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仕事を辞める時にトラブルが起きたらどうする?覚えておきたい退職時に多い問題への対処法!


大切なのは対処法だけではない!問題が起きないよう事前に配慮をすればトラブルは回避できる!

退職する保育士の誰もがスムーズに辞められるわけではありません。辞め方や退職時期、園の考え方などによっては、問題が発生することも多いのです。退職時のトラブルによって保育士の心が傷ついたり、園や保護者との関係にしこりを残す結果になることもありますね。

これから退職をしたいと考える保育士にとって、トラブルの対処法を知っておくことは「問題対策」になります。事前にできる限りの対策をとることで、トラブルを最小限に抑えることも可能なのです!

今回は、退職時のトラブル対処法と、問題が起きることを防ぐための対策をお伝えしますね!

保育士が園を辞める時、もしかしたらこんなトラブルが起きるかもしれない!

まずは、どんなトラブルが予想されるのか知っておきましょう。
保育士の退職時に起きるトラブルには必ず「相手」がいます。自分が辞めることで「誰かに迷惑をかけるかもしれない」と考えることから「問題対策」は始まります。

下記は保育の現場でありがちなトラブルです。同じ問題でも「辞める時期」によってはトラブルにならないこともあります。

急に辞めることで周囲に迷惑をかける!

保育士が年度途中で辞めることは本人の自由ですが、周囲への影響は大きく、上司や同僚にも迷惑をかけてしまうことは避けられません。「保育士が抜けた穴」を誰かがカバーすることになり、通常業務外の負担をかけることになってしまいます。その大変さは、自分が逆の立場になって考えてみれば想像できるのではないでしょうか。

職場の人間関係が悪化する!

もともと人間関係に問題のある園では、辞める保育士に対して好意的ではありません。反感を抱いたり、口をきかなくなったり、職場の空気がますます不穏になっていきます。いじめをしていた同僚はターゲットが辞めることに腹を立て、更に態度が悪化することもあるのです。

主任や園長が辞めさせてくれない!

保育士が「退職したい」と言っているのに、上司が様々な理由をつけて引きとめたり、のらりくらりと返答を避けることがあります。主任や園長は園の都合だけを考えているので、保育士の事情を聞いてもすぐに「退職」を受け入れることはできません。特に「年度途中の急な退職」の場合はスムーズに辞めさせてくれない傾向があるようです。

辞めた後のお付き合いでトラブルが起きる!

保育士は職場を離れても、元同僚と飲みに行くことがあるでしょう。あまり好きではなかった元同僚からしつこく誘われ、ストレスになってしまうこともあります。
また、保護者からの誘いに仕方なく応じたものの、ビジネスなどに巻き込まれることも!最終的には保護者とのお付き合いを後悔するようなトラブルに発展することもあるのです。

もちろん、どこの保育園でも同じトラブルが起きているわけではありません!あくまでも少数なのですが、実際に嫌な思いをした保育士は確かにいるのです。これから辞めることを考えている保育士は、次の「トラブル対処法」を頭に入れておくといいカモ!

退職時のトラブル!どんな対処法がある?

対処の仕方については、すぐに実践できる具体的な方法の他に、保育士自身の考え方や姿勢も含まれます。前記で挙げたトラブルを例にして、どのような意識で対応していけばいいのか、自分でできる対処法をご紹介します。

トラブル「急に辞めることで周囲に迷惑をかける」への対処法
辞める保育士にとって急な退職はやむを得ないことですが、だからといって表面的に「すみません」と軽く言うだけでは、その態度がトラブルの元になります。
突然辞めることに少しでも「痛み」を感じているなら、自分の誠意を見せることが必要になります。

迷惑をかけていることを謝罪する

保育士にどんな事情があったとしても、急に辞めることは園に対して申し訳ないこと。その気持ちを言葉にして表現しましょう。個人的に伝えることも必要ですが、職員会議など保育士全員が揃う場面で改めて「急な退職で迷惑をかけること」をお詫びするのも大切なことです。

同僚に差し入れをする

お詫びの気持ちを何らかの形で表したい人もいるでしょう。そんな保育士は休憩用のお菓子などを差し入れするのもいいですね。退職日にお礼として渡す箱菓子ではなく、気軽に食べられるようなお菓子を休憩室などに置いておきましょう。小さなお菓子ひとつでも、あなたの気持ちは伝わりますよ!

誰かの代わりに仕事をする

保育士は退職日までに時間があったら、特に負担をかけてしまう同僚の代わりに、何か自分にもできる仕事をさせてもらうのもいいでしょう。たとえば、同僚が「壁面装飾の当番」になっていたら、代わりに作るのはいかがでしょうか。本人の許可を得ることが前提ですが、同僚は自分の代わりに壁面装飾を作ってもらえることを喜んでくれるかもしれません。

辞める保育士はやりたくないことを無理にする必要はありません。「誠意=義務」ではないので、何かしたいと心から思える時に実行すればいいカモ!

