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保育士にとって大切なこと、子どもの主体性は受容から


子どもが自分でできるようになるにはどうしたらいいんだろう? 子どもを保育する上で、大切な考え方をまとめました。

あの先生良い先生だよねと言われるようになるにはどうしたらいいカモ…

保育士にとって大事なことって何カモ…?

ピアノが得意な先生、制作が得意な先生、いろんな先生がいますよね。保育士の仕事の良いところは、自分の得意なことを活かせるところにあります。

でも、一定数、「あの人良い先生だよね」って言われる先生はいらっしゃいます。今回は「良い先生になるためにはどんなことを大切にすればいいの?」こんな疑問を考えていきたいと思います。保育する上で1番大事なこと、子どもにとって安心第一、あたたかい心で過ごせるような場所を目指しましょう!

子どもの思いを受容しよう

保育する上で1番大事なことは、子どもとの信頼関係です。これは当たり前ですよね。しかし、当たり前ほどやってみると奥が深くて難しいものです。

子どもの要求をまずは受けてみて、寄り添ってみてください。子どもの世界に合わせて保育できると、命令することが少なくなり、楽しく過ごすことができます。

~できるは大事ですが、ちょっと待って!

好き嫌いしないようにする、話を聞ける、友達を大事にできる…。

これらは確かに重要です。でも、ちょっと待ってください、これらを目標にしてしまうと目線が偏ってしまいます。できる、できないで区別してしまうと、子どもを型にはめた保育になってしまいます。

「~できる」はとっても指標にしやすい目標だと思います。誰から見ても、きちんと並んでいる、などは分かりやすいですよね?しかし、保育の1番大事なところは、子どもとの信頼関係です。保育士や周りの大人がきちんと甘えさせてくれることで、子どもたちはあたたかい気持ちをもって、外の世界に意欲的にやってみる気持ちを育むことができるのです。

「~できる」ためにはどうしたらいいんだろう?

これを考える時は、「~してみたい」意欲を目標にすると良いと思います。子ども目線が子どもとの信頼関係の第一歩になるのです。

色んな場面に対応できる先生になろう!

いろんな方法を知っている=いろんな子ども、状況に対応できるということです。

「子どもが主体的に活動するために、先生は遊びを考える」なんて当たり前のこと。でも、想像できますか?子どもが主体的に活動している姿。それぞれの活動によって違うし、とても曖昧ですよね。

良い先生は保育する遊びや指導の引き出しを多くもっています。「こんな困ったさんには、こうしよう」というのが経験値からすぐに出てきます。沢山引き出しを持っていることで、スムーズに対応もしやすくなりますので、余裕をもって保育ができますね。それでは、具体的に3つ説明していきます。

言葉の引き出しの多さ

言葉は、人の気持ちと気持ちをつなぐ大事なツールです。子どもにとって、分かりやすい言葉、わくわくするような言葉、聞きやすい言葉の間、抑揚、大きさこれらを意識してみましょう。

子どもが話を聞くには、「きちんとさせる」ではなくて、先生が魅力のある話をできるようになることです。特に、素話は子どもと先生の対話です。普段の絵本、朝の会など言葉を全体に使う時、意識してみると、保育がグッと楽になるかもしれません。

指導の引き出しの多さ

手を洗う、ご飯を食べる、跳び箱をやってみる・・・子どもに指導をするときは毎日毎日ずっとします。この時、分かりやすく伝えることは、非常に重要ですよね。声で伝えてみても、子どもが理解できない場合は、イラストを描いてみたり、やる気の出るような工夫をしてみたり、色々工夫すると思います。

この時、方法をたくさん知っていると「今度はこれをやってみよう」と前向きにすぐに取り掛かることができます。取り掛かりの差が保育の差にのちのち繋がっていくので、指導の引き出しに関しては、数多くやってみることが大事になると思います。

遊びの引き出しの多さ

遊びをたくさん知っていることで、遊びを組み合わせたり、工夫が多くできます。鬼ごっこや既成のルール遊びだけではなくて、泥だんごの綺麗な作り方や、ちょっとした遊びにスパイスが入れられると、子どもの心が輝いて、やってみたい気持ちが広がっていきます。

まずは何でもチャレンジが大事!保育理論は後からついてくる

子どもの様子を見て、やってみようと思ったことを実行し、どうしてうまくいったのかな?と後から考えると、理論はついてきます。まずは小難しいことは考えず、子どものありのままの姿から、「楽しそうだな」「これならできそうだな」ということをやってみると、上手くいったところ、いかなかったところ、必ず結果がでます。

ここで、上手くいかなったことを反省し、同じようなシチュエーションで失敗しないために、改善することはとても大事なのですが、一方で上手くいった理由を考えられることも同じくらい大切です。

上手くいったことは、限りなく正解なので、何かしら理由があるのです。上手くいくと、「こうすれば良かったんだ」という方法が分かります。そして、更にそのことを考察すると、「こうだから、こうしたら上手くいったんだ」という保育理論の学びになります。

保育士にとって、成功体験から得られることはたくさんありますので、些細な成功でも、こぼさずに考えていきましょう!

子どもにとって良い先生を目指して~困った時はかならず助けてくれる~

子どもにとって、自分の思うことを好きなように、のびのびできるけど、困ったときは必ず先生がいる。こんな関係が理想だなと思います。

そうなるためには、子どもの思いをしっかり受け止められる先生であることが絶対です。先生というと、先頭に立ってリーダーのように導くことがよく想像されますが、あくまで援助者であることを忘れてはいけません。

前で引っ張っていくことも大切ですが、子どもを信じて、陰で支えられる力を持つ先生が良い先生だと言えるでしょう。