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自然の力で母子の成長をサポート!役立つ資格「チャイルドケア」


自宅で毎日できる!アロマやハーブを活用したホームケアの専門家

「子育て」、この言葉から真っ先に思い浮かべるのは、「子どもの成長」です。子どもだけが主役となりがちですが、そこに寄り添うお母さんやお父さん、保育士などの存在も重要です。お互いに触れ合い、かかわり合うことでともに成長することができます。

一方で、子育てが思うようにいかず、悩みを抱えるお母さんが多くいます。核家族化が進むことで相談相手を見つけられないと、子どもとの距離感をうまく築けず、母子ともに成長することが難しくなります。心のなかで助けを求めているお母さんは、身近にいるかもしれません。

母子のつながりを深め、ともに成長できる環境づくりのために、専門的な知識や技術を身につけることは、保育士としてのキャリアアップを考えるうえでも重要です。それを持っていることを認定する資格に、「チャイルドケア」という資格があります。

今回は、保育現場のなかでも自然の力で母子の心を癒し、そのつながりを重視したい場面で役立つ「チャイルドケア」を紹介します。

チャイルドケアってどういう資格なの?

チャイルドケアは、育児にアロマやハーブといった自然療法を取り入れたケアのことです。育児経験のある自然療法家が考案し、保育にかんする認定資格のひとつです。現在では、家庭や保育現場で活用されています。

チャイルドケアの大きな特徴は、子どもだけでなく「親子のケア」をしていくことです。育児をするうえで、子どもの成長を第一に考えすぎてしまうため、お母さんの成長を二の次に考えてしまうことがあります。チャイルドケアでは、子どもと同じようにお母さんもケアします。

チャイルドケアの役割や活動

東洋医学的にアロマやハーブをつかいながら、ベビーマッサージやフットケアなどをしていきます。自然治癒力に注目し、家庭でもできる「ホームケア」を広めます。お母さんが子どもに対して日々の生活のなかで実践できるケアを伝えるのが大きな役割といえるでしょう。

日本では、チャイルドケアは国家資格ではありません。「日本アロマコーディネーター チャイルドケア本部」が認定する講座を受講し、試験に合格すると「認定資格」として取得することができます。

チャイルドケアが保育現場で役立つ場面は?

チャイルドケアの取得をとおして、子どもだけでなくお母さんへのかかわり方が変わり、自らの保育スキルの幅を大きく広げることができます。なかなか相談できない家庭における育児の悩みや疑問に、しっかりと向き合うことができるようになります。

ベビーマッサージの技術も学べるので、とくに乳幼児クラスなどを担当する場合、それを日々の保育活動に活かしていきましょう。子どもに多く触れ合うことで、気持ちを安定させ、健やかな成長に寄り添うことができます。

チャイルドケアは保育現場以外でも役立つの?

チャイルドケアは、親子がともに癒され、成長できるケアの専門家ですから、保育現場以外にも活躍の場があります。むしろ、子どもが中心の場面が多い「保育園」でない方が、チャイルドケアとしての知識や技術を活かせるかもしれません。

主な活動としては、母子を対象にしたホームケアの講習会をします。アロマやハーブの使い方、ベビーマッサージやフットケアの方法などを教えます。また、子育ての悩みがあるお母さんの心のケアを行い、母子がともに成長できる環境をつくります。

こうした活動は、独立して個人で行ったり、地域サークルなどをつくって行ったりするのが一般的です。また、保育園や幼稚園などにオブザーバーとして入り、母子のボディケアやメンタルケアを行うケースもあります。

産婦人科や助産院のように、乳幼児や妊婦に接することが多い仕事でも、チャイルドケアの資格は活用されています。出産や育児へのストレスを緩和し、母子がリラックスして過ごせるように様々なケアを行っています。

自然の力を活用しながら、子どもとお母さんの成長をサポートできるカモ!

チャイルドケアを取得するためには?

チャイルドケアの資格を取得するためには、それを認定する「日本アロマコーディネーター チャイルドケア本部」の講座を受講し、試験に合格する必要があります。合格率は、約90%といわれ、平均合格率約20%の保育士と比較しても、取得しやすい資格といえます。

講座を受講する流れ

講座には、認定加盟校への「通学」、自宅などで勉強ができる「通信」の形態があります。また、「e-ラーニング」を活用する講座もあります。受講期間は講座によって異なりますが、通学であれば120分の講座を7回、通信では約6か月となります。

講座を受講するために必要な資格は、基本的に誰でも受講することができます。保育にかかわる仕事をしている方や現在子育て中のお母さんが中心です。子育て未経験の方やお父さんも受講することができます。

試験内容

試験内容には、各講座で学んだことが出題されます。保育士試験のように、一般的な出題傾向を示すことができません。受講した内容を理解しているかどうかを確認するため、小論文試験となっています。この試験は、自宅でも受験できます。

試験対策のコツ

試験対策のコツとしては、過去問などを入手することはできませんが、各講座のカリキュラムに従い、その範囲をしっかりと学習しておくことが、合格への近道になります。テキストを丸暗記するような勉強ではなく、自ら実践することを意識しながら勉強を進めましょう。

チャイルドケア認定団体の問い合わせ先は?

気になる方、取得を検討している方に向けて、チャイルドケアを認定している「日本アロマコーディネーター チャイルドケア本部」の問い合わせ先を紹介します。

日本アロマコーディネーター チャイルドケア本部

日本アロマコーディネーター チャイルドケア本部では、自らの子育てなどに活かせるチャイルドケア・コーディネーター資格と、講師としてチャイルドケアの知識や技術を指導することができるチャイルドケア・インストラクター資格を取得できます。

主な講座:チャイルドケア・ホームワーク講座

受講期間 1年(標準6か月)
受講費用 42,000円(税抜、分割可)
受講条件 特になし

チャイルドケアを取得して、母子ともに成長できる保育を

チャイルドケアは、アロマやハーブなど東洋医学を活用して母子の成長をサポートするスペシャリストです。核家族化が進み、子育ての悩みを相談できないお母さんを癒し、子どもとリラックスして触れ合う方法を保育に活かすことができます。

子どもだけではなく、「親子のつながり」を重視したい保育士であれば、スキルアップのために取得するのもいいかもしれません。ただ、勤務している園の方針によっては、せっかくの知識や技術を活用できないことも少なからずあるようです。

資格取得にかかる期間が半年から1年であり、比較的簡単に取得できます。また、保育士として働きながら、通信教育を活用して取得することもできます。合格率は高めですが、この資格を活かし方をしっかりとイメージしてから、取得を検討するのがよさそうです。