内容が違う
介助員といっても働く施設や利用者の状態によって求められる仕事内容に違いがあることが理解できましたか?

必ず仕事内容や資格要件を確認してみてくださいね。

介助員、気になる給料は?

介助員は基本的に資格要件がないので、給料などの待遇面は介護員と比べて低い傾向があります。

例えば特別支援学校の介助員だと、臨時職員としての採用が多く見受けられ、時給780円~といった具合です。

また地域によって時給が前後し、東京都などの都会では時給1,000円前後になることも。

支援学校の介助員の採用だと、介護資格(介護職員初任者研修以上など)や豊富な経験による高度な業務を行える場合、その分だけ時給がプラスされるケースが多いです。

一方、介助員の正社員の採用だと、障害者施設や老人福祉施設が積極的に募集していて、全国的に見ても待遇面は介護員と同等。

初任給の平均は15万~19万円が相場となっています。

こちらも臨時職員のケースと同様に、介護資格を有していたり、豊富な経験があればそれが考慮され、給料のプラスに反映されることが多いです。

このように、事業者によって介助員を介護の一部とみなし、相応の資格・経験があれば給与アップに繋げられると期待できます。

ただしすべての事業者がそうとは限らないので、介助員を処遇改善加算の対象としているか否かを事前に確認した上で転職活動に臨むのが良いでしょう。

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介護士と介助員はどう違うの?

「介助員」は「介護員」とよく似たニュアンスで用いられますが、それぞれ役割が異なります。

おおまかな違いを挙げると次のとおりです。

介護員 介護の一部として「介助」が含まれ、幅広い業務を受け持つ(介助+ケアプランの作成や家族の相談など)
介助員 対象者を助けるための行動を受け持つ(付き添い、介添、サポートなど)

介助員よりも幅広い業務を行うのが介護員、といった具合です。

また全国社会福祉協議会による定義での違いは次のとおり。

  • 介護:自立を促すことを目的とする
  • 介助:日常生活を助けることを目的とする

これらの定義から、働く場所や資格の有無といった違いも現れます。

詳しくは次の項目で解説していきましょう。

介護士と介助員の違いは“働く場所“にもある

介護士と介助員の大きな違いは“就労場所”にあるといえます。

例えば、老人介護施設で募集されている求人案件の多くが介護士として、“直接的な介助”を求めています。

入所施設では、その人の心身状態に合わせて介護を行います。

精神障がい者に関わる場合は、日常でより自立した生活がおくれるようなサポートや相談員としての役割を担うことがあります。

それに対し知的障がい・身体障がい者を対象とした介護施設や就職支援施設の場合は、本人の自立への促進を図る側面が強いため、“サポートとしての介助員”を求めています。

介助員の仕事の多くは、障がいのある方を手助けすることです。

これらのことから、働く場所や考え方によって、介護士と介助員の仕事内容は大きな違いがあることが分かります。

介護の資格の有無や条件の違い

介護士の資格は複数存在するのに対し、前述の通り「介助員」の資格というのは特にありません。

ただし、介護老人施設などで多くみられますが、求人案件の内容が“介助員”となっていても「介護職員初任者研修修了者(旧ヘルパー2級)」や「介護福祉士」といった資格が求められる場合もあります。

その理由としては、直接的な介助を求めているからです。

介助員の場合、利用者との簡単な散歩や見守りは可能としていても、身体介助が行わないことが多くあります。

しかし、介護職員初任者研修や介護福祉士の資格を有しており、直接的な介護をすることを条件に採用されている場合は必ず直接的介助を行うことになります。

同じ介助員でも、どのような条件で採用されるかで、仕事内容に大きな違いがみられます。

介助員として働くにもやっぱり資格が有利!

ここでは、介助員のお仕事内容や、気になる給料や待遇、介護士との違いについてご紹介しました。

介助員は主に特別支援学校の臨時職員として障がい児の教育促進を図り、また障がい者の生活や就労を支援し、ハンデを抱えている人に力添えやサポートをするお仕事であることが分かりました。

介護老人施設や病院で介助員として採用される場合は、食事・排泄・入浴などの基本的な介助を行います。

働く場所や条件によって様々な活躍ができる介助員のお仕事。

介護職員初任者研修や介護福祉士などの介護に関わる資格を取得すれば、給料や待遇にもプラスになります。

より専門的な知識をもって働くことができますので、介助員の仕事に興味のある方はぜひ資格取得にも挑戦してみてはいかがでしょうか?

介護士?介助員?資格の勉強をしながら働きたい場合は…

介助員は介護資格がなくても働くことは可能ですが、介護関係の資格があるのとないのとでは給料や仕事内容にも差がでることがあります。

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まとめ

今回は介助員の仕事内容や働く場所、待遇、介護士との違いなどを紹介しました。ポイントをおさらいしましょう。

  1. 介助員は特別支援学校や老人福祉施設など幅広い分野で活躍している
  2. 主な仕事内容は身体介護。食事、排泄、入浴、移動の介助がメイン
  3. 基本的に特別な資格は不要。ただし資格があれば待遇がよくなるケースが多い

以上3点が本記事の要点として挙げられます。

「介助員ってどんな仕事を任されるの?」
「介護士との違いが分かりづらい」

といった方は、この記事を参考に介助員としての役割を知り、介護の現場で活躍してみてはいかがでしょうか!