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フリーランス医師の年収・給料はいくらなの?デメリットやメリット、求人の探し方を現役医師の視点で解説

フリーランス医師の給料はいくら?

世の中には『ドクターX』の大門未知子のようなスーパーフリーランス医師がいて、名だたる病院を飛び回っているのではないか、そんな想像をする人は少なくないようです。

また、自分のライフスタイルに応じてストレス無く働きたいという医師も増えているのではないでしょうか。

「フリーランス医師として働いてみたいけど、どんなメリットや注意点があるのか知っておきたい」と考えている方もいるはずです。

そこでこのページでは以下のような内容で、実際のフリーランス医とは、いったいどんなものなのかを解説していきます。

この記事の内容
  • フリーランス医師とは
  • フリーランス医の勤務形態
  • フリーランス医の年収
  • フリーランス医のメリット・デメリット
  • フリーランス医の節税対策
  • フリーランス医が求人を効率よく探す方法

この記事を読むことで、あなたがフリーランス医として働くのが向いているのかが分かるようになるので、ぜひ最後まで読み進めてください。

フリーランス医師とは

フリーランス医師とは、一つの医療機関において常勤として働くような形態ではなく、特定の場所には所属せず複数の医療機関と契約を交わし、非常勤勤務を主な雇用形態として働いていく医師のことです。

常勤医のような安定性には欠ける面があり、個人事業主として保険や税金などの管理は自分でしなければなりません。

しかしながら、スケジュールや働き方などを自身のライフスタイルに合わせて自由に組みやすい点が魅力だと言えます。

フリーランス医師の働き方・勤務形態

フリーランス医師の働き方には、大きく分けて以下3つの勤務形態があります。

  1. 「定期非常勤」
  2. 「スポットバイト」
  3. 「定期非常勤」と「スポットバイト」の兼務

ここでは上記した3つの働き方の内容を解説していきます。

1.定期非常勤医

フリーランス医師の働き方の一つ目は、定期非常勤医です。

定期非常勤医は、毎週決まった日時に固定して勤務する働き方であり、ある程度長期の雇用関係が望める勤務形態になります。

そのため、非常勤医ではありますが比較的安定した収入が得やすいので、多くの医師が働いている勤務形態です。

また、毎週決まった日時に勤務することになるので、育児・介護などと兼ね合いを考えながら働くこともでき、これも定期非常勤医の安定した働き方につながっています。

2.スポットバイト

二つ目の働き方は、スポットバイトです。

スポットバイトは、所謂単発アルバイトのような形で、1日または数日単位で働く勤務形態のことを指します。

緊急の人手が必要になった時や、突発的に臨時の医師が必要になった時に募集され、その内容によっては定期非常勤医より報酬が高い時もあるのが特徴です。

また、常勤の医師が不在になりやすい学会や連休の時期に需要が多くなる傾向にあります。

3.「定期非常勤」と「スポットバイト」を兼務する働き方

三つ目の働き方が、これまで紹介した定期非常勤とスポットバイトを兼務する働き方になります。

これは、毎週定期非常勤で働きながら合間にスポットバイトを入れるという働き方です。

この場合、ある程度定期非常勤で安定した収入を得ながら、それにスポットバイトをプラスしてより高い収入を得ることが可能になります。

効率よく、ある程度安定した収入を得ることができる形になりますので、おすすめの働き方です。

フリーランス医の平均年収・給料事情

厚生労働省の発表した資料によれば、一般のサラリーマンで年収は400万円から440万円ほど。

30代の常勤医で約1,000万円から1,300万円程度です。

そしてフリーランス医は一般に時給や日給で計算され、時給では約1万円程度です。

これを常勤医と同程度の1日8時間労働で週5日勤務として計算すると、週40万円。

月収では160万円、年収で約2000万円弱となります。

計算上は先に挙げた常勤医より多いことになりますが、実際には常勤医でもアルバイトをしていることがあり、またフリーランスは必ずしも1日8時間週5日をきっちり働けるとは限らないので、場合によって一概に言うことはできません。

参照:厚生労働省「第23回医療経済実態調査の報告(令和3年実施)」

フリーランス医師の5つのメリット

特定の病院と正規雇用の契約を結ばず、複数とスポット的に契約するフリーランス医師には以下のようなメリットがあります。

  1. 収入アップを見込める
  2. 柔軟なライフプランを設計できる
  3. QOLを高められる
  4. 経験とスキルアップを積める
  5. 会社の人間関係のしがらみや重責から解消される

