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面接の最後にある逆質問タイムでは、どういうことを聞けばいいの?


質問は最後のアピールの場!質問の質が内定を左右します!

逆質問

「それでは最後に、何か質問はありますか?」というフレーズは、新卒・転職・アルバイト採用なども含め、面接を受けられた経験のある方であれば、誰でも一度は尋ねられたことがある質問ではないでしょうか。

実は、この最後の質問の持つ印象やアピールの力は非常に大きなもので、こちらから投げかける質問の質によって、内定が決まるといっても過言ではないほど、重要な項目です。

ただ、実際にそう言われても、求職者側の方からすればどんな質問を投げかければいいのか、反対にどのような質問はNGなのか、わかりませんよね。今回のこの記事では、面接最後の質問タイムに、どのような質問をするべきなのか、そしてどのような質問を避けるべきか、さらに質問の仕方についても、ご紹介させていただきます。

目次

最後に質問を促す、企業側の意図は?

面接の場というのは、基本的には企業側が『一緒に働いていける人材か』『自社に入社してもらって活躍できる人材か』ということを判断するために、求職者に対して質問を投げかけることで判断材料を収集することがメインの目的となっております。

しかし面接の最後には、必ずと言っていいほど、求職者側からの質問を受け付ける時間を設けることが当たり前になってまいりました。

面接の場で求職者に対し、質問を投げかけて来る企業側は、この時間に一体どのようなことを考えているのでしょうか。ここでは、企業が求職者に対し、質問を促す意図について、3つのポイントからご説明させていただきます。

求職者側にも、自社への理解を深めてもらいたい。

誰しもが考え付くオーソドックスな意図にはなりますが、求職者に対し、自社への理解をもっと深めてほしいというものです。
ここで行う質問で求職者に自社に対してある程度理解してもらわなければ、入社後にミスマッチを起こしてしまうリスクがあるからです。

面接の場では、基本的に企業から求職者に対し、求職者が前職で経験してきた成功体験や実績、失敗経験などのバックグラウンドをヒヤリングし、自社とマッチしている人材かどうかを判断していきます。

しかし、雇用関係というのはもちろん、企業と社員の間で結ばれることで初めて成り立つものになりますので、企業側だけが求職者を受け入れる体制を整えていくだけでは、正しく円満な雇用関係を結ぶことはできません。

求人サイトで求人広告を見て応募するなど、求職者の方から企業に対し、『御社に入社したいです』といったアプローチを行なったとしても、面接終了段階で求職者が把握している企業への情報は、インターネットで汲み取ったものと、面接中に採用担当者から聞いたごく少数のものだけなのです。

企業としても、入社後に『聞いてなかった』『知らなかった』といってトラブルになるよりは、面接で抱えている不安について聞いてもらえたほうが、入社後のミスマッチを減らす手立てとなります。
そのため、求職者に納得していただいた上で入社してもらう施作として、面接最後に求職者からの逆質問タイムを設けているのです。

どれほど自社に興味があるのかを知りたい。

面接時は企業の方より質問されることで、場の空気や流れの主導権を企業側が握っていることには間違いありませんが、逆質問タイムになったからといって、実は求職者側に主導権が渡っているわけではございません。

実はこうした逆質問タイムというものも、企業側は求職者を査定する過程として捉えていることがほとんどです。そのうちのひとつが、どれほど自社に興味があるのか、ということを判断するものになっております。

こうした逆質問タイムのときは、『面接を受けている相手企業で働く上で、まだ不透明なイメージの部分を明確にする』という目的のもと、求職者から質問をすることが一般的です。

そのため、求職者は本気度の高い企業の情報を、面接前にインターネットなどでしっかりと収集し、その内容に沿って非常に具体的な質問をする傾向が強くあります。

しかし、もし本気度のあまり高くない企業であれば、求職者は表面上の上っ面な質問ばかり投げかけてしまうので、質問の質である程度、求職者の志望度合いを測ることができてしまうのです。

反対に言えば、いくら本気度や志望度が本当に高かったとしても、面接後の逆質問タイムであまり具体的ではない表面上の質問をしてしまうということは、企業側に『この方はあまり志望度の高くない方だな』と判断されてしまい、それまでの印象は良かったとしても、結果的に選考漏れになってしまうケースも多く見られます。

