派遣をスキルアップに活用するには、明確な目標と仕事への姿勢が鍵


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派遣でスキルを磨く鍵は、将来の自分を見据えながら仕事に向き合うこと

世の中には多種多様の働き方があります。一般的な働き方を大別すると、「正規雇用」と「非正規雇用」になります。しかし、その違いは表面上の違いに過ぎません。

「職場の仕事を覚える」とは多くの場合、その職場だけで通用する「マイナールール」であることが多いです。何の目標もなくただ自宅と仕事先を往復するだけの生活をしていると

いざその仕事がなくなった時、「自分には世間から認めてもらえるものがない」という現実を思い知らされます。

目標とは平穏な毎日だからこそ持つべき将来への危機感とも言い換えられます。

今回の記事では、派遣という働き方をしながら、将来への目標設定をすると同時に、どのような姿勢で仕事に取り組むべきかについてご紹介します。

資格は日本中で共通の認識を得ることができる基準になります。

正社員でも、派遣社員でもある程度時間単価の高い仕事をしようと思えば、自分自身に「付加価値」が必要です。

私自身も様々な派遣先で働きながら、「時給が安い」と嘆いたものです。しかし、時給が安いのは特別なスキルを必要としない「付加価値のない労働力」で事足りるからです。

それでも毎日仕事があれば、不満を持ちながらもだらだらと日々を過ごしがちです。しかし永遠に続く仕事や会社は存在しません。いつかは外の世界に投げ出されます。

いくら派遣元で評価してもらっても、派遣先以外の方には知る由もないことです。新しい職場で働くには、「自分という人間を買ってもらう」必要があります。

今働いている派遣先以外の方に、「自分は何ができるか」を伝えることができるように目指すカモ。
同時にこのまま日々を過ごしてよいのかと疑問を持つようにして自分を客観的に見てみるといいカモ。

また、履歴書や職務経歴書などでアピールするものの1つに「資格」があります。日々の生活の中で、向上心を持って生活していたことを示すものです。

資格という日本中で認識してもらえる「スタンダードな知識」を得るといいですね。

資格を所持しているだけでも、何もない方よりもアピールできます。しかし、資格に経験という肉付けをするとスキルアップにつながります。

例えば「パソコンの資格を取得して経験を積みたい」と、派遣会社にその旨を伝えます。仮に派遣会社が資格取得のバックアップをしてくれなくても、諦めないことです。休みの日に勉強すればいいのです。勿論自費ですが、「将来への投資」と考えて下さい。

見事資格を取得できたら再度アピールしてみましょう。派遣元では「正確で速く、大量の処理ができるパソコン操作」を求められます。その経験がスキルへとつながります。

資格所持は幹、資格を活かした経験は枝葉と考えてみるカモ。名言カモ。

派遣先の職種経験がスキルアップにつながると考えるようにする。

例えば外食産業に興味がある場合、派遣会社にその旨を伝えるのも1つの方法です。コンビニバイトでも構いません。資金を貯めて将来はオーナーになりたいという目標を持てば、日々の作業も経験であると割り切ることができます。

「接客」は実務でなければ身につかない典型的なものです。普段の勤務態度に気を付け、また他の店員の様子も観察することが大事カモ。

また、勤務態度に気を配って常に周りの様子も観察してみると必ず見えてくるものがあります。お手本となる接客をしている方を見れば「先生」と言えますし、逆は「反面教師」です。いずれにしても参考になります。

いずれにせよ目標をもって仕事をすれば、全てが経験と思えるようになるカモ。名言カモ。

日雇労働者についての労働者派遣の禁止の例外業務で経験を積む方法もあります。

平成24年に労働者派遣法が改正され、原則日雇いが禁止になりました。しかし例外規定もあります。

厚生労働省 禁止の例外として政令で定める業務の中には「通訳、翻訳、速記」というものがあります。

国家資格で「通訳案内士」がありますが、難関資格の割には、専業として働けるのは一部の方だけというのが実情です。

派遣では、数日だけの「お試し」が可能です。「通訳という仕事がどんな世界かを知りたい」方に適した例外規定です。

中間まとめ

派遣社員として働きながらスキルアップするには、常になりたい自分になれるように目標をもつのがいいカモ。

私自身も派遣社員として働きながら、いくつもの資格を取得しました。現在はそれらを活かせる仕事を見つけ、正社員として勤務しています。

心掛けていたのは、「寝ている時以外は常に頭か体を動かすこと」でした。「ヒマ、退屈」という言葉も口にしなくなりました。

時間はとても貴重です。年齢を重ねるとそれだけ選択肢が狭くなります。あくまで世間からの評価ですが、「時間の価値は年齢と共に低下する」と思うぐらいがちょうどいいでしょう。