トラブル「職場の人間関係が悪化する」への対処法
職場の人間関係が原因で、泣く泣く退職を決めた人もいるでしょう。
それでも退職が決まった今、保育士は同僚や上司についてもう思い悩む必要はありません。自分が辞めることで人間関係がますます悪化したとしても、自分はもう園を離れる立場!「私には関係ない」と気持ちを切り替えてもいいのです。

あと何日ある?退職日までのカウントダウン!

同僚に嫌がらせを受けていた保育士にとっては、本当に辛い毎日でしたね。それでも、勇気を出して辞めることを伝えて承諾されたら、あとは退職日を待つばかり!その日を楽しみにカウントダウンしてもいいのです。今までがんばった自分に何かごほうびをあげてもいいですね♪

もう力を入れなくてもいい

保育士は退職日までどう働くか?それは人によって意識が違うかもしれませんね。
ただ、もう辞めてしまうのだから「最後まで一生懸命やること」と「もう力を入れなくてもいいこと」を区別して考えることは必要です。

「最後まで一生懸命やること」とは、子どもや保護者との関わり、日常の業務です。当たり前のことかもしれませんが、最後まで丁寧に仕事をすることは、今後の自分にとってプラスになるでしょう。

逆に「もう力を入れなくてもいいこと」とは人間関係です。自分が退職して園を離れてしまえば、ひどい同僚や上司との関係が切れて「どうでもいい存在」になります。今まで「職場の人間関係」に神経をすり減らしてきましたが、もう肩の力を抜いてもいいのです。

いざとなったら「休職」という手もある

職場のいじめがますます悪化したら、休職してそのまま退職することもできます。上司にしっかりと理由を話して「もう耐えられない」「一刻も早く辞めたい」と伝えます。スムーズに認められるかは園の考え方によりますが、ダメでもともとなので思いきって言ってみましょう。もう園に来ることもできないくらい深刻な状態であることを、改めて上司に分かってもらうことも必要です。

人間関係のストレスで辞める保育士は、自分の体調や心の状態を最優先に考えることが大事カモ!

トラブル「主任や園長が辞めさせてくれない」への対処法
あなたの上司はスムーズに退職させてくれそうですか?保育士の入れ替わりが激しい園ほど「上司がしつこく引きとめて辞めさせない」という傾向があります。
保育士は退職することを伝える前に、自分の上司がどう反応するかを予想することが必要!下記では「上司が辞めさせてくれない場合」を想定して対策を考えてみました。

転職エージェントに相談する

なかなか手強そうな上司なら、退職を決める前に転職エージェントを利用してみるのもいいでしょう。
転職エージェントには専門のコンサルタントがいるので、気軽に相談することができます。転職した保育士の情報を沢山持っているので、参考になるアドバイスがもらえるかもしれません。客観的な意見を聞いて「上司対策」を万全にしたいですね!

次の仕事を決めてしまう

保育士は在職中から転職活動をスタートさせます。転職先が決まってしまえば、勤務開始日までに今の職場を辞めなければならないので、上司も認めざるを得なくなります。
転職が決まったという既成事実を作ってしまうことで、無理に引きとめられない状況を作ります。

ただ、注意したいのは「勤務開始日を決める時は少し余裕をもって考える」ということ。
保育士が「来週から勤務するので今週中に辞めたい」と急に話しても、その身勝手な申し出に園も困り果ててしまいます。少なくとも2~3週間以上のゆとりをもって勤務開始日を決定しましょう。

診断書を準備する

人間関係のストレスや、激務による過労などが理由で辞める人は、医師に相談して診断書を作ってもらうこともできます。園でこれ以上働き続けることにドクターストップがかかれば、上司は引きとめることを諦めるでしょう。

保育士は、自分自身の「退職意思」を譲らないことが大事です!気持ちがよく揺らぐ人は上司につけ込まれやすいから、気をつけてほしいカモ!