そのため、しっかりと事前に企業情報をリサーチし、当日どのような質問を投げかけるかを考えておくことは、面接に臨む前に行なっておく非常に大切な下準備になるのです。

質問の内容によって、社会人としての質を探りたい。

企業は、求職者から投げかけられる質問の内容によって、求職者がどのような考えを持っており、どのような理想を掲げているかなど、『社会人としての質』について探ろうとしています。

例えば、表面上の薄い質問ばかりをしていたり、自分の待遇やプライベートばかりを優先した自己都合の質問ばかりをしている求職者に対しては、企業は魅力を感じることはありません。

もちろん、求職者にとって、自営業ではなく会社員ということであれば、よほど仕事に情熱を持って取り組める方以外は、プライベートの方が大切だったり、プライベートを充実させたいと思うことは当たり前のことですし、それは企業側も理解をしています。

しかし、それでも『面接』という、いわば求職者と企業の『商談』の場においても、そうしたプライベートを最重視した、働くことが二の次のように感じ取っている求職者を採用したいとは、企業側はどうしても思えないのです。

また、転職活動の面接の場では、おおよその時間を企業から求職者に対する質問の時間で占められています。そのため、その場の空気感や流れというのは、企業側が作っていくことが一般的になりますので、企業側は求職者がしっかり伝えたいことを伝えられるような環境づくりや場づくりを求められることになります。

逆質問タイムでは、それが企業側ではなく、求職者側に委ねられることになります。

そうした空気感や流れを求職者がリードして作っていく必要がある中で、企業側が作ってきたような安心・安全な場づくりができるかどうかという点も、将来リーダーシップをとりながら活躍できる人材かどうかを判断する材料になるのです。

面接の逆質問タイムの質によって、採用されるかどうかが決まるっていうことも、求職者としては把握しておきたい大事な情報カモ!ただ、どういうやり方がいいのかはわからないから、逆質問の仕方などがあったら知りたいカモ。

最後の逆質問タイムでの、質問の仕方って?

質問の仕方

実は最後の逆質問タイムでは、ただ単に質問を企業側に投げればいいというわけではなく、質問の仕方というものが存在します。ここでは、その質問の仕方について、3つのポイントからご紹介します。

正しい質問の型は、『質問+自分の意見・考え』

実は、質問はただ、気になることを聞く、だけではあまりアピールとして企業側に作用させることはできません。質問をする際には、その後ろに自分の意見や考えを併せて企業に伝えることで、初めて質問がアピールとして作用されるのです。

例えば、『◯◯について、私は〜と思っているのですが、御社(もしくは、採用担当者)のほうではどうお考えでしょうか?』といったような投げかけ方が、好ましく思われます。

自分の意見や考えをしっかり持った上での質問というのは、その物事に対して真剣に考えている、求職者自身が働く上で本当に大切にしている要素だということが、企業側には理解できるからです。

自分なりの考えを持っていなければ、リーダーシップを発揮しながら活躍することはできませんし、そうした人材でなければ将来企業にとって、大きな利益や貢献ができる人材にはなり得ないと企業側は判断してしまうものです。

また、求職者側の考えを聞いた上で、自社・もしくは自分の考えや価値観を伝えることができるので、求職者が密かにミスマッチを感じることがないよう、ある程度コントロールすることができるというのも、メリットとして挙げられます。

できれば、会話のように質問を続けよう。

質問は、もちろん1度投げかけるだけでも構わないと言えばそうなのですが、できるのであればさらに深く質問を投げかけ、それを自然な会話のように続けさせることができればより良いアピールになります。
これは、企業側が求職者に対して高いコミュニケーション能力を感じることができる要素となっているのです。

企業側が質問をする一般的な面接の場合でも、企業は求職者の本質に迫ろうと、1つの質問に対してさらに深く掘り下げながら質問を繰り返していきます。

そうやって深堀りをしていくことで、求職者の考えや行動のルーツを知ることができるのです。求職者の立場でも同じで、会話形式で質問をどんどん掘り下げて企業側に投げかけることによって、知りたかった情報のルーツを引き出すこともできますし、企業からしてみれば、こうした会話ができることでしっかりとコミュニケーションができる人材だと判断できるのです。

コミュニケーション能力という定義というのは曖昧なものにはなりますが、少なくとも会話を続けられるということは、高いコミュニケーション能力の最低条件になりますので、それを企業に感じてもらえるということは、大きなアピールに繋げることが可能です。

