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派遣社員にも責任はあるのか?重要なのは仕事に取り組む姿勢


派遣社員も常にお客様のためにという意識を持って働く

派遣社員として働いていた頃、休憩中にある同僚派遣社員から「派遣社員はたいして責任もないし、気楽だ」と言われたことがあります。

責任と言えば、時々テレビなどで企業の責任者などが責任をとって辞任するシーンを見かけます。責任とは、責任者だけが負うものでそれ以外の方にとって関係ないことなのでしょうか?

筆者自身多くの派遣先で働き、派遣会社から処分された社員を何人も見てきました。彼らに共通するのは「決められたことをやらなかった」「決められた以外のことをした」ことです。

結果的に彼らは派遣先・派遣会社に迷惑をかけ、派遣先や派遣会社から去ることになりました。

今回の記事では、派遣社員の責任とは何かまた責任を取らないようにするにはどのようなことに気をつければよいかについてお話しします。

派遣社員が遅刻・欠勤した場合に負う責任

派遣会社は登録会で、派遣社員に対し就業に関する様々なルールを伝えます。社会人として守らなければならないことは勿論、就業に関する諸注意を受けます。

派遣社員も仕事をする以上責任を伴い、かつ責任を負わずに済むにはそうすればよいかの道標になります。

この章では、定められた通勤手段や連絡方法を行わずトラブルを起こせばどうなるかについてご紹介します。

通勤方法に関するルール

通勤方法は基本的には公共交通機関を利用するよう指示があります。車や自転車・バイクなどでの通勤は事前に許可がない限り認められません。

公共交通機関でなければ通勤時間が読めない、通勤途中で事故に遭いやすいなどが主な理由です。

同じ派遣会社の社員で、雨の日に自転車で通勤途中に転倒し就業できないことがありました。派遣先から派遣会社に欠員が出ている旨の連絡が入り、本人に連絡を試みるもつながりませんでした。

派遣先には、決められた時間に決められた人員を配置しなければ契約不履行になります。結局、禁止されていた方法で通勤し欠勤した派遣社員は、当該派遣先での就業が禁止になりました。

決められた連絡方法をとらなかった場合も責任を負うことがあります。

例え遅刻せずに就業を開始したとしても、自宅を出発する時や就業先での到着報告をしないと何らかのトラブルがあったと判断し別の派遣社員もしくは派遣会社のスタッフを派遣先に向かわせます。

自宅出発報告がなければ、本当に派遣先に向かったかどうか判断できません。また派遣先到着の連絡を入れなければ通勤途中で事故に遭った可能性も考えます。そのため連絡を怠った派遣社員にペナルティが課されることもあります。

勤務する際は、連絡をきっちりした上で、事故に遭わないように指示に従った方がいいカモ。

派遣先における派遣社員の責任の範囲とは?

派遣先では、派遣社員と派遣先社員が一緒になって働きます。派遣社員にとって派遣先社員はお客様です。確かに派遣社員と派遣先社員は立場の違いはあります。

しかし、共通しているのは、商品やサービスを求める一般のお客様がいるということです。派遣社員も一般のお客様という存在を意識すると、責任感をもって勤務するようになります。

商品を大事に扱いミスを減らす気持ちをもつ。

ピッキングという職種では、商品に破損や汚れがないだけでなく個数もチェックします。問題のある状況でお客様へ商品が届くとクレームになります。クレーム件数が頻発すると派遣先企業の経営にも大きく影響しかねません。

派遣会社の信用にも関わることであり、派遣社員の立場としても勤務する派遣先を失うことになります。「派遣社員には責任などなく、自分1人ミスぐらいしても平気だろう」と考えず、目の前の仕事を黙々と続ける自覚をもつことが大事です。

たとえ1日だけの接客でも一期一会と思い、大事にする。

イベント会場や販売促進など一般のお客様と接する機会もあります。多くが1日単位の仕事です。

派遣社員の中には、「どうせ今日だけだから」とただ時間が過ぎ去るのを待つだけの方もいます。気持ちは接客態度に現れます。笑顔や声が出ない、案内や説明が不十分などいい印象を持たれません。

お客様を怒らせてしまう派遣社員もいて、当然派遣会社にも連絡が入ります。派遣社員自身がなぜクレームになったかを自覚しないと別の派遣先でも同じミスを繰り返すことになります。

原因を改善できなければ、就業できる選択肢を自ら狭くすることになります。

その日限りの仕事でもスキルとなり、次の仕事で活かせると考えるべきカモ。

結局、立場の違いがあっても働くことに責任を伴います。

派遣社員も含め、働く全ての人に責任はあると考えるべきカモ。

働く側は商品やサービスを提供し、お金という対価を得ます。どんな仕事でも変わりはありません。「お客様は神様」ということを常に意識すると、責任感も出て、責任を取るべき事態にもなりません。

仕事で成功している方は1日1日の仕事を大事にし、将来の自分につながることを知っています。その意識のない方は、いつまでたってもスキルや常識が身につきません。派遣先が変わっても一緒です。

今回の記事を読んで、派遣社員も責任感を持って仕事に取り組むことが大事だと感じてもらえればと思います。