ではこれらメリットについて具体的に紹介していきましょう。

1.収入アップを見込める

フリーランスは基本的に一定の期間や、状況のみに応じた契約となり、その相場は同年代の常勤医に比べて高い傾向にあります。

それは病院の福利厚生などを利用できないことや、経費を自分で負う必要があるためなどの理由もありますが、スケジュールも自由に組むことができます。

そのため、たとえば常勤医であれば休日で暇があるといった時にも仕事を入れられることで、結果的に収入はアップする可能性があるのです。

2.柔軟なライフプランを設計できる

フリーランス医師の大きなメリットと言えるのが、シフトやスケージュールを特定の病院に縛られないという点です。

そのため、たとえば子どもが生まれた時には仕事量を減らすといったことも可能で、自分や家族本位のライフプランを設計することができるのです。

3.QOLを高められる

特定の医療機関に所属しないということは、その病院での出世争いや人間関係などに頭を悩ませる必要もありません。

その結果、自分のペースで趣味に没頭したり、休みたい時には旅行をしたり、好きな場所でゆっくり過ごすなど、仕事以外の面で人生を充実させることもできます。

4.経験とスキルアップを積める

一つの病院に縛られないフリーランス医師は、それだけ多種多様な現場を経験することになります。

そうした現場では患者に応じて柔軟な対応が求められたり、即座に判断を下す必要に迫られるなどの総合的な医師としての経験も多く積むことができます。

結果、どのような状況でも落ち着いて対処できたり、多彩なスキルを身につけることもできるのです。

5.会社の人間関係のしがらみや重責から解消される

一つの組織に所属しないということは、その時の仕事さえしっかりとしておけば普段の人間関係やしがらみについて意識する必要もないということです。

医療従事者の持つ悩みでは、病院内での人間関係などについても多く挙げられます。

そうした悩みから解放されるというのは、医師という仕事を続けていく上でも大きいと言えるのではないでしょうか。

フリーランス医師の5つのデメリット

スケジュールに自由が効きやすいなどメリットも多いフリーランス医師。

では逆にデメリットという面ではどういったことがありえるのでしょうか。

考えられるのは以下の5つのデメリットです。

  1. 収入が不安定になり、雇止めのリスクがある
  2. 確定申告や納税に伴う事務作業が増える
  3. 医療事故など万一のための備えを自分でしなければならない
  4. 常勤勤務医より社会的信用が下がる
  5. 学会への参加や医療技術習得の活動にかかる経費は自己負担

それでは詳しく見ていきましょう。

1.収入が不安定になり、雇止めのリスクがある

フリーランス医師は基本的に非常勤として働くことになるので、正式に雇われる常勤医とは雇用形態が異なります。

そのため勤務時間にしてもスポット的に任されるということが多く、収入面で見てもあまり安定しているとは言えません。

またそのつどに契約が切れた時点で再契約という形になるので、もしも相手側がもう必要ないと思った場合には、そこで契約は終わりということもあり得るのです。

2.確定申告や納税に伴う事務作業が増える

一般的なサラリーマンなどもそうですが、正規雇用の医師は確定申告など納税に関係する事務作業は病院側に請け負ってもらえることがほとんどです。

しかしフリーランスの場合は個人事業主という扱いになるので、確定申告に必要な収支の管理や納税などの事務作業も自分でしなければなりません。

税理士などに依頼をすることも可能ですが、その場合には相応の費用もかかってしまいます。

3.医療事故など万一のための備えを自分でしなければならない

たとえ真面目に勤務していたとしても、自分だけでなく他の要素などもありえるため、どうしても避けることのできないのが事故などのトラブルです。

特に医療事故は場合によっては命に関わることもあり、もしも起こった際には賠償問題や刑事責任など大きな問題に発展してしまうこともあります。

そんなトラブルに関しても、通常は正規雇用であれば病院側が保険や弁護士費用なども負担しますが、フリーランスに関してはそうした補償もありません。

そのため、個人的に保険に入っておくなど、全て自分自身で備えをしておかなければならないのです。

4.常勤勤務医より社会的信用が下がる

一般的に、正規雇用の常勤医に比べると、フリーランスの社会的信用は高くありません。

これは勤務形態が安定していないことや、大きな責任を伴わないといった立場上によるもので、一般的にも正社員に比べて派遣社員やフリーターの地位が低く見られがちなのと同様に、やはり医師の世界でもフリーランスは社会的信用は低いと言えるのです。