IT業界の場合、どのような職種であったとしても、コミュニケーション能力というものは必要不可欠なものとなります。

質問に対する返答の中から、さらに深く掘ることができそうなキーワードを探り、自然な会話のように質問を繰り返し行えるようにしておきましょう。

企業の返答には、自己アピールで返そう。

ある程度質問を返すことができたとしても、話題にはいつか終わりはくるものです。その際に、よくある『お考えをお聞かせいただき、ありがとうございました』などの言葉で締めるのではなく、自己アピールで会話を終了させることができれば、さらに評価が高まることになるでしょう。

例えば、企業のミッションやビジョンを質問としてお聞きした際の最後に、『そのミッション・ビジョンを叶えるために、私であればどれに付随する◯◯についての知識や経験がありますので、きっとお役に立てるのではないかと考えております』といったように、自己アピールで会話を締めることができれば、企業側も採用する価値や一緒に働きたいという感情を感じてもらえやすくなります。

もちろん、企業側の返答の全てに対して、あなたが知識や経験があるわけではないと思われますので、自分の性格や特徴などと併せ、『それであれば、私の◯◯な性格が役に立つかと思います』『私の◯◯な経験で、カバーすることができると思います』などとアピールすると、企業側にも求職者なりに考え、発言してくれているんだと考えてもらえるでしょう。

返答をいただいたことに対するお礼として、最後は『ありがとうございます』で締めることは必要ではありますが、『質問→返答→お礼』であれば、会話としてどこか味気ない空気や流れを感じてしまうものです。

そうではなく、『質問→返答→自己アピール→お礼』という流れを組み込むことで、面接の最後にあなた自身を余すことなくアピールすることが可能になっております。

良い質問事例は、どんなものがある?

良い質問

質問には、その質の良し悪しというものが存在します。

面接最後の逆質問タイムにおいて、しっかり企業側が話したい内容を引き出せる、成長意欲や仕事に対する高い意識を企業側にアピールできるような質問が良い質問であり、反対にプライベートや待遇のことばかりを考慮した質問が悪い質問ということになります。

ここでは、そうした逆質問タイムでするべき、良い質問の事例について、ご紹介をさせていただきます。

『御社の掲げられている、今後のミッションやビジョンを教えていただけますか?』

企業というのは、何かしらのミッションやビジョンを掲げて、それを達成するために日々営利活動を行なっております。そうした企業のミッションやビジョンを求職者側から聞かれるということは、企業にとっては非常に嬉しいことなのです。

働く理由というのは人それぞれあるとは思いますが、企業側が求職者に対して抱く希望としては、自社で働く上で『自社で見据えているミッションやビジョンに共感してもらい、それに向かって一緒に走り抜いてくれること』を望んでいます。

求職者よりそれについての質問を投げかけられ、その答えに共感し、達成のために一緒に頑張りたいと思っていますと言われると、企業側は求職者に対し『理想の人材像』を感じ、ぜひ採用したいという気持ちがどんどん大きくなってくるのです。

また、会社員として働く上で、企業の目指すミッションやビジョンに共感できていなければ、その企業で働くことが辛くなる傾向があります。

企業は、それを達成するための働き方を優先するので、自分の希望する働き方とマッチングがされていなければ、そのギャップでミスマッチを感じてしまうからです。

ここに関しては、企業側の返答に併せて上部のアピールをすることもできなくもないのですが、本当に企業が目指す姿とあなたが成し得たい姿を照らし合わせてギャップがないかということを、あなた自身も査定しなければなりません。

企業側へのアピールと査定、両方叶えることができる優れた質問というものでもあるので、逆面接の際にはこの質問は必ず含めておくことをお勧めいたします。

『今後、◯◯の業務に携わりたいと思っておりますが、同じ部署の方で現在、その業務に携わられている事例はありますか?』

これは、求職者自身が臨むキャリアアップの可能性を確認するための質問になりますが、企業からすると、『長く働き、臨む仕事につけるかどうかを真剣に考えている』という意味合いにも撮っていただくことができます。

そのため、この質問は、求職者自身にも企業に対しても、プラスの作用をもたらす質問となっているのです。

求職者自身がその時点で希望している部署から、希望する仕事にキャリアアップとして就いた事例があるのであれば、求職者自身も安心して企業で働くことができますし、企業側もそこを目指して頑張ってくれる社員だと感じることができます。