トラブル「辞めた後の付き合いでトラブルが起きる」への対処法
保育士が退職後に、同僚や保護者に「付き合い」や「交流」を求められ、困ってしまうことがあります。それが原因でトラブルに発展すると、取り返しのつかないことになってしまうことも!
元同僚や保護者との付き合いには「線引き」が大切です。どこまでがOKで、どこからがNGか、相手との間にボーダーラインを引くことはトラブルの防止にもつながります。

個人情報は簡単に教えない

元同僚や保護者に、住所、電話番号、SNSのアカウントなど個人情報を聞かれたら、あなたはどこまで教えるでしょうか。けじめのボーダーラインを見極めることはとても大切!自分の個人情報を教える時には「トラブルが起きる可能性」を覚悟しておくことも必要です。

退職した保育士が個人情報を教えてしまったことで、元同僚や保護者から一日に何度もメッセージが来るようになりストレスになった例は少なくありません。相手にウンザリし、距離を置きたいと考えるようになるでしょう。一旦やりとりを始めてしまうと、後で断ち切るのはとても難しいのです。

そんなトラブルへの対策として、個人情報を教える時には「自分は頻繁にやりとりしないタイプですけど、それでもいいですか?」と予防線を張るようにしましょう。「自分はまめに返信しない」と最初に言っておけば、相手もしつこく要求しないかもしれません。

行きたくない「お誘い」には応じない

元同僚や保護者に誘われたけれど、保育士が「億劫で行きたくない」と少しでも感じているなら、無理をして付き合う必要はありません。言い訳はしなくてもいいので、「予定がある」「行けない」だけ言ってサラリと断りましょう。今後のことを考えても、気を遣って無理をするのはやめた方がいいですね。

保育士が付き合いたくないと思う相手には、「また誘ってください」「今度はぜひ!」とは言わないこと。心にも無いことを言うと、相手はその言葉を真に受けてまた誘いますよ。
断る時は長く会話せずに、少しドライな位のやりとりで接するのがポイントです。

飲み会では言動に注意する

退職した保育士が元同僚と飲みに行く時は、くれぐれも言動に気をつけて!相手は「職場の愚痴を聞いてほしい」「一緒に悪口を言いたい」という気持ちで来ています。一緒になって話していると、後で「○○さんがこんなことを言っていた」と、保育士が話した内容を園にバラしてしまうこともあります。

同じ元同僚でも、以前から仲良しの人なら問題ありませんが、保育士が辞めた後に急接近してくるような相手とは距離を置いた方が良さそうです。

退職は付き合い方を変えるターニングポイント

元同僚や保護者とのやりとりも、時間とともに少しずつ疎遠になっていくものです。保育士は転職することで新しい出会いがあり、元同僚や保護者も後任保育士との関わりが新しく始まります。前職の人間関係にけじめをつけて、付き合い方を変えていくことも必要かもしれませんね。

保育士が在職中に仲の良かった同僚とは、これからも良い友人として付き合っていけるカモ!職場は違っても、同じ保育士を続けていることがお互い励みになっていくでしょうね!

保育士が円満に辞めるためのポイント4つ!

退職することを考えている保育士は、下記のポイントに配慮するだけでトラブルを避けることができるかもしれません。

退職日まで余裕をもたせる

保育士が「退職時のトラブル」を防ぎたいと思うなら、急に辞めることはできれば避けたいですね。
たとえ年度途中に辞めることになったとしても、退職日までに1か月以上の余裕があれば、上司や同僚の負担を減らすことができます。

来年度の自分を予想して見通しを立てる

現在、過労やストレスで仕事が辛くなっている保育士は、今の自分を踏まえて「来年度の自分」を予想してみることが大切です。何も考えずに無理をして仕事を続け、体調がどんどん悪化してしまい、ある日突然仕事に行けなくなってしまう保育士もいるのです。

ギリギリまで我慢して最悪の状態になってから退職を考えるよりも、まだ余裕のあるうちに決断することも時には必要かもしれません。
あなたは来年度も仕事を続けることができそうですか?
今後あなたの職場に良い変化はありそうですか?今年と同じ一年でもいいのですか?

一人担任は避けてもらう

下記のような保育士は年度途中で辞める可能性があるので、できれば一人担任は避けた方が良さそうです。上司に事情を話して複数担任にしてもらえば、退職する時のトラブルを回避できます。

・結婚を考えている保育士
・子どもが欲しいと考えている保育士
・転職したい保育士
・ストレスや過労で体調が思わしくない保育士
・親の介護が必要になった保育士

退職の前後は「言葉や態度」に気をつける

保育士は退職が決まると肩の力が抜けてしまい、緊張感がなくなることがあります。ついつい気がゆるんで不用意な発言をしたり、勤務態度に変化があると、上司や同僚は敏感に感じとります。不愉快な気分になり腹を立て、トラブルに発展することもあるので要注意!
最後だからこそ気を引き締め、相手の気持ちを考えて誤解を招くことは言わないようにしましょう。

トラブルなく退職するために必要なこと

退職時のトラブルは起こってから対処するよりも、問題になりそうなことを想定して対策をとれば未然に防ぐことができます。「無事に退職する」という目標を果たすためには、相手の立場を考えて行動し、細やかに配慮をすることが不可欠だと言えるでしょう。

保育士カモも、今の職場を辞める時は円満に気持ち良く退職したいです!「立つカモ後を濁さず」って感じかな?(笑)