5.学会への参加や医療技術習得の活動にかかる経費は自己負担

こちらも病院などに所属する正規雇用の医師ならば病院側が経費を負担してくれる形が多いです。

ただ、せっかく技術を習得させても自身の病院に寄与してもらえるとは限らないのがフリーランスという立場です。

病院側としても投資する意味が薄いため、もしもフリーランス医師が学会に参加したり技術所得をしたいと望む場合には、すべて自己負担になってしまいます。

フリーランス医師が多い診療科

もっともポピュラーなのは麻酔科です。

これは日本の医療界において麻酔医が慢性的に不足していることに起因しており、常勤の麻酔医の負担を減らすため、医療機関にフリーランス医師を雇う傾向があるためです。

また麻酔医は手術ごとに区切りを付けやすく、患者との直接的な接点も持たないため、フリーランスの雇用形態と合っているという側面もあります。

他に多いのは放射線科や、需要の高い整形外科も増える傾向にあります。

麻酔科医の日給は10万円から12万円

さて、「非常勤・スポット」の項目で病院が医師求人を出していますが、ご存知でしょうか?非常勤とはアルバイトと同じ意味でスポットとは単発の意味。つまり、一回限りの勤務形態で交通費と税込みの日勤給与が支払われます。

内容は病棟当直、内科外来、健診など様々ですが、夜勤でなく終日で10万円から12万円というのは麻酔科医の数字です。

麻酔科医は執刀がある場合にのみ仕事をするわけですが、手術中は患者の容態をくまなく観察している習性のため、休日の内科診療でも代診を依頼されることが少なくありません。

ただ、一般的に健診業務では終日勤務で時給1万円程度が普通。それを考えると8時間労働で12万円なら時給1.5万円。

5割増ということになります。

外科執刀医や執刀スタッフに比べて、麻酔科医の仕事は執刀こそないものの重責を担うのは同じ。

場合によっては手術が夜まで延びることもあり、一概に8時間勤務が守られるかどうかはわかりません。

しかし、麻酔科医は手術を追いかけて仕事をするため、手術がなければ他の病院で仕事をするのは半ば当たり前なのかもしれません。

フリーランスの「麻酔科医」は勤務先が固定されやすい

フリーランス医師が就くことの多い科として、麻酔科医が多く挙げられます。

これは麻酔科医の多くが手術ごとの参加となるため、スポットで仕事をしやすいという点や、患者との直接的なやり取りがあまりない立場であるので、フリーランスとしての働き方に合っているためです。

しかし近年では新専門医制度によって、麻酔科医は週3回、同一の施設に勤務することが義務付けられたため、次々と職場を変えることが難しくなっています。

今後、フリーランスにとっては働きにくくなっていくかもしれません。

フリー産婦人科医は約600人

2013年12月13日に公開されたある報告書によると、日本国内には常勤先のない「フリーの産婦人科医」が593人いることがわかりました。

これは、日本産婦人科医会が2013年6月〜8月にまとめたアンケート結果。

全勤務医の1割にも及ぶ数字からは、自らが産婦となって子育て中の女性産婦人科医が増加していることが見て取れます。

593人のうち353人が女性医師。

当直勤務は不可、勤務のフレックス化や時短化などが必須で、場合によっては院内保育施設も必要…こういった事情からやむなくフリーランス医となっている女性産婦人科医が増えている実情があります。

フリーランスとはいっても、家庭事情が要因となるケースもあり、意外にその数は他科にも及んでいるのは言うまでもありません。

小児科や産婦人科が地方の大規模病院から消滅し、集約化されているのはたびたびニュースに上ります。

しかし、女性医師が結婚して家庭に入り、退職することで職場がなくなってしまうケースでは、女性医師が個人クリニックの開業で職場復帰する例もあります。

ただ、社会的事情や個人のライフスタイルがうまくマッチングしないと、フリーという事情を抱えた医師だけが増える診療科の矛盾が残されていくという気掛かりな点はあります。

年間200日働いて、2,000万円。フリーランスは儲かるのか?

勤務医の場合、手取りで1,500万円受け取る人はいても所得税や社会保険料がどのくらいなのかをしっかり把握している人は少ないでしょう。

例えば、3,000万円の年収があっても所得税で40%持って行かれ、社会保険料などを差し引くと1,600万円程度というケースがあります。

ましてや、フリーランスは日給が10万円から20万円。仮に年間200日働けば2,000万円から2,400万円という数字になるはず。

それ自体は非常に魅惑的かもしれませんし、病院での”しがらみ”がない分ストレスフリーに近くなるかもしれません。ただ、デメリットもあることを知っておく必要があります。