企業側は成長意欲の高い求職者に入社して欲しいと思っておりますので、こうした質問をすることで、求職者自身も自分のキャリアアップの可能性を探りながらも、高い成長意欲をアピールすることができるのです。

ただし、大きな企業ではない限り、なかなかそうした事例が過去にないという企業も少なくはありません。もちろんその場合、企業のほうからフォローは入るかとは思いますが、『希望するキャリアアップを叶えられる可能性としては、いかがでしょうか?』などとさらに質問を繰り返し、自分が希望する職種につけるかどうかを確認しておくことが大切です。

企業にアピールすることももちろん大切ではありますが、自分の臨むキャリアアップを我慢する必要はありません。その部分については、しっかりと確認をとっておくことに損はないでしょう。

『例えば業務の中にない仕事でも、したいと思える仕事を社内で提案することは可能でしょうか?』

言われたことだけではなく、自分から率先して仕事を作ることができる人材というのは、転職市場では非常に高い価値を持っているとみなされます。そうした価値観を企業が持っている以上、仕事を創り出すことが可能かどうかを質問することは、まさに自分がその価値のある人材だとアピールすることができるということになるのです。

会社員とは、決まったお仕事や指示されたお仕事だけをこなしていればそれでいい、という考え方を持っている方も少なくはありません。

ただ、企業側も率先し、リードマイセルフでどんどん仕事をこなしていってほしいと思う反面、仕事に対する的確な指示や、それに忠実に従うことも望んでいる、ということもまた事実なのです。

それでも企業は、自分で仕事を作り出せる人材を求めておりますので、この質問はまさに、そうした企業の欲求や要望を刺激することができ、さらにアピールすることができる質問になるのです。

また、自分で仕事を創るということは、非常に楽しいことでもあります。決められた仕事というのは、やはり自分が行いたい仕事とどうしても少しギャップが発生してしまうこともあり、情熱を注ぐことができないと感じることもあるものです。

しかし、自分で決めた仕事というのは、自分でやりたかったことになりますので、主体性と情熱を持って、業務に取り組むことができます。

そうなると、働くことが楽しくもなりますし、それで結果を出すことができれば、企業からの評価も上がる…と、良い影響しかありません。

ぜひ、自ら率先して仕事を創り、楽しみながら仕事ができるためにも、逆質問タイムでこの質問をしてみてくださいね。

『すぐに現場で活躍するために、入社までに身につけておいたほうがいい知識やスキルはありますか?』

この質問もまた、逆質問タイムでは企業側に投げかけることをおすすめできる質問です。なぜならこれは、企業側に仕事に対する高い意欲ややる気をアピールすることができる質問になっているからです。

採用活動において、企業側はなるべく、未経験であっても即戦力として活躍してくれるような人材を求めております。

特に小さい会社であればあるほど、新入社員の教育費に多額の投資をすることが難しく、ある程度の業界知識やルール、自社商品・サービスの説明程度をすれば、あとは現場で育ってくれることを希望しているのです。

そうした資金繰りの事情ももちろんありますが、『早く現場に出て活躍したい』という意欲ややる気を企業に伝えることで、企業側は資金繰りの事情よりも『これだけ意欲があるなら、どんどん価値貢献してくれそうだな』と判断し、求職者に良い印象を抱いてくれるのです。

ただもちろん、たいていの場合では、企業側が求職者に対し、事前に自腹を切って何かを用意したり、学んでおいてほしいということを要求することはありません。

あるとすれば、事前に身につけておいて欲しい知識や能力についての参考本やデータなどを渡し、自宅で読んでおいてほしいという程度です。そのため、『自分のお金を使って何かを準備しておかなければならなくなるから』と懸念に思い、この質問を投げかけないというのは、勿体無いお話です。

リスクを被ることはありませんので、この質問を使い、あなたの熱意や意識を企業側にアピールしましょう。

『質問ではないのですが、最後にもう一度、自己アピールをさせてください。』

これは、厳密にいうと質問ではありませんが、上記の『すぐに現場で活躍するために、入社までに身につけておいたほうがいい知識やスキルはありますか?』という質問同様、あなた自身の熱意や意識、意欲を企業側にアピールすることができるものになります。

特にIT業界の企業というのは、その体育会系の風潮があるために、こうしたアピールを率先してできる求職者を好む傾向があります。熱意を持った企業は、同じように熱意を持った人材が好きなのです。