正社員より高収入・自由度の高い派遣社員をご紹介

派遣社員は「期間を定めた雇用」のため、一般的には条件はよくないと思われがちです。しかし、私の知り合いの派遣社員の中には、しっかり稼いで貯金ができる方もおれば、毎年海外旅行に行くなど、いい条件で働いている方もいます。

また、時間管理も自分のペースでできるため、条件のよい仕事を渡り歩く方もいます。

一方、正社員の方は「期間の定めのない雇用」ではあるものの、わずかな手当を支給されるだけで収入が伸びない方もいます。

今回の記事では、時間管理や働き方次第では、正社員よりしっかり稼いで自由度の高い派遣社員についてご紹介します。

派遣社員は働いたら働いた分だけ、給与が支給されます

現在私が正社員として勤めている会社の直属の上司に主任クラスの方がいます。給与について話し合う機会があり、「一般社員の時に比べ年収が下がってしまった」と言われました。

一般社員の頃は、残業すればするほど残業代が支給され、体力的な負担はあるものの収入面では恵まれていたとのことです。

しかし、主任に昇進し毎月わずかな主任手当を支給されるだけで、残業代が支給されず、収入が下がってしまったと言われました。

典型的な「名ばかり管理職」です。派遣社員の場合管理職に就くことはありません。しかし、サービス残業をすることもありません。働いた時間数分の給与が支給されます。

労働時間数に応じて給与額が決定するので、割り切って考えられていいカモ。

正社員の仕事は、身分や雇用が比較的安定しています。しかし、逆に言うと会社や部署に縛られています。

会社のどの部署や上司の下で働くかは選べません。過度のストレスを抱えながらも働き続けるか、退職するしかないのが実情です。

派遣社員の場合、紹介予定派遣は派遣先が固定されてしまいますが(それでもどうしても合わなければ異動を申請できます)、それ以外は「日々登録」です。

派遣会社のポータルサイトで「1日単位」での登録が可能です。就業時間、就業先、時給、福利厚生、簡単な作業内容、必要な物などを確認の上登録が可能です。

しかし、働きやすい派遣先であるかどうかは実際に働いてみないと分かりません。人間関係などが最たる例です。

どんなに時給が高くても、継続的に働かなければ給与は低くなります。派遣社員の場合、「お試し感覚」で仕事を選べるので、いい派遣先が見つかれば働き方次第では正社員より収入が多くなることもあります。

派遣社員は時間を自己管理できれば高収入につながりやすい

派遣社員の場合、掛け持ちが可能です。条件のいい仕事を登録しながら、他の派遣先での仕事を登録することが可能です。

一方、正社員は仕事の掛け持ちができません。仮に2つのプロジェクトを同時に行ったとしても、給与面では一律です。インセンティブが存在している場合は例外です。

注意すべきは時間の管理です。派遣社員の仕事はオフィスワークを除き、基本的に立ち仕事です。いくら自由度が高いと言っても、休みなく働くと身体に無理が生じます。

正社員の場合、業務命令で休みたくても休めない会社があります。しかし、派遣社員の場合は全てが自己管理です。例えば家族の用事がある日を、事前に休日に指定することもできます。

「週に1日は休日にする」など、自分自身の体力などを見極めた上でルール作りをするのが賢明です。

長期的な視野で見ることもリスク回避の上で重要です。私の知り合いの派遣社員で無理をしすぎて休業した方がいるので、注意が必要です。

正社員の場合は有給制度がありますが、会社に申請する必要があるため、派遣社員の方が自由度は高いです。

夜勤専門の働き方は、どうしても体調を崩しやすくなります。人間は本来夜間に眠るようになっており、昼間は騒音などもあり熟睡できない要素が多いです。

夜勤の場合、22~5時の実労働時間に対し1.25倍の賃金が支払われます。稼ぎたい方がどうしても夜勤の派遣元に集中しますが、例えば、「週4日夜勤、週2日日勤」のように組み合わせできるのも派遣社員の魅力の1つです。