フリーランスとは、自営業という意味。経営者でもなく労働者でもありませんから、税控除がほとんどありません。確定申告を行っても、働いた分税金がかかるのです。

ですが、開業医の場合は実際に支払った必要経費額ではなく、概算経費という軽減措置があり、これが税額控除となって手取額を膨らませてくれるのです。

フリーランスで働いて、2,500万円の収入が手取りで半分となったとしても開業リスクを取らずに済むし、勤務医の縛りがない分いい…そういう考えもあるでしょう。

中には「個人事業の開業・廃業等届出書」を所轄の税務署に届けることで、将来の開業資金対策として収入を増やして税額控除を生かす人もいるでしょう。

ただ、これはフリーランスから開業、という道筋のある医師に限られます。

一生涯フリーランスで行くならばこの手は使えません。

フリーランス医師の節税対策5つ

フリーランス医師は特定の病院と雇用契約を結ばない個人事業主と立場になるため、納税なども自分自身でしなければなりません。

当然そこには節税対策も関わるわけですが、ここからはそうしたフリーランス医師の節税対策について紹介しましょう。

1.個人事業主の開業届を出す

確定申告には「白色」と「青色」があります。
白色に対して青色は節税効果が高いことが特徴ですが、誰もが青色を選択できるわけではありません。

青色申告をできるのは開業手続きをし、事業所得を得ている人に限られているので、つまりフリーランス医師も開業届を出す必要があります。

まずは納税する自治体の税務署に個人事業主としての開業届を出しましょう。

2.青色申告の承認申請をする

青色申告も開業届と同様に納税をする自治体に対して承認申請書を出す必要があります。

青色申告ができるようになると、条件に応じた所得控除を利用できたり、家族など事業を手伝ってくれる人に対しての給料を経費として計上すること可能になります。

また他にも様々なメリットがあるので、フリーランス医師は青色申告をすることを前提に動くと、かなりの節税効果が見込めます。

3.所得控除を活用する

以下の表にあるような15種類の「所得控除」活用して、所得税を圧縮することができます。

控除の種類 概要
雑損控除 災害(地震、台風、大雪、落雷、火災、爆発など)や盗難、横領によって損害を受けた時に適用される控除。
医療費控除 医療費を一定額以上支払った場合に適用される控除。
※納税者と生計を同じにする配偶者やその他親族の医療費も合算して控除できる。
社会保険料控除 国民健康保険料や国民年金保険料などの社会保険料を支払った際に適用される控除。
※生計を同じにする配偶者やその他親族の社会保険料も合算して控除できる。
小規模企業共済等掛金控除 小規模企業共済の掛金等を支払った場合に適用される控除。
生命保険料控除 生命保険料や介護医療保険料、 個人年金保険料を支払った場合に適用される控除。
地震保険料控除 地震保険料を支払った場合に適用される控除。
寄附金控除 国、地方公共団体、公益社団法人、公益財団法人などに寄付をした場合に適用される控除。ふるさと納税の支払いもこれにあたる。
障害者控除 納税者や控除対象配偶者、扶養親族が障害者に該当する場合に適用される控除。
寡婦(寡夫)控除 配偶者と死別・離婚して扶養家族がいる場合に適用される控除。
※寡夫控除は、2020年度分から「ひとり親控除」に変更
ひとり親控除 納税者がひとり親であるときに適用される控除。
勤労学生控除 学校に行きながら働いていて一定水準以下の給与所得(前年分の合計所得金額が75万円以下)がある場合に適用される控除。
配偶者控除 配偶者の年間合計所得が48万円以下の場合に適用される控除。
配偶者特別控除 配偶者の年間合計所得が48万円超~133万円未満である場合に適用される控除。
※納税者の合計所得が1,000万円以下であるというのが条件。
扶養控除 16歳以上の子供や両親など親族を扶養している場合に適用される控除。
基礎控除 すべての人に適用される控除。
下記のように合計所得金額に応じて控除額が変動します。
  • 2,400万円以下なら控除額は48万円
  • 2,400万円超2,450万円以下なら控除額は32万円
  • 2,450万円超2,500万円以下なら控除額は16万円
  • 2,500万円超なら控除額は0円