また、企業側からなされる質問ではタイミングや内容が合わなかったために伝えそびれていたアピールなども、余すことなく全て企業にぶつけることができるラストチャンスの時間といっても過言ではありません。

『◯◯についてアピールしておけばよかった』と、面接終了後に後悔をしないためにも、逆質問タイムにこの内容で締めることで、気持ちよく面接を終わらせることが可能となっております。

面接終了後の後悔を解消するためにも、最後はこの質問で思う存分、自分の経験や能力をアピールしましょう。意外とこの質問を投げかけている求職者の方が少ないので、きっと採用担当者に強い印象を与えることができるはずです。

悪い質問事例は、どんなものがある?

悪い質問

さて、上記では逆質問タイムにおける良い質問事例についてお伝えさせていただきましたが、良い質問があればもちろん、アピールにもならない、むしろ自分の評価を下げてしまう、悪い質問も同時に存在します。

そして、多くの求職者はそれを悪い質問だと気づかずに、採用担当者にどんどん投げかけてしまっているということが現状です。それでは、せっかく良い流れでアピールができていたとしても、これまでのアピールが全て無駄になってしまうことにもなり得るのです。

ここでは、そうした事態を防ぐために、あなたに予め、悪い質問の内容について共有をさせていただきます。

『残業や休日出勤は、どれくらいあるのでしょうか?』

IT業界を希望する以上、休日出勤は企業や職種によって変わるとはいうものの、残業に関してはある程度容認しておく必要があります。

残業をしたくない、休日出勤なんて以ての外だということであれば、IT業界を希望していたとしても、長く働くことは難しいのです。

IT業界というのは、基本的に業界の中で体育会系の風潮が色濃く残っていることが特徴として挙げることができます。

クライアントの経営や成果に関わる提案が多くなることで責任感の強いお仕事ということもあり、またエンジニアやプログラマーが開発するシステムには納期があるので、どんなことがあってもその納期は守らなければなりません。

そのため、どのような職種でも、ベンチャー企業や中小企業のように人数がそこまで多くない企業になると、どうしても残業が発生してしまったり、場合によっては休日出勤が発生してしまうのです。

ただ求職者の立場として、トラブルでもないのにも関わらず、毎日のように日付が変わるまで働くことになれば、体調面の心配が発生することも理解できます。

もし、残業や休日出勤が気になる場合であれば、『前職でも比較的残業は多かったほうではあるのですが、御社は月にどの程度残業が発生しておりますか?』と聞くことで、そこまで悪い印象を与えなくとも、残業についての情報を企業から引き出すことができます。

『ボーナスの時期や、同じ職種の方の平均額を教えてください。』

企業で働く側からすれば、ボーナスの金額ってすごく気になるところではあるかもしれませんが、これをそのままストレートに聞いてしまうと、企業側からあまりいいイメージを持たれなくなってしまいます。

ましてや、本人ではなく企業の方から、同じ職種の方のボーナスの平均額を入社するかどうかもわからない求職者に公開することなど、あり得ません。

働く上で、月収や年収などのお金の部分がひとつの目的になる方も非常に多いでしょうし、転職の理由がお金になる方も非常に多く存在しております。

しかし、企業からして逆質問タイムをひとつの『求職者の質を測る場』として捉えている中で、ボーナスの額を探られるとなると、『結局年収の高い企業を選びたいと考えていそうだ』『他に年収の高い求人を見つけると、内定を辞退されそうだ』という危機感を感じてしまい、採用したいと思えなくなってしまうのです。

そうした求職者には、企業側も期待できないということです。

ボーナスの金額や時期については、確かに本音でいうと気にならない方はいないと思いますが、逆質問タイムにその話題を出すことは控えておきましょう。それでもどうしても知りたいということであれば、転職会議などの社員口コミサイトでリサーチをすることをおすすめします。

そこでも掲載されていなければ、把握することを一旦諦めたほうがいいでしょう。

『有給は、申請すれば取得できる環境でしょうか?』

有給というのは、人が働く上でいただくことができる権利のひとつです。しかし、有給を自分の好きなタイミングでどんどん取得したいと思っている方に対し、IT業界では高い評価をつけることは難しいのです。

