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派遣社員のスポットってどんな働き方?


スポット派遣社員として登録する際の注意点と心構えとは?

生活する上で、何かと必要なものがお金です。会社等から得る収入だけではやりくりが厳しい方がいるでしょう。また部活の活動費や小遣い稼ぎのため、学業の合間に派遣会社に登録したいと思う方も少なくありません。

会社員、学生、主婦などは日常的な活動が優先のためレギュラーワークのように決まった曜日や時間を確保して稼ぐことはできません。

「毎週同じ曜日に働くことはできないけども、来週なら2,3日休むことができる」といった直前になって分かる休みもあれば、「大学が夏休みになるので、その間働きたい」など年間スケジュールとして分かるものであります。

今回の記事では、都合に合わせて単発的に仕事をすることができるスポット派遣についてお話しします。

事実上スポット派遣社員になれるかは、雇用保険の加入義務で判断できる。

現在正社員である筆者も収入減になったことがあります。収入をアップしようと労働者派遣法改正後に、ある派遣会社を訪れた時のことでした。

派遣会社の担当の方から「あなたは雇用保険の加入義務の対象者になります」と説明を受け登録をあきらめたことがあります。具体的にどういうことか、労働者派遣法改正の面からご紹介します。

主な労働者派遣法の改正点は日雇い派遣を原則禁止したこと

上記の件で、派遣社員として登録をあきらめたのは、筆者がこの「原則」にあてはまったからです。この原則にあてはまらない方とは

  • 60歳以上の方
  • 雇用保険の適用を受けない、いわゆる昼間学生
  • 派遣社員以外の本業で年収500万円以上あり、副業として派遣社員になる方
  • 世帯収入が500万円以上あり、主たる生計者ではない方

つまり、この4つの例外規定のいずれかにあてはまる方はスポット派遣社員になるのに、なんら支障がありません。筆者の場合60歳未満であり昼間学生でもない、会社からの給与も世帯収入も500万円以下の主たる生計者でした。

派遣会社としても、筆者を日雇いとして雇用できません。そのため登録の段階で31日以上の雇用契約を結ぶ、つまり雇用保険に加入する必要がありました。

正社員として会社で雇用保険に加入している筆者が、二重に加入はできないため登録しなかったわけです。

日雇い派遣原則禁止の例外業務について
上記の原則にあてはまる方でも、厚生労働省の「禁止の例外として政令で定める業務」に該当すればスポット派遣社員として登録できます。

通訳、秘書、ファイリング、受付・案内、OAインストラクション、金融商品の営業、事務用機器操作などです。一般的に日雇い雇用でも支障のない業務を労働政策審議会で決定したものです。

※参照 厚生労働省「派遣労働者・労働者の皆様」

スポット派遣社員として登録できるかは、雇用保険加入義務の対象者か確認した方がいいカモ。

実際のスポット派遣社員の職種や仕事予約について

派遣社員がスポット的に働く職種や仕事の予約方法は、今も昔も大きく変わりません。以前なら電話やメールが主流でした。現在は各派遣会社のポータルサイトから登録するのが一般的です。

電話やメールは、欠員補充など緊急性が高い場合に限られます。

スポットは単発仕事とも呼ばれます。

工場での単純作業や、イベントスタッフ、パソコンでのデータ入力、ドライバーや助手などです。派遣先で業務に関する諸注意や説明を受ければ、すぐにできる仕事が中心です。

工場での作業では、力仕事など体力勝負の派遣先は男性が中心です。ピッキングや梱包作業は男女とも人気の職種で、比較的年配の方も多く見受けられます。

イベントスタッフは、催し物では男女半々ぐらいですが、販売促進キャンペーンなどは女性中心です。

実際の仕事予約について

本来なら、仕事予約は派遣会社のポータルサイトから毎回予約するのが普段の流れです。しかし、実際には派遣先の社員の方から「明日も仕事ありますが、できる方はいますか?」と直接声をかけられることも多いです。

可能である旨を伝えると、派遣先の社員から派遣会社に連絡していただけます。派遣先としても、日替わりで別の派遣社員が勤務するより、慣れた派遣社員が勤務する方が業務の説明をする必要がないなど、手間を省くことのできるメリットがあるからです。

スポット的な仕事でも、頑張り次第では慣れた派遣先で断続的に働くことができるカモ。

スポット的な仕事でもまじめに取り組むことが大事

スポット派遣社員でもまじめに取り組めば、助っ人として派遣先に歓迎されるカモ。

筆者自身、数多くの派遣先でスポット的に働いてきました。派遣社員の中には「どうせ今日だけだから」と雑な仕事をする人もいました。

しかし、そのような方は結局どこの派遣先でも同様の振る舞いをしており、派遣先から派遣会社にクレームが上がります。

就業できる派遣先も限定されるように、結局は派遣会社自体から姿を消すことも多いです。

逆に、まじめに取り組むと派遣先の社員とのコミュニケーションもとれ、「次いつ来てくれるの?希望日あれば、こちらから君の会社に連絡しておくよ」と言ってくださることもありました。

働く立場としても、いくら単発とはいえ慣れた現場の方が働きやすいです。また期待されて働くことができれば、やる気も出てきます。

今回の記事を読んで、スポット派遣社員の実情や仕事への取り組み方を感じていただけたらと思います。