参照:No.1100 所得控除のあらまし|国税庁

上表の項目に当てはまるほど、課税所得から控除額を差し引けるので所得税を節税できるというわけです。

4.必要経費を計上して利益を圧縮する

節税の大きなポイントとなるのが、必要経費を計上して全体の収入に対する利益の割合を下げることです。

所得税は所得が大きくなるほど税率も高くなるため、利益を圧縮することはそのまま節税につながります。

たとえば自宅を個人事業の事務所として利用しているならば、自宅の家賃や光熱費といった支出も必要経費として計上することが可能です。

5.マイクロ法人を作る

マイクロ法人とは、法律的には法人としての格を持つものの、実質的に社長や株主などは自分一人という法人のことを言います。

状況的には個人事業主と違いはありませんが、法人とすることで大幅な節税になったり、社会的信用を得やすいといったメリットがあります。

法人を作るためにも費用と手間はかかりますが、もしも本格的な節税を考えるならば検討してみる価値はあります。

▼関連記事
マイクロ法人で医師が節税する方法医師がマイクロ法人を作って節税する方法【フリーランス医師や勤務医の副業に最適】

フリーランス医が効率よく求人を探す2つの方法

フリーランス医が働く場所を探す場合、効率のことまで考えると大きく分けて2つの方法があります。

一つずつ詳しく見ていきましょう。

上司・先輩や医局から求人を紹介してもらう

まずは病院などで知り合った先輩医師や上司に紹介してもらう方法です。

多くの医師は若い頃に収入を増やす目的や経験を積むためにバイトを経験しています。

彼らもまたその時の先輩や上司から紹介してもらっているので、そうしたつてを頼るのも一つの方法です。

また病院に所属している場合には、医局に相談して紹介してもらうこともできます。

医師専門の求人サイトを利用して探す

もう一つの方法が医師専門の求人サイトを利用する方法です。

近年では転職や就職をサポートする求人サイトは職種によって細分化が進んでおり、わざわざ自分で選別しなくても希望する職種に合った求人がたくさん掲載されているサイトも多いため、仕事を探すには非常に効率的です。

フリーランス医師向けのアルバイト・非常勤求人を効率良く探せるサイト4選

ここからはフリーランス医師に向いているアルバイトや、非常勤の仕事を簡単に見つけることのできるおすすめのサイトは次の4つです。

  1. エムスリーキャリア
  2. マイナビDOCTOR
  3. 民間医局
  4. リクルートドクターズキャリア

上記したサイトの特徴や強みについて紹介していきましょう。

1. エムスリーキャリア

エムスリーキャリアのロゴ
医療従事者の転職支援に特化したサイトで、特徴の一つとしてコンサルタントの全員が医療経営士としての資格を有しているという点があります。

求人数も多く、応募の種類には通常の自身で病院に応募するという方法の他、医療現場に精通したコンサルタントに求人を紹介してもらえる方法もあるのが特徴です。

エムスリーキャリア公式サイト:https://agent.m3.com/

エムスリーキャリアの口コミ・評判を見る

2. マイナビDOCTOR

マイナビドクターのロゴ
人材紹介大手であるマイナビが医師専門の転職サポートとして運営しているサイトで、最も特徴的なのはその求人数の多さでしょう。

特に首都圏・関西・東海地区の求人が充実しており、好条件のものが多くあります。

希望する医療機関へはキャリアパートナーが年収や待遇面などの交渉をしてくれるので、その点でも安心です。

マイナビDOCTOR公式サイト:https://doctor.mynavi.jp/

マイナビDOCTORの口コミ・評判を見る

3. 民間医局

民間医局のロゴ
医療業界に太いパイプを持ち、医師に特化した求人サービスとして豊富な契約実績を持つのが民間医局です。

転職に役立つコラムなどサイトのコンテンツが充実しているのが評判で、またアフターフォローに力を入れている点も特徴としています。

仕事が決まった後も相談を無料で受け付けており、特に女性医師のサポートも整っていると評価されています。

民間医局公式サイト:https://www.doctor-agent.com/

民間医局の口コミ・評判を見る

4. リクルートドクターズキャリア

リクルートドクターズキャリアのロゴ
人材採用支援事業において最大手と言われるリクルート社が医療分野専門に立ち上げた転職支援サイトです。

長く業界で培われてきた経験によるサポートは手厚く、利用者も安心して求職活動ができるというメリットがあります。

非常勤の求人も充実しており、サイトの見やすさも多くの利用者から支持されています。

リクルートドクターズキャリア公式サイト:https://www.recruit-dc.co.jp/

リクルートドクターズキャリアの口コミ・評判を見る

まとめ

以上フリーランス医師の年収や給料事情、メリット・デメリット、効率よく求人を探す方法について紹介しました。

忘れてはならないのは社会保険や税金の高さと自分が病気で働けなくなった場合の対策でしょう。

フリーランスのメリットとデメリットを享受する意志の強さが必要です。

フリーランスの道を歩むには、研修医時代からの下積みの厚さも必要。

フリーランスで成功したい!そう思っている方は、病院の束縛から抜け出たいという方でしょう。

ですが、フリーランスで成功するためには逆に様々な病院と仲良くなることが必須条件。

研修医時代にかわいがられる人が、フリーランスでも引く手あまたになるわけで、八方美人の性格も必要。