IT業界のお仕事のほとんどが、複雑なシステムを取り扱うことになるお仕事ばかりです。そのため、エラーなどのトラブルが起きることも少なくはありません。

また、納期があるお仕事がほとんどになりますし、営業であればディレクターと一緒に、エンジニアやプログラマーであればプロジェクトチームを組んでメンバーと一緒に仕事をするなど、個人でできるお仕事も少ないということが特徴として挙げられます。

その中で、好きなタイミングで有給をどんどん取得されてしまうと、仕事がなかなか進まない、エラーやトラブルがあっても対応できずにクライアントを怒らせてしまうなどといった不祥事を招いてしまうことにもなる可能性もあります。

もちろん、有給を取らせてもらえない企業というのは、労働基準法で違反しているので論外ではありますが、IT業界で年間有給を全て消化できる企業というのは、非常に数が少ないということは予め理解しておいたほうがいいポイントとなります。

それでも気になる場合は、前述したボーナスの件同様、社員口コミサイトを参照することをおすすめいたします。

『◯◯の仕事をしたいのですが、どうすればいいでしょうか?』

これは、逆質問タイムにおける勘違い質問として、よく求職者の方が間違って企業に投げかけてしまう内容となっております。一見どんどん仕事をしたいというアピールに見えなくもないのですが、実は質問の後半にその勘違いが潜んでおります。

実は、『どうすればいいでしょうか?』というワードは、求職者自身の主体性のなさやリーダーシップのなさを表す危険ワードになっております。転職市場において、求められる人材というのはいつだって、主体性を持ち、リードマイセルフで行動ができる人材となっております。

『どうすればいいでしょうか?』と尋ねる求職者は基本的に指示待ち人間である可能性が高く、自分の意見は言わず、決められたことだけを実行するというスタンスを持っていることがほとんどです。そうした人材を、企業は1番採用したくないと思っていることが事実なのです。

もし、したい仕事があり、それができるかどうかを質問したいのであれば、『◯◯という仕事がしたくて、それをするために◯◯をしようと思っているのですが、他に必要なことはありますか?』『◯◯の仕事をしたいと思っているのですが、そのために◯◯をしていこうと思っていますが、これで正解でしょうか?』など、自分がそのためにどうしていきたいかなどの意見も踏まえながら伝えることを忘れてはいけません。

そうでなければ、自分の評価を下げてしまう恐れがあるので、自分の意見がない場合はこの質問を投げかけることは控えた方が良いでしょう。

『いえ、特にありません。』

逆質問タイムにおいて、1番発言してはいけない質問が、この『特にない』です。質問がないというのは、企業に対して『興味がない』ということと同じことになるからです。

ごく稀に『たくさん面接中にお話を聞くことができましたので、特にありません』と答える求職者がおり、それであればいいのでは?という意見を聞くこともありますが、たくさんお話を聞いた中に疑問や興味を持てていないという『発想力のなさ』が、求職者の評価を下げてしまうことになります。

どんな些細なことであっても、何かしら気づいたことがある場合は、それを投げかけることをおすすめします。

それでももし、見つからなかったらどうしようと不安に感じるのであれば、予め企業情報のリサーチをして、質問をいくつか用意しておくのがいいでしょう。

『ホームページを拝見した中でのご質問なのですが…』と一言伝えることで、『事前にしっかり企業研究をしてくれたんだな』と採用担当に思ってもらうことができます。それがまた、ひとつのアピールになるのです。

気になることを純粋に聞いたことや、アピールだと思っていなかったものが実は評価を下げていたり、逆質問タイムで投げかける質問は一歩間違えると選考漏れの引き金になってしまうカモ!逆質問タイムで評価を落としたくないと思う方は、しっかり事前に企業研究をして、いくつか質問を考えておこう。

質問の質が、面接の印象を決めると言っても過言じゃない!

逆質問タイムも企業にとっては求職者を見定める時間のひとつになります。そのため、この時間にどんな質問を投げかけ、どのような空気感や流れを作るのかということは、内定をいただくために非常に大切な役割を担っているのです。

もし、自分が企業に対していつも投げかけている質問が良い質問なのか悪い質問なのか、わからず不安になってしまうということであれば、転職エージェントに相談してみることをおすすめします。

いくつもの面接のアドバイスをしてきた転職エージェントが、その経験を活かし、あなたの質問の良し悪しや改良のアドバイスをしてくれることでしょう。

逆質問タイムは、内定に大きく影響する時間です。逆質問タイムを制し、希望する企業の内定をぜひ掴んでくださいね。