中間まとめ

自分自身を見つめなおしつつ、ヤドカリのように仕事を探せるのが派遣社員の魅力カモ。

正社員と派遣社員の両方を経験した私にとって、派遣社員のメリットは「ヤドカリのように自分に合う仕事を探し続けられる」ということでした。

気力も体力も充実していた頃は、仕事をどんどんこなし正社員よりも給与は髙水準でした。しかし、年齢と共に体力の衰えを感じ始め、資格を取得して現在体力的に負担の少ない仕事に従事しています。

自分自身を含め、社会や周囲の環境は常に変化します。その変化を予測し対応できるかが長期的な安定収入につながります。

派遣は切り捨てられる? 労働者派遣法改正に伴う過去と現在の違い

2013年に改正労働者派遣法が施行されました。
「突然の雇い止め防止に効果があるのか?」
「安定した雇用につながるのか?」
「スキルアップしたいが、教育訓練の機会が広がるのか?」
「派遣先の正社員との格差是正につながるのか?」

など不安に感じる点が少なくありません。

改正された法律を見ても、あいまいな表現で派遣社員に寄り添う形になっていないのが実情です。

今回の記事では、派遣社員の立場から見た労働者派遣法の改正が、具体的にどのような影響を及ぼすかについてご紹介します。

労働者派遣法の改正で、突然の雇い止めや長期雇用の促進につながるか?

派遣元のポータルサイトで、日々仕事の予約をしている方の中には

「毎日予約の奪い合いは面倒なので、いい条件で安定している仕事があるのなら腰を据えて仕事をしたい」

と考える方も少なくありません。

改正法案で「無期契約の派遣期間の制限を設けない」ことになりました。しかし、契約は派遣元と派遣先の合意によるものです。

私も運送会社に派遣された経験がありますが、ガソリン価格の高騰が長期化した影響を受け、突然契約が破棄されました。

契約そのものが消滅すれば、必然的にその契約を結んだ派遣先での就業はできなくなります。

同じ派遣先で5年働いたら期間を定めない雇用を勝ち取れるか?
派遣社員の中には契約更新を繰り返し、結果的に同じ派遣先で長期間就業している方もいます。改正法案では「5年を経過して、期間を定めない雇用を希望すれば会社は拒否できない」という内容が盛り込まれました。

しかし、この5年は改正労働者派遣法が施行された2013年4月からカウントされます。少なくとも2018年4月以降から対象者が現れることに注意が必要です。

登録型派遣社員でも、3年経てば雇用安定が実現できるか

改正法案では、有期労働契約で3年働いた派遣社員が継続勤務を希望すれば、派遣元は

  • 派遣先への直接雇用の「依頼」
  • 新しい派遣先の提供
  • 派遣元での無期雇用(前の章を参照)

などの措置を講じる必要があります。

しかし、派遣先への直接雇用は「依頼」であり拒否される可能性もあるカモ。また新しい派遣先がいい条件である保障はありません。

スキルアップの機会の増加や、格差是正につながるか?

派遣社員の中にも派遣という働き方を通じて、「スキルアップしたい、できれば教育訓練費などを支援してほしい」と考えている方もいます。

改正法案では、派遣会社が派遣業を営むには、教育訓練を実施することが義務づけされました。

しかし、どのような訓練をどれだけ行うかという具体的な内容が明記されていません。スキルは派遣社員の適正や特技などがベースとなります。

同じ派遣先で正社員と同じ仕事をしている方には、格差を実感し是正してほしいと考える方もいます。

格差を感じるものには、賃金、福利厚生、有給休暇などがあげられますが、改正法案では何も変更はありませんでした。

具体的には、同じ派遣元で普段から同じような職種を掛け持ちするか、別の派遣元で探すかになります。いずれにしても限られた期間の中でスキルアップする目標をたてるといいでしょう。

納得のいく支援が期待できなければ独自でスキルアップを目指した方がいいカモ。

中間まとめ

労働者派遣法が改正されても必要以上に期待せず、普段から個人レベルでできる対策を講じることをおすすめします。

派遣社員でも正社員でも、「雇用される立場」であることにはなんら変わりはありません。いつ世間の荒波に投げ出されるか分かりません。

たとえどんなに高収入で派遣先に認めてもらっている方でも、その仕事がなくなれば、派遣先以外の方には自分自身の良さや、頑張ってきたことはなかなか理解してもらえません。

客観的に「自分のスキルや良さは世間一般で通用するものか?」と、自分自身を見つめなおすとやるべきことが見つかります。

職場を失ってからでは遅いので、普段から対策を取る必要があります。

以前なら、終身雇用の大企業も珍しくありませんでした。しかし、現代はグローバルの時代ですので、社員だけでなく会社自体も不安定な立場です。

性に合わない職場・仕事でストレスを抱える正社員より派遣がいい理由

働き方のスタイルには様々なものがありますが、会社の下での働き方の代表的なものは、派遣社員と正社員です。

しかし、雇用期間に制限があるかどうかの区別はあるものの、「雇われの身」であることは何ら変わりません。

職場での仕事内容や人間関係において、ストレスが受けるのは同じです。しかし、正社員と派遣社員の立場では、職場での束縛度、自分の適性に合った職場の見つけやすさに違いがあります。

今回の記事では、正社員と派遣社員の両方を経験した私が、それぞれの違いを通じて派遣社員の方が良い面をご紹介します。

派遣は正社員より人間関係や適性で、自由に職場を選択できます

昔から、「蓋を開けてみなければわからない」と言います。派遣社員が派遣先を探す場合、派遣会社のポータルサイトで探すのが一般的です。

勤務場所、時給、勤務時間、作業内容などを事前に確認してから登録できます。しかし

「職場の人間関係は良好か?」
「作業はきつくないか?」
「自分に合った職場なのか?」

など実際に就業してみないと分からないことがたくさんあります。特に人間関係を事前に知るのは困難です。

正社員や派遣社員には、意地の悪い方もいます。相手が派遣社員なら仕事を覚えるまで我慢すれば、本来派遣社員同士では上下関係はありませんから、必要以上に我慢することはありません。

しかし、相手が正社員だと、立場の違いはどうすることもできません。

正社員の場合

人間関係のもつれで、どうしても克服できないものであれば、正社員は退職という重い判断をする必要があります(なかなかできないので、正社員の方がむしろストレスが溜まります)

派遣社員の場合

いくつもの派遣先を登録する「リスク回避」というのが可能です。どうしても我慢できないのであれば、当日の勤務が終了するまでは職場にいて、同じ派遣先の仕事を登録しなければいいだけです。

誰にも許可を得たり、判断してもらったりする必要がありません。

性に合わないと思ったら、必要以上に我慢せず次の派遣先を探したほうがいいカモ。

しかし、永遠の自分探しにならないようにすることも重要カモ!

工場で働く方は、無口な方、人付き合いの苦手な方が多いのが実情です。また、「変化に弱いタイプ」、「判断に弱いタイプ」という方も多く見られます。

しかし、世の中の人が全て、社交的であるとか、なんでも自分で決断できる人ばかりではありません。

派遣社員の方の働く姿を見て、「無口だけど、まじめに言われたこと、決められたことをコツコツやるタイプ」と感じたことは意外に多いものです。

登録型派遣には、工場勤務などの、あまり一般の方との接点のない仕事が多くあります。それぞれに合った仕事がちゃんと存在しているということ。

正社員でも、判断に迷えば上司に報告します。しかし、派遣社員にはなんら裁量権がありません。

逆に言うと、通常と違うことがあれば正社員に責任や判断を振ればいいだけです。正社員の方には間違いをおかした場合、責任問題となり「そんな判断もできないのか!」と叱責されていたりすることよくありますよね。

目指すものが分からないまたは複数なら、派遣社員の方がいい場合がある

派遣をスキルアップや経験を積むために利用しようという方もいます。しかし、正社員の場合、「どうしても向いてない」と思えば、退職という決断を迫られます。

退職したいと思っても、預貯金や援助が充分でなければまた次の仕事を見つけておかなければ実行できません。

「試用期間」というのがありますが、派遣社員の場合、雇用主が試すと同時に派遣社員側も試すことができます。

派遣社員の派遣先には、コンビニなどの販売、飲食店勤務など様々なものがあります。自分が本当にやりたいことが分からない、色々ありすぎて迷う方もいるでしょう。

中間まとめ

居心地が悪い、自分のペースでやりたい、やりたいことが見つかるまで探したい方は派遣社員が合っているカモ。

人間は生きていれば色々なストレスを受けます。しかし、ストレスも許容できるものとそうでないものがあります。派遣先で「お前の代わりはいくらでもいる」と言われたことがあります。

反論しませんでしたが、その言葉を発した人間の代わりもいくらでもいます。大統領でさえも、不測の事態が起これば事前に定められた方が「代行」します。大統領といえども「代わり」がいるのです。

正社員は休みたくてもなかなか休めないこともあります。派遣社員は勤務する日も、場所も自分で決めることができます。

あまり自分自身を追い込むと、取り返しのつかないことになる可能性があるので、休息はきちんととりましょう。

派遣の平均月収はどれくらい? 年収アップ方法と地域格差の有無について

派遣社員の年収は「時給×年間の総労働時間数」で決まります。ですので、年収をアップさせるには、時給を上げつつ、労働時間を増やすことになります。

しかし、派遣会社のポータルサイトで検索しても、似たような条件の派遣先が多いのが実情です。スキルアップすれば、時給の高い派遣先での就業も可能になりますが、すぐに実現できるわけではありません。

私の勤めていた頃の派遣会社のサイトは、1つの地方に限定されていたので、その他の地域のことはわかりませんでした。しかし現代はスマホの普及により他の地域の情報も容易に入手できるようになりました。

今回の記事では、派遣社員の平均的な月収、地域格差があるのか、あるとして年収アップにつなげる選択になりうるか?などについてご紹介します。

最低賃金と深夜における割増について

最低賃金(最低限の時間給)は47都道府県ごとに、決められています。「厚生労働省 地域別最低賃金の全国一覧」で確認できます。全国最高は東京都の932円、全国最低は宮崎県・沖縄県の714円です。

この最低賃金は、居住地と勤務先が異なる場合は勤務先のある住所が適用されます。

派遣社員において、居住地・派遣元・派遣先の住所が異なる場合は派遣先、つまり実際に勤務する住所の最低賃金が適用されます。「厚生労働省 派遣労働者への適用」で確認できます。

「地域別最低賃金の全国一覧」で、九州地方を例にとると、福岡県だけが765円と高く設定されており、それ以外の県は714~715円とほとんど変わりません。九州地方の福岡県以外の方で、

  • 福岡県への交通費が安くつく。
  • 福岡県にも、親戚など何らかの居場所がある。
  • 学業などで福岡県に行くことがあり、そのついでに就業可能である。

上記に該当する方は、交通手段などの条件が確保されれば、他の都道府県での就業も検討してもいいカモ。

改正最低賃金法により、平成20年から深夜時間22~5時の間は賃金を25%増しで支払うこととなりました。現実には休憩時間には賃金は支払われないので、例えば実労働時間が6時間であれば、時間給×1.25倍になります。

同じ時間数を働くなら、深夜時間に働いた方が収入アップにつながります。

全国的に見た派遣社員の平均的時給・年収について

私が実際に派遣社員として働いた経験から言うと、1カ月の実労働時間は176時間程度です。
派遣の仕事は1日8時間ぐらいまでで、1週間で5日勤務ぐらいが限度です。実際1週間の労働時間は40時間と決められています。

コンビニの時給を例に挙げて説明しますと、

  • 東京 時給平均1,300円×176時間=228,800円(年収2,745,600円)
  • 埼玉 時給平均1,000円×176時間=176,000円(年収2,112,000円)
  • 大阪 時給平均1,100円×176時間=193,600円(年収2,323,200円)
  • 福岡 時給平均 800円×176時間=140,800円(年収1,689,600円)

となります。

時給、年収は東京が高く、全国的に「東高西低」カモ。

地方の場合、就業先は駅前などには多いですが、少し離れるとほとんどない地域も珍しくありません。

また交通費に関しても東京は「規定により一部支給」というのが一般的ですが、それ以外は交通費支給に関しては触れられていませんでした。

派遣が地域格差を利用し、年収アップにつなげるには

ここまでの話から、関東、特に東京の時給、年収が高いのは分かります。しかし、最低賃金が高いのは物価が高いのが一因になっており、家賃も地方より割高です。

いくら給料が高くても生活費が高くなれば、あまり豊かさは感じません。

派遣会社の求人の中に、自動車や機械製造のものがあります。それらの多くが寮費は無料、赴任旅費支給、食事補助、満了慰労金支給や社会保険完備など充実したものになっています。

これらの仕事は都心から離れていますが、最低賃金はあくまでも「都道府県」で決まります。月収も25万円近くですので、贅沢しなければ、貯金できます。

中間まとめ

住んでいる地域に十分な雇用がなく、派遣会社を通じて「安定かつ生活費を抑えられる派遣先」を紹介してもらうのもいいカモ。

年収は高い時給の仕事が安定供給されて、初めて実現できます。「時給が安い、仕事がない」と嘆いていても解決できません。

「何かいい条件の仕事はないか?」と常に情報のアンテナを張り巡らせることが肝心です。

体力のあるうちに、例えば扶養家族がおらず比較的自由に動けるのであれば「今がチャンス」と思い派遣会社に条件のいい派遣先を紹介してもらうのも、現状打破の1つです。

派遣を自由な働き方という視点で捉え、勝ち組につなげた事例をご紹介

一口に「派遣社員」と言っても、実に様々な業界、業種があります。「派遣社員とはどんな働き方ですか?」と聞かれ、まず頭に浮かぶのは「派遣は自由」ということです。

私自身多くの派遣社員の方と共に仕事をしてきました。その中で、正社員になる方、正社員でなくても自分のやりたい業界・業種に進んだ方、自営業を始めた方など

派遣社員のままでも派遣先で信頼され業務を続ける方には、「目的意識を持つ」という共通点があります。

その目的意識を持つことで、サーフィンのように自由に波に乗れば世間一般から不安定と見られがちな派遣社員も「安定した勝ち組」になれる可能性があります。

今回の記事では、どのようにして「安定した勝ち組」になれるか、事例を挙げてご紹介します。

勝ち組に入れるかは、自由ながらも自己管理できるかが基本となる。

派遣社員は派遣会社のポータルサイトで、自由に働く曜日や時間を指定できます。残業のある派遣先もありますが、事前に派遣先から「残業依頼」があるので依頼を受けるかは自由です。

勝ち組に入れる方には「時は金なり」という意識がとても強いという共通点があります。

例えば、往復の電車の中での過ごし方でもその差が表れます。他の派遣社員とムダ話ではなく「情報交換」している方、1人で資格のための学習をしている方など様々です。

休日の過ごし方も有意義です。常に何らかの目的をもって行動しています。自由な時間をいかに過ごすかが、長い目で見て「勝ち組」に入れるかが決まるカモ。

派遣の自由な働き方は、「とりあえずその世界に飛び込んでみる」を容易にする。

何をやりたいか目標を持てずにいる方は少なくありません。派遣会社の請け負う業界は実に様々です。工場勤務、外食産業、オフィスワーク、テレアポ、引っ越し業者などです。

私の知り合いの派遣社員で、平日は工場勤務、土日祝は外食産業とダブルワークした方がいました。その中で「接客が好き」だと気づき、外食産業中心に就職活動をして正社員の道へ進みました。

例えば、外食産業の正社員になりたいと思い、どの会社のホームページを見ても、いいことしか書いていませんし、ネットでの色んな書き込みなどを見ても迷う方が多いのが実情です。

派遣会社のポータルサイトでは、複数の外食産業の求人募集をしていることがあります。

可能であれば、できるだけたくさんの会社で働きながら、実際の職場の雰囲気、仕事の進め方、正社員の方はどのような働き方をしているかを事前に知ることができます。

工場勤務では、一般の人と同じでは、時給は低いままですが、フォークリフトに乗れる方は時給が高めです。働きながら、高い給料の方は何ができるのかを間近で見ることができます。

様々な業界で働ければ、それぞれで必要とされるスキルを自由に知ることができていいカモ。

まとめ

自由な時間をもつことができ、自由な働き方が選べる派遣社員は「勝ち組」と考えていいカモ。

人生の早い段階で、やりたいことが見つかる方ばかりではありません。学校を卒業しても「どのような道に進めばいいか、分からない」と感じる方が多いのが実情です。

私自身も派遣社員で働きながら、自分がサービス業界に向いていると知るきっかけをつかみました。

派遣社員という働き方は、「自由な立場で、自由の利く働き方」とも言えます。様々な業界、職種が選択でき、チャレンジ、リセットを繰り返しながら自分に合った働き方を見つけることが可能です。

派遣社員を通して「勝ち組」になっていただければ